コミック版「風が強く吹いている」
(原作 三浦しをんさん マンガ 海野そら太さん
集英社 ヤングジャンプコミック)の、
五巻を読了しました。

この話は、
箱根駅伝をテーマにした小説が原作でして
陸上の素人を中心としたチームが、
予選会を勝ち抜いたのち、
最終的に箱根駅伝を走り結果を出すのですが、

そんな発想で話をかくことが、まずはスゴいのと、

そんなリアリティーのない荒唐無稽な設定が
リアリティーをもって読み手に伝わってくる、
三浦さんの綿密な取材に加えて、

御自身のエッセイで、「大好き」と広原をしている
三浦さんの駅伝好きっぷりが
彼女の精密な筆致で伝わってくるのです。

あまり、泣くことを誇らしげに言うつもりはないのですが

こればかりは、涙腺を直撃されました。

そんな原作も、とにかく感動もので面白いのですが、
マンガになればマンガならではの
巧みで的確な絵の持つ説得力や力強さが加わって
相乗効果でスゴいことになってしまいます。

海野さんの原作に対する理解が

読み手である僕と一致するところとか
僕を上回っているのと
説得力のある描写をされているところが

やはり読んでいて気持ちよいのです。

5巻も見所いっぱいなのですが、


ムタが走りきって、双子へたすきをつないだものの
体調を崩した神童ががブレーキになる。

でも走りきって往路十八位で翌日に

復路の六区の
ユキの激走から、ニコちゃんへとたすきを繋ぐ

そんなところのイチイチに
感動をしながらも、

一気に読み終えてしまったのです。

海野さんの力強い描写と原作の
やはり相乗効果に加えまして、

原作にはあまり出てきていない
六道大の藤岡とか東体大の榊以外の
駅伝メンバーとかの描写も

話に厚みを加えているような気が
いたします。

いやー、続きが気になるスポーツマンガであります。

にしても、海野さんといい、おお振りのひぐちアサさんといい
少女ファイトの日本橋ヨヲコさんといい、
女性でスポーツを魅力的に描くことができる
描き手さんがふえるのは、いいことですね。

「風が~」の5巻が出た翌週に
「少女ファイト」も「おお振り」も
新たな展開がありましたしね。

原作は、文庫化もされますので
一読をおすすめします。



さて、そんな「風が~」の5巻ですが、
オビには映画の公開情報が
かかれていました。
この秋に、映画が公開されるのです。

まあ、舞台でも上演されているので
映画化について、違和感はありませんし

原作の雰囲気を良く残すような、
さわやかな青春映画になってほしいものです。



それで、こちらは
小説の映画化と言うことですから
マンガの実写化とは分けて考えるのが
スジだと思うのです。

ただし、なんか映画化などの言葉を見ると
警戒をしてしまうのは

比較的残念な実写化のドラマとかを
目にする機会が増えたからなのかなあと
自分なりに思うからなのです。



こんなニュースもありました。

人気漫画『BECK』実写映画化にファン騒然
6月07日 07時04分

「月刊少年マガジン」で昨年まで連載され単行本の発行部数1500万部を記録した人気漫画『BECK』(ハロルド作石著)の実写映画化と、主要キャストの一部が発表された。

主役の天才ギタリスト・南竜介(原作では準主役)役に水嶋ヒロ(24)、ボーカリスト・コユキ役は佐藤健(20)をはじめ豪華メンバーが揃い、監督はヒットメーカーの堤幸彦が務める。

 同作は、「音楽を題材にした作品は売れない」と言われた漫画界の常識を打ち破り大ヒットした傑作。ロックバンドのメンバー達が数々の試練に立ち向かい、挫折を繰り返しながらも成功に向かって進んでゆく姿を描いた物語が読者の共感を得て、終了した今なお絶大な人気を誇っているがゆえか今回の実写化には賛否両論の意見が飛び交っている。

「原作のイメージを壊さないで欲しい」「俺の想像の中で生きている『BECK』の音楽を汚されたくない」など原作のイメージを大切にしているファンは否定的な意見を寄せているようで、mixiのコミュニティに「映画公開を反対する」といった内容のトピックが立つほどだ。

 ちなみに、原作の演奏シーンは各楽器の効果音を「ギュワアアン」などの文字と演奏者や観客の表情から読み手がどんな曲が演奏されているか想像をするという画期的な手法が取られていた。

 肯定的な意見の多くは「イケメン勢揃い!早く観たい!!」「堤監督が上手いこと料理するでしょ」など、キャストやスタッフの豪華さから伺える期待感から来ているようだ。公開は来秋を予定。



ま、成功例もあれば失敗例があるのも
この業界なのですが、

うーむ

ちなみにBECKのアニメについて
僕は違和感なく見ることが出来たのですが…


実写化の話に加えて、
キャストの話題が先行となると、

なおさら違和感を持つのですが。

先日、当ブログで紹介をした
週刊文春の水島新司さんと野村克也さんの記事について、

「(水島マンガの)実在選手・監督を踏み台にして、ひたすらに自分のキャラを礼賛するばかりの惨状に業を煮やしたノムさんが、ついに三行半を叩き付けた…とか、そういう展開を大いに期待していたのだが…」


などとご自身のブログに書かれた人がいて、

大いに納得してしまったのですが…

それとは微妙に
問題点は異なるかもしれませんが、

まずは、そのキャスティングありきで、
キャストの俳優を持ち上げるための材料として
お話し(台本なり原作なり)があるとなると、

なんのための原作かわからなくなって、


多くの実写化作品が
そのような経過で作品の魅力が
落ちてしまったということもあるので、


BECKはそうならないといいなぁと
思ったのですが…


うーむ

なかなか難しい問題でありますね。


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