2009.06.21 かもすぞ~
大好きなマンガ「もやしもん」
(石川雅之作 講談社 イブニングKC)は、
菌を目で見ることが出来る農業大学に通う学生と
個性的な学友や教授、周囲の人たちを巡る
青春群像劇です。

最近の連載のなかでは、
地ビールの蔵を経営している女の子加納さん(メガネがカワイイ)と
地ビールに偏見をもつ農大の学生武藤さん(鼻絆創膏がカワイイ)との
バトルがあって、

加納さんの地ビールをオイしく武藤さんが飲むってことで
バトルは一見落着しますが、

その後、武藤さんがビールってなんだろうってことを
考える話になって、

考えた結果として、現在は、
オイシイ地ビールを、偏見なく広めるために
農大版「オクトーバーフェスト」を行う
という話しが展開されています。

そんな武藤さんが、地ビールについて考えるきっかけとなったのは、
武藤さんが加納さんのファームを訪れた時の、
こんな話でした。

わずか二ページなので、会話のみ紹介します。


武藤「加納さん ビール蔵の方 見せてもらっていい?」


加納「もちろんです
 戻ってからすぐに蔵は動かしてますから
 なんでも見てください

 見学っぽく説明とかしながらがいいですか」


武藤「大丈夫 何となくダラダラ見たいんだー

何かドイツで修行して確かな腕がどうのとか
アピールしてる地ビールとか苦手なのよ

そこは当然の下準備なんだから
いちいち言うなって思っちゃうのよね」


加納「わかる気もしますけど
本当に地ビール嫌ってますねムトーさん

そんな説明しないですよー」

武藤「ご ごめん 今回 加納さんのをおいしいと思ったから
偏見は捨てたいんだどね…」

加納「そう言ってもらえると
あたしは逆にうれしいですけどね

そんなムトーさんに
味で勝ったんだもん

みんながみんなにそう出来れば
そりゃいいですが

こればっかりはコツコツですもんね」

武藤「そうよね…
正直ね…どうしても あたし
地ビールには何かそういうヒネたイメージがあるんだ」

加納「大丈夫ですよ
ぶっちゃけると私も未だにそうですもん。

だからがんばるしかないんです
逆にストレートで やりがいありますよ」


というやり取りをしながら、
実際に蔵を2人で見たのですが…


この話自体も考えさせられる話で
ナルホドーと思ったのですが、

すとんと僕の中に落ちた原因の一つとして

この話を読んでいるうちに、

これって、
「地ビール」を「コミュニティー放送局」に置き換えると
そのまんま話が通じてしまうのだろうか…

と思えちゃったのです。


当初はある意味町おこし的にもてはやされ
現在は次第に淘汰されつつある




しかも、この話を僕が読んだのは、
当「ラジオふらの」の4月の番組改編時期の
直後でしたしね。

さまざまな地域で、営業的にも苦戦をされている
コミュニティーFMがあります。

また、CFMに対する「偏見」みたいなものも
ないことはないでしょう。

たとえボランティアスタッフとはいえ、
CFMに関わる身としては

加納さんの
「こればっかりはコツコツですもんね」ではないですが、

自分の与えられたワクの中で、番組作りを真摯に行うのは
もちろんのことなのですが、

このようなブログなどを通じて、
可聴域ではない人にも、発信をしていくなど
番組+αの活動とかが大切なのかな、
などと、改めて思ったのでした。




話は変わって、こちらも漫画の話です。

約1年前に最終回をむかえた
天野こずえさんの、コミックが
「アリア ARIA」で、
マッグガーデンから単行本も出ています。

原作の雰囲気をよく出しているアニメも
ほぼ同じ時期に終わり、
大変好評でした。

北海道の地上波では放送されなかったので、
しばらく前のお話ですが、
最終話が収められたDVDが発売された直後、
すぐに購入をし、
見たときは、感動のあまり、
藍華ちゃんのように「うりゅりゅぅ~」っとナミダしながら
見ました。


こちらの舞台は近未来の
テラフォーミングされた火星

テラフォーミングの結果として海が出来たり
気候や重力の調整も出来て、地球とほぼ同様な環境が
整えられたうえ、
地球(この世界ではアクアと読んでいます)から
さまざまな文化遺産を運び、
再び地球のような生活が出来る
そんな火星の一角にある、

かつてのヴェネツィアから文化財を運んで作られた
運河と海の街、ネオヴェネツィア

そこで働くウンディーネという仕事の女の子が
主人公です。

ウンディーネとは、ゴンドラを漕ぐ
仕事です。


言い換えれば、町で観光産業に従事をしながら
けなげにがんばる女の子の成長譚です。

何が良いかっていうと、
そんな観光産業に携わっている主人公が
心底、その場所がすきだということが伝わってくるところが

まず、いいのです。

また、彼女らだけが、その場所が好きというのではなく
町全体に、町を大切に思い、
町が大好きであるというキモチが
話の端々にあらわれていて

そんなところも
いいなーと思うのです。

残念ながら、ネオヴェネツィアの舞台となった
ヴェネツィアには行ったことがないのですが

きっと、こんな感じで、
町の暮らしに自然と誇りを持ちながら
楽しみながら日々生活をしているのだろうな、

と、思えるほどですから。


町での暮らしを、
地元の人たちが楽しんでいる様子が
伝わってきて、観光をしていても
なんだかいいなーと思うのは、

僕が沖縄を訪れたときに感じたことです。

(ちなみに天野さんは現在、
沖縄を舞台にした漫画を連載されています)


そして、
沖縄から帰ってきた時に思ったのですが、

実は北海道の観光地で少々足りないところが
そこなのかなーなどということなのです。


だから、観光客の価値観とか目線も大切かもしれませんが、
それのみを大切にするのではなく、

自分の生活を大切にして

そこの場所を大切におもうという気持ちがあって

そのうえで、自分の感じた良さを
来た人にも共有してもらう。

「ARIA」を見るたびに
そんなふうに北海道もなればいいなぁ
などと思うのです。


そして、そんな感覚の対極に来るのは
「提案する」とか
「仕掛ける」とか
「大作戦」とか「戦略」といった言葉。

この手の言葉をまちおこしのなかで聞くと

まぁ、わからんこともないのですが、
正直、どこかいつも違和感を覚えてしまいます。

ウマく説明できないのですが。

ARIA的なものの対極にあるというと
共感してもらえるのでは
ないでしょうか。

そして、僕自身、現在富良野の生活を楽しみながら、
そんな様子をラジオやブログで発信していること以上に
何ができるのだろうか、


コミュニティー放送局に携わるものとして

それ以前に、
富良野に住むものとして、

何が出来るのかなーと


いつも考えている事なのです。





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