☆「カフェ・ノラ」(富良野市下五区)

冬祭り前にもかかわらず
急に、休日出勤が入ってしまいました。
ここの休みをアテにしていただけに
このタイムロスは、相当ヤヴァい。

しかも、この仕事は
継続的にあと1週間ちかくしないと
終わらなそうなお仕事であったりして



更に時間が削られる見込み…




でも、
「おまつりの準備があるから
お仕事できまへ〜ん」
などとは言えないのがツラいところ(アタリマエ)

血涙を流しつつ(そんな気分で)
お仕事へと向かったのでした。

ただ、そんな休日出勤の時に
心の支えになるのが
こちらで食べるカレーなのです。

富良野のタマネギ畑の中に
忽然と立っている、築60年の古民家を改装した、
ギャラリー&陶芸工房『野良窯』 さん。

午前中の仕事を終えて車を走らせると
変わらぬタタズマイでむかえてくれます。

カラカラと軽やかな音を立てるドアを開くと

ぷぅんと漂う馥郁たるお香の匂いが
まずは、疲れた神経にシみますね〜。

キシキシと成る木の床を踏み、
昔のお医者さんで使っていたという
面白い座り心地のイスに腰を下ろすと

メニューをもってきてくれます。

と、メニュー見る前は
「スープカレーでも食べよ〜」
と思っていたのです。

こちらは、スープカレーも
大正時代のルーカレーも
ラムのあったかキーマカレーも
それぞれがじんわりとやさしい味をしているということで

すごく安心して頂くことができるのです。

前回来たときもスープカレーでしたが、
ま、間があいていたので
これがいいのかなぁ、と思っていました。

と思っていたのです。



メニューを見たっけ

「日曜限定」と書かれているメニューが
あるではないではないですか。

しかも、ぼくにとっては、インド定食以来の
新メニュー

と、いうことで、注文したのが
「ラビーカリー」でした。

耳慣れないメニューでしたが
メニューを見ると
なんでも、ココナッツミルクが使われた
スリランカ風のカレーだとのことで

古くは小川屋商店、
近くでは、アジア金星堂や、美瑛のバーチなどで
ココナッツミルク入りカレーのウマさに
目覚めたワタクシにとっては
ウレしいかぎりであります。

オーダーをしてから
トイレへと向かったのですが
その間も漂う、お香の香り

ゼイタクな時間ですね。

しかも、トイレへ行く時は、ギャラリーにもなっている
居間のような部屋を通らなければならない

障子からさしてくる穏やかな陽光とか
欄間彫刻のように部屋の間にあいている
飾り窓とか

窓に並べられている
陶器のミニハウスなどをみながら

やはり昔のマドガラス越しに農村風景を見ると
もう何年も行っていない

北関東の祖父母の家を思い出すのです。

と、少々時間をかけてもどると
さっきまでカフェにも漂っていたの香の匂いが
スパイスの香りに変わっています。

シュンシュンと音を立てているヤカンをのせた
石油ストーブもこの空間にはピッタリとハマって
いい感じであります。

待つことしばしで、いつもの灰白色の鼎のような
三本足の食器に入って、野菜サラダが登場

エスニックなドレッシングとシャクシャクと小気味よい
葉っぱの歯ごたえの感触を味わいながら

さらに待つことしばしで
野菜サラダと同じ形で
大きさが2周りほど大きい食器に入って
登場をしました。



これは、

見た目にも鮮やかな 緑がかった鮮やかな黄色。
しかもそのカレーの色を補う

水菜やピーマンの緑が
なんとも調和をしております。

と、いうことで
いっただきまーす

と、カレーを一口。

パク


ヲ?

ヲヲヲヲヲヲヲ!


じぃぃぃぃいいいん


こ、コレハイイ。


まずは、ココナッツミルクの穏やかな味わいに
癒されるのですが、

それにくわえまして
決してケレンミがある感じではないのですが
スパイスの香りがしっかりとでていて
気持ちよく鼻腔に口腔をくすぐり

しかも、残響のような旨みにコクが
いつまでもいつまでも
ぼおっと残るという。

やさしい、こちらのお店の方の
笑顔や人柄のような

ヤサシクもアタタカイカレーであります。

スリランカ風とメニューには書かれていましたが
東南アジア風でもある感じでして

共通点である、インド洋の海洋性の
カレーなのかなぁなどと

ぼおっと思いながらも
スプーンは止まりません。

ウマすぎて。

しかも、具のベーコンが、
細かく切られている物の
かみしめるたびに出てくる
夥しい脂に旨み
それから、カレーの香りにも負けない
燻香が、ハーモニーにアクセントをつけていて
すごく強い存在感をシメしています。

水菜やピーマンは、その彩りだけではなく
シャキシャキな食感もいい。
それと、ココナッツミルクのカレーには
欠かせない、名バイプレーヤーのタケノコも
コリコリシャクシャクとした食感とともに

このカレーにはよくあっていますし

どっちかというと
コリコリシャクシャクな食感の中で
ヤワラカい食感と
独特のウマ味担当の
シメジの存在も有りがたいところ。

しかも、当然ながら
新米故か
少々ヤワラカイ感じに炊きあがった
こちらのお米に、あうんですよね。

と、



口の中にコリッとした食感が



スプーンですくってみると



挽かれる前のクローブでした。

当ブログをまとめた自費出版物の表紙には
「も×し×ん」にインスパイヤされた
スパイスに目鼻を付けた絵を描いていますが

手前味噌ながら、そんな絵を
思い出してしまいました。

さらにすくったら
カルダモンとかも入っていましたし…。

そんなせいか、
まろやかだなーまろやかだなーと
思いながら、口では辛さを感じないのですが
中盤くらいからは、しっかりと汗ばんできた。

口で感じず体で感じる
そんなのも刺激的なカレーであります。

てなことを考えつつも、

シメ残りのカレーにライスを残ったライス投入し
一気呵成に
うめーうめーいいながら
夢中で完食。

ぷっはー。

でもって水を一口

んくっと飲んで

人心地つきました。

が、
気がつくとしっかりと汗をかいていまして。

外は氷点下三度
石油ストーブがシュンシュンいっているものの
木造独特の、涼しさをも感じます。

が、そんな中だからこそ、
アタタカサを感じることができて
それが心の芯までをもアタタカクしてくれるようで

ホットになりやした。

そうそう、2008年には
いくつか悲しいお別れをしましたが
今年10月、中富良野にある
大好きなグリーンカレーを食べることができるカフェ
Shimba'Cafe 小川屋商店の休業で
少々お寂しくなってしまった、
富良野のココナッツミルク入りカレー事情でしたが

このメニューの登場ということで
少しだけホッとしながら

午後の仕事へとむかったのでした。



☆「カフェ・ノラ」(富良野市下五区)
◇営業時間◇ 11:30〜23:00
◇定休日◇ 11月〜4月は土日のみ営業 ◇駐車場◇ 有り




☆「soup curry room CooDoo(クードゥー)」
(札幌市中央区大通東4丁目4-45)

冬のお祭り直前ではあるものの、
そのお祭りには欠かせないものを
手に入れるために
札幌へと向かいました。

でもって、札幌での要件は無事終了。

その後は、イベント前最後の札幌ということで

札幌のスープカレーの食べ収めになってもいいように
お気に入りの店へ行きたい

と、いうことで訪れたのが

CooDooさんでした。

こちらは、外から見ると、
銀色のステンレスっぽい入口のドアと
真っ白な壁とのコントラストが、
まずはオシャレであり、
60〜70年代のサイケ・ポップとか
昔のSFに出てくる未来の家とかをも
思い出させてくれるのです。


しかも店内に入ってもオシャレでカラフルなのです。

基調は白なのですが
プラのイスとかが、インテリアの雑誌にも載りそうな
デザイナー系ですし
丸いテーブルとカウンターも
これまたオシャレ

丸く空間を区切っているパーティーションとかも

60年代のアメリカのドラマや
SFに出てくる基地のようですし

イスから床から、おもちゃのような色遣い
SFのようなインテリア
アオとか赤とか黄色オレンジなどが
パズルとかゲームの駒のように配置されていますが
原色というよりは、やはり60年代に多く目にしたような
少々くすんだ色ってのが、またいい感じです。
店内を見ているだけでも楽しくて

なんだか秘密基地感じが漂っています。

しかも店に入って、カウンター席に腰を下ろした瞬間
耳に入ってきたBGMが
TOTOの「99」でした。


もう、なんか、これだけでウレしい。

昼食時間をハズした時間である
午後2時過ぎに行ったのですが

こんでいるハズです。

さて、オーダーは何にしよう。

こちらは、札幌の人気店ですが
メニューは比較的シンプル。

メインは、
チキンカリー
ポーク角煮カリー
野菜カリー
チキン野菜カリー
ポーク野菜カリー
豆腐ハンバーグカリー ※数量限定
シーフードカリー ※平日夜、土日祝のみ

辛さは

0 辛いのは、まったくダメな方
1 辛いのは、あまり得意じゃない方
2 辛いのは、まあまあいける方
3 辛いのは、結構いける方
4 辛いのは、全然いける方
5 辛いのは、超好きな方
5〜10
11〜∞(無限大)
11番からはピッキーヌが入ります

トッピングは
チーズ(スープorライス)ハーフ・ブロッコリー
温泉タマゴ・タマゴ(ウズラ5コ)・なす・オクラ
小松菜・納豆・ソーセージ 3本・挽肉・しめじ

といったところで
数量限定の豆腐ハンバーグや
日祝限定のシーフードにも
惹かれたのですが

ここは原点に返って、

チキン野菜の5番

マンスリートッピングのから揚げにも
惹かれつつも、トッピングは
いつもの温玉を。

あと、お米を雑穀米とターメリックライスから
選択できるので
雑穀米をお願いしました。


で、こちら、スタイリッシュなお店であるにもかかわらず
スポーツ新聞とか週刊ポストが置いてあるというのに
気がついたのは、前回こちらに一緒に訪れた
畏友P氏でした。

スタイリッシュなお店だと
「ヴォーグ」とかしかなかったりして
読む物がないので手持ちぶさたになることが
少なくありません。

(エスニック系のお店だと
地球の歩き方とか現地のガイドのみって場合も
少なくなくて、これはこれで、ですが…)

が、こちらではそんな心配なし
僕みたいなカレーオヤジ(加齢おやじ)でも
大丈夫。

POROCOや北海道新聞や
道新スポーツもありますしね。

なんて、感じで時間をつぶしながら

ココチヨイ洋楽に混じる
時折厨房より流れてくる
「ジャーっ」というイセイの良い音を聞き、
ワクワクしながら、待つことしばし。


じゃーん、まずは雑穀米から登場しました。


おおう。

ご飯の横に添えられている
金褐色の漬け物もいい感じです。

でもって、スタイリッシュな食器に入って
カレーも登場

存在感のある具だくさんの合間から
垣間見られる、黄色がかったスープから
漂ってくるのは

ルーカレーっぽいかおり

しかも、表面にういた
バジルと

夥しい量のゴマ・ゴマ・そして、ゴマ。


こりゃあ、ウマそーだ。

ってことで、いっただっきま〜す
まずはスープを一口

パク




!!!

うをををををををっ

こ、
これは

う、ウマい

ウマすぎる。

まずは、香りと同様な
ルーカレーっぽい味が来るのですが
その直後には、丹念にとられていたことがわかる
スープのコクとウマが
たっぷりとしみでていて

しかも、ルーカレーとは一線を画するのが
その独特のスパイス遣い

最初の印象から、一瞬で
変化をして、

この不思議なバリエーションもいいっスね。

でもって辛さもまた
時間差でビシッとやって来て
シゲキテキですよ。

また、これでもかと散らされたゴマが
コクとか旨みを補いつつ

直球のカラさの緩衝の役割を果たしている。

これまた、札幌の人気店を引き合いに出しますが
他のスープカレーでは、カオスっぽい味が
魅力となっている場合もありまして
それはそれで好きなのですが

すごいストレートにウマさが伝わってくるので

カオスっぽいスープカレーとは
明確に違うのです。

うわっ、ウマいわ
コレハウマいわ。


しかも、こちらは具材が細切れに
なっていないタイプです。

野菜に埋もれている(それだけたくさんの野菜が
入っているということですが)チキンは
見た目では主張していないですが、味はホンモノ。
骨離れがよくって
しっかりと中に肉滴を封じ込めているタイプ。

にんじんの柔らかさと甘さに
かぼちゃもほこほこあまあまで
しかもキャベツもしっかりとアマい。

これはカレーのカラさと好一対。

ピーマンにオクラのアオい感じに
じゃがいものホコホコ感じ
(あと、スプーンでツツいていたら
ぺろっと皮がトレまして
骨離れのいいお肉にはよく巡り会いますが
皮離れのいいジャガイモって、初めてです) 
もウレしいですし

なすはジューシー、
シメジにいたっては
傘部分はもちろんのこと
こりまたしっかりと油通しされた
軸や石突きの部分までウマい。

あと、札幌だけではないのですが
スープカレーの名店といわれる店で
ビックリするのが

ブロッコリーやヤングコーンまで
しっかりとウマいのです。

ここも例外ではなく

むしろ、この色が変わるくらいジックリと
油通しされたブロッコリーの
独特な感じが
ツボなのだなぁと
再認識をしながら


楽しい時間は、あっという間に過ぎるモノ

残ったスープと具材の中に

雑穀ライスを投入で

攪拌しい
とっておきの温玉をツブして

一気呵成に

いっただっきま〜す




ぷっはぁぁあ

いやー、うんめいね〜
しあわせだね〜

と思いながら、

これまた最後のタノシミと、とっておいた
うずらの卵を食べたら

!!

こちらの黄味も、半熟でした。

こんなウレしいサプライズも
いいですね。



ほのかに香る、カレー粉のような香りに
マンゾクをしつつ

水をグビッ。とのんで


ふーっ。

見渡すと

周囲でも多くの人が
満足そうな顔をしながら
カレーを食べているということで

そのように愛されているお店。

今年で5周年だそうです。
おめでとうございま〜す。

と、思いつつ、ココチヨイ唇に残るヒリヒリとともに
車に乗り込み、富良野へと向かったのでした。



☆「soup curry room CooDoo(クードゥー)」
(札幌市中央区大通東4丁目4-45)
◇営業時間◇月〜土 ランチ11:30〜15:00、ディナー17:00〜22:00
日祝 11:30〜22:00
◇定休日◇ 水曜日 ◇駐車場◇ 有り





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