カシパンの湯 〜糠平温泉中村屋 他

今週のカレーのページに、
道東のカレー屋さんの名前がある

ということは、
当たり前ですが、道東へ行ってきたということなのです。

本職の脂っこいオシゴトが一段落しまして
シフトの関係で、久々の連休となりました。

それ以前、温泉といえば、

38湯目に訪れた、「ヒュッテバーデンかみふらの」

こちらは、十勝岳温泉郷のなかで、
最もこぢんまりとしている温泉で
行った日も、ボク以外にお客さんは
一人しかいませんでした。

だから、ゆっくりとくつろぐことができるのです。

十勝岳〜吹上温泉まで
僕の自宅からは、車で30分という場所に
住んでいるので


多少周りがニギヤカでも、
アカいお湯と、断崖絶壁の超絶景を見ながら
秘湯気分を味わいたい!
と思う時は、凌雲閣へ。

同じく多少周りがニギヤカでも、
広い露天をゆったりと楽しみたい!
と思う時は、白銀荘へ。

静かな風情を味わいつつ、
ヒバ張りの内風呂や
夕陽でも見ながらぼーっとしたい
と思う時は、カミホロ荘へ。

そして、同じく静かな風情を味わいながら
碧茶色のお湯に沈みたいと思う時は、
ここヒュッテバーデンかみふらのへ。

と、使い分けができるのです

地元民の特権ですか。


といったことで、
相変わらず、お湯の鉄っほぽいアジがいい感じの
碧茶色のお湯に、腰まで浸かりながら
外につながるドアをあけて、
そのまま露天へいく面白さを味わいましたが、

思えばこちらに雪の全くない時期に行ったのは初めてでした。

見ると視界を緑の壁が遮っています。
このあと蕗とかが生えるのでしょうが、
とりあえずはまだ草しか生えていません。
立てば、視界の横にある温泉を区切っている壁越しに
十勝岳(上ホロカメットク?)が見えます。
もうすこし壁が低ければ、
座りながら山の威容を楽しむことができるのですけどね。

でも、いい感じでした。


そんな極上のお湯と景色で、
テンパッた時期を癒し、
家に帰りついたのでした。


そして、いよいよ脂っこいオシゴトが終了。
これが楽しみで、シゴトを耐えたんだYOと

温泉三昧のドライブへと出たのでした。


第一目的は、糠平温泉。

特に、しばらくご無沙汰だった「湯元館」にでもいって
まだ散り残っている桜があったら
それでも愛でながらお湯に沈もうと、思い、

朝6時に富良野を出て、

狩勝峠を越えますと、そこにまだ
咲いている桜の木があって
期待も膨らみます。

そして湯元館には
予定通りの8時に到着。
このところ、糠平といえば「中村屋」だったので
久々の湯元館。ということで、テンションをあげて
カウンターに行きましたら

「すいません、今、露天、入れないですけどいいですか?」

な、なんですと


「あ、それじゃいいです」
と、さっきまでのテンションはどこへやら
低姿勢にその場を辞して

結局いつもの「中村屋」へいったのでした。



いつ行っても、必ず内装とかの工事をしていて、
必ず前回訪れた時とは、どこかココかが違う、
糠平のサグラダファミリアルこと、
「富士見観光ホテル 中村屋」です。
39湯目です。

まず入口の下駄におそろいの焼き印がおされていて
これが、オシャレでしたね。

そして、新しくなった露天の脱衣場などをみながら
まっさきに露天へ。

残念ながら、桜こそは見られませんでしたが
硫黄の香りがほのかにただよう
極上のお湯には、理屈はいりません。

フィトンチッドいっぱいのさわやかな風も
緑の草や木々も、目や体に優しい感じです。

お湯のよさも引き立ちますよ。

そんな
いつも通りの気持ちよさを味わったあと

今度は内風呂へ。


こちらは、内風呂が二つありまして、
時間によって、男女の入れ替えをしているのです。

いつも僕が行くたびに入っていたお風呂は、
手前側のいい香りのする木が全面に張られたほうで

湧駒荘とかを思わせる、高級感ただよう木張りや
自然木を生かした手すりとかが
なんともオシャレなのですが

今回は入ったのは奥のほうの内風呂でした。
こちらにはじめてはいったら

こちらまた、レトロでいいですね。


たぶん前身の「富士見観光ホテル」時代からの建物なのでしょう。
中央にある湯槽は
8つ角がある星みたいな形をしています。
星というか、角が適度に丸くなっていて
棘皮生物のカシパンとかタコノマクラの
模様みたいな形です。

湯槽の形フェチの温泉ライター舘浦あざらしさんが
HBCの森理恵アナに問題をだしそうな、
そんなユニークな形です。

舘浦さんは自身がコメンテーターを務めているラジオ番組
HBCラジオ「朝刊さくらい」内、
火曜日7時40分頃からはじまる
桜井宏の今朝の三枚おろし、火曜日
舘浦あざらしの朝から旅日記のコーナー内で

しばしば、森アナに湯槽の形を問う質問を出して
森嬢を困惑させていますが…



閑話休題。


そんな湯槽の形もよければ、
浴場全体が半円形で、分厚いガラスに覆われていますし
丸を意識したモダンアートのようなデザインに、
昭和30年代らしきりにつくられた
旧沼東小学校などの円形校舎のデザインとかも
彷彿としたり…
(北村の廃校にあった円形校舎も
気が付いたら壊されていましたし…)

温泉の成分分析表も昭和39年のものですから
この浴場もその当時のものでしょう。

風呂上りに、中村屋について解説されている
手作りの案内を読むと、
「昭和のタイル職人の細工をお楽しみください」
といったようなことが書いてありました。

新しいものをどんどん採り入れつつ、
なおかつ昔の物も大切にするという
そんな中村屋がまた好きになりまして

し、いうことで大満足で糠平をあとにしました。




その先に向かったのが、帯広で、「宮脇書店」で、
今晩、宿泊先で読む本を買いつつ
今回予定していた芽室のおそばやさん
「びばいろ」の情報をえようと
おもって「Chaiまるごと十勝」を見ると


「金曜定休」の字が…


がーん。


と、いうことで、びばいろでの極上おそばを諦めて
しないの中華料理店で、名物の中華ちらしで腹を満たして
今回の目的地である、
別海の清乃湯温泉まで
一路車を走らせたのでした。

たしかに「びばいろ」については
事前のリサーチをしていませんでしたが

清乃湯については、前回「土・日休」と
しっかりと本に書いてあったのにも関わらず
土曜日に行ったため、閉まっていた
そんなテツを踏まぬ為に
今回は金曜日を選んだのです。


と、いうことで、途中で霧多布湿原を見たり
厚床で桜を見たりと
寄り道しながら車を走らせること4時間。

いよいよやってまいりました別海町。

そして、いよいよやってまいりました「清乃湯」

前回はここに来る直前に、参考にしたガイドブックの
「土・日休」の記述を見て、
急遽標茶の温泉へかえましたので
温泉の前まで来るのははじめてです。

なるほど、ここが温泉ですか。


が、

あれ?


人の気配がないですなぁ

車をおりて、前の貼り紙を見ますと



「定休 金・土・日」って


えーっ
金曜も休みじゃないっスかぁぁぁ。

温泉だけを楽しみに4時間車を走らせた
結果が、コレですか…

と、いう、ほぼ立ち直れないショックを抱え
代替の温泉とかに入る気力もなく、
よろよろと今晩の宿、釧路へとむかいました。

釧路到着が午後6時、
ホテルにチェックインしたあと、

そういえば、ホテルのすぐそばに
スープカレーを食べさせてくれるギャラリーがあったハズ

と思って念のために、その「カフェリンツ」の
場所やら営業時間を、ホテルのフロントにある
インターネットで調べていると

「午後6時まで営業」

って、コッチも終わってるじゃないっスか。


別海までムダあしをふんでしまって、
せめてものヨスガで一縷の望みをかけていたスープカレーにもふられ
(それ以前に、湯元館にも、びばいろにもふられています
まぁ、それぞれ別の形で良い出会いがあったのはよかったのですが
それにしても終盤のこの予期せぬ二連敗は効きました)

栄町まで繰り出す元気すらなくなっていたボクは

頭では「イズミヤにのスパカツ」とか
「カドヤのツブ」と思いつつ
体が動かなかったので

ビールを飲みつつ、ホテルのただカレーで腹を満たしてしまい
そのまま東海林さだおさんのエッセーを読みながら
オチてしまったというわけです。

さて、次の日はどんなことが待ち受けているのか

と、いうのは明日アップします。


ちなみに今まで入った温泉については
左側の欄にある温泉三昧をクリックしてもらえれば
見ることが出来ます。

よろしければ。



ヌルく浅い温泉ヲタ(温い温泉と湯船の浅い温泉が好きという意味も可)
の、「イトー×ani」がお届けする 
FURANO History Factory (F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)
コールサインJOZZ1AS-FM  周波数77.1MHz
北海道富良野市とその周辺で聴くことが出来る
コミュニティーFM局「ラジオふらの」の
毎週月曜日午後四時からオンエアー中

番組へリクエスト・メッセージは
〒076-0026 富良野市朝日町5-17 レストランふらの広場内ラジオふらの
E-mail radio@furano.ne.jp FAX 0167-22-2787

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