春霞の湯 〜十勝岳温泉 カミホロ荘

新年度は何かとあわただしく過ぎるものですが
とりあえず、仕事でのデカいヤマを一つ越えまして
ほっと、一息。珍しく定時にお仕事が終了しました。

が、このあとはまた次の仕事のヤマが待っている
ということで、気分を入れ替えたいので
家から車を走らせ30分余、

十勝岳温泉の中で、一番夕方にいい感じになる温泉
と、いうことで選択をしたのが、
カミホロ荘です。

こちらは、浴室の壁から床まで
すべて木で作られていて、
そんな木の香りがぷんぷんとするのが
まずは大きな特徴なのです。
その木も、ヒバとヒノキのミックスだそうで
ヒノキだけでは木の香りが強くなりすぎる
といった配慮からだそうです。

今回も、訪れた時間がちょうど夕食の前とかだったので
浴室には、僕一人で、貸し切り状態でした。

28湯目です。

木の香りを思い切り吸い込みながら
露天風呂へ向かいますと

なぜ、こちらが夕方にいい感じになるのかが、よく分かります。
そう、こちらの温泉は、露天から見える景色が
西向きに開けているのです。

と、いうことで、上富良野とかの小高い丘に
沈む夕日が、バッチリと見る事が出来るのです。

おりしも丁度日没の時間。

と、いうことで、さっそく湯に身を沈めて

あ゛ー

いい、お湯っすネ。

ほんのりと色のついた
ニガいお湯。
このニガさは吹上露天の湯をも思わせますが
そんなお湯が、肌に馴染みます。

そして、目の前に広がるハイマツ林と
遠景の日没の組み合わせが、たまりません。


おりしもこの日は、春の霞というべきか
ぼんやりとした空気が、下界の世界を
朧気に見せてくれまして

これがまた、良い風情です。

夕暮れ時の寂しい刻に、よく合います。


こちらは雪の時期もいいのですが、
春独特の、なんともいえない、まったりとした空気も
すてがたいですね。

空や景色は、少しずつ少しずつですが
明度や彩度を落として行きつつ

橙から紫へとそめられていき
それにともない、空には星や月が輝きだし
凛とした空気を流し

春霞の底に沈む街々には
少しずつ灯りがともされていく。

そんな移ろいを、上質のお湯につかりながら
じっくりと味わい尽くす事が出来る。

そんな点でも、やはりいい温泉だと思います。


1時間以上滞在をして、大満足のまま
脱衣場で服を着ながら成分分析表を見ると
源泉のところには
「カミホロ荘温泉」と書かれていまして

脱衣場に貼ってあった説明書きには
「カミホロ荘温泉と翁温泉の混合」
と書かれていました。

まぁ、十勝岳温泉といっても、
凌雲閣とは、湯の色などからして
大違いなので、納得ですが。



かつて僕が訪れた温泉とその感想については
左の欄のカテゴリー「温泉三昧」を
クリックしてくれれば、見ることができます。

よろしければ、のぞいて見てください。

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