今週のカレー

☆「東家そば店」
(砂川市東1条北2丁目1−24 銀座通り)

私が「ラジオふらの」で、「FHF」とともにレギュラーをしている番組が
水曜午後8時からの「お気に入り探偵組」です。
この番組は、滝川にもリスナーの方がいるという
「ラジオふらの」の中でも希有な番組です。
(正確に言うと、滝川できいているというわけではなく、
たまにわざわざ富良野まで聞きに来てくれるという
アリガタイ方なのです)

こちらの方が富良野に来たときに
たまたまチューニングをあわせた「ラジオふらの」でやっていた
「ぷっしゅまん」をいたく気に入ったという縁で
「ぷっしゅまん」の後継を勝手に自称している当番組
(野球で言えば、東映→日ハム・南海→ソフトバンクみたいに
名前や構成員こそ変われ、精神は受け継がれている、みたいな…)
も引き続き気に入ってくれたみたいで、

以後関係は続いているのですが…。

そんな彼が、実はカレー喰いで、「ヒノデダイナー」でカレーを食べて
「ラジオふらの」を聞くためだけに
富良野に車を走らせてしまうほどの強者で、かえすがえす有り難い人です。

そんな彼がご自身のブログで推していたのが
砂川の「東家」で、時間がとれたので行ってきました。

JR砂川駅前から見て
左側に伸びるのが銀座通りです。

かつては砂川駅から、歌志内線と、函館本線上砂川支線が
伸びていましたが、いまは広大な敷地や跨線橋が
また寂しさを感じさせる砂川駅でして

商店街も、炭鉱が盛んなりし時は賑わっていたんだろうなぁ
と、思わせる市場などがある昭和を色濃く残す通りですが

その中にある蕎麦の名店が「東家」さんです。

中にはいると、蕎麦屋独特の重厚ながら洒脱な雰囲気が
まずいい感じ。

なかの常連さん風のお客さんも
いいアジです。

迷わず「カレーそば」を頼んで、雑誌とかを読みながら
まつことしばしで出てきたのが
なみなみと盛られたカレーそばには、黄褐色の出汁まじりのカレーごしに
見える櫛形の玉葱とお肉のフォルムがまずいい感じながらも

手荒に扱えば、ヒドいことになりそうなので
丁重にまずついてきたサジで、スープを一口。



これは、
カレーの味も力強いのですが、それに負けない
出汁のカツオとかと醤油のダブルパンチが
ガツンガツンと効いてくるタイプ。

しかも、これだったら絶対「あんかけ」もウマい違いないという
幸せなアンのトロみのもったり感。

絶対に口の中がやけどすることがわかっているのに
ほおばるのをヤラられない。

このトロみの強さは、カレーそばの名店、夕張「藤の家」でも
味わうことが出来ない感触です。

そんな、カレー・ショウユ・カツオだし・あん・という
ウマさのクワトロパンチにも負けないのが
田舎蕎麦風のしっかりとした色のお蕎麦です。

この蕎麦あって、このカレーあり。
もう脱帽です。

そして、カレーはしっかりカラい。

まぁ、そのまま味わった後、いつものとおり
七味をガッツリ入れたせいかもしれませんが…

そんなカレーやお蕎麦にまろやかさを加える
アマい玉葱のアクセント、
お肉のジューシーさ。

もっサイコーですね。

薬味のネギのアクセントもさっぱりして良かったですし
そんな色々を楽しんだあげく、
当然汗だく、アンド、口の中はおおヤケド。

でも大満足。
名誉の負傷ってことで。

ちなみにブログによりますと
天ぷら蕎麦もウマいそうなので
再訪した時は、そちらも食べたいですね。


☆「東家そば店」
(砂川市東1条北2丁目1−24 銀座通り)
◇営業時間◇?
?曜休 駐車場?




☆「カレー屋 倍音」
(旭川市東光12条1丁目2−15)

寝釈迦がアジア金星堂にかわって
しばしたちますが、寝釈迦時代の少々怪しい雰囲気が
アジア金星堂に変わって、急急如律令とかこそあるもの
店舗が全体的に白く明るい感じになったと
お嘆きの貴兄、

まだ旭川には「倍音」があります。

こちらはかつてのスナックを、スナックの香りが残るまま
カレーの店舗にしてしまったのです。

背の高いストゥールも、カウンターも
低く身が沈むソファーも
スナック風なのです。

しかも、以前は昼間も営業していたのですが
現在は、午後6時以降しか営業していないというのも

なかなか不思議なお店です。

と、いうことで、半年ぶりくらいに訪れました。

ら、ソファーやカウンターといったつくりこそ
かわらないものの、全体的にトータルイメージというか

いろいろな飾りに一貫性がもたれた感じで
ソファーが新しくなったこともあり

なんとなくスナック臭が半減した感じではあります。

が、カウンター越しにみえる
ボトルが並んでいるべき棚に、ずらっと並ぶ
インド仕込みのスパイスの数々

無造作に置かれている、謎のパーカッションや仮面

インド音楽とガムランがミックスされている風の
不思議なBGM

壁に貼られた毛皮風な内装。

窓がないこともあって
怪しい感じには変わりはありません。

木調のイスがいい感じでもあります。

以前来た時は、2度連続でキーマカレーを注文したので
チキンのカレー、ナッツペーストのカレー、
ほうれん草とチキンのカレー、キーマのオムカレーも
それぞれウマそうだったのですが

中でも強く惹かれたヒヨコ豆チーズカレーを
オーダーしました。

出てきたのは、ワンプレートに盛られた
ターメリックライス、カレー、
オリジナルドレッシングがまぶされている水菜で

メニューには全部混ぜて食べて欲しい旨書いてありましたが

まずはカレーから。

トマトの酸味とスパイスの刺激がストレートに来て
後からニンニクとかがパンチをきかせてくる感じが
まずいいです。

しかもほっこりと蒸されたひよこ豆が
いやされる感じですね。

チーズもカッテージチーズを使っているため
みょーんと伸びたりはしないものの

沖縄のお豆腐にも通じるどっしりとした
落ち着いたあじわいで、カレーに馴染んでいます。

そして、このカレーをどっしりと受け止めている
ターメリックライス、

組み合わせもいい感じですし、
水菜のシャキシャキ感も、箸休めにはもってこい、

いい組み合わせです。


それにしても、チーズ・ニンニク・チーズが
それぞれ主張をしている組み合わせって

東川の「ポモドーロ」で食べたイタリアンスープカレーと
同じなのですが、全く違うのはまさにスパイスマジックです。

そして、夢中に食べ進めていくうちに
最後のほうは、お店の人の意図しているとおりに
混ざってしまって、

そんなウマさも味わえたのでした。

いつまでも残るにんにきをベースにした
余韻に刺激をあたえる

粗挽きされたスパイス、というのも
この手のカレーを食べた時の
おみやげみたいなものですね。



☆「カレー屋 倍音」
(旭川市東光12条1丁目2−15)
◇営業時間◇
18:00〜22:30 LO22:00
不定休 駐車場有



☆「レストラン泉屋本店」
(釧路市末広町2-28)

ここを知らなければ、釧路っ子としてはモグリと言われる
釧路を代表する超有名店です。

洋食全般なんでもこいのお店なのですが
やはり看板メニューはスパゲティーミートソースと
その発展形である、スパカツとかカツスパと呼ばれる
スパゲティーミートカツです。

こちらのスパゲティーは、ステーキが乗って出てくるような
使い込まれた木の受け皿に乗った
分厚く黒く熱々に熱された鉄板の上に乗って

じゅうじゅうといい音をたてながら出てくるのが
デフォルトなのです。

ウェイトレスの方が
「熱いので注意してください」と言った注意を聞いたり
パチパチいっているうちに、色々なところに
赤い点々が飛び散るのを見るというのも

かつて、休日になると釧路にでかけ
イキオイよくここでスパカツを食べていた過去の
楽しみであったのでした。

で、今回釧路で泊まったホテルの近くであったということで
10年以上ぶりくらいの泉屋へ行きました。


すっかり「丸三鶴屋」や「○ト北村」「くしろデパート」などが
なくなってすっかり寂しくなった北大通りから一本入って

栄町方面に行くと、途中でよくいった大盛りの中華屋が
通りごとなくなっている姿にショックを受けたりしたのですが

泉屋は健在です。

かつてと同じスタイルで
看板に書かれている
「マ・マー スパゲティー」の文字も
レトロで風格があり、どこか誇らしげです。

そうですよね。

「パスタ」でなくて、「スパゲティー」

「ディ・チェコ」でなくて、「マ・マー」

「デュラムセモリナ」とか、「アルデンテ」なんて

我が尻を食らえへ! って感じです。

先日、ジャケ買いをして、大当たりだったマンガ
「深夜食堂」(安倍夜郎 作 小学館 ビックコミックスペシャル 刊)
の中の、ナポリ出身のイタリア人が日本でナポリタンを食べて
その味にハマり、日本にもハマり
落語家になった。なんてエピソードまで
思い出したりして。

中の、昭和のパーラー風の内装も変わらずいい感じです。

こちら、前述した通り、洋食全般なんでもござれで
「ピラフ・シーフードカレー」といった、釧路っぽいというか
どこか「エスカロップ」にも通じるような道東っぽい
アバウトな洋食メニューや、それこそカレーライスのバリエーションにも
惹かれるのです。

が、
やっぱ、ここは、久々のスパカツが喰いた〜い!
という考えもあって、

どこか妥協点はないものか、とメニューを見ていたのですが

そこに救世主がおいでおいでをしているがごとく
文字が目に入ってきました。

それが「スパカツカレー」

迷わず注文。

待つことしばしで出てきたのは
僕の目の前でジュージューと音をたてている

久々のスパカツであります。

ただし、ミートソースのかわりには、カレールーがかかっていますが。

このジュージューがまずいいのですよ。

気分的に遠巻きりしながらカレーの具である
タマネギをぱくり。



まずお家のカレー風のルーにいやされますし
玉ネギがアマいです。

しかも、これをアツアツのスパに絡めて食べると
これまたよくあいます。

さっくりとした衣が控えめながら
アツアツのカツがこれまたいいのです。

食べているのはスパカツカレーですが
スパカツを食べていたかつての幸せをも
思い出しました。

そして、スパカツシリーズのキモは
食べ進めていくうちに、最初はちょいヤワだったスパが
しだいに熱された鉄板によって固くなって

鉄板とくっついている部分はカリカリの
スナック状態になっていくところなのです。

これですよ、コレ。

スパカツカレーでも、同じ感動が味わえます。

釧路来て、良かった。

と、思いながら、
やはりカレーのバリエーションってすごいなぁと
カレーに思いを馳せていると

隣に、高校生風のジャージの一団が登場。

見ると、家族連れ風、観光客風、大学生風
お一人様のネクタイ締めたサラリーマン風と
色々な層のお客さんが混在していて

外の通りは静かでしたが
店内は7割程度の混み具合でした。


あと、
泉屋の「鉄皿ミートソース」に対する想いをアツく語られているので
印象に残っている本が、釧路出身の新聞記者、宇佐美伸氏の著書
「どさんこソウルフード 〜君は甘納豆赤飯を愛せるか!」亜璃西社刊 
です。

よろしければ、こちらも一読をオススメします。



☆「レストラン泉屋本店」
(釧路市末広町2-28)
◇営業時間◇ 11:00〜22:30
定休日 月1回火曜日


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あと、コーナー「富良野印度化計画」の内容と、
かつて僕が訪れたカレー店については
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カレー莫迦一代のナビゲーター「イトー×ani」がお届けする 
FURANO History Factory (F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)
コールサインJOZZ1AS-FM  周波数77.1MHz
北海道富良野市とその周辺で聴くことが出来る
コミュニティーFM局「ラジオふらの」の
毎週月曜日午後四時からオンエアー


番組へリクエスト・メッセージは
〒076−0026 富良野市朝日町2−17
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E-mail radio@furano.ne.jp 
FAX 0167-22-2787

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Author:イトー×ani:歴史の旅のナビゲーターを自称


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