孤独のグルメと極道めし

今朝は氷点下28度まで下がった富良野の朝です。

前日、ラジオ番組の収録を終えて家へ向かった午後9時前

若松町のセブンイレブンの前を走る国道のあたりまで
川霧が流れてきて、真っ白になっていました。


言われてみれば、水曜日も
ラジオの生放送を終えて、家に向かった午後9時前

これまた国道には霧が立ち込めていました。


予兆みたいなみのですね。

くれぐれも交通安全に気を配りましょう。


さて、

以前、友人の車の助手席に乗っていたとき
友人が信号無視をしたために、左から来る車にツッこまれて
ダッシュボードにアタマをブツけて、こめかみのところを切り
入院をしたことがあります。


その時に待合室にあったマンガ雑誌とかを持ってきて
読んでいたのですが、ジャンプとかはあっという間に読んでしまって
しまいには、「りぼん」とかも
何回か繰り返して読んだもののヒマになってしまい
(これで知ったのが、さくらももこさんの「ちびまる子ちゃん」
ちなみに、「りぼん」は楠桂さんの「奇跡の人」を目当てに
読んだ気がします…)

結局することなくなったので、
食事のメモをとってヒマをつぶしたのです。

が、

そんなことを
花輪和一さんの傑作マンガ「刑務所の中」(青林工藝社)のなかで
刑務所に入った作者が克明に食事の様子をメモにとっているのを見て
思い出しました。

まぁ、刑務所実録物のマンガの中では、内部や人間模様などの
描写がリアルなので、非常に面白かったのですが
中でも、このマンガの中でメシを喰う描写が
なんともウマそうなのです。

そして、この獄中でメシをくう描写がウマそうということで
「刑務所の中」を思い出したのが
土山しげるさんの「極道めし」(双葉社)でした。

食事に対して、いちいち
かぶりつく、かっこむという表現がふさわしい
無骨な食べっぷりにそそられて、のどをならしてしまうのですが、

中でも、僕としては、卵かけご飯の描写は絶品に感じました。

僕自身、朝飯でごはんを食べていたときは、ほぼ毎日
卵かけご飯を食べていたというのがあるからなのですが。

あー、卵かけごはん、食べたい。


そんな遅ればせながらの「極道めし」にうちのめされた
丁度そのタイミングで「週刊SPA!」にのったのが
谷口ジローさん画・久住昌之さん作の
「孤独のグルメ 特別編」です

「モノを食べる時はね、誰にも邪魔されず、自由で、
なんというか救われてなきゃあダメなんだ。独りで静かで豊かで……」
といった、「となりの801ちゃん」でもネタにされていた
セリフでも知られているマンガですが

高級食材が使われてるわけでも、
高級な料理でもなく、

基本、産地が、とか、旬がなどと、
グルメまんがにアリガチなうんちくをいわないで、

オイシイものを

「うん、うん」といいながら
淡々と食べ進めていく、主人公井之頭五郎が

なんともイサギヨイのです。

今回の特別編も
肋骨を骨折して入院した五郎が、病院で
白飯、ジャガイモの味噌汁、ネギと一緒に煮つけたカレイ、
野沢菜、おでん(大根、きんちゃく)。とか、
コッペパン(ピーナッツマーガリンつき)、トマト味の野菜スープ、
バナナ、牛乳といった病院食を、アジワイながら食べているのです。

病院もメシだけが楽しみとか、
コッペパンの朝食なんて、シャバでは食べることが出来ない。という感覚は
久々に、僕自身が入院していた時のことを想い出させてくれましたし

食事だけが楽しみってことで。
シャバって言葉が自然に出てくる感覚もわかりますよ。


といったわけで
「刑務所の中」「極道めし」「孤独のグルメ」の
三作が、一気につながったのでした


「極道めし」も、高級食材とか、産地とか
まったりとしてそれでいて、とかいわずに
ひたすらむさぼり食う描写がイサギヨイマンガですから。

両作ともオススメです。

よろしければ。


「イトー×ani」がお届けする 
FURANO History Factory (F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)
コールサインJOZZ1AS-FM  周波数77.1MHz
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