イラクは今、続き
先週バングラディシュ情勢について
少しだけ触れましたが
バングラディシュ南東沿岸部を今月15日に直撃した
大型サイクロンの被害ですが
サイクロンそのものの被害もそうなのですが
飲料水・食料品・医薬品不足による
伝染病流行の二次災害が現在は心配されるところです。
また、被害地域が低地であり
近年の地球温暖化により、海面が上昇したことも
被害をおおきくした理由の一つです。
今回のサイクロン被害は近年で最悪規模とされ
政府が公式発表した犠牲者数は3114人ですが
被災者支援にあたっている軍高官は約5000人、
赤新月社(イスラム圏での「赤十字社」)は
1万人に達する可能性があると
しています。
以上CNNの21日の記事から
拾ったものですが
今後も状況はさらに悪化していくでしょう。
詳細はまたこちらでお話します。
11月26日オンエアー 第139回放送分
「FURANO History Factory(=FHF・フラノヒストリーファクトリー)」
放送を終えました。
以前から何度か書いていますが
海外で大きな事件があったときに
僕が必ず目を通しているのが
外務省の「海外安全ホームページ」です。
もともとは外国へ渡航する人が見ることを目的とした
ページなのですが、
危険の度合い、内容、理由、対策などが書かれています。
危険の度合いについては
最も高いのが
退避を勧告します。渡航は延期して下さい。
次が
渡航の延期をお勧めします
次が
渡航の是非を検討して下さい。
一番軽い物が
十分注意してください。
と、四段階にわかれるのですが
イラクの記述はこうです。
1.(1)イラクについては、北部のクルド地域(エルビル県、スレイマニア県
及びドホーク県)に対し「渡航の延期をお勧めします。(所属企業等を通じ
十分な安全対策をとることができない方は、一時退避をお勧めします。)」を、
それ以外の全土に対し「 退避を勧告 します。渡航は延期してください。」(退
避勧告)を発出するとともに、スポット情報において累次にわたり、テロ・誘
拐の脅威について注意を促しています。
(2)イラクではこれまで、治安組織や米軍を始めとする駐留多国籍軍、民
間人等に対する攻撃や爆弾テロ、宗派対立に伴う攻撃等が日常的に発生
しています。
(3)誘拐についてもその脅威は高いと考えられます。本年も、5月にバグダッ
ドで発生した英国人5人の拉致事件のように、外国人を狙った誘拐事件が
発生しています。犯行主体は、テロ活動を行う武装勢力に限らず様々で、
犯罪組織が関与したり内通者がいるケースもあります。また、警護があっ
ても人数等で警護を圧倒し拉致が実行される例があるほか、警官の制服
を着た武装集団が事務所や住居に侵入した上で誘拐する例もあります。
(4)クルド地域においても、イラクの他の地域と比して安定しているとされる
中、5月には中心都市エルビル他で大規模な自爆テロ事件が発生しています。
また8月14日に発生したニナワ県シンジャール近郊での大規模な自爆テロ
事件(400人以上死亡)以降も、クルド地域に隣接する地域でのテロ事件が
目立っています。さらに、10月17日、武装組織「クルド労働者党(PKK)」掃討
を目的としたイラク北部への越境軍事作戦を隣国トルコの国会が承認したこ
とから、今後、クルド地域内の緊張が高まる可能性も排除できません。現在、
クルド地域には 退避勧告 を発出していませんが、イラク全体の情勢が流動
的であり、今後も同地域においてテロ事件が発生する可能性は排除できず、
これまで以上に注意する必要があります。
2.(1)つきましては、イラクのうちクルド地域以外の地域に渡航することは、
どのような目的であれ絶対に見合わせることを、また、クルド地域以外の地
域に滞在されている方は、最新の情報の入手に努め、十分な警備措置を講じ
た上で直ちに同地域から退避されることを改めて強く勧告します。
(2)また、クルド地域についても、どのような目的であれ渡航を延期するよう
お勧めしますが、やむを得ず同地域に渡航される方は、十分な安全対策を
とるほか、イラク中・南部やクルド地域とイラク中・南部との境界付近に誤って
立ち入らないよう、現地事情に詳しいガイドなどを雇用するようにしてください。
また、テロの標的となりやすい政府関係機関等に近づかないようにしてください。
3.なお、報道によれば、最近イラクで発生した主な事件等は以下のとおりです。
また、これとは別に、多国籍軍、イラク軍による国内各地での掃討作戦で多数の
武装勢力が殺害・逮捕されています。
(1)11月15日
(イ)北部タミーム県キルクーク南部の地区で、警察幹部の車列に対して自動
車爆弾を使用した自爆テロがあり、警察官2人及び学生2人を含む7人が死亡、
20人が負傷しました。
(ロ)中部バービル県ヒッラで、部族の会合を標的にした自爆テロが発生し、
少なくとも14人が死傷しました。
(2)11月16日
(イ)中部ディヤーラ県バークーバ近郊の村で、この日までに、警察パトロー
ル近くで爆弾が爆発し、警察官3人が死亡しました。
(ロ)バグダッド中心部で、衛星テレビ局の記者が出勤途中に何者かに拉致さ
れました(19日に解放されました。)。
(3)11月17日
(イ)中部ディヤーラ県ハーナキーンで、地雷が爆発し、兵士6人が負傷しまし
た。
(ロ)中部ディヤーラ県ミクダーディーヤで、警察官が武装集団の攻撃によっ
て負傷しました。
(4)11月18日
(イ)北部タミーム県キルクーク西方で、この日までに、武装集団がイラク軍
の基地に勤務する兄弟2人を自宅から拉致しました。
(ロ)中部ディヤーラ県バークーバのサッカー場付近で、道路脇に仕掛けられた
爆弾が爆発し、子供2人を含む計3人が死亡、子供6人を含む計7人が負傷しま
した。
(ハ)バグダッド中心部のカッラーダ地区にあるフッリーヤ広場付近で、財務省
当局者の車列が通過した際に自動車爆弾が爆発し、9人が死亡、20人が負傷し
ました。
(5)11月19日
(イ)南部バスラ西方にある民家にロケット弾が着弾し、計8人が死亡しました。
(ロ)北部サラーッハッディーン県バイジ北郊の村で、警察官の自宅前で自動
車爆弾が爆発し、10人が負傷しました。
(ハ)バグダッド東部のバラディーヤ地区で、乗客を乗せたバスの近くで道路
脇の爆弾が爆発し、1人が死亡、9人が負傷しました。
(6)11月20日
(イ)中部ディヤーラ県バークーバ近くで、この日までに、武装集団がイスラム
教スンニー派警察官 宅を襲撃し、家族3人が死亡、2人が負傷しました。
(ロ)バグダッド東部で、道路脇に仕掛けられた爆弾が爆発し、米軍兵士とイラ
ク人通訳の2人が死亡、兵士3人が負傷しました。
(7)11月21日
(イ)北部ニナワ県モースル北方で、この日までに、スンニー派アラブ人部族長
宅を狙った自動車爆弾による自爆テロが発生し、民間人1人が死亡、3人が負
傷しました。
(ロ)中部ラマーディーの裁判所で、警察検問所に対する自動車爆弾を使用し
た自爆テロがあり、警察官3人と民間人3人の6人が死亡、22人が負傷しました。
イラクに対する渡航情報(危険情報)の発出(2007/05/10)
●クルド地域を除くイラク全土
:「 退避を勧告 します。渡航は延期してください。」(継続)
●クルド地域(エルビル県、スレイマニア県及びドホーク県)
:「渡航の延期をお勧めします。」(所属企業等を通じ十分な安全
対策をとることができない方は、一時退避をお勧めします)
(継続)
☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。
1.概況
(1)イラクにおいては、2007年2月から米軍及びイラク治安部隊による武装
勢力への掃討作戦が展開されていますが、5月上旬の時点においても、首
都バグダッドを始め全土でテロが頻発しています。国内では引き続き、
治安部隊と武装勢力の衝突、自爆テロ、宗派対立による攻撃が頻発して
おり、さらに4月中旬には、これまで比較的安全とされてきたバグダッド
の多国籍軍管理地域(インターナショナルゾーン)内の国民議会議事堂
においても自爆テロが発生し、その後も同地域への攻撃が増加傾向にあ
ります。
(2)これまでのアル・カーイダ関係者によるとみられる声明等の中には、
攻撃対象として日本に言及したものもみられます。また、イラク各地に
おいて同国の安定・復興の妨害を狙ったテロや誘拐事件も引き続き懸念
されており、今後も日本人を含む外国人を標的とする襲撃・誘拐等が発
生する危険があります。
(3)イラク治安当局の体制は発展途上にある上、在イラク日本国大使館に
よる邦人保護業務も治安情勢、通信、移動の制約等から極めて困難な状
況にあります。
2.地域情勢
(1)クルド地域を除くイラク全土
:「 退避を勧告 します。渡航は延期してください。」
(イ)駐留多国籍軍・イラク治安部隊と武装勢力との衝突、米軍を始めと
する駐留多国籍軍、イラク政治家、政府幹部などの要人や治安部隊、
外国人を含む民間人及びこれら関連施設を標的としたテロや誘拐事件
が多発しています。また、2006年2月22日にイラク中部のサーマッラー
でシーア派の聖廟が爆破された後、宗派対立が背景にあるとみられる
事件が多発し、多数の犠牲者が発生しています。
(ロ)これまでに複数の日本人がテロや誘拐事件に遭遇しています。2003
年11月にはティクリート近郊で外交官2人が殺害され、2004年4月には
ファッルージャ近郊でNGO活動家等5人が相次いで拘束され(後に解
放)、同年5月にはバグダッド郊外でジャーナリスト2人が殺害されま
した。また、同年10月には旅行者が拘束・殺害される事件が発生しま
した。さらに、2005年5月8日、民間警備会社に勤務する日本人を含む
一行がアンバール県ヒート近郊を車列で移動中に、何者かに襲撃され
る事件が発生しています(事件の翌日(9日)付けで、イラクの武装勢
力「アンサール・アル・スンナ軍」(当時)がウェブサイト上で犯行
声明を出しています)。
(ハ)依然として、旧政権の残党勢力、国内のイスラム過激派及び国際テ
ログループ(アル・カーイダ系とみられる関係者を含む)等の武装勢
力が混在している模様であり、攻撃手法は自動車爆弾(自爆を含
む)、仕掛け爆弾、ロケット砲、迫撃砲、銃撃等多岐にわたります。
誘拐事件についても、イラク人・外国人を問わず、これまでにジャー
ナリスト、企業家、NGO、労働者等、様々な民間人が被害者となる事例
が多発しています。
その犯行主体はテロ活動を行う武装勢力に限らず、身代金目的の一
般犯罪組織の関与も疑われており、各所に内通者がいることも考えら
れます。仮に警護措置がとられていても、犯人側が複数で警護を圧倒
し拉致を実行する例があるほか、事務所や住居等屋内に侵入し犯行に
及ぶといった強硬な手口による事例もあります。
(ニ)バグダッドにおいては、自爆テロや治安部隊による掃討作戦が日常
化しています。2006年11月23日にサドル・シティーで連続車両爆破及
び迫撃砲による砲撃で450人以上が死傷する事件(200人以上が死
亡)、また、2007年2月3日、3月18日に中心部のサドリーヤ地区で、自
爆テロによってそれぞれ100人以上が死傷する事件が発生しました。さ
らに、最近では、4月12日にバグダッド北部のサッラーフィーヤ橋が爆
破される事件や、警備が最も厳重とされている米軍管理区域のインタ
ーナショナルゾーン内の国民議会議事堂において自爆テロが発生し、
多数の死傷者が出ました。
なお、2007年2月14日からはイラク治安部隊及び多国籍軍が新バグダ
ッド治安計画(法の執行計画)を実施しており、検問等で非常に厳重
な警戒態勢が敷かれています。
(ホ)最近の外国人に対する誘拐事件としては、2006年1月7日バグダッド
で米国人ジャーナリスト1人、1月18日バグダッドでケニア人技師2人、
1月24日バイジ市(サラーハッディーン県)でドイツ人技師2人、1月
30日米国系非政府組織(NGO)に雇用されているトルクメン人、2月
16日南部バスラ近郊で清掃会社で働くマケドニア人2人とドイツ人契約
業者1人(マケドニア人2人はその後解放)、5月16日バクダッドでアラ
ブ首長国連邦の外交官(その後解放)、6月3日バクダッドでロシア外
交官ら5人が襲われ1人が殺害され、4人が何者かに拉致される(その後
殺害)、2007年2月4日イランの外交官が武装勢力に拉致される、2月
6日ドイツ人母子が武装勢力に誘拐されるなどの事件が発生しており、
依然として外国人を標的にした誘拐事件が後を絶ちません。
つきましては、下記(2)を除くイラク全土に滞在されている全ての
日本人の方々に対し、十分な警備措置を講じた上で直ちに国外へ退避さ
れるよう改めて勧告します。また、目的の如何を問わずこれら地域への
渡航は延期してください。
(2)クルド地域(エルビル県、スレイマニア県及びドホーク県)
:「渡航の延期をお勧めします。」(所属企業等を通じ十分な安全対策
をとることができない方は、一時退避をお勧めします)
フセイン政権下において長年弾圧されてきたクルド人は、湾岸危機を
契機に自治の動きを強め、特に2003年の同政権崩壊後はその動きを加速
化させています。同時にクルド地方政府は、クルド地域に数多くの検問
所を設け、来訪者の入域を厳しくチェックするなどして、地域内の治安
維持に意を用いています。
しかしながら、同地域では、2005年5月のエルビルにおける警察採用セ
ンターを狙った自爆テロ(50人死亡)、同年6月のエルビルにおける交通
警察本部外で発生した自爆テロ(20人死亡)、同年10月のスレイマニヤ
の政府庁舎付近での自動車爆弾2発による自爆テロ(12人死亡)が発生し
ています。また、最近でも2007年5月9日には、エルビルのクルド地方政
府(KRG)内務省付近で100人以上の死傷者を出す自爆テロが発生してい
ます。
さらに、同地域はテロの頻発するイラク中部(クルド地域に隣接する
タミーム県キルクーク市、ニネヴァ県モースル市も含まれます)に隣接
していること、さらにはイラク全体の情勢が流動的であることから、ど
のような目的であれ渡航を延期するようお勧めします。
なお、やむを得ず同地域に一時的に渡航される方は、十分な安全対策
をとるほか、誤ってイラク中部に近づくことのないよう、現地事情に詳
しいガイド等を雇用するようにしてください。
3.その他
イラクに対しては、逐次、スポット情報を発出していますので、同情報
も参照してください。
さて、これらの物騒な状況となっている原因が
いわゆるイラク戦争とよばれる戦争で
湾岸戦争敗退後の武装解除を
満足にしていないところに起きた
9.11テロに関わる
イスラム勢力に対する締め付けから
アメリカが中心となっておこしたのが
イラク戦争です。
残念ながら現在も、解決の糸口が
見えてないために、冒頭に引用をした
外務省のホームページみたいな状態に
なっているのです。
さて、こんな話しの解決の
糸口になるかもしれないし
場合によっては反面教師になるかも
しれないのが
実は現在のアフガニスタン情勢です。
アフガニスタンは、前述の海外安全ホームページでは
地図を見ると、全土が退避勧告を表す
真っ赤になっています。
現在語られることが少ないアフガニスタンでは
何がおきているのか、という話しです。
よろしければ、おつきあいのほどお願いします。
ごきげんよう。
現在の世界情勢は本当に脂っこいので
どうやって伝えるか思案をしている
「イトー×ani」がお届けする
FURANO History Factory (F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)
コールサインJOZZ1AS-FM 周波数77.1MHz
北海道富良野市とその周辺で聴くことが出来る
コミュニティーFM局「ラジオふらの」の
毎週月曜日午後四時からオンエアー中
少しだけ触れましたが
バングラディシュ南東沿岸部を今月15日に直撃した
大型サイクロンの被害ですが
サイクロンそのものの被害もそうなのですが
飲料水・食料品・医薬品不足による
伝染病流行の二次災害が現在は心配されるところです。
また、被害地域が低地であり
近年の地球温暖化により、海面が上昇したことも
被害をおおきくした理由の一つです。
今回のサイクロン被害は近年で最悪規模とされ
政府が公式発表した犠牲者数は3114人ですが
被災者支援にあたっている軍高官は約5000人、
赤新月社(イスラム圏での「赤十字社」)は
1万人に達する可能性があると
しています。
以上CNNの21日の記事から
拾ったものですが
今後も状況はさらに悪化していくでしょう。
詳細はまたこちらでお話します。
11月26日オンエアー 第139回放送分
「FURANO History Factory(=FHF・フラノヒストリーファクトリー)」
放送を終えました。
以前から何度か書いていますが
海外で大きな事件があったときに
僕が必ず目を通しているのが
外務省の「海外安全ホームページ」です。
もともとは外国へ渡航する人が見ることを目的とした
ページなのですが、
危険の度合い、内容、理由、対策などが書かれています。
危険の度合いについては
最も高いのが
退避を勧告します。渡航は延期して下さい。
次が
渡航の延期をお勧めします
次が
渡航の是非を検討して下さい。
一番軽い物が
十分注意してください。
と、四段階にわかれるのですが
イラクの記述はこうです。
1.(1)イラクについては、北部のクルド地域(エルビル県、スレイマニア県
及びドホーク県)に対し「渡航の延期をお勧めします。(所属企業等を通じ
十分な安全対策をとることができない方は、一時退避をお勧めします。)」を、
それ以外の全土に対し「 退避を勧告 します。渡航は延期してください。」(退
避勧告)を発出するとともに、スポット情報において累次にわたり、テロ・誘
拐の脅威について注意を促しています。
(2)イラクではこれまで、治安組織や米軍を始めとする駐留多国籍軍、民
間人等に対する攻撃や爆弾テロ、宗派対立に伴う攻撃等が日常的に発生
しています。
(3)誘拐についてもその脅威は高いと考えられます。本年も、5月にバグダッ
ドで発生した英国人5人の拉致事件のように、外国人を狙った誘拐事件が
発生しています。犯行主体は、テロ活動を行う武装勢力に限らず様々で、
犯罪組織が関与したり内通者がいるケースもあります。また、警護があっ
ても人数等で警護を圧倒し拉致が実行される例があるほか、警官の制服
を着た武装集団が事務所や住居に侵入した上で誘拐する例もあります。
(4)クルド地域においても、イラクの他の地域と比して安定しているとされる
中、5月には中心都市エルビル他で大規模な自爆テロ事件が発生しています。
また8月14日に発生したニナワ県シンジャール近郊での大規模な自爆テロ
事件(400人以上死亡)以降も、クルド地域に隣接する地域でのテロ事件が
目立っています。さらに、10月17日、武装組織「クルド労働者党(PKK)」掃討
を目的としたイラク北部への越境軍事作戦を隣国トルコの国会が承認したこ
とから、今後、クルド地域内の緊張が高まる可能性も排除できません。現在、
クルド地域には 退避勧告 を発出していませんが、イラク全体の情勢が流動
的であり、今後も同地域においてテロ事件が発生する可能性は排除できず、
これまで以上に注意する必要があります。
2.(1)つきましては、イラクのうちクルド地域以外の地域に渡航することは、
どのような目的であれ絶対に見合わせることを、また、クルド地域以外の地
域に滞在されている方は、最新の情報の入手に努め、十分な警備措置を講じ
た上で直ちに同地域から退避されることを改めて強く勧告します。
(2)また、クルド地域についても、どのような目的であれ渡航を延期するよう
お勧めしますが、やむを得ず同地域に渡航される方は、十分な安全対策を
とるほか、イラク中・南部やクルド地域とイラク中・南部との境界付近に誤って
立ち入らないよう、現地事情に詳しいガイドなどを雇用するようにしてください。
また、テロの標的となりやすい政府関係機関等に近づかないようにしてください。
3.なお、報道によれば、最近イラクで発生した主な事件等は以下のとおりです。
また、これとは別に、多国籍軍、イラク軍による国内各地での掃討作戦で多数の
武装勢力が殺害・逮捕されています。
(1)11月15日
(イ)北部タミーム県キルクーク南部の地区で、警察幹部の車列に対して自動
車爆弾を使用した自爆テロがあり、警察官2人及び学生2人を含む7人が死亡、
20人が負傷しました。
(ロ)中部バービル県ヒッラで、部族の会合を標的にした自爆テロが発生し、
少なくとも14人が死傷しました。
(2)11月16日
(イ)中部ディヤーラ県バークーバ近郊の村で、この日までに、警察パトロー
ル近くで爆弾が爆発し、警察官3人が死亡しました。
(ロ)バグダッド中心部で、衛星テレビ局の記者が出勤途中に何者かに拉致さ
れました(19日に解放されました。)。
(3)11月17日
(イ)中部ディヤーラ県ハーナキーンで、地雷が爆発し、兵士6人が負傷しまし
た。
(ロ)中部ディヤーラ県ミクダーディーヤで、警察官が武装集団の攻撃によっ
て負傷しました。
(4)11月18日
(イ)北部タミーム県キルクーク西方で、この日までに、武装集団がイラク軍
の基地に勤務する兄弟2人を自宅から拉致しました。
(ロ)中部ディヤーラ県バークーバのサッカー場付近で、道路脇に仕掛けられた
爆弾が爆発し、子供2人を含む計3人が死亡、子供6人を含む計7人が負傷しま
した。
(ハ)バグダッド中心部のカッラーダ地区にあるフッリーヤ広場付近で、財務省
当局者の車列が通過した際に自動車爆弾が爆発し、9人が死亡、20人が負傷し
ました。
(5)11月19日
(イ)南部バスラ西方にある民家にロケット弾が着弾し、計8人が死亡しました。
(ロ)北部サラーッハッディーン県バイジ北郊の村で、警察官の自宅前で自動
車爆弾が爆発し、10人が負傷しました。
(ハ)バグダッド東部のバラディーヤ地区で、乗客を乗せたバスの近くで道路
脇の爆弾が爆発し、1人が死亡、9人が負傷しました。
(6)11月20日
(イ)中部ディヤーラ県バークーバ近くで、この日までに、武装集団がイスラム
教スンニー派警察官 宅を襲撃し、家族3人が死亡、2人が負傷しました。
(ロ)バグダッド東部で、道路脇に仕掛けられた爆弾が爆発し、米軍兵士とイラ
ク人通訳の2人が死亡、兵士3人が負傷しました。
(7)11月21日
(イ)北部ニナワ県モースル北方で、この日までに、スンニー派アラブ人部族長
宅を狙った自動車爆弾による自爆テロが発生し、民間人1人が死亡、3人が負
傷しました。
(ロ)中部ラマーディーの裁判所で、警察検問所に対する自動車爆弾を使用し
た自爆テロがあり、警察官3人と民間人3人の6人が死亡、22人が負傷しました。
イラクに対する渡航情報(危険情報)の発出(2007/05/10)
●クルド地域を除くイラク全土
:「 退避を勧告 します。渡航は延期してください。」(継続)
●クルド地域(エルビル県、スレイマニア県及びドホーク県)
:「渡航の延期をお勧めします。」(所属企業等を通じ十分な安全
対策をとることができない方は、一時退避をお勧めします)
(継続)
☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。
1.概況
(1)イラクにおいては、2007年2月から米軍及びイラク治安部隊による武装
勢力への掃討作戦が展開されていますが、5月上旬の時点においても、首
都バグダッドを始め全土でテロが頻発しています。国内では引き続き、
治安部隊と武装勢力の衝突、自爆テロ、宗派対立による攻撃が頻発して
おり、さらに4月中旬には、これまで比較的安全とされてきたバグダッド
の多国籍軍管理地域(インターナショナルゾーン)内の国民議会議事堂
においても自爆テロが発生し、その後も同地域への攻撃が増加傾向にあ
ります。
(2)これまでのアル・カーイダ関係者によるとみられる声明等の中には、
攻撃対象として日本に言及したものもみられます。また、イラク各地に
おいて同国の安定・復興の妨害を狙ったテロや誘拐事件も引き続き懸念
されており、今後も日本人を含む外国人を標的とする襲撃・誘拐等が発
生する危険があります。
(3)イラク治安当局の体制は発展途上にある上、在イラク日本国大使館に
よる邦人保護業務も治安情勢、通信、移動の制約等から極めて困難な状
況にあります。
2.地域情勢
(1)クルド地域を除くイラク全土
:「 退避を勧告 します。渡航は延期してください。」
(イ)駐留多国籍軍・イラク治安部隊と武装勢力との衝突、米軍を始めと
する駐留多国籍軍、イラク政治家、政府幹部などの要人や治安部隊、
外国人を含む民間人及びこれら関連施設を標的としたテロや誘拐事件
が多発しています。また、2006年2月22日にイラク中部のサーマッラー
でシーア派の聖廟が爆破された後、宗派対立が背景にあるとみられる
事件が多発し、多数の犠牲者が発生しています。
(ロ)これまでに複数の日本人がテロや誘拐事件に遭遇しています。2003
年11月にはティクリート近郊で外交官2人が殺害され、2004年4月には
ファッルージャ近郊でNGO活動家等5人が相次いで拘束され(後に解
放)、同年5月にはバグダッド郊外でジャーナリスト2人が殺害されま
した。また、同年10月には旅行者が拘束・殺害される事件が発生しま
した。さらに、2005年5月8日、民間警備会社に勤務する日本人を含む
一行がアンバール県ヒート近郊を車列で移動中に、何者かに襲撃され
る事件が発生しています(事件の翌日(9日)付けで、イラクの武装勢
力「アンサール・アル・スンナ軍」(当時)がウェブサイト上で犯行
声明を出しています)。
(ハ)依然として、旧政権の残党勢力、国内のイスラム過激派及び国際テ
ログループ(アル・カーイダ系とみられる関係者を含む)等の武装勢
力が混在している模様であり、攻撃手法は自動車爆弾(自爆を含
む)、仕掛け爆弾、ロケット砲、迫撃砲、銃撃等多岐にわたります。
誘拐事件についても、イラク人・外国人を問わず、これまでにジャー
ナリスト、企業家、NGO、労働者等、様々な民間人が被害者となる事例
が多発しています。
その犯行主体はテロ活動を行う武装勢力に限らず、身代金目的の一
般犯罪組織の関与も疑われており、各所に内通者がいることも考えら
れます。仮に警護措置がとられていても、犯人側が複数で警護を圧倒
し拉致を実行する例があるほか、事務所や住居等屋内に侵入し犯行に
及ぶといった強硬な手口による事例もあります。
(ニ)バグダッドにおいては、自爆テロや治安部隊による掃討作戦が日常
化しています。2006年11月23日にサドル・シティーで連続車両爆破及
び迫撃砲による砲撃で450人以上が死傷する事件(200人以上が死
亡)、また、2007年2月3日、3月18日に中心部のサドリーヤ地区で、自
爆テロによってそれぞれ100人以上が死傷する事件が発生しました。さ
らに、最近では、4月12日にバグダッド北部のサッラーフィーヤ橋が爆
破される事件や、警備が最も厳重とされている米軍管理区域のインタ
ーナショナルゾーン内の国民議会議事堂において自爆テロが発生し、
多数の死傷者が出ました。
なお、2007年2月14日からはイラク治安部隊及び多国籍軍が新バグダ
ッド治安計画(法の執行計画)を実施しており、検問等で非常に厳重
な警戒態勢が敷かれています。
(ホ)最近の外国人に対する誘拐事件としては、2006年1月7日バグダッド
で米国人ジャーナリスト1人、1月18日バグダッドでケニア人技師2人、
1月24日バイジ市(サラーハッディーン県)でドイツ人技師2人、1月
30日米国系非政府組織(NGO)に雇用されているトルクメン人、2月
16日南部バスラ近郊で清掃会社で働くマケドニア人2人とドイツ人契約
業者1人(マケドニア人2人はその後解放)、5月16日バクダッドでアラ
ブ首長国連邦の外交官(その後解放)、6月3日バクダッドでロシア外
交官ら5人が襲われ1人が殺害され、4人が何者かに拉致される(その後
殺害)、2007年2月4日イランの外交官が武装勢力に拉致される、2月
6日ドイツ人母子が武装勢力に誘拐されるなどの事件が発生しており、
依然として外国人を標的にした誘拐事件が後を絶ちません。
つきましては、下記(2)を除くイラク全土に滞在されている全ての
日本人の方々に対し、十分な警備措置を講じた上で直ちに国外へ退避さ
れるよう改めて勧告します。また、目的の如何を問わずこれら地域への
渡航は延期してください。
(2)クルド地域(エルビル県、スレイマニア県及びドホーク県)
:「渡航の延期をお勧めします。」(所属企業等を通じ十分な安全対策
をとることができない方は、一時退避をお勧めします)
フセイン政権下において長年弾圧されてきたクルド人は、湾岸危機を
契機に自治の動きを強め、特に2003年の同政権崩壊後はその動きを加速
化させています。同時にクルド地方政府は、クルド地域に数多くの検問
所を設け、来訪者の入域を厳しくチェックするなどして、地域内の治安
維持に意を用いています。
しかしながら、同地域では、2005年5月のエルビルにおける警察採用セ
ンターを狙った自爆テロ(50人死亡)、同年6月のエルビルにおける交通
警察本部外で発生した自爆テロ(20人死亡)、同年10月のスレイマニヤ
の政府庁舎付近での自動車爆弾2発による自爆テロ(12人死亡)が発生し
ています。また、最近でも2007年5月9日には、エルビルのクルド地方政
府(KRG)内務省付近で100人以上の死傷者を出す自爆テロが発生してい
ます。
さらに、同地域はテロの頻発するイラク中部(クルド地域に隣接する
タミーム県キルクーク市、ニネヴァ県モースル市も含まれます)に隣接
していること、さらにはイラク全体の情勢が流動的であることから、ど
のような目的であれ渡航を延期するようお勧めします。
なお、やむを得ず同地域に一時的に渡航される方は、十分な安全対策
をとるほか、誤ってイラク中部に近づくことのないよう、現地事情に詳
しいガイド等を雇用するようにしてください。
3.その他
イラクに対しては、逐次、スポット情報を発出していますので、同情報
も参照してください。
さて、これらの物騒な状況となっている原因が
いわゆるイラク戦争とよばれる戦争で
湾岸戦争敗退後の武装解除を
満足にしていないところに起きた
9.11テロに関わる
イスラム勢力に対する締め付けから
アメリカが中心となっておこしたのが
イラク戦争です。
残念ながら現在も、解決の糸口が
見えてないために、冒頭に引用をした
外務省のホームページみたいな状態に
なっているのです。
さて、こんな話しの解決の
糸口になるかもしれないし
場合によっては反面教師になるかも
しれないのが
実は現在のアフガニスタン情勢です。
アフガニスタンは、前述の海外安全ホームページでは
地図を見ると、全土が退避勧告を表す
真っ赤になっています。
現在語られることが少ないアフガニスタンでは
何がおきているのか、という話しです。
よろしければ、おつきあいのほどお願いします。
ごきげんよう。
現在の世界情勢は本当に脂っこいので
どうやって伝えるか思案をしている
「イトー×ani」がお届けする
FURANO History Factory (F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)
コールサインJOZZ1AS-FM 周波数77.1MHz
北海道富良野市とその周辺で聴くことが出来る
コミュニティーFM局「ラジオふらの」の
毎週月曜日午後四時からオンエアー中

