伊藤博文以来

激動の首相の辞任発言からはじまって
いろいろあって、
総裁選の日程などが決まりまして
政局の今後がどうなるのか、注目されるところです。

と、そんな時に、今回の第二次安倍内閣について
気がついたのですが、

この内閣って内閣制度発足以来、最短の内閣では
ないのかってことです。


9月17日オンエアー 第129回放送分
「FURANO History Factory(=FHF・フラノヒストリーファクトリー)」
放送を終えました。

で、調べてみたところ、
首相の在職日数としては、
最短は、東久邇稔彦首相の54日で、
かつ何次・何次とわけた内閣単独としても
今までは最短だったのですが、

第一次安倍内閣を考えずに
今回の第二次安倍内閣だけで考えると
9月23日に総裁選が24日に総辞職、首班指名と組閣が行われる
と、考えると
27日間という、東久邇内閣の持つ最短記録を
下回る、憲政史上最速の記録を樹立したことになるのでしょうか。

と、思ったのですが、今回のは内閣改造ですから
第×次内閣とはカウントされないのですよね。

ただし、改造内閣と銘打たれた歴代の内閣を調べたところ
それを含めると、今回の安倍改造内閣が最短でした。


ちなみに、最長連続任数記録を持っているのが
安倍首相の祖父の弟にあたります
佐藤栄作首相の2798日
最長在任数記録を持っているのが
桂太郎首相の2886日です。

てっきり、第五次内閣まで組閣している
吉田茂首相あたりが入ってくると
思ったのですが。


ちなみに、安倍晋三首相の晋の字
(それから首相の父親晋太郎の晋の字も)は

郷土の英雄にして、奇兵隊の創設者
高杉晋作からとられているのは有名な話ですが

そんな奇兵隊出身なのが桂太郎です。

そして安倍首相の曾祖母の姉妹の息子の義父が
吉田茂です。

こんなところから、今回の最短記録の更新に
歴史的因縁を感じてしまったのと




丁度内閣の転換期ということでテーマにしたのが
日本の内閣制度の歴史です。

そもそも内閣制度のスタートはどこからか、という話ですが

江戸幕府が倒されて、明治政府になって、
天皇中心の政治が行われるようになりました。

で、天皇中心の政治ということで、当初は
奈良時代から延々続く太政官制度をひな形にした
体制で新政府を運営しようとしましたが、
職責が不明瞭ということで、新しいシステムが模索されていました。

中でも近代化を大久保とともに推し進める立場を取った伊藤は、
大久保の死後、近代化の中心となります。
そして
岩倉使節団で欧米に渡り帰国した約十年後

日本でも国会開設をすることになった1881年の翌年
1882年に、伊東巳代治、西園寺公望らとともに渡欧して
ドイツ・オーストリア・イギリスなどで
憲法の調査に当たります。

と、同時に新しい国の体制を定めるための
調査をしたのですが、

そんな伊藤に入れ知恵したのが
ドイツの鉄血宰相「ビスマルク」です。


ドイツは「領邦」と呼ばれる半独立国が
群雄割拠したり、ゆるやかに連携をしている、
日本で言えば戦国時代みたいな時代が
19世紀の半ばまで続いていました。

そんなドイツを統一したのが「プロイセン」です。

「プロイセン」は国が大きくなってくる途上で
軍国主義でどん強国になってきまして

「ドイツ」の対外戦争では中心となって戦うことで
主導権を得ることになります。

そして、1864年の「デンマーク戦争」
1866年の「普墺戦争」
1870年の「普仏戦争」と
立て続けに勝利をすることで、ドイツ統一の主導権を握り

このプロイセンの王を皇帝として
「ドイツ帝国」が成立をします。

そんなドイツはプロイセン王でもあるドイツ皇帝の権力が
大変強い。

このシステムを作り上げたのがビスマルクですが

日本もドイツと似たような状況であるなら
ドイツ=プロイセン式を導入したほうがよいと
すすめたそうです。

しかもこの時に同じく見たのが
「国王は君臨すれども統治せず」の伝統を持ち
議会の力が強いイギリス。

議会の力を強くすることは無理だと思っていた伊藤は
ドイツ=プロイセン式を導入するにいたります。


で、実際の内閣制度の成立

というところで時間となりました。

と、いうことで、
来週も、この話は続きます。

丁度総裁選のケリもついてるころですね。


そんな結果を受けた政治的な話はしませんが、
よろしければおつきあいのほど
お願いします。


それと、番組中に「土曜日フラックタイムのMさん」から
メールをいただきました。


メールの中で、ふるさと銀河線の車両についてふれられていて
番組内では、僕は「ふるさと銀河線の車両」が
ミャンマーかラオスにおくられる
と話したのですが、

調べてみたら、ミャンマーでした。

彼の地でも活躍をしてほしいものですね。


メール、ありがとうございます。

さすが生放送。生放送っていいですね。

来週も仕事のシフトの関係で
生放送になります。

ごきげんよう。


しばらくは、休みがなさそうな「イトー×ani」がお届けする 
FURANO History Factory (F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)
コールサインJOZZ1AS-FM  周波数77.1MHz
北海道富良野市とその周辺で聴くことが出来る
コミュニティーFM局「ラジオふらの」の
毎週月曜日午後四時からオンエアー中

comment

Secret

プロフィール

Author:イトー×ani:歴史の旅のナビゲーターを自称


最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク
Powered By FC2ブログ

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ