ツェッペリンのカレー

と、言っても、ボーカルのロバートプラントが率い
青池保子さんの傑作少女マンガ「エロイカより愛をこめて」の
主人公達のモデルとなったバンド
「レッド・ツェッペリン」ではありません。


7月9日 オンエアー 第119回放送分
「FURANO History Factory(=FHF・フラノヒストリーファクトリー)」
での、コーナー「富良野印度化計画」であります。


カレーの街、といえば
スープカレーの札幌、海軍カレーの横須賀、呉、舞鶴
カレーミュージアムの横浜
焼きカレーの門司・小倉といった北九州
東京都内だったら、カレー店密集率日本一の
神田神保町
といったあたりがすぐ頭に浮かんできます。

これらの町にくらべたら
富良野や、奥美濃カレーの郡上市は
いわば新興勢力。

そしてその新興勢力に名乗りを上げたのが
茨城県の土浦市です。

土浦のカレーについては
5月21日OAの112回放送でも少し話題にしたのですが
もともとは海軍の航空基地があって
海軍の習慣にそって、金曜日にはカレーを食べていたのと

1929年に北半球周航をしている、
ドイツの大型飛行船「ツェッペリン伯号」が
こちらの飛行場に寄った時に、
乗組員に振る舞ったところ、たいそう喜ばれたという
故事があります。

ちなみに番組内では、現在は土浦駐屯地も霞ヶ浦駐屯地も
陸上自衛隊の駐屯地なので、最初は陸軍の航空隊と
ウッカリ言ってしまい、慌てて訂正したのですが、
両駐屯地とも前身は霞ヶ浦海軍飛行場と
海軍飛行予科練習生がおかれた土浦海軍航空隊で
戦前の土浦周辺といえば
海軍航空隊の一大拠点ですよね。


あと、土浦市は日本で一番のレンコンの生産量を誇ります。



ということからカレーでの町おこし自体がはじまったのが
2004年から

毎年恒例となった土浦カレーフェスティバルと、
市内の料理店によるオリジナルカレー「つちうら咖喱物語」の認定
シンボルカレーである「土浦ツェッペリンカレー」の
学校給食への導入
カレーに関するパンやお菓子の開発など

なかなか幅広く行っています。

しかもつちうら咖喱物語の必須条件は
「れんこんの使用」

のみなのです。



だから揚げたレンコンが入っているカレーだけでなく
生地にレンコンが練り込まれている
レンコンカレーパンとか
レンコンとニンジンとカレー粉が入った和菓子
「カレーマドンナ」
レンコンパウダーを麺の生地に練り込んでいる
レンコンカレーラーメンとかも

あと、という懐の広さ。

ただし、必須条件がこれでも認定のハードルが高いそうで
これもなかなかスゴイなぁと思います。

それからレトルトの「土浦ツェッペリンカレー」もあるそうで

これらの話を雑誌で読んだだけで
土浦に行きたくなったのです。

僕自身、カレーに入ったレンコンって好きなので。


あと、町おこしの関係者には
参考になる話なのかなと思って
紹介いたしました。



☆最近行ったカレーのお店


☆寝釈迦(旭川市永山2-20)

脂っこいお仕事を乗り切った自分へのご褒美ということで
ここでカレーを食うしかねぇと思い
勇んで行きました。

前回行った時も、テーブルのシートの下に引かれている
今日のカレエを食べることができたので、
今回も聞いてみたら、「ありますよ」とのことなので
即決。
頼んだ本日のカレエは「ハルディ・チキン」

なんでも、ムルギのスパイスを深く焙煎して
スープカレーにしたとのことで

これは期待大です。

もう運ばれてきた段階で、普段のスパイシーな香りに
なんとも芳ばしい香りが加わって

もうそれだけでワクワクです。

ということで、まずはスープを一口。

お、

これは

普段と同じスパイスでありながら
香ばしさが違うので、また新しい顔を見せてくれます。

このゴリゴリしたスパイス遣いが
寝釈迦の真骨頂かと。



で、具材のナスの油通しと油やスープのしみこみ具合も
いつも通り最高。
スープカレー、素揚げナス至上主義者である
畏友GMクンもこの仕事には思わず納得の出来です。

ニンジンも甘く、柔らかく、ウマいし

どうも貧民のカレーというイメージが強かった食材「もやし」も
シャキシャキした感触がこのスープによくあっていますし
キャベツや水菜もいい感じです。

しかも、スープをすくっていると、肉分では
いつものオイしいチキン以外にも

塩豚が沈んでいました。

これはウレしいサプライズ。

最初は、そんなに熱くないかもと思いながら
夢中でガッツいていると

いつも通り、気がついたら
口の中をヤケドしてました。

いい加減、学習しないとダメですか。そうですね。




☆カリーレストラン カレーリーフ
(帯広市西17条南5丁目8−103 オーロラ175 1F)

スープカレー屋さんをはじめとして
カレーをメインに出すようなお店は

偏見かもしれませんが

ワルい友達の部屋みたいな店内が暗い感じのカレー屋さんと

住宅雑誌に出てくるような店内が明るい感じのカレー屋さんが
あるような感じがしています。

前者を「クロいカレー屋さん」後者を「シロいカレー屋さん」と
勝手に呼んでいます。

で、帯広もなかなかのカレーの街っプリを発揮している
個性的なカレー屋さんが多い街なのですが

僕にとって、
「クロいカレー屋さん」の絶対的な横綱がワムウなら
「シロいカレー屋さん」の絶対的な横綱が
こちら「カレーリーフ」です。


僕自身は、3年ぶりくらいに訪れましたが
店の周辺の宅地化が進んでいたので

なんか周囲の景色が違う感じがしました。


が、

店内に一歩足を入れると、
さらさらと、水音がします。

ここらへんは変わっていない。

もうそれだけで癒される感じです。


「地球交響曲」っぽい、スケールの大きい
アース系のBGMが流れる
明るく清潔な店内には

カウンター4席
4人がけテーブルが3つ
2人がけテーブルが2つありまして

僕は2人がけテーブルに座ったのですが
後ろの4人がけテーブルには
3人連れのマダムが座っていました。



で、カレーリーフの店名は
南インドやスリランカで生えている
カレーリーフの木に由来しています。

で、そのカレーリーフを栽培していて
フレッシュなカレーリーフの香りを味わえるというのが
このお店のウリです。

今回注文したのは
夏季限定、チキンと夏野菜スペシャル。

ワクワクしながら待っていると
いい香りとともに
オレンジ色の非透明系の優しいスープが登場

まず、目についた野菜がスゴい。

ズッキーニ・ナス・ジャガイモ・カボチャ
アスパラ・ニンジン・ほうれん草
トマト・シシトウが
整然とスープの中に沈んでいるのですから。

メニューには、可能な限り地場産品を使うといった
旨が書かれていました。



全部オイしかったけど、
特にカボチャやニンジンの甘さと
アスパラがメチャクチャみずみずしくて
美味しかったのと、ほうれん草の油通しの具合が
好みでした。

しかも、その下には、油通しされた鶏肉が隠れていて
皮とかがパリパリでジューシーな鶏肉が

激ウマなスープにベストマッチ。

肉もウマイのに加えて野菜のうまさが光る
農業王国十勝の正しいスープカレーといった感じで

横綱の地位は維持したままですね。

というか、初夏でこの味ですから、
もっとさまざまな野菜の旬と、かさなったら

どうなるんでしょう。

そういう意味でも
末恐ろしいカレーですね。



☆カレーとコーヒーの店 BOKU(旭川市神居2条5丁目2)

私の職場の同僚(旭川出身・在住)が
「旭川で一番のカレー屋さん」といってはばからない
古くからあるコーヒーとカレーがオイシイお店です。

が、それとともに、僕にとっては
温泉のシメにふさわしいカレー屋としての認識が高い。

え、

なんでって

それは、こちらは

舘浦海豹氏が主宰している海豹社発行の雑誌
「北海道いい旅研究室」のバックナンバーが
1号から8号まで揃っていて
読むことができる、旭川では唯一のお店なんです。

と、いうことで、久々の「BOKU」へ

そういえば、こちらは、しばらく前に移転をして
店舗が新しくなりました。

環状一号線を車で走っている時に
外見がかわったのは見ていたのですが

入るのが初めてということで楽しみにお店のドアを押すと。


お、

明るい感じ。

クセの強いスパイスや香草の香りも
いいカレー屋さんである証です。



丁度、「いい旅」のバックナンバーが手に届く本棚横に
2人がけのテーブルがあったので、
ここに座ってメニュー見ると

「チョロンギー(インドの屋台風スープカレー)」という
メニューに目がいきまして。

前回来たときは、ルーカレーのメニューしかなかったので
即決。


で、登場したカレーが
焦茶色の非透明系スープに

ナス、ジャガイモ、パプリカ、ピーマン、トマト、
鶏のチューリップが行儀良く並んでいます。

一口入れると

コゲの匂いの一歩手前といって、それが不快に感じず
むしろ魅力にうつるような、すごい芳ばしいルーカレーから
スープカレーへとアプローチしていった、
そんな感じのスープです。

ゴマが散らされたご飯をスープに浸すと
これまたいい感じでして

具材の味も、そんな強い個性のスープに負けていません。

しかもね鶏肉も美味しいですし、

これまた一気呵成に食べてしまいました。

しかも、そこに沈んだスパイスをかじると
ごりっとした感触とともに
クミンの香りが、

これも嬉しいサプライズ。

ま、強いて言えば、「インドの屋台風」ということで
もっとトマトの効いたカレーを想像していましたが

まぁ、これはこれで
ということで。


で、芳ばしいルーカレーには、食後のコーヒーが
特によく似合う。

と、思って、コーヒーを注文し

「いい旅」のバックナンバーを片手に
いい時間を過ごしたのでした。


で、店内にぷんと通奏低温のように漂う
香りを構成する物質について思い当たりました。

セロリです。

カレーとか、タコスミートとかに入ったセロリって
好きなんですよね。





ところで

あなたのオススメはどこのカレーですか?

あなたのカレーに対するこだわりはなんですか?

よろしければ教えてください。

よせていただいたコメントは、さしさわりなければ
番組内で紹介させていただきます。



あと、かつて僕が訪れたカレー店については
左の欄のカテゴリー「印度化計画」を
クリックしてくれれば、見ることができます。




カレー莫迦一代のナビゲーター「イトー×ani」がお届けする 
FURANO History Factory (F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)
コールサインJOZZ1AS-FM  周波数77.1MHz
北海道富良野市とその周辺で聴くことが出来る
コミュニティーFM局「ラジオふらの」の
毎週月曜日午後四時からオンエアー

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Author:イトー×ani:歴史の旅のナビゲーターを自称


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