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2018.02.12 釧路と小樽
少し前、江別市の人口が小樽市を抜いたニュースが流れましたが、
先日は、苫小牧市の人口が釧路市を上回ったというニュースが流れました。

ちなみに、こちらは、「苫小牧民報」紙の記事です。

一部、引用させて頂きます。


苫小牧市人口道内4位 釧路市を22人上回り入れ替わる

*札幌市は1月1日現在、函館 市、小樽市は昨年12月末現在

 住民基本台帳に基づく1月末の人口で、苫小牧市は17万2236人(前月比137人減)となり、釧路市の17万2214人(177人減)を22人上回り、初めて道内4位の人口規模となった。水産など地域経済の低迷を背景に釧路市の人口減が急速に進み、4位から5位に転じた。一方、苫小牧市の人口も4年連続で前年割れしており、人口減少対策の重要性は増している。

 苫小牧市人口の道内順位が入れ替わるのは、帯広市を抜いて5位に浮上した2004年以来。人口規模で道内4番目の都市の位置付けとなったが、岩倉博文市長は「うれしいというよりは、逆に人口減への危機感が強くなった」と複雑な心境を明かした。

 1月末時点の人口を前年同月比で見ると、苫小牧市は867人減、釧路市は2135人減で減り幅が大きい。道内主要都市の両市が共に人口減少が進展しており、対策の必要性に直面している。

 釧路市の人口は1980年代に22~23万人に達したが、石炭や水産など地域基幹産業の衰退を背景に若い世代の流出が進み、少子高齢化が加速。同市の担当者は「死亡が出生を上回る自然減が続いており、昨年の自然減は1200人以上にもなった。転入より転出が多い社会減はここ数年減少幅を縮めているものの、昨年は840人を超えた」と説明する。

 苫小牧市も13年12月末の17万4469人をピークに減少傾向に転じ、年間300~700人程度の落ち込みが続いている。特に地域産業などを支える生産年齢人口(15~64歳)の減少拡大が顕著。岩倉市長が就任した06年7月末で11万7752人だった生産年齢人口は、17年12月末に10万2855人となり、11年余りで1万4897人も落ち込んでいる。

(後略)


小樽市の時も江別市も人口減少しているが、
減少幅がより多い小樽が、江別市に抜かれたということですが、

上記の新聞の記事通り、今回の釧路市のケースも
苫小牧市よりも釧路市の人口減少幅が多かったということで
抜かれたそうです。

釧路ね~。

私がかつて釧路管内に住んでいた平成ヒトケタの時は、
堂々の20万都市だったんですけど。
一度20万割れしてから、阿寒町、音別町と合併をして
再び20万人の人口を維持したのですが、
下げ止まりが続かないみたいです。


2017年のデーターですが、日本の10万人以上人口を有する市の
人口減少率があるのですが、

1%を超えるのが、
1.0% 奥州市 会津若松市 今治市
1.1% 下関市 唐津市
1.2% 函館市 釧路市 日立市 尾道市 岩国市 大牟田市
1.3% 一関市 鶴岡市
とあって、ダントツで高かったのが
1.8% 小樽市でした。

13の市のうちで、道内の市が3つ入っています。
釧路市もすごいですが、やはり小樽の値が際立ちます。

2016年から2017年にかけて、2218人減っていて、
減少数を見ても、
道内では、3159人減の函館市、2464人減の旭川市(減少率は0.7%)についで
3番目。(4番目は釧路市の2218人減)です。

函館、小樽は、ご存じ観光の街であるのに加えて
地域ブランド研究所の地域ブランド調査2017では、
2位函館、4位小樽と上位に来ています。
(ま、これを見ると、この調査の…がわかるような気が……)


ちなみに、この記事が出た時点での、北海道内の市の人口10傑ですが、

1位 札幌市 196万3626人
2位 旭川市 33万9858人
3位 函館市 26万2519人
4位 苫小牧市 17万2236人
5位 釧路市 17万2214人
6位 帯広市 16万7597人
7位 江別市 11万9021人
8位 小樽市 11万8923人
9位 北見市 11万8716人
10位 千歳市 9万6790人

とのこと。

小樽市と北見市の人口の差が207人。

2016-17のデーターですが、北見市の人口減少が1100人。減少率は0.9%
と、考えると、小樽市が北見市に抜かれるのも時間の問題でしょうか。


小樽の行政について、観光客の方には向いているけど
地域住民にとっては住みにくさを感じるというところが、
この減少率にあらわれているのだとしたら、
考えなくてはならない問題です。

確かに港町ならではの街並の古さとか、坂の多さとか
住みにくい部分もあるでしょうが、
観光客が多く来るだけの魅力があるなら、
リピーターも多く来てしかるべきですし、

さらに、そんな人の一部が移住をしてくる。
というのが、理想的な形なのでしょうが、
そんなのは、あまりないみたいです。



実は、道都であるあの街の行政もそうだったりして。

オリンピックシーズンなので、次の次のオリンピックを目指している
とブチあげていますが、それが、あのプロ野球球団に対して
した程度のスポーツ観に基づくものしかないのだったら、それは、悲劇です。

先日も南区で、新球場についてのフォーラムがありましたが、
この資料を見ても、北広島のほうが、有利な感じが…

オリンピックの誘致については、市内にスキーアルペン競技を開催できる
スキー場がないということで、誘致するときは、スキーアルペンの会場が
ニセコか富良野になるということなので、
そういう点では興味もありますが、

あの一企業に対する対応があのテイタラクなのに、
オリンピックとかになったら、どんだけのヤラカシが出るのか
と考えると、難しいのかな、と思っていますが、

この新球場とオリンピックの話はまた日を改めて
したいと思います。




ちなみに、人口について調べている課程で、面白いデーターを
発見しました。

昭和35年の国勢調査による、北海道の市・町の人口ランキングです。


1 札幌市 52万3,839
2 函館市 24万3,012
3 小樽市 19万8,511
4 旭川市 18万8,309
5 釧路市 15万0,624
6 室蘭市 14万5,679
7 夕張市 10万7,972
8 帯広市 10万0,915
9 美唄市 8万7,345
10 豊平町 7万7,312 (現札幌市)

当たり前ですが、今とはランキングが全然異なって、
そこが面白いです。

高度経済成長のまっただ中ですから、
室蘭・夕張・美唄といった、産業を抱えている町は強いです。
ちなみに、11位~30位は、以下の通りです。

11 芦別市 67,137    
12 北見市 66,932    
13 苫小牧市 62,384    
14 岩見沢市 60,650    
15 三笠市 56,196    
16 赤平市 54,635    
17 稚内市 51,113    
18 千歳市 44,522    
19 網走市 44,052    
20 根室市 42,740    
21 紋別市 40,281    
22 士別市 38,951    
23 歌志内市 38,002    
24 江別市 37,396    
25 名寄市 35,859    
26 留萌市 35,818    
27 滝川市 35,093    
28 砂川市 31,750    
29 富良野町 29,253 (現 富良野市)
30 幌別町 29,100 (現 登別市)

こちらにも、芦別・三笠・赤平・歌志内といった
空知の産炭地にある市がランクインしているところが
時代を感じます。
しかも、芦別、三笠、赤平が人口5万人超というのが
時代ですね。



何かしらの勢いがある産業があるうちに
次の手をうっていくことって、大切です。





ということで。(´・ω・)ノシ
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