呉観光初日は、広島市内スタートでした。

朝7時に宿のバイキングを軽く食べましたが、
そのあと、辰川バス停からほぼノンストップで市の北側を
歩きづめで、小腹がすいてまいりました。
10時を少々回った時間。いるのはレンガ通り。

ということで、むかったのが、フライケーキの福住さんです。

フライケーキは、二口大で食べられそうな揚げドーナツや揚げ饅頭のような外見の中に、
餡の入っている素朴なお菓子で、呉ローカルのスイーツです。
前回、呉に来た時も、前を通ったのですが、
前回の目的は「伊勢や」さんで、肉じゃがと、洋風カツ丼を食べることで、
二品食べたところで、フライケーキを食べる余地がなかったのです。

ということで、念願叶うです。

独特のモダンなロゴで「フライケーキ」と書かれている看板が
風格を感じます。昭和感漂ういい雰囲気のお店です。
中には、お店のかたと何人か先客の方が談笑されている様子。
初めてのお店ということで、他のお客さんがいらっしゃると
注文とかの作法がわかるのでありがたいです。

中へ入ります。

店内は、レジとその下のショウケースと、
厨房という狭いスペースですが、
外の窓にも面している大きなフライヤーの中にはたっぷりの油があって、
銀色のざるやパットに並んでいるフライケーキの風貌がいい。
油の中をフライケーキが泳いでいます。
そして横の銀色のパットには、揚げたてのフライケーキ。
揚げたてのものが、キツネ色の肌を見せて
ずらっと並べられている光景は、なんかいいです。
お肉屋サンとかで買い食いをした、中学・高校時代を思い出します。

しかも揚げ油とかの香りもそそります。たまりません。

とりあえず、このあとの予定もあるので2個購入します。
すると、さっき揚げて、軽くパットで冷ましたのを
薄い紙袋に入れてくれます。
袋越しに伝わる暖かさも、油が外に染みるのも食欲をそそります。

まずは早速、お店の外で、頂きます。

揚げドーナツや揚げ饅頭のような外見をしているとはいえ、
キレイなまん丸ではなく、シナモンとか砂糖などもまぶされていないのが
飾り気のなさが、親しみ持てます。

一口かぶりつきますと、アツアツハフハフになります。
これはアツいです。
そして、優しい甘さです。

まずは、外側の噛み心地がサクッとしていて気持ちいいです。
そして、中は軽くしっとりふんわりとしていて
このバランスがまずはいいのです。

生地もほんのりと甘いですし、油であげられているのに、
そこまで油っぽさを感じません。
しかも、形が軽く歪んでいる分、カリッと揚がっている部分とか、
サックリ揚がっている部分とか、食感が違うところがあるのも面白いです。

そして中のアツアツな餡はこしあんですが、
こちらも、甘さ控えめ、穏やかで優しげな甘さです。
この餡の味わいも老舗ならではの美味しさを感じます。

そして、甘さ控えめの餡と皮と
油の香ばしさがすごく、マッチしています。
この香ばしさが食欲をそそるのです。

油・ドーナツ状の生地・餡とトリプルでくるので、
もたれそうなイメージがありますが、全然そんなことがない。
ここも人気の秘密でしょうか。

あっという間に一つ目を食べ終わりまして、
その後は、レンガ通りを歩きながら、もう一個いただきます。

新久千映さんの「新久千映のまんぷく広島」(メディアファクトリー 刊)
に出てきた新久さんも、
なぐもさんの「赤城さんの鎮守府食べある紀行 総集編1」(なぐもカレー部刊 / 同人誌)
の赤城さんや加賀さんとかも、はふ はふ ほふっ ほふ 言いながら
散策しながら食べていましたので、それにならいます。

レトロな雰囲気が残る、レンガ通りの商店街を見ながら
歩いて食べ歩くのも乙なものです。

ちなみに「赤城さん~」には

フライケーキ
饅頭をあげたようなもの
サクサクでドーナツのような食感。
美味しい。やけどに注意

と、紹介されていましたし、

「まんぷく広島」には
「おやつにせん」「呉で甘いものといたらアレじゃね」なんですかなんですか
「福住」のフライケーキ
ふんわり皮に甘さ控えめのこしあん入り
揚げ立てはさいこうよ!
おみやげにも!
チーン  トースターであっためてもオイシイヨ
「あんドーナツですね」「侮るなかれ」こしあん超好き
なんとこの「福住」は昭和20年代からフライケーキだけを揚げ続けているのです
少し離れた工場で生地をこねる二代目
古い街並残る商店街を散策するのも面白いです フライケーキ片手に

と紹介されてしました。


昭和20年代からフライケーキだけを揚げ続けていると、いうことは、
あの「この世界の片隅に」のエンディングに出てきた
すずさんとか、周作さんとか、径子さんとか、ヨーコちゃんとかも
食べたかも知れません。

そんな妄想も出てきます。


さて、れんがどおり近辺の散策や巡礼を終えてから、
二河公園も一通り見終わって、昼食のためにむかったのが
「呉龍」さんです。
先日も書きましたが、開店前に行ったのですが、
緑の龍が描かれている、赤いファザードテントの前には、
十一人並んでいます。私は12人目でしたが、
店内の席が11席なので、一巡目に入れませんでした。
とはいえ、白い暖簾に呉龍と黒で大書されていて、
周りに赤い龍文で縁取られているのを見たりぼーっとしていると
開店10分後くらいに入店できました。

中に入ると、細長い店内で厨房側と、厨房の逆の壁側に
それぞれカウンター席がありまして、みなさんが寡黙に料理にむかっています。
私は厨房側のカウンター席に腰を下ろします。

こちらは冷麺が有名です。
さきほどのフライケーキもそうですが、呉独特のグルメが
幾品かあるのですが、こちらの冷麺もそんな一品です。楽しみ。 

ということで、とりあえず、冷麺ワンタン入りを注文しました。
周囲も冷麺を食べている人多しです。
中で、手際よく調理されています。失礼にならない程度に
魅せて頂きます。そして、登場です。

白い丸い平皿は、灰色で龍文や、龍の柄が描かれています。
そして、中には、黄色味が強めの平たい麺に、
ひたひたな感じのスープは、淡い茶色で、軽く濁っています。

麺の上には、胡瓜の千切りが目に鮮やか。さらにスライスされたゆで卵
こちらも色合いが鮮やかな丸まった海老が2匹と、
ゆで豚のような、城に近い淡い茶色のチャーシュー。

そして、たっぷりのホンタンです。

冷麺というから、韓国風のを想像しますが、
麺も黄色いと言うことで、冷やし中華に近い感じ。
とはいえ、細い中華麺ではないということで、やはり独特な感じです。

ではまず麺をすすりますと、

この麺が面白いです。
麺は、見た目通りの平麺で、結構幅広です。
その幅広が、啜る時にピロピロっとした食感で、
口内や喉をくすぐります。

そして、茹で加減が柔らかめということで、
麺の薄さが強調されるみたいです。

これは何度も啜りたくなる麺ですし、柔らかいので、するする入ります。

そして、ひらひらの薄い幅広麺ということで、
スープもよく絡んできまして、
このスープが、塩、醤油系がベースになったスープで、
白濁しているのは、これに由来をしているのか、
しっかりと出汁の味わいも効いていますし、肉の旨みも感じられます。
そして、一般的な冷麺とは異なって、酸味はほとんど感じません。

この冷麺とも、冷やし中華とも違うの面白く、美味しいです。
この塩味にキュウリの清涼感がありますし、
海老がしっかりと酢の味が利いていて、ぴりっとアクセントを効かせます。
柔らかいところもいいです。

そして、特筆するのが、たっぷりのワンタンです
皮が、ヒラヒラで、麺とは違う味わいを楽しませてくれますが、
中のお肉からは、不思議なのですがほんのり甘みが染みだしてきます。

いままでは、塩・醤油系の味わいと、海老の酸味だけでしたが、
ここでまた、新たな味の参戦です。

そして、ヒラヒラな皮は見た目通りちゅるちゅるのシロモノです。
皮は薄めですが、しっかりと小麦の味を楽しむことが出来るところも
いいです。

これが、呉市民のソウルフードです。
ごちそうさまでした。

食べ出すと、冷たいこともあって、一気呵成に食べてしまいました。
しかも、後にはまっているお客さんが列を作っていますので、
ここはすぐに撤退いたしましょう。

本当は、もう少し座っていたかったのですが、
ここはガマンでお金を払ってお店を辞します。

今は冬ですが、夏のアツい時期とかに来たら、さらにハマりそうな味です。


「まんぷく広島」には

「平たくとてものどごしのよい麺。卵感強い◎
 ワンタン なんと甘い。ふしぎにハマる
 酢漬けのエビ
 スープは酸っぱくなく甘め
 お好みでトウガラし酢を

 「麺がひらっひらで これがまたスープに よう絡む」  うむうむ
 「甘めは甘めでも 清涼感のある 甘さ」
 「どれだけ食欲のない時でも入っちゃいますねぇ」 このさわやかさ

などと紹介されてました。



ということで、昼食を無事すませて、
堺川ぞいをブラブラと橋を見学しながら、ロケ地観光を継続しますが、
足が限界に近づいています。

そこで、堺川の橋を中心に見ながら駅に戻って、ベンチで座りながら
続く、呉の名物グルメ「巴屋」さんのアイスもなかを頂きます。

こちら、「赤城さんの鎮守府食べある紀行」に登場したお店ながら、
前回は、前述したとおり、「いせ屋」さんだけで満腹になったので、
食べることが出来なかったお店です。

本店は、れんが通りにありますが、今回寄ったのは、呉駅構内のお店。
「アイスもなか」だけでなく、「とりめし」とか和菓子も売られています。

とりめしや、とりむすびも美味しそう。
もちがしも、おはぎも美味しそうて。
今年の広島遠征で、また呉は再訪するので、
その時に食べてもいいかもです。

アイスもなかは、
ミルク・抹茶・レモン・小豆・チョコなどの
バラエテイーにとんだメニューがありますので、
抹茶を選択します。

駅待合室のベンチにこしをおろして、いただきます。

皮は、大量生産されているアイスもなかの皮よりも淡い色で、
手作り感がありますし、丸い形の真ん中には、巴屋と屋号が書かれています。
この演出がいい感じ。

そして、いただきますと、サクッとした皮の中に、
中から抹茶アイスが飛び出てきます。
このぎっちりつまっているサービス精神がうれしいです。

そして、アイスの味わいが、くどくなく、サワヤカです。
さり気ないシャリッとした氷の粒感じ。これが美味しいですし、
選んだ味が抹茶ということで、かるい苦味が
爽やかなアイスの味わいを盛り上げます。
さっぱりした後味です。
アイス自体も、素朴でアイスクリンのようでもありますし
この最中の皮も、昔味わったような懐かしい味わいです。

なんでも後で調べたら、皮は米粉で作られているとのこと。
なるほど。

ということで、あっという間に完食。

「赤城さんの~」の中では、駅に着いた早々、赤城さんがかぶりついていましたっけ。
そんなのを追体験しました。


そして、ゆめタウンくれの中にある「メロンパン」で
メロンパンとナナパンを購入して、
てつのくじらかんを見てから、早めに宿に入って
そちらでしばしビバークをしたというわけです。


続きはまた後日書きたいと思います。では、また(´・ω・)ノシ
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