前日、COCO'Sでワカコ酒巡礼 兼、特典入手の儀を無事すませて
ブログの更新をしたりして、その日はオちます。

そして、翌日。朝5時過ぎに目覚めてから、日程の確認とか、チェックアウトの準備をしてから、
6時55分くらいに、朝飯。 7時5分に宿をチェックアウトです。お世話になりました。

広島駅に7時10分頃到着。
2.3番線のある島式ホームから、広島駅7時20分発、広行きの呉線に乗り込みます。
乗るのは2015年から運用がはじまったレッドウイングです。
前面に取り付けられている転落防止ホロが、アシンメトリーでかっこいい。

少し早い時間だったこともあり、海側の窓側席を確保できます。幸先いいです。
走り出したらしばしで、ZoomZoomスタジアムも間近に見えます。
今年初めて見るズムスタです。
3週間したら、オープン戦を見に来るんだなぁ、などと思いながら
とりあえず軽く手を合わせたりして。

その後も、持って行ったライトマップルを見ながら車窓を堪能。
かいたいち、やの、さか、こやうら と、来る駅来る駅が、
すずさんが呉にお嫁入りした時の駅名標のシーンで再現されます。

坂を過ぎると瀬戸内海が見えて来ます。
坂の発電所で爆発、なんてので、お、これもテッシーの仕業か?なんて思ったり。

この日はそこそこいい天気だったので、瀬戸内海もきれいです。

小屋浦を過ぎたあとりから、江田島もはっきりと見えます。
今回も、時間の関係で行けませんが、いずれ、時間を作って行きたいものです。

そんなことを思っていると、吉浦駅を発車。
「海側の~ ヨロイ戸を~ お閉め~ ねがいます~」などと呟きますし、
吉浦駅を出てすぐのトンネルでは
「窓、あいとる」と呟くのもお約束。
でも、トンネル通る度、軽く石炭の匂いがするのは
気のせいじゃろか。

そして、大和の目隠し塀の跡を通り過ぎて、川原石駅を過ぎると
呉到着です。

「く↑れ↓ー く↑れ↓ー」という映画のイントネーションとは異なりますが、呉駅です。

昨年、2日分チケットをとったCSの私が行った最初のゲームで
カープの日本シリーズが決まったので、開いた一日で訪れた時以来、
4ヶ月ぶりの呉の町です。

呉駅には定時の8時09分に到着。
駅に降り立つと、「この世界の片隅に」のポスターも貼られています。

目指すは、駅前のバスセンター
駅には「祝 市立呉高校 センバツ出場」と書かれた垂れ幕が下がっています。
今年のセンバツ甲子園に、阿賀にある市立呉高校野球部が初出場。
呉から甲子園に行くのは、戦前甲子園を制覇したこともある呉港中学の後継
呉港高が昭和38年に出場して以来です。

野球好きの多い土地だそうですから、そりゃ盛り上がりますね。

そんなことを思いながら、
広電バスの ⑨⑩乗り場へ。辰川行きのバスは8時15分発。
発車の2分位前に入ってきますが、これが、「この世界」のラッピングバスでした。

ネット上では見たことあるものの実物に遭遇です。
しかも、辰川行きにこのバスを走らすって…、ワカッテラッシャル広電バス。

ホクホクしながら乗り込むと、お客は2人でした。
しかも一人は途中で降りたので、最後まで行ったのは私一人でした。

しかも、バスの中には、この日から
訪ねてみたい「この世界の片隅に」「すずさんの嫁いり」と題した
広島・江波から呉へ! すすざんたちの想い出の場所を巡って
キーワードを集めよう
という、キーワードラリーがはじまったとの広告が出ています。

でも、このキーワードラリーは、江波山気象館がスタートで、
ここで配布されるスタンプシートがなければ参加出来ないとのこと。
今から江波に行くのはムリじゃねぇ。
と思いながら、とりあえずは目的地を目指して走るバスで、車窓をみます。

堺川の横を走っていくと、
すずさんと、周作さんがデートした小春橋も見えます。
ま、このあと何度となく横を通るのですが。

そして、バスはどんどん細い道へ入っていきます。
と同時にエンジンの音も大きくなって、
傾斜が激しくなってきた証拠です。
これは、木炭バスも上がれんですわ。

そんな感じで15分ほどで、辰川バス停留所に到着。
小林の叔母さんが、お嫁入りするすずさん一家を迎えた場所です。

見ると、バス停のすぐ横にEDIONがあります。広島ですね。
このバスは折り返し呉駅へ向かうようで、
15人くらいの人が乗り込みます。生活路線です。

そして、バスの路線沿いに、周囲を軽く歩きます。
ここらへんを先に進むと、きっと北条家のモデルになった家とかがあるのでしょうが、
あたりは道幅の細い住宅街で、原作者こうのさんも、片渕監督も
ロケ地巡りの自粛を呼びかけている場所なので、
一部ファンには、聖地ならぬ聖域と呼ばれています。

なので、「ここから先は、聖域」と、三葉っぽく呟いて
脳内で晴美さんが「ちぃとだけ、ちぃとだけ」としゃべるのをおさえてから
雰囲気だけ味わって、バスが行った道を進みます。

しばらく進むと、レンガの塀の残りがあって、
その先に二宮金次郎像と、学校の門柱があります。
旧辰川小学校とかかれています。
ここが、原作でも映画でも、径子さんが呉駅に行く途中、
「どうせ土いじって体操するだけじゃろ。」と言ったり、
原作では、お義母さんが、講演会を聴きにすずさんに自転車に乗せていってもらった
上長之木国民学校のモデルになった場所です。
この壁も出てきました。

確かにこの傾斜じゃ、人一人のせて、自転車で運ぶのも大変です。

そんなことを思いながら坂を下ります。
直交する道を越えると、民家に商店がまざってきます。
あ、スーパーもあります。

そんなところを進んでいくと、現れたのが三ツ蔵です。
原作にも映画にも何度となく出てきて、坂の町、呉を象徴する建物です。
戦時中の建物で現存しているところもポイントがたかいです。
間近で見ると、迫力あります。こちらも周囲をくるっと回ったり、
パチパチと写真をおさめて、さらに下へ。
今西通りに出ましたので、左折します。

すると、堺川に出ますが、その手前を左折。
正面に、呉市医師会病院が見えます。

こちらが、旧朝日遊郭の跡地です。
ということは、しばらく行ったところに
遊郭の表門があった場所です。

最初は、現在の県道174号線のほうが表門じゃないのかな
と思ったのですが、呉の海軍基地から歩くことを考えると、
こっちのほうが表門で納得です。

病院と事業所や住宅などがある地域なので
往事をしのぶものはありません。
空襲で丸焼けになったとはいえ、戦後復興の中で、
再び同じ場所に色街が出来るのはあることなのですが。
そんなのはなかった雰囲気です。それだけ空襲が激しかったのでしょう。

それと、現在の、医師会病院ですが、
沿革を見ると、かつては広島県立病院だったとのこと。
さらに調べると県内で 唯一の性病専門病院だったそうですが、
ネットで調べても情報が数件しかヒットしません。
これは、もう少し調べてみたい事案です。

朝日遊郭の、すずさんが落書きして、リンさんと出会った場所の
跡地とかも見終わってから、堺川の橋をこえて本通りに出ます。

と、

「メロンパン」さんの本店があります。

「メロンパン」さんは、戦前からある、呉の老舗名物パン屋さんで、
いわゆるメロンパンとは違う独自のラグビーボール形のメロンパンを作っていまして、
こちらも、今回食べたいもののひとつでしたが、
手荷物になることを考えて、宿の近くのゆめタウンで買う予定なので、
立ち寄らずに、そのまま町中へいったん戻ります。

途中で「東雲自治会」と書かれた掲示板を見ては
あ、ここが東雲町だ、などと思ったり、
ウイークリー泉場の看板を見ては、
ここらへんが、ヤミのあった東泉場だ、などと思いながら
レンガ通りへ。

まずは、福住さんで、フライケーキを購入。
アツアツがうれしいです。

食べながられんが通りを通って駅方面に少しあるいて、
街かど市民ギャラリー90に入ります。

こちらは、前回呉を訪れた時も訪問しましたが、
1階・2階は地域の皆様の絵画等の展示スペースとしています。
3階・4階は「宇宙戦艦ヤマト」でお馴染みの漫画家・松本零士氏の作品展示を行っています。
その一角が「この世界の片隅に」の関連展示で、こうのさんのお仕事のひとつを
見ることができます。
前回も見ましたが、改めてこうのさんの原画を見ることが出来て良かったです。

その後、「河童大将」や「敵は幾万ありとても」をかけていた
喜楽館と地球館といった、映画館の跡地を訪れたりして、二河公園にむかいます。
途中、呉市役所の横を通っては、罹災証明が、などのセリフが出てきたりします。

二河公園は、「国防と産業大博覧会」の会場になっていたり、
1945年の4月に花見をして、リンさんに出会ったり、
オニギリの炊き出しの会場だったりした場所です。

現在は、野球場やグランドなど、スポーツ施設がメインですが、
その横に、あまたの慰霊塔や、明治天皇の歌碑(揮毫が米内光政でした)があるのを見て、
奥の方の木が桜の木かねぇ、などと思いながら、
そろそろ11時15分。お昼時になったので、昼食休憩にします。

前半、ノンストップでいい感じでトバしてきたので、足が相当疲れています。
二河公園から近くて、呉の名物が食べられると言えば、呉冷麺の「呉龍」さんです。

開店の5分前くらいについたのですが、
既に前には11人くらいの列が出来ています。
せっかくなので、ここは行列します。そして開店。

列がどんどん店内に吸い込まれていきますが、
私の前で満席です。

ああ無念じゃぁ姉上ぇぇ

ただ、お店自体の回転が早かったので、
さらに10分ほどの待ち時間で到着です。

中に入って、オーダーしたら、早く登場しましたので、納得です。
そして、呉冷麺、美味しうございました。気に入りました。

とはいえ、この時点で、9時前からずっと歩きづめで
少し店内でゆったりと休みたかったところですが、後にも並んでいる人がいるので、
15分程度で退店。結局疲れはとれませんでした。

その後は、駅に向かって歩いて、すずさんと周作さんがデートした小春橋や、
すみちゃんが将校さんとまちあわせした櫓があった堺橋を通りながら駅へ。

そちらで、巴屋のアイス最中を食べながら、椅子に座って一人作戦会議です。

時間は13時をまわったところ。
本来は、宿のチェックイン前にまわろうと思っていたノルマは既に果たしていて、
この日は、一旦宿にチェックインしてからは、呉の旧軍関係をみてまわる予定で、
翌日に、大和ミュージアムとてつのくじら館を予定していましたが、

足の疲労度を考えると、宿でビバークしても、旧軍関連は遠いかな。
ならば、このあとは近場の大和ミュージアムとてつのくじら館。
さらに、まだ宿のチェックインまで時間があるので、
鑑賞時間が早くおわりそうな、てつのくじら館なら行けるかな。

と、いうことで、

「帰る!、帰る!、ホテルへ帰る~!」と言っている足をダマしながら、
まずはゆめタウン呉で、この日の夜食か、翌日新幹線の車内で食べるための
「メロンパン」さんのメロンパンとナナパンを購入。

そして、ゆめタウンのなかをつっきっててつのくじら館へ。

てつのくじら館は、海上自衛隊呉資料館で、
海自が設置している、水上艦の海上自衛隊佐世保史料館、
航空機の鹿屋航空基地史料館と並んだ、
潜水艦と掃海を展示する史料館です。

海上自衛隊の有する資料の展示・保存等を通じて、
海上自衛隊員の教育及び、広く国民一般等への広報活動により
海上自衛隊に対する理解の促進並びに地域との共生に貢献することを目的としているそうです。

海自の歴史、掃海艇の活躍、潜水艦の活躍と回別の展示があって、
すすんでいくと、目玉である潜水艦「あきしお」の艦内見学です。

一回見ているはずなのですが、やはり新しい発見がありますし、
「この世界の片隅に」を見てから向かうと、見方もかわります。

呉に来る度寄ってもいいかな。

と。大満足で、時間は13時50分。いい時間です。
この日はアーリーチェックインが出来るので、宿にいって、ビバークです。

そして、2時間くらい休憩をして軽く回復したので、大和ミュージアムへ。

大和ミュージアムは、正式名称「呉市海事歴史科学館」で、
戦前・戦後の呉市の歴史や、呉市における船舶製造技術についてが、
主な展示内容です。

中でも、大和ミュージアムの名前の通り
「大和」の建造と軍事活動についてがメインの展示です。
実物の10分の1サイズの戦艦大和の模型は圧巻ですし、
その他の展示も、戦前・戦中の呉の模様などは、
こちらも「この世界の片隅に」の世界に浸ることが出来ます。

そして18時のミュージアム閉館時間になったので、
そのまま蔵本通りの屋台街にでて、 二軒はしごをしてから
ホロ酔い気分のご満悦で、宿へ。

途中で買った広島版デイリーの
「ペーニャ、モノが違う」といった大見出しの
カープホルホル記事を読みながら、
明日に備えて半身浴をしたり、
龍の歯医者を見たりしながら、夜を過ごしたのでした。

ちなみに、この日のローカルニュースで、この日に、三ツ蔵の解放が行われたことを知ります。
ま、こちらは事前に申し込んだ人限定ということでしたが。


翌日のことはまた後日書きたいと思います。

では、また(´・ω・)ノシ
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