1月に行った温泉のお話しです。
お正月早々、大お祭りの帰り、5泊6日の遠征の疲れを
少しでも軽くするために、自宅に戻る前に寄ったのが、地元のホテルようていさん。

元日に行ったので、当然ですが、こちらの温泉が初湯になりました。

さらに、ある週に映画を見に行った帰り寄ったのが、
手稲温泉「ほのか」さんや、「ワイス温泉」さんです。
こちらの話しは結構よく書くので、今回は割愛して。

その翌週

Kalafinaの9thアニバーサリーイベントと、君の名は。巡礼&久住巡礼のために
飛行機に乗って上京しましたが、
そんな帰り、茅場町の「鯛ふじ」の鯛茶漬けに大満足をしてから、
箱崎~空港直結のバスで、空港にむかい、羽田から新千歳へ。

その足で自宅に戻ったわけですが、
途中に寄ったのが、留寿都温泉 さんです。

洞爺湖方面から、留寿都の市街地を目指して車を走らせると、
市街地の手前に、小さい看板があります。
看板には「ルスツ温泉」と書かれています。

そこを左折して、駐車場にむかっていくと、
こぢんまりとした木でできた建物が見えてきます。
こちらが「留寿都温泉」さんです。駐車場にも何台か車がとまっています。

こちらは畑の中にぽつんと立つ小屋という感じ。
そんな風情がいいです。

中に入って、湯銭を支払う券売機を見ると「200円」と書かれています。
こちらは清掃協力金の名目で、二百円で温泉に入れるのです。
さすがの村営温泉です。

入り口のところには温泉の概要とか、断面の地層図などが書かれています。
ながぬま温泉みたいです。
こんな展示は、こちらがいい温泉であることを証明してますし、
地元がこの温泉を大切にしようとしている証みたいで、ウレしいです。

施設は木造で、脱衣場にいくと、すでに先客の方が数名いらっしゃいます。
そこで、あいてるカゴに衣類を入れてから、浴室へ。

中に入ったら、インパクトあるのが、強い木の香が漂うことです。
これは、檜葉か檜のかおりです。

浴室内は総板張りでして、建物の外とコミで山小屋みたいです。
この強い木の香りだけでここにきてよかった~って思うのです。

浴室はそんな広くないですし、カランは四つだけ。
湯槽も六人ぐらい入ればいっぱいになりそうな広さなのです。
が、この湯槽のなかになみなみと碧茶色したお湯が満ち満ちていて
左側の湯槽の低くなった所から、ザンザンとお湯が溢れています。

ということで、かけ湯をして、充分に身体を洗ってから、
肩までつかります。これは、いいお湯です。

肩までつかると、当然湯の香も強く感じることが出来ますし、
近視なので、遠目では見えなかったのですが、お湯を見ると
微細な泡が浮かんでは消えをしています。
だから、お湯に体を沈めてしばらくすると、気泡が体につくのです。

羊蹄山麓では、蘭越の黄金温泉が気泡がつく温泉で、
そこまでは盛大ではないですが、地味に気持ちがよくなる気泡。
こんなところもいいです。
そして、舐めると軽くナトリウムっぽい味がして、ここも気持ちよさを
後押ししてくれます。

湯船の向こうの窓も大きめに作られており、
遅い時間だったので、そこまで景色という感じではなかったですが、
窓の向こうの木立がいい感じで見入ってしまいます。
この木に雪がついている風情がすでに、絵画的。
東山魁夷か、円山応挙かって感じです。

そんなに大きくない湯槽が自宅の湯に浸かっているようにリラックスできる
効果をもたらしてくれます。
高い天井も、小さい施設でありながら、開放感があります。

大きい施設にしないのは、お湯の出る量に見合った施設という意図があるそうなのです。

かつて、お隣の喜茂別町にも似た様な施設がありまして、
残念ながらこちらはなくなってしまいましたが
立派な施設にしないでいつまでもこのままに してほしいなと思ったのでした。

クセになりそうです。

小一時間ばかり滞在すると、遠征の疲れも心なしか軽くなったような気がしますし、
大人の留寿都の過ごし方って感じです。

こちらは、2000年に出来た施設なので、そこまで古さは感じられず、
地元の人がたくさん利用しているということで、
また利用したいなぁ、と思ったのでした。



さて、この翌週の日曜日は、休日出勤でした。
とはいえ、お仕事は13時前に片づいたので、
そのまま、車にのりこんで、「広州屋台」でお昼です。

こちらは、道の駅ニセコビュープラザの向かい、国道五号線沿いにある人気店です。

まだ、私が富良野に住んでいた時代、よく畏友p氏や畏友GMクンなどと
ニセコに蕎麦とかカレーとか食べてから温泉に行ったものでしたが、
そのころから、そのお店の看板に描かれた独特のフォントが
「水曜どうでしょう」のロゴっぽかったため、
勝手に「どうでしょうの中華」などと呼んでいましたが、

現住所に引っ越してきて行ったら、こちらが美味しかった。
そこで、贔屓にしています。

この日、到着したのが、13時を少しまわった時間帯ですが、
外にまで人が並んでいます。

が、もう胃袋が中華中華しているので、オトナシク待ちます。

特に、カレー風味が隠し味になっている排骨飯が、お気に入りですが、
2日後に、健康診断の二次検診が控えている身
比較的カロリーが少なそうな、チャーシューチャーハンを注文します。
ここのチャーハンもファン多くて、お米も卵もふわっとした仕上がりが絶妙な味わいで、
大好きな一品です。

あー、美味しかった。

ところで、こちら、厨房側には、メニューが張られていますが、
その逆側の壁を見ると、カープのカレンダーとかポスターが
目立つ位置に張られています

!!

なんと、同士でしたか。

あとで調べると、優勝した時に記念セールをやったとか。

早く言ってよ~。

さらにお気に入りになりました。



思わぬ収穫を得たことでも大満足をして向かったのが、
ニセコグランドホテルです。

ホテルの向かいにある甘露水が大混雑しているのを横目に
ホテルの駐車場に車を入れてからフロントへ。
夏休みですが、比較的早い時間ということもあり、
駐車場の車は多くないです。
湯銭をカウンターで支払って、脱衣場へむかいます。
籠を見ると4つくらいしか埋まっていません。ありがたいです。
脱衣場から浴室へ入ると、硫黄の香りがふわっと漂い、
まず雰囲気を盛り上げてくれます。

内風呂の湯槽を満たすのは、笹濁色がかった碧褐色のお湯で、
縁からざんざんとあふれて、床に湯の華が茶色い模様を描いています。
かるく口の中に入ると、ただようナトリウムっぽい味で
その香りといい、色合いといい、味わいといい、
温泉に入っている満足度があがります。

そして、しばらく暖まったところで、名物の大露天へ行きます。
こちらも広々とした湯槽が笹濁色がかった
碧褐色のお湯が満たされています。
巨大な黒い岩がごつごつと周囲に配置されていて、味わいがあります。

お風呂が広いのでアツいところと、そんなにアツくないところがあるので
頭がかぁっとしてきたら、移動をすればいいし、ゆったりと楽しむことができます。
この日は、スキーヤー風の人も、温泉を楽しみに来ている夫婦風の人も、
外国人の方もそれぞれ露天を楽しんでいて、この時期のニセコの温泉だなぁ、
という風情を楽しみながらしばし、この碧褐色のお湯を楽しんでから
内風呂に戻ったら、誰もいない状態です。

そこで、高い場所にある湯槽から低い場所にある湯槽に
階段状にお湯が流れているところがありますので、
そこで道南スタイルを味わいます。

そしてもう一度露天に出てから、内湯を通って脱衣場に行こうとすると、
20分前まで、私が道南スタイルを楽しんでいた場所で
同じように道南スタイルを楽しんでいる方がいらっしゃいます。
考えることは同じですか。

そして、充分堪能をしたということで、ホテルのフロント横に置かれている
甘露水のウォーターサーバーから冷えた甘い水を味わって、

「この水は甘露である」と、某やんごとなき方風につぶやいて
こちらをあとにしたというわけです。




ちなみに今まで入った温泉については
左側の欄にある温泉三昧をクリックしてもらえれば
見ることが出来ます。

よろしければ。

ではまた(´・ω・)ノシ




最後に訃報です


「孤独のグルメ」や「『坊っちゃん』の時代」などの作品で知られる
漫画家の谷口ジロー(たにぐち・じろー、本名・谷口治郎=たにぐち・じろう)さんが
11日、お亡くなりになりました。

ああああ

先日、当ブログにあった、コメントで知ったのですが、
ツイッター上の情報ということで、誤報であってほしいと思ったのですが、
改めて公式ででると、喪失感も大きいです。

私自身は、事件屋稼業などの関川夏央さんとのシリーズや、
狩撫麻礼さんと組んだマンガで知ったのですが、
強く意識したのは、関川さんとの「坊ちゃんの時代」
そして、餓狼伝とか神々の山嶺などの夢枕獏先生との一連の作品。
さらには、現在にいたるまで、自分の人生を変えたと言ってもいい
孤独のグルメのシリーズです。

これがなかったら、現在までの巡礼癖はなかったです。

あと、犬を飼うも、センセイの鞄も、ふらりも
全部すきなのです。

今、「ひだまりスケッチ」見ながらこの文章を書いているのですが、
吉野家先生が話すたびに、涙がにじんできます。

そんなのと、同じく、孤独のグルメを見るたびに
涙がにじんでくるのでしょう。

あんなマンガ家さんはもういないです。代替のきかない唯一無比の存在ですし、
もうあの名コンビの芸が見られないなんて…



言葉が出ません。

とはいえ、吉野家先生が永遠に生きるように、
谷口先生も、あの絵で、永遠に行き続けていくのです。


そんな谷口ジロー先生、
今まで本当にありがとうございました。
心より哀悼の意を表したいと思います。
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