先日、苫小牧の「シネマトーラス」で、「この世界の片隅に」を見に行きました。
「シネマトーラス」は客席は小学校の教室より狭く、スクリーンも小さくて
固定席が39というミニシアターです。
前方にストーブが置いてあるのが北海道っぽく、ほのぼのします。

建物自体は、ボウリング場の1Fで、ポスターやチラシがペタペタ貼られた
味のある入り口を開けると
中には「この世界の片隅に」の単行本とか、グッズが置かれています。
あ、片渕監督のサインもあります。

あと、見たい映画に○を付けて下さいなどと描かれたコーナーもあって、
いずれも手作り感あふれて、いいです。

さらに、入り口に下がった幕をくぐって中へ、

THXで見た時も感動したのですが、スクリーンの小さいミニシアターで見るのも
ほのぼのとしたあたたかみある映画によくあった感じです。

本当に色々な映画の見方をここ1年足らずで知ることが出来ました。

ちなみに、行った時に上演されていたのが、この世界の片隅に以外には
MERUメルー 永い言い訳 弁護人 ブルゴーニュで会いましょう 
というラインナップでした。

大切にしたいです。こういうハコを




そんな映画の話しにも、ほんの少しだけ関係あります。
タイトルの記事です。

  
☆「自由軒」 (旭川市五条通8丁目左2)

2年連続で、正月明けは、旭川で映画を見ました。
昨年は、ガルパン×2で、今年は「この世界の片隅に」と「君の名は。」です。

で、前日に映画を見終わって、この日は道央の自宅に戻る日です。
そんな時、昼食のため向かったのが、自由軒さんでした。
昨年の同時期、孤独のグルメの巡礼で来て以来です。
あ、ちなみに前日も向かったのですが、この日は定休日でした
トホホ
本当は、前日に自由軒で食べてから旭川駅のイオンシネマとなって、
翌日は旭川で一番好きなお店でカレーを食べる予定てせしたが
リサーチ不足の私の罪でしたね。

ということで、お店へ。

警察のウラを車で通りすぎると、
制服とスーツ姿の警察の方がゾロゾロと移動しています

??

さらに行くと、晴れ着を着た女の子や、
真新しいスーツに身を包んだ男の子の集団もおりました。

そうか、成人式ですか。ご苦労様です。


そんなのを横目に、店舗裏にあるタイムズ駐車場に車を入れまして、
到着したのは開店時間直後ですが、既に2組のお客さんが待っています。

細い路地自体が昭和を思わせますが、そんな立地によくあった、
古き良き定食屋の趣があって、私淑している「今柊二」氏の本に
出てきそうなどと思わせる店構えで、雰囲気がありますし、
さらには、カレーのいい香りも漂ってきています。この香りです。

しばらくすると、中でお待ち下さい。とのこと。
開店前だから、のれんも出ていませんが、素直に甘えて中に入ります。

素直に中に入りまして、カウンター席に腰を下ろします。

店内も外観にみあった、年季を感じる内装です。


ゴローちゃんはお店を探す時に

「昨日は奇跡的にいい店に出会えたからなぁ。
つい今日も欲が出てしまう。
ウニ、カニと贅沢せず、昼は普通飯を目指そう。

ん? ちょっと気になるな。

おか持ち。出前がある。庶民的。

「小さな宴会集れ! あなたの心に真心をぶつけます」!

こういう細い路地の、古い飯屋に、なぜかアタリが多い。
北海道味というくくりを外せば、完全に僕ちゃんのタイプの店。

入っちゃおっかな。」




なんて言っていました。

「僕ちゃんタイプ」だなんて、ウカれているゴローちゃんがカワイイですが、
確かにわかる。ゴロちゃんタイプのお店です。

カウンター席の一番入り口よりの木の椅子に腰を掛けます。
あー、こちらも中に入るのは、1年ぶりのお店。
しかも今年もカウンター席の隅で、松重さんの写真がよく見えます。

中で、ゴローちゃんは、豊富なメニューを選ぶのに逡巡しました。
 

どれどれ?
カレーにチャーハン。
チキンライスに、味噌汁ライス付き?
逆だろう。しかも、名物って…。

注文が早い。頭の中で決めてくるのか。
落ち着け。この店、普通のようで普通じゃない。
新参者の俺は、牛歩戦術でじっくり見極めよう。

看板のとおり、肉料理が充実している。

ん? わらじ焼肉。

わっ…まさかこんなにでかいわけないよな。
おっ、きた!

かにくり~むコロッケ。キープだ。

エスニック餃子?
ちょいちょいつっかかってくるな。

あとは、ほっけフライ。ホッケフライ!
さすがどう。北海道。

オムカレー。えっ、ばかうけなんだ。
いかん。メニューに遊ばれてる。
集中して胃袋への回答を見つけるんだ。

肉にいくか、かにくり~むコロッケ、ホッケフライ…。
でも、名物の、味噌汁ライス付がどうしても気になる。
どんなもんか見てみたいが、
誰も頼んでないし。
ここは勝負に出るか。よし。

なんてことで、かにくり~むコロッケ、ホッケフライ
味噌汁をいただきまして、私も昨年は、ホッケフライがなかったので、
かにくり~むコロッケと、味噌汁をいただいて、
ゴローちゃん気分を満喫したのであります。



さらには、良く見ると、メニューのところに、

「五郎セット」と書かれた、かにくり~むコロッケ、ホッケフライ、
味噌汁のセットメニューも新しく出来ています。
去年はありませんでしたが、よほど頼む人が多いんですね。


ま、「五郎セット」は昨年ほぼコンプリートしたので、
今年は別のメニューをいきましょう。
ということで、ゴローちゃんが「えっ、ばかうけなんだ」と呟いた
オムカレーです。

富良野に住んでいた時、何度かこちらに酔ったことがありました。
仕事で市民会館とか、市役所界隈に行くと、お昼は、こちらで食べるか
梵天丸さんで牛タンを食べるかでした。

ただ、オムカレーはまだ食べたことがなかったのです。
しかも、ばかうけ ですから。どんなばかうけなのか、気になります。

開店時間直後に行ったにもかかわらず、店内は7割方のコミです。
とはいえ、地元風の人が多いです。
中には、明らかに巡礼風の人もいて、「五郎セット」などと注文している姿も
どこか微笑ましいです。

カウンター席なので、厨房の中で働いている姿も良く見えます。
新聞を読みながら、失礼にならない程度にチラ見をしますが、
佇まいもそうですし、手際よく調理されている様が、
本当に見ていて気持ちいいです。

名物のカニくり~むコロッケ(ゴローちゃん言うところのカニクリコロ)を
丸めているところなんて、本当に手際がいいなぁ。
もう少し量が少なかったら、カニクリコロも行ってます。
それくらい美味しかった。
ああ、でも未食だから、ホッケフライかな。
でもカウンター内のやりとりで、
「ほっけ、数少ないから、単品のフライはなしで!」
「あ、五郎セットも6人前くらいしか作れないから」
なんて会話をしていたりして。
やはり人気の品です。

そんなのを見たりしながら待つことしばしで登場です。

ああ、これが、自由軒のオムカレー。

黒に近い漆黒色した、薫り高いカレーと、黄色が鮮やかなオムレツ、
そして、白いごはんがちょろっとみえているという取り合わせです。
こちらのオムカレーは、卵をご飯でくるむタイプではなく、
ご飯の上にオムレツをのせて、その上からカレーをたっぷりかけるタイプです。
カレーが乗っているので、タンポポオムライスみたいに、オムレツをライスの上で
開くという食べ方は出来なさそうです。

そしてライスはケチャップライスではなく、白いご飯そのまんまです。


では、まずは、カレーが乗っているオムレツをカレーといっしょにいただきます。

オムの見た目は、表面が黄色と白のマーブル状態になった
なつかしい定食屋とかおかあさんの作るあれなのですが、
でも、スプーンで切ると、中はトロットロで、
半熟の卵液が流れてきます。
この見た目と中身の差がまずはウレしいです。
そして、おだやかな味わいです。
卵と脂とバターの味わいが暖められて優しく感じられますし、
中に挽肉が入っているところもうれしいです。

そして、カレーです。
漆黒色のカレーは、旭川とか富良野で提供するお店が多いですが、
この色合いは、大量の玉ねぎを極限まで炒めたのに加えて、
スパイス系で黒くしている感じでして、
とにかくじっくりじっくりじっくり煮込みました
そんな感じの味のする濃い味わいでした。
ほんの軽く漂う、焦げっぽい香りに味わいも
家の二日目のカレーみたいで、旨くも、ホットできる味わいです。
さらにスパイスがこの濃いベースに働きかけていて、いい感じで
胡椒がピリッと効いているところも、郷愁の味です。

さらに、オムカレーのカレーというと、具がないか控えめなものと
相場が決まっていますが、こちらのは、ジャガイモ、玉葱、豚肉が
それぞれと他のカレーメニューばりにたっぷりと入っています。

とくに玉葱が大ぶりにカットされたのが、ゴロゴロ入っていて、
カレーの濃い味わいを補完してくれています。

そして、このカレーの深い刺激をほんのり甘く滋味あふれるオムレツが
しっかり支えてくれます。
フワフワの卵とスパイシーなカレーの相性が絶妙です。
黒いカレーはオムカレーによくにあうのは、オムカレーの街富良野で
10年生活をしていた時から気が付いていました。

そして、これが当たり前ですが、ご飯ともよく合うのです
あー、スプーンがとまりません。

これは、ポップ通りの”ばかうけ”です。

と、食べ進めていって、ごちそうさまでした。


今年のカレー始めがこちらのお店で良かったなぁ
と思いながら、地元に戻ったのでした。

☆「自由軒」(旭川市五条通8丁目左2)
◇営業時間◇ 11:00~22:30(LO)
◇定休日◇ 日曜日  ◇駐車場◇ 無



ラジオにあったコーナー「富良野印度化計画」の内容と、
かつて僕が訪れたカレー店については
左の欄のカテゴリー「印度化計画」をクリックしてくれれば、
見ることができます。

よろしければ

と、いうことで。(´・ω・)ノシ
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