9月3日は、昼に大原で食べたいすみ豚の塩焼き定食とミックスフライのおかげで
お~腹パンパン。

なので、神宮ではハイボール以外のものはお腹に入らなかったのです。

ただ、このハイボール、どこかの球場みたい(球場名は失念しました)が、
サーバーに入ったヤツをビールみたいに注いでくれるのではなく、
その場で作ってくれます。
「炭酸、キリンレモンですがいいですか?」などと聞かれますが
全然オッケーです。
氷を入れたカップにウィスキー(富士山麓? ラベルをしっかり見られませんでした) を注いでから
大人のキリンレモンを注いでくれる。
これはなかなか気分がいいです。
大人のキリンレモンの酸味が強い甘さと、ウィスキーの組み合わせが
アツい日差しとあいまって美味しく染み渡っていきます。

翌日の氷結スムージーもそうですが、神宮はアルコールのバリエーションが多い、
ツマミも豊富で、これは、居酒屋神宮球場です。
なんたって、生ビールだけでなく缶ビールや瓶ビールも売りに来る球場なんて
こちらぐらいではないでしょうか。
(ま、瓶も缶もそこからコップにそそいでくれるのですが)
これはいいサービスを知りました。

そして、翌日9月4日
宿のチェックアウトに出て、地下鉄に乗って桜木町行き、
桜木町のプチさんでシロの生シューを買ってから
神田のネットカフェで時間をつぶしてから2時半に神田を出て、
軽く買い物をしたり、外苑をぶらぶらしたりして球場ついたのが、15時30分丁度。
開場予定時間丁度ですが、もうすでに球場内にはお客さんが入ってます。
と、いうことは、もう少し早くても、中に入れるということでしょう。
来年は少し早い時間に来ることにします。

ちなみに、この日の席も、前日同様、一塁側内野S指定席です。
紺のポロシャツという日和ったカッコで向かいましたが、
1/3くらい赤い人で、ボクの座った列は全員が赤い格好でした。
ということで、この日も安心して? ポロシャツを脱いで
下に着ていた野村投手のTシャツになって、しばらくは
カープの選手が打撃練習とかティーバッティングを見ます。

この日は7時に食べた朝食。12時に食べたシロの生シューですから
いい感じの空腹ということで、しばらく打撃練習を見たのちに
球場メシを仕入れにいきます。
ただこの日は通路から離れたど真ん中の席でなかなか外に行くのに難儀しそう
なので、この空いている時間に何品か手に入れます。

メインはカレーです。
以前、麺や秀雄、ワールドフード、鐵一などで食べていたのですが、
麺や秀雄さん以外は、外野席のお店ばかりです。

そして、前述通り、この日は内野席
ということで、東京六大学を見た時に食べた
「孤独のグルメ」のウィンナーカレー以来の内野席カレーです。

「孤独のグルメ」のウィンナーカレーは麺や秀雄さんの名物で、
こちらは外野にもありますが、内野にしかないお店でも
カレーで有名なお店があります。それがバックネット下にある欅さん。
昔からある昭和カレーのお店です。

神宮球場の売店は、他の首都圏の球場と違って、昔ながらの球場の通路に
今風のお店が入っているという風情がいいです。
前回、畏友GMクンと外野のコンコースをウロウロした時
神宮は久々だったGMクンが、「これは、オレの知ってる神宮じゃないっス」
などと、小ぎれいになったスペースについて感想をのべていましたが、
でも内野はまだ、そんな雰囲気が残っています。
比較的暗めの通路とむき出しになったコンクリートで、
どこか、ガード下のスペースみたいな雰囲気これがいいですね。
ガード下の立ち呑みにも通じる、暗い地下通路で作ってる感じがいいです。

まずは、お店を横目で見ながら三塁側のほうまで遠征、
そこでもお店を何軒が物色します。今日は利休とか銀だことかはパス。
そして、気になったお店ということで足を止めたのが
ベトナムバゲットサンド Banh Mi ☆Majesticさん。
ベトナム料理とか、バインミーが食べられる球場ってあまりないです。

バインミーは、ラズヴェル細木さんとか、水谷さるころさんのマンガで
見たことのある激ウマヴェトナムサンドです。

ただ、いくら空腹とはいえ、ここでバインミー買ったら カレーは無理だろう。
なら、サイドメニューで、ヴェトナムっぽいものはなんだ、
とメニューを凝視した結果、選択をしたのが、
揚げ春巻きです。 メニューの写真をみたところ
中華風揚げ春巻きのような、キツネ色の外見ではなく
白っぽいのが、ヴェトナムを感じます。
と、いうことでまずはこちらを購入して、
一塁側の自席に戻る途中で、カレーです。

カウンターにさがるのれんと、のれんに書かれた
「昭和の味を変えることなく あの選手達に愛され付けた
 伝統の味をご賞味下さい」ってコピーが
いいです。

ハヤシライス 六五〇
カレー牛丼 七三〇
カレーライス 六五〇
豚生姜焼き丼 六八〇
豚キムチ丼 七〇〇
カルビ丼 七三〇
牛丼 六八〇

こちらでも軽く悩みます。初めてのお店だから
スタンダードなカレーを食べようかなぁ、などと思ったのですが、
結局、カレー牛丼の食券を購入。
すると、厨房の中で、ご飯がもられた、持ち帰り牛丼のような
四角い容器に結構たっぷりめに牛丼の具と
黄褐色のカレーをかけてくれます。

そして登場。お店の前から漂っていますが、
料理が出てくると香りが強調されていいです。
たっぷりのカレーと牛でご飯が見えません。

カウンターの上には福神漬けと紅ショウガが置かれています。
ということでカレーの横に福神漬けを、牛丼の上に紅ショウガを
それぞれ下品になりすぎないていどにタップリといれます。

そして、自分の席に戻りますが、この時点で両手が塞がったので
飲み物は自席に帰ってからにしましょう。
ということで、気になっていたカープ戦限定のレッドビールは
またの機会です。

そして自分って、まずは揚げ春巻きから。
サクサクの食感と、米粉っぽい薄めの皮と、
中の具のバランスがいいです。
具のひき肉とか筍とか椎茸とかの食感もよければ、
味わいもいい感じ。噛むと出てくる肉滴のおかげで
肉以外の具もより旨くなっていますし、味つけも濃い目なので、
そとの皮の淡白さとよくあいます。
これは、ビールとかにもあう味です。
予想していたよりはヴェトナム感が少なかったですが
充分美味しいです。
もっとパクチーとかレモングラスとかが効いていて
ニョクマムかなにかでいただければより美味しかったかも。

揚げ春巻きか、蒲田を思い出すな
などとゴローちゃんっぽくノタマって、完食いたしました。


そして、カレー牛丼です。
昭和の黄褐色のカレーならではのカレー粉っぽい香りと
牛丼の醤油ベースのタレの渾然一体とした香りが漂っていい感じです。
カレーは、すぐにでも膜をはりそうなトロッとした感じがいいなぁ。
牛丼部分もクタクタに煮込まれたお肉と、茶色くなった玉葱
白滝もたっぷりです。

では、カレーから。

昭和の味のキャッチコピーは伊達ではない。すごく懐かしい味わいです。
適度なコクと旨味があって、野菜などの甘みがありまして、
それをまとめているのが、炒めた小麦とカレー粉です。
このマイルドさ。ホールの香辛料をコレデモカと使ったカレーの
対極にあるのですが、カレー粉のパウダー感が残るところとかも、
ノスタルジーな味わいを盛り上げてくれます。
カレー粉も小麦粉も昭和な味わいですし、具に散見する玉葱も、ほろ甘くて、
カレー食べている懐かしさを盛り上げます。
やさしげで、素朴な味わいです。

この素朴でなつかしい昭和の香りのするカレーは
具材がしっかりとなじんでいるのです。
大鍋でたっぷりと作られた感がただよっているのがほっとします。
これは、お出かけした時に食べた味。
とはいえ、デパートとか外食のおそばやさんとかでもない、
そう、昭和のドライブインのカレーです。

と、一人納得してから続いて牛丼部分です。
こちら、たっぷりとツユをまとって
しかも見るからにテロテロになるまで煮込まれています。
箸でつまむとたっぷりの白滝もついてきます。
口にいれると見た目通りのジューシーでやわらかい牛肉です。
噛むと肉滴りとツユが染み出てきて、口の中を幸せにしてくれます。
これは、美味しい。
ツユも全体的なアマく穏やかな味わいで、これが牛に美味しくなぁれと
働きかけてくれますし、この肉って味のなかに
プルプルの白滝と、クタクタになるまで煮込まれた玉葱が
入っているところが食感的にも味わい的にもいいです。

お肉はお肉で、たまに大きいのがはいっていて
品質管理がしっかりされているチェーン店の牛丼屋さんでは
出せないアジを感じます。

お、ここでお姉さんが飲み物を売りに来ました。
呼び止めたら、チアーパックに入った氷結スムージーとのこと。

あー、氷結スムージー、初めて飲みましたが、こちらも美味しい
暑い時のスムージーは最高です。

そして、相乗りメニューであるのも関わらず
最後のほうまで、牛丼は牛丼として
カレーはカレーとして味わうことができます。
これを混ぜると肉たっぷりカレーという風情になって、
いいんです。

そして、最後の最後で、カレーと牛を混ぜていきながら、
わしわしっとかっこんで、氷結スムージーを吸いまして

オイしかったぁ…。
ごちそうさまでした。


この時間、気温は29度超ですが、西日が真っ正面から当たっているので、
体感++気温はさらに上で炎天下って感じです。

それにしても、この日は予想を上回る暑さと、日差しの強さです。
日焼け止めを塗っても、軽く肌がチリチリしますが、
そんななかしかも神宮で食べるカレーですから
ゴローちゃんのあの台詞が思い出されます。
「暑くて熱くて辛くて…
味もなにも よくわからない」

暑いですけど、9月の夕方ということで、そこまで暑くない
だからしっかり美味しいのですが、これは気分ということで。

でも、ここまで書いていたらやはり灼熱の神宮で
麺や秀雄さんのウィンナーカレーを食べなければならないですかね。

などと考えながら、ご馳走様でした。

ちなみに、こちらのお店、バックネット裏ということもあって、
マスコミ関係者や球団関係者がこのお店で購入していることが多いとのこと。

彼らもこのカレーのノスタルジックな味わいにヤられているのかな
一杯のカレーにも色々なドラマがあります。
などと思いながら野球観戦にそなえたのでした。

この日は、新井さんの2点タイムリーに、松山選手と翼選手のホームランで
得点したあと、先発ヘーゲンズ投手から、今村投手、ジャクソン投手の
シビれる投球をはさんで、中崎投手の危なげない投球で
勝利を収めたわけでした。


あと、カレー牛丼といれば、某牛丼屋チェーンのカレギュウよりも、
めしばな刑事タチバナにで出来た、大井町の牛八さんとか、
東京ドームで食べたヤツを思い出してしまう私です。



と、いうことで。(´・ω・)ノシ
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