現在明日からのカープvsスワローズ戦に備えて
都内某所に潜伏中。
今期レギュラーシーズン最後の遠征です。
〔雨で中止になったゲームの追加日程が私の休みとあって、
なおかつチケットがとれたら、行くかもしれませんが…〕

カープはマジックを7まで減らしいてますので、
さらにひとつでも多く減らすのを目の当たりにしたいものです。

また、今回、ゲームが夕方からということで孤独のグルメ巡礼で
千葉へも行きますし、野球のあとは
映画のレイトショーにもいくという盛りだくさんの日程です。

おシゴトは相変わらずテンパルくらい忙しいですが
せいぜいここで充電をいたします。

でも、明日、明後日って、曇り時々雨予報なんですよね~
お天気の神様、野球の神様、なんとかゲーム
よろしくお願いします。


ここからがタイトルの記事です。

イベント2日目が無事終了。
国際展示場前駅からりんかい線に乗って大井町へ。
普段ならここで京浜東北線に乗り換えて蒲田を経由して宿に戻りますが、
この日は大井町で一旦外へ。

JRの西口改札に近い東急線側のB出口から、
仙台坂に向かう通りに出てから街へと行きます。
ここは、大お祭り中夜祭的の飲み会とか、打ち上げだったりで
使い勝手のいいお店が多すぎです。
高級店から立ち呑みの格安店まで、バラエテイーに富んでいます。
そして、もしも降られた時は、困った時のブルドックがあります。
本当にお世話になっています。

で、この日の目的地ですが、
泉昌之著「食の軍師」5巻 東京で北海道を食らう に出てきた
北海道料理の藤半(マンガでは、「丁半」)さんです。
北海道から東京まで行って、わざわざ北海道料理、って思うかも知れませんが、
イベント会場と宿の間にある巡礼場所は貴重なのです。

というわけで、5分ほど歩いてお店の前へ行きますと、
マンガと同じ看板発見。ここです。

中へ入ると、お盆直前の土曜日で、かつ行った時間が6時前にもかかわらず、
半分くらいのお客さんの入り。なかなか繁盛している感じです。
カウンター席に腰を下ろして、まずは北海道のお酒。
ということで、ブラックニッカのハイボールを。
そして、本郷が、「力石のバカもいないようだし、ここは奇策をやめ
王道で攻めるか」

といって注文した
いくら醤油漬け、新ジャガ塩バター煮に ニシンの刺身という
「北の三銃士の陣」からいくら醤油漬けと新ジャガ塩バター煮をオーダー。

とりあえずの注文を終えたので、改めて周囲を見渡しますと、
落ち着いたお寿司屋さんのような、日本料理屋サンのような
内装がいい感じですし、堂々と飾られている大漁旗が雰囲気です。
紙に筆書されて張られたメニューも味があります。

そんな感じで周囲を眺めていると出てきたお通しは変わり豆腐。
これは、歯ざわりとかはゴマ豆腐っぽいですが、
胡麻の味のかわりに、豆の味わいがしっかりしていて
それで、クリーミーなお豆腐です。
このもっちりとした食感。クセになりそうです。

そして、ハイボールが登場。
これで乾いた喉をうるおします。
あー、昼に飲んだドクターペッパー以来の水分が染みます。
ああ美味しい。

そして、しばらくして登場したのが
新じゃがの塩バター煮でした。
うん、澄んだ半透明のスープをひたひたにまとった
小ぶりのお芋がコロコロと入っていますし
散らされた万能ネギも色合い的にいいです。
では、まず一口。ほくっといただきますと、
まずは柔らかい食感で口の中でもろっと崩れて、
訪れてくる自然な甘さがいいです。
美味しいじゃがいもってこうです。
北海道に来て、美味しいジャガイモを食べる機会が増えましたが
間違いなく、このジャガイモは美味しい。
大地の滋味を楽しむことが出来ます。
そしてこのジャガイモをひたひたにしている
半透明の出汁が、これまたジャガイモの美味しさをひきたてています。

ジャガイモと塩、ジャガイモとバター、それぞれあう組み合わせですから、
これであわないはずがありません。それぞれの素材の良さを
引き立てています。
そして、塩やバターが目立たずに上品な味わいを保っているのも
いいです。
札幌北口、味百仙のジャガイモのバター煮を彷彿とさせてくれます。

続いて登場したのは、光輝いているイクラです。
こちらもいい色合い。本郷同様に大胆に掬って
口の中に放り込むと、つぷつぷの食感とともに
口の中に海が広がります。
醤油の付け具合も絶妙です


本郷は

「まさしく「道」!テーブルの上で
 北の大地と北の海がガチンコでぶつかりあってるぜ

 無濾過ビールで喉を開き
 新ジャガで口をホクる!!
 タマラン!!

 あち
 ン、ン、ン…
 うつめ~!!
 新ジャガめっちゃうめー!!
 このバター風味とスープが タマリマセブン!!   ピシュー

 んでもって、このイクラ!! 赤い真珠!!
 遠慮なく 躊躇なく ハシタなく 一口でゴッソリ いただく!!  あんぐり
 イクラ うますぎ謙信

 どほうっ 道に越してぇ!!」


との感想を述べてますが、ワカルワカルです。


それぞれ食べ進めていきますが、この日の私のメインはジャガでもイクラでも、
また、鰊でも八角でもなく、カレーです。


本郷が

「念には念を入れて
 この店の ウマいもんに 見落としがないか よーく探すのだ
 ややっ! 壁の高き所に 穴メニュー発見!

 今食べたい辛旨カレーライス 七八〇

 カレーとな!? それだァ

 ゲッ!力石いたのか!!  これな

 流氷に死す!!」

というオチに使われたカレーです。


しかも店の中の張り紙には

「今食べたい!
 辛 旨
 カレーライス 七八〇」
の文字の前に、
「テレビ東京
 孤独のグルメの作者 久住さん 絶賛」

などと書いてあるではありませんか!!!

これは注文するしかありません。

「すいません、カレーとハイボール」
「はい、わかりました」とオーダーを受けてくれた女性店員さん。
オーダーを厨房に伝えると、一冊の本を持ってきてくれて、
「こちらのカレーね、この本に載ったんですよ」と言って見せてくれます。

!!

「漫画ゴラク」の当該話の載ってる号じゃないですか!
えええええ、
目の前で北の三銃士の陣もどきを展開しているので
巡礼がバレバレなのか???
などと思ったのですが、先方は気にもとめていない様子です。
でも、こんなこともあるんですね。
信濃町のペルー料理以来です。
ビックリです。

そんなことを考えながら、2杯目のハイボールで喉を潤しながら
待つことしばしで登場しました。

芳しいスパイスの香りに、ジャガイモやイクラで火が付いた
食欲の奧が刺激されます。
丸く大きめの青磁色の皿の色合いが見えるか見えないかぐらいまで、
濃い目の焦褐色のカレーがなみなみと盛られています。
ほぼ縁くらいしかお皿は見えません、
ご飯もたっぷりで、いい感じです。

では、いただきます。

しっかりとトロミのついたルータイプのカレー
口の中に濃い味わいが訪れてきて、すぐに香ばしさと辛さを感じます。
濃い食べ口は、カレーのコクと複雑な旨味に裏付けられていて、
丁寧にとられた様々な具材からの味わいが、しっかりと出てきていて、
美味しさのベースになっています。
そして、焦げのような風味もカレーの濃さを盛り上げてくれます。
焦げが旨味に昇華される直前までしっかり炒められています。
そして、この味わいに支えられて気持ち良く暴れる辛さです。
とはいえ、インドカレー的にスパイスの刺激がストレートに来るのではなく、
日本のお家のカレー的に、カレー粉系の辛さがジワジワっと来ます。
このジワジワって辛さが蓄積されるところもいいですし、
辛さが旨さの一要素として大活躍しています。
とはいえ、エリを正して頂く感じではく、ほっと出来る味わいですし、
福神漬けと辣韮がハマる、日本のお家のカレー的な味わいが、
様々な食エッセーを読む感じでは、
久住さん的にもツボなのでしょう。

いいですねぇ。

そして今までハイボールなどでひいていた汗が
またドッと出てくるところとかも、カレーを食べる喜びです。

ということで、無事完食です。
あー、美味しかった。

まだまだ、刺身も食べていないし、その他数多のメニューもいただいていないのですが、
お腹いっぱいになったので、ここでおいとまします。

と、創業36年、北海道の郷土料理を堪能できる料理やさんのカレーなどを堪能し
雑誌を持ってきてくれた女性店員さんに
「ありがとうございました。本当に美味しかったです。」
とお礼を言って、京浜東北線の人となったのでした。


その後、宿に戻ってから、翌日のpopを作ったりしながら
ゆったりと夜をすごしたのでした。



翌日は、3日目。
この日は一日を通じて、なんとなく、お客さんが絶えないので
スペースにずっと張り付いていました。
ということで、お昼は食べずに、おかげで多くの本を頒布できたり
スペースに来てくれた方と楽しいおしゃべりを楽しんだり
ということで、無事大お祭りを終了。

荷送りを済ませてからりんかい線~京浜東北線と乗り継いで蒲田へ
普段なら、そのままバスに乗り宿のある大鳥居まで行くのですが
この日はここから無事大お祭りが終了した打ち上げを兼ねた巡礼のため、
宿とは別方向のバスに乗り、蒲田本町のバス停で降りて歩いて到着したのが、
蒲田温泉です。

こちらは、久住昌之先生関連の作品、「昼のセント酒」
(ドラマはテレビ東京系 単行本はカンゼン刊)
と、「のの湯」(釣巻和さん作(原案 久住昌之さん) 
秋田書店刊 チャンピオンコミックタップ)
の両方に出てきて、かつ、宿への帰り途中にもよれるという選択肢でした。
そして、両方の作品で、温泉を楽しんだ後、アレを食べてました。

ということで、ウキウキしながら温泉を目指します。
電信柱に「蒲田温泉→」という看板発見。
→にしたがって、住宅地を歩くことしばしで、灯りがともっています。

ドラマでもマンガでも出てきた「蒲田温泉」と書かれたアーチ状の
大きな赤い横看板が印象的です。アーチを潜り、横の入り口から中へ入ります。

まずは温泉ですが、そこに行く途中でも、すでに、上の休憩所から
カラオケの音が流れてきます。

そして、肌にあたるぬるぬるっとした感触が気持ちいい
黒湯を堪能しながらシゲちゃん扮する内海の如く
「申~しわけないっ!!」と言いかけますが、
申し訳なくないよ、今日一日、メチャクチャがんばったじゃん
などと、思ってから、更にしばらく、お湯を楽しんだというわけです。

いいですね。蒲田温泉。

大お祭りの期間中は、ずっとシャワーだったので、
大きい湯船で開放的な気分になりながら大満足。
と、お湯を堪能したあと、二階の宴会場へ向かいます。
こちらも昼のセント酒にも、のの湯にも出てきました。

と、だんだんカラオケの音が大きくなるなかで
階段を上がると、人生の先輩がリサイタルを開いています。
ああ、「のの湯」では、アリッサちゃんが歌っていたなぁ。
でも、この時は妙齢の女性の方が「カスバの女」を歌っています。

そんな昭和な歌声をBGMに、座卓テーブルの前に座布団をひいて
腰を下ろします。

ここで、まずは生ビール。
現在個人的事情で、生ビールを制限している身としては、染みます。
くぅぅぅ。暑い中3日頑張ってから飲むビールは最高です。
と、一人乾杯をしてからメニューを吟味。

ここは、食べたいものが沢山ありますし、お店のイチオシで
「のの湯」やエッセイ版の「昼のセント酒」の中では登場したのが、
新潟の棚田で採れたお米を使った釜めしです。
蒲田だから、釜めし?などと駄洒落も浮かびますし、
お隣さんも食べていて、美味しそうです。

とはいえ、ここは巡礼。いただくのは、やはり
「昼のセント酒」「のの湯」両方に出てきた東京大田汐焼きそばです。
東京大田汐焼きそばは、
「新名物 大田区限定品」
「東京都大田区から新たなるご当地グルメ」という触れ込みで
盛り上がっているご当地グルメです。
と、いうことでオーダーします。

お、歌は「別れの一本杉」にかわっています。
この宴会場ぜんとした風情と、低い高さステージという組み合わせが
昭和の宴会上然として、いい感じです。

次から次へと出てくる昭和歌謡にやや圧倒されつつ
こちらも湯上りビールで気持ちよくなっているので、
心地よく響くなぁ、などと思いながら待つことしばしで
登場しました。

真っ白な丸いお皿にのったのは、たっぷりのもやしや玉ねぎとともに
炒められた黄色がかった麺。
そして、上にたっぷり散らされた海苔と
刻まれたカリカリ梅。
めんともやしの間に、にらの緑と桜海老のピンクがいい色合い。
お、あさりもちらほら見えます。
これは美味しそうです。

ということで、上にたっぷりかかっている海苔の部分の横から
麺をすくっていただきますと。

うん、美味しい。
麺がもっちりしていて、噛み応えがあっていいですし、
小麦の味わいもいいです。そして、麺のもっちりとともに
もやしのシャッキリとした歯ごたえがいい塩梅です。
味わいもいいですしこの太いもやしはいいです。
玉ねぎの自然な甘さと歯触りもいいですし
韮の独特の味わいもいいアクセントです。
この野菜と麺のアンサンブルがまずは好みですし、
麺に絡まる桜海老もさりげなく磯の味わいで
あさりのしっかりとした、貝ならではの旨みとともに
この地がかつて海だったことを想起されてくれます。

そして上のほうからいただくと、海苔の味わいも鮮烈です。
大お祭りでお世話になる宿も大森ではありませんが、大田区なことが多いですが、
海苔の専門店が多いことを思い出したりして。
そして、梅の酸味も、韮とは別のベクトルでのいいアクセントです。
梅を焼きそばって発想もスゴいな。

そして、味付けはシンプルな塩というのが、ほかの具材の味わいを
盛り上げているなぁ、などと感じていたのですが
食べ進んでいくうちに、塩以外の肉系列の旨みも感じられます。
だから、一見シンプルに見えて、でも実は複雑な味わい。
こういうのって好みですし、
生ビールにもよくあいます。
ぷっはぁあああ、もーしわけない


と、シゲちゃん扮する内海になりきって
焼きそばもビールも空にしました。
ごちそうさまでした。


ステージではまだ盛り上がっていますが、
私はここでおいとましましょう。

と、蒲田温泉をあとにして、来たのと逆の方向に少し歩くと
京浜急行の高架が見えたので、そこまで歩いてから
バスで宿までもどったのでした。



ちなみに、東京大田汐焼きそばの公式HPを見ると

東京大田汐焼きそば

モチモチ麺を「特製塩ソース」に加え、あさり、桜えびの風味が包む。
さらに、カリカリ梅と海苔のトッピングが絶妙にマッチします!

具材は10種。すべて大田区にゆかりのある具材です。

特製麺 六郷用水路の清流をイメージしたもちもち感
大森言えば海苔の町。昔は海苔の産地として有名でした
今も海苔問屋さんがいっぱい。大田区の名産大森海苔をたっぷりトッピング!
大田区の区花は?はい「梅」です。なのでカリカリ梅を。この食感がたまらない。
羽田空港のある大田区。羽→鳥。こだわりの秘伝の鳥ガラ塩ダレソースをブレンド
大森貝塚もあり、古くから海に面した地域。なのであさり。うまみとボリュームがたっぷり。
蒲田の菖蒲の葉に似た…ニラ。見た目的にも食欲増進、栄養満点。
大田区の名所「桜坂」にちなんで→桜えび。彩りも美しく、香ばしさがただよってきます。
大田区と言えば多摩川。「TAMA」つながらりで。ほのかに甘い玉葱ならではの旨味がたっぷり
蒲田の東口にある待ち合わせスポット→モヤイ像→…シャキシャキ感のもやし

皆様に愛されるように店主の愛情

なんて書いてあったので、美味しかったのにくわえて、
さらにほっこりしたのでした。




と、いうことで。(´・ω・)ノシ






今回の台風10号による 被害はありせんでした。
がラジオでお世話になった富良野地域をはじめとして、
甚大な被害がありました。

全ての被災地の一日も早い復旧を祈ります。
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