☆「南インドスープカレー 天竺 札幌清田本店」(札幌市清田区平岡1条1-7-1 )

一月くらい前に江別で泊まり込みの研修がありました。
研修の宿泊所には、テレビはおろかラジオもなく
〈ラジオは持参しましたが…〉夜は長いので、時間を費やすために
本でも読もうとコーチャンフォーの美しが丘店に車を走らせました。

折しも時間は夕食時。ということで、近隣でカレーでもいただきましょう。
と。むかったのが、天竺さんです。

天竺さんといえば、開店してもはや15年以上過ぎたという
札幌のスープカレー屋さんでも古株に入るお店でありますし、
当時、私と仲のよかった人が北区に住んでいたということもあり、
昔から通っていたお店でもあります。

ということで、国道沿いのわかりやすい場所横の駐車場に車を駐めてから
店舗へ向かいます。そして,車から降りるとたん漂うスパイスの香り。

店内へ入ると、広々としたレストラン風のつくりの明るい店内で、
飾られているインド雑貨などは相変わらずいい雰囲気です。

6時過ぎに行ったということで、数組のお客さんがいます。
「お好きな席へどうぞ」と言われたとので窓際のテーブル席に腰を下ろしながら、
メニューを吟味します。

北海道産マハラジャカレー  ¥1100
 北海道産チキンレッグ 芋、人参、かぼちゃ、
 なす、ピーマン、ムング豆
北海道産チキンカレー ¥900
 北海道産チキン・ピーマン・ふ
シシカバブカレー ¥950
 ラムのスパイシーつくね・芋・人参・たまご・しめじ・なす・ピーマン
大海老カレー ¥1300
 大海老・芋・キャベツ・しめじ・ブロッコリー・オクラ
 赤パプリカ、うずらたまご、岩のり
具だくさん野菜カレー ¥950
 芋・人参・かぼちゃ・キャベツ・しめじ・ブロッコリー・オクラ、
 なす・ピーマン・パプリカ・うずら
キーマカレー ¥900
 ラム挽き肉・なす・ブロッコリー・たまご、しめじ・ピーマン
黒毛和牛ハンバーグカレー ¥1100
 ハンバーグ・芋・人参・キャベツ・しめじ・うずら・ブロッコリー・オクラ
 なす・ピーマン・パプリカ
ジャンボフランクカレー ¥1100
 ジャンボフランク・芋・人参・キャベツ・しめじ・うずら・ブロッコリー
 オクラ・なす・ピーマン・パプリカ
お子様スープカレー(スープカレー) ¥650
お子様ハンバーグカレー(ルゥカレー) ¥650
お子様オムカレー(ルゥカレー)¥650


それと、清田本店今月のカレー
スペアリブのスープカレー♪

といったメニューから、選ぶことが出来ます。

ライス 小盛り100g 普通盛り200g 大盛り300g

辛さ
ノーマル(小辛)普通の辛さ(市販の中辛くらい)
ミディアム(中辛)市販の中辛より辛め
ホット(辛口)辛いのがお好きな方におすすめの辛さ
ベリーホット(超辛口)ここから先は要注意
V2(激辛口)体調にあわせてお選びください
V3 プラス¥50
V4 プラス¥100
V5 プラス¥150
 これ以上もできます。

トッピング
 北海道産チキンレッグ¥500  大海老1本¥350 ハンバーグ¥300  
 ジャンボフランク¥300  ラムキーマ¥150 シシカバブ1本 ¥150
 味付たまご¥100 うずらたまご¥100 チーズワンタン¥80
 プロセスチーズ¥80  納豆¥120  ムング豆¥80 岩のり¥80
 じゃが芋¥80 人参¥80  かぼちゃ¥80 しめじ¥80 なす¥80 
 ピーマン¥80  素揚げブロッコリー¥80  キャベツ¥80 
 オクラ¥80  麩1枚¥15
というレギュラーメニューと
 店内にぶら下がっている気まぐれトッピングから

さらに、サイドメニュー 大根サラダ ¥200 キャベツサラダ¥200
   らっきょう¥50


ここは、王道のシシカバブのところ、普通盛り、辛さはホット。
トッピングはなしでオーダー。

インドテイストなアジアンポップに耳を傾けながら
待つことしばしで良い香りとともに登場

「器、アツくなっているので気をつけてください」
と言われながら出されたスープは
漆黒の器の中で、ぼこぼこと大きめの泡をたてて沸いている最中です。
中には、漆黒の器と好一対である、非透明系オレンジがかった褐色のスープに
表面に脂のような感じで丸く赤い半透明な赤いスープが細かく浮いたり、
対流にあわせて流れています。

この非透明系オレンジがかった褐色スープに、具材の卵の茶色がかった白とか
鮮やかな緑色のピーマンとか、淡い紫のナスといった色合いも美しいです。

と、いうことで、アツさに警戒をしながらまずは一口。

見た目どおりのサラサラのスープがまずいいです。
サラサラというと、あっさり、すっきり系列で
コクとかウマ味とかは控えめな印象がありますが、ぜんぜん違います。

鶏がらと数種類の野菜や果物、昆布からじっくり煮込んでとったスープに
23種類のスパイスを加えた香り高い南インド地方のスープカレー専門店
なんて、メニューには書かれております。
スープの主体となっているじっくりと仕込まれたスープだということを証明している
はっきりとしたコク、そして野菜や肉そして、スープの香りの段階ですでに
ほんのりと漂っていて、口に入れるとはっきりとわかる鰹節由来っぽいウマ味が
ガツンとダイレクトに来るのです。

スープカレーでのウマ味の大切な要素は
ウマ味とこくだと思うので、スープのすっきり具合と反する濃さは大満足。

しかも、旨み、こくだけではなく塩味もはっきりとついていて、
飲み口はあっさりすっきりなのですが、相当「おかず力が高い」スープなのです。

そして、今回ホットですが、物理的アツアツなのに加えて、
コク、ウマ味に支えられてスパイスの魅力がしっかりと後追いをしてきます。
スパイスだけが突出しないで、うまみの一部として機能している
札幌のスープカレーならではの時間差攻撃をも味わうことが出来ます。

スープカレーをウマくしている要素は数々ありますが、
それのどれかが突出しているわけではなく、
相当洗練された高度なバランスの上になりたっているスープなのです。

続いて、メインのシシカバブですが、
前回食べた羊のひき肉がタップリ入ったキーマでも感じた
羊独特の獣香がぷんぷんとただよう野趣にとんだ香り。
そして、羊ならではの独特なウマ味が、獣を食っている、羊食ってる感を
十分に満たしてくれます。

さらには、この羊肉滴があふれる挽き肉の内側まで
こちらの個性的なスープがしみこんでいます。
それが固まりでゴロンと入っているわけですから,たまりません。

個性的な味や香りが、スープカレーのスパイシーさと
相乗効果で、エスニックな料理を食べている感を満たしてくれます。

スープの中でわると,透明な肉滴がじわっとでてきて、つくね、ハンバーグ、
肉詰めなどのカレーを食べるときの醍醐味であるたっぷりの肉滴がルーやスープに
流れ出すところが味わうことができてお気に入りです。

さらに野菜も、たっぷりキャベツはこの刺激的なスープの中で
焦げた味わいとともにほんのり甘く,
芋も,「芋」とそっけなく書かれていますが,ほくほくで
じんわりと優しく滋味あるしっかりとした大地の味わい。
かぼちゃもにんにくもびっくりするほど甘くやわらかいですし
彩りっぽくカレーを鮮やかにみせるピーマンのアオさが旨みになっていて、
脂とともに旨みが引き立てられています。このスープには
ピーマンのアオい味わいが濃さ・ウマさの中の光り輝く様子。
ピザのなかのピーマンとおんなじ役割をしていて、ウマいです。
しかも、量がたっぷりなところもウレしいところ。

茄子は茄子で、絵画のようにびかびかと光っていて素揚げされているのが
ごろんと入っていまして,
素揚げされることによって旨みが凝縮されたなす自体からしみでる滴りと、
素揚げした脂と、スープの入り交じったやつが
口の中でじゅわっと広がる感覚は、最高です。
しかも、ピーマン同様、こちらも量がたっぷりなところもウレしいところ。
ブロッコリーは,しっかりと揚げられたタイプです。

こんなカレーに、五穀米入りターメリックライスは良く似合う。
スープの中にたっぷりと入っているムング豆の独自のぷちぷちとした食感と
ライスの中に入っている大麦・大豆・玄米・ゴマ・キヌアの独自の食感が
ぷちぷちの食感とぷちぷちの食感で無限プチプチ状態です。

そしてスープが残り四分の一、ライスが残り四分の一になったところで、
残りのライスを残りのスープに投入し一気に攪拌していただきまーす。

惜しむらくはトッピングした味玉は予想通り黄身が固ゆでだったところでしたが、
それをスープに溶きながらワシワシワシッと一気呵成にいただいて水をぐびっと飲んで

あー美味しかったです。ごちそうさま。

もう一杯水を飲むと首筋まであせだくで、
汗がたれるのに改めて気がついたのです。

ということで、涼しい風に吹かれながら
コーチャンフォーに向かったのでした。



☆「南インドスープカレー天竺 札幌清田本店」
(札幌市清田区平岡1条1-7-1 )
◇営業時間◇11:00~21:00(オーダーストップ)  
◇定休日◇火〔祝日の場合は営業〕 ◇駐車場◇有り
◇電話◇011-802-5175






☆ドライブイン雪国 (虻田郡留寿都村字三ノ原210-5)

休日出勤で、この時の仕事は午前中あがりだったので、
用を足すために洞爺湖へ。その時に昼食のために立ち寄ったのが、
留寿都村の「ドライブイン雪国」さんです。

こちら、国道230号線沿いで、留寿都村の中心地から
洞爺湖に向けてしばらく走ると、村境の手前くらいに
ぽつんとたっているドライブインです。

このところ、何度かこの道を走るのですが、
今までは、さまざまなメニューののぼりがはためいていて
夏場だと、板にペンキで書きなぐったような感じで
「かつ丼 豚丼」とか「でんぷんうどん」と書かれた
味のあるいた看板が出ていました。

が、この所、そんなのぼりとか、看板などが出ていないのです。

???と思いながら、通り過ぎていたのですが、 この日もそんな感じ。
でも、入り口のところに玉のれんがかかっていますので、
やっているのかな?と思いつつ、味のあるドアを横開き。

すると、営業している模様です。よかったよかった。

中に入ると、外観的同様、昭和な大衆食堂という感じのタタズマイ。

前述の板看板とあわせて、入りにくさを感じる人もいるかもしれません。
なんでも、今から35年以上前の、昭和50年から営業だそうですから。
そんな風情も納得です。

そんななっちゃったレトロ感は好物である私ですし
前回一回訪れていますので、慣れた感じながらもワクワクしながら中へ。

時計の針が止まったかの様な店内は変わらず、
かつてあった昭和の食堂の雰囲気のまま

中にはつけっぱなしのテレビの音が空気を揺らします。

「お好きな席にどうぞ」といわれたので、
これまたいかにも大衆食堂然とした
シンプルな席に腰を下ろし、メニューを吟味します。


メニューは

〈そば類〉
 天ぷらそば 850円
 親子そば  750円
 月見そば  600円
 かしわそば 600円
 かけそば  550円
 ざるそば  650円
〈でんぷんうどん類〉
 天ぷらうどん 850円
 親子うどん  750円
 かしわうどん 600円
 月見うどん  600円
 かけうどん  550円
 ざるうどん  650円
〈御飯物〉
 牛丼   800円
 カツ丼  900円
 豚丼   900円
 とん天丼 900円
 えび天丼 900円
カレーライス 550円
 カツカレー  900円
 えび天カレー 900円

ライス 150円
 *各種大盛り:100円増し

といった、活字のメニューのなかに、手書き
 とん天カレー 900円 
と、手書きで書かれています。

以前は、看板のとん天丼や、えび天カレー、カツ丼などをオーダーしたことがありました。

とん天丼は、でっかい丼に立体的にてんこもりに盛られた天ぷらがインパクトあり、
丼の中でそそりたっている、かぼちゃの天ぷらと
かぼちゃの天ぷらをささえるジャガイモの天ぷら
その土台には、大降りのロースを使った豚肉の天ぷらが6~7枚という
見た目にまずは圧倒されました。

味わいも、天ぷらは、サックリ揚がった衣にしみた甘いたれと
ジューシーな豚肉のバランスが良く、ほのかに漂うしょうがの香りもいいです。
豚と生姜の組あわせは無敵だということを再認識。

かぼちゃの天ぷらはびっくりするくらいアマくて、口のなかで、とろける感じの柔らかさですし
ジャガイモの天ぷらは、小ぶりのジャガイモを丸ごと衣をつけてあげたもので、
上品、かつ、芋の甘さと、衣の繊細さのバランスがスバらしい、
峠の揚げ芋を上品に進化させた感じです。
といった感じで圧倒されましたし、

えび天カレーも、
洋風カレーか、というくらいの濃厚かつ、
嚥下したのちに、すっとひいてさわやかな食後感が残るカレーと、
赤褐色のカレーに沈んでいるえび天の組み合わせ。

衣を噛みきる感触も良くて。えび天というよりも、フリッターに近いですが、
衣がしっかりているので、カレーには負けず
中のえびもホコホコですし、ぷりっぷりなのです。
軽くかむだけで、しみ出てくるエビの旨み。
これが、濃いカレーをさらに新たな味わいを加えてくれます。
エビとカレーの親和性についてもあちらこちらでいわれています。
そんなことを再認識させてくれるえび天が4本も入っいました。

カツ丼はタレかつ風の醤油ベースのたれがシミシミになっている
揚げ立てでジューシーなカツに
とじてある玉子ではなく、黄身が半熟になっている目玉焼きが乗っていて、
色合いもキレイならば、カツに玉子の黄身が絡む味わいが
なんとも絶妙でした。

それぞれが、ご機嫌メニューでした。



とうことで、今回は手書き文字にもそそられて、
えび天カレー同様、今までどこのお店でも見たことがなかった、
「とん天カレー」をオーダー。

ということで、ワクワクしながら周囲を見回すと、
メニューが紙に書かれて壁に下がっていますが、そこには
「とん天カレー 味噌汁つき」と書かれています。
孤独のグルメの「江ノ島丼 蟹の味噌汁つき」を思い出したりして。

注文してしばしで、店内に漂う油やスパイスのいい香り。これは期待できそうです。

ということで待つことしばしで、登場しました。

カレーは、鮮やかな赤みがかった、明るいオレンジ色のルーが
丸い皿の上に乗ったごはんの上にたっぷりとかかっていますし、
このウマそうなルーをたっぷりとまとったとん天が5枚も横たわっています。

しかも、味噌汁付きの味噌汁も丼に入っていて、
しかも、ご家庭などでいただく味噌汁の椀よりも大きいです。

これは、いいですね。

と、いうことでいただきます。

一口いただくと、まず最初に軽いアマ味が来て、甘みとほぼ時間差がなく、
ぶっといコクや酸味が来ます。
赤い色合いは伊達ではない、トマトからたっぷり溶け出した味わいに加えて、
甘みの原因であろう、たまねぎをはじめとした野菜から
たっぷりと溶け出したあじわいに加えて、
ごっついコクの原因ともなっている牛などの
動物性の味わいなどが全部まじりあって、うまみのハーモニーを奏でてます。
洋風カレーか、というくらいの濃厚なうまみやコクは
嚥下したのちに、すっとひいてさわやかな食後感が残ります。
しかも、カレーの濃さの原因のひとつとなっているほろほろに煮込まれて、
口のなかで軽く力を入れただけで崩れて、うまみがにじみ出てくる、
牛肉なんかもいい感じです。

さらに、この甘み、旨味、コクなどの土台に支えられて
しっかりとスパイシーなところが美味しいカレーです。

ドライブインのカレーというと、黄色くて、カレー粉っぽいカレーを
勝手にイメージしてしまいますが、
そんな先入観でいくと、よい意味で裏切られます。

これだけで大満足ですが、このカレーはとん天カレーですからね。

赤橙色のカレーに沈んでいるとん天をサルベージしてさくっといただきますが、

まずは、この衣を噛みきる感触がいいです。
フライみたいにサクッとは行きませんが、この天ぷら特有の
穏やかな噛み心地はいいです。

そんな衣も味わいがあれば、中のお肉も旨味たっぷり
ほんのり甘くてかつ、軽くかむだけで、肉滴たっぷりです。
これが、濃いカレーをさらに複雑な味わいにしてくれます。

このとん天が本当にたっぷり入っているところがいいですよ。
しかも、一つはしっかりと茹でてホコホコになったジャガイモに
衣を付けた上質なアゲ芋的な感じで、これもカレーとあってます。

これは、幸せだ。

しかも、天ぷらの衣がカレーをすって、
次第にテロテロになるところも醍醐味です。

うん。カレーと天ぷらはアリです。


横に鎮座する淡い色合いのみそ汁の具も、ルスツ産と思われるジャガイモとお麩と
たっぷりのアサツキです。
味噌汁のなかでも滋味あふれる甘さとすっきりとした味わいと
アサツキの苦味のバランスは、
シンプルながら味が濃いカレーにはうれしいところ。

少々塩分は控えめですが、カレーと味噌汁という組み合わせで考えると
これくらいがいいのかなと思います。


と、いうことで、とん天カレーでおなかをぱんぱんになりました。

おいしかった。
エビ天カレーといい、とん天カレーといい、
オンリーワンながらも、素朴なほっとする味わいでして、

これを味わうことが出来る幸せを噛みしめたというわけです。




☆ドライブイン雪国(虻田郡留寿都村字三ノ原210-5)
◇営業時間◇ 10:30~18:30
◇定休日◇ 不定休 ◇駐車場 有り
◇電話◇ 0136-46-3278



ラジオにあったコーナー「富良野印度化計画」の内容と、
かつて僕が訪れたカレー店については
左の欄のカテゴリー「印度化計画」をクリックしてくれれば、
見ることができます。

よろしければ

ってことで(´・ω・)ノシ
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