旭川と仙台で、野球を見ながら、巡礼のような巡礼でないようなこともしたので、
そちらの報告です。

まずは旭川。
前日は、カープも勝ったし、スタルヒンカレーも美味しかったしで大満足。
とはいえ、あと2日連戦があるので、
街に繰り出してハシャいだりせずに、一人宿で旨酒を酌み交わしました。

そして、翌日。

久々の旭川なので、行きたいお店も多いのですが、
今回選択したのは、生姜ラーメンのみづのさんです。
こちらは、久住昌之さんが大絶賛。

2011年に、
「ずーっと食べたかった「みづの」の生姜ラーメンもやっぱり最高でした。
 初めて食べる栗ちゃんも「ウマイ」と連発したので、ウレシイ。
 頼まれて色紙にサインなんてしてきてしまいました。 」
などと、ブログに書いていますし、

先日も旭川に訪れた時

「旭川では、生姜ラーメンみづのに始まり、三四郎、お昼のピクニック弁当、
 そして 打ち上げの自由軒と、旨い肴に旨い酒で、本当に音楽以外も隅々まで
 楽しかったです。」

などと書いていました。

ちなみに2011年の時も、三四郎、自由軒は行っていた模様。
どれだけ好きなんですか。

でも、これだけ推されていたら、これは行くしかないでしょう。

と、いうことで。札幌への移動日。宿のチェックアウト時間の10時に宿を出ます。
開店時間まで、ややあくと言うことで、
お世話になった宿の近くにあるコーチャンフォーでお買い物をしてから移動です。
時間は11時30分。いい時間です。
歩いて移動すると、威風堂々たるモニュメントがそそりたつ
旭川のロータリーからわずかの場所に、その昭和を煮染めた感じの店舗があります。
創業は1967年。この堂々のたたずまいに納得です。

のれんをくぐって中へ。
店内は、外観どおりの落ち着くお店に、店内によくあったテーブルと椅子。
そして、特筆すべきは、壁という壁に貼られたサイン色紙です。
あんまり、ジロジロ見るのは、このお店になれていないことを
アピールするみたいなので、ざっとだけ眺めました。

と、いうことで、久住さんのサインは見つけられませんでした

さて、こちら、店の看板メニューは、生姜がたっぷり入った「しょうがラーメン」。
当然、そちらをオーダーします。

店内には、やや早いお昼時間ということで、
4人くらいのお一人様が、めいめい水を飲んだり
新聞を読んだりしています。
改めて、この日が平日だということを思い出したりして
(私は(非公式)カープ有給をとってました。)

そして、待つことしばしで登場です。
白に紺で唐草的な模様とか、中国の子供などが縁に描かれた丼の中には
澄んだ感じのラーメンスープと、クリーム色の中細麺で、
シナチクや葱、チャーシューといった面々が丼の中を彩ります。
昭和の雰囲気がぷんぷんする昔ながらのフォルムにホッとしますが、
この時点で、生姜の香りがインパクトあります。

では、まずは麺から。
中細のストレート麺は、ツルツルッとすすり心地もいい感じです。
軽くかむと、少し硬めで、クキッと感じますが、ストレート麺とこの軽く硬いところが
個性的なスープにはいい感じです。

そして、麺に絡んで口に入ってくるスープは、醤油ベースで
素朴な味わいでどこか懐かしいです。

鶏ガラと、魚介系がベースになっているのでしょうか
あっさりと澄んだ感じのスープに、豚の脂が溶け込んだしょうゆのタレが
いい感じです。

そして、やはり特筆するのは生姜です。
麺をすすった段階で、スープに入った生姜が舌から体に働きかけて、
香りが鼻から抜ける感じが面白い。
そんなすりおろした生姜の主張が、スゴいです。
そして、生姜の主張もスゴければ、生姜独特のエグ味とかはなく、
個性的な刺激と旨みだけが、ラーメンスープに溶け込んでいます。
醤油のタレにパンチを加えている豚の脂の濃い感じを
さわやかに中和する風でもありますし、
脂も生姜の独特の風味を引き立てていて、相乗効果でスゴい感じです。

しかも、食べ進めていくと次第に生姜の味わいが濃くなってくるところもいい。
丼の底に沈んでいるのが舞い立ちます。
麺も、最初のクキっとした硬い感じがら次第にやわらかくなりますが、
これもまた、素敵な味わいで、生姜の味がこくなり、麺がやわらかくなるのも
次第に味が絡んで濃くなっていいです。
これが計算なら、さりげなくスゴいです。

こぶりながら厚目でしっかりした味付けのチャーシューは
スープの中の醤油ダレと同じ味わいで、歯ごたえもよくて、
肉滴がじわっとでるタイプです。
色合いも薄めながら、食べてもシンプルで薄味の
細めのシナチクもいい感じ。
ざく切りの多めの葱もこの個性的なスープの中で口のなかに
別のベクトルの清涼感をもたらせてくれます。

と、いうことで、麺もなくなったので、どんぶり抱えて
スープを飲み干します。
と、改めて、顔とかが、カッ となるのはさすが生姜パワーです。

あー、美味しかった。ごちそうさまでした。

心も身体も温まってホッとできる一杯です。
街には一軒ほしい感じの落ち着く店構えともども
しっかりと癒されて、大満足です。

ちなみに、「kurikikenのブログ」には、このように書かれていました。

「みづの

 スクリーントーンズのツアーで行った旭川で、久々に「みづの」で
 生姜ラーメンを食べました。
 五年前に久住昌之さんと二人で北海道ツアーをやった時以来です。
 ドンブリの底におろし生姜が沈澱していて、食べていくと
 段々と生姜の味が増えて行きます。
 いけないと思いつつ、スープを飲むのも止まりません。
 美味しかった~!
 壁には五年前のサインが貼ってありました、懐かしい。
 ボクの栗サインがくりぬきではなく、まだ初期形f(^_^;
 今回、新たにスクリーントーンズ全員でサインをしてきました(^^) 」


だから、こちらのサインも見つけられなかったのです。
今度行ったときはじっくり探すとしますか。

と、大満足をして、車にもどってから札幌に走ったのでした。



そして、仙台の夜のお話しです

カープの負けを見届けて、球場を出てから、
仙石線にのってあおば通まで行ってから、歩いて文化横丁をめざします。

前回GMクンと仙台で野球見たときは、宿の近くで牛タンなどを食べたのですが、
今日は、街にくりだします。
夕食に選んだのは「餃子元祖 八仙」さんです。
こちら「創太郎の出張ぼっち飯」(マキヒロチさん著/バンチコミック 新潮社)の
2巻に出てきたお店ということで気になっていました。

ということで、「文化横丁」の文字があって、その下に提灯が下がるゲートをくぐり、
細い路地にディープな飲食店が並ぶ昭和な小道をいくと
すでに数人が並んでいます。

この味わいある横丁にしっかりと馴染んでいる佇まいの店舗。
紺地に赤で書かれた店名もいい感じです。

開店時間が17時。ゲームが終わったのが17時3分で、
すぐに移動したので、到着した時間は17時20分くらいですが、
もうすでに並んでいる人がいるだなんて、これは人気店です。
そして、私の後ろにも続々人が並びだします。

ちなみに、この日の私の宿が長町だったということで、いったん宿に戻ると
仙台の街に出てくるのが億劫なので、野球の応援の格好のまま並びます。
が、当然、そんなのは私だけ。しかも着ているのはカープのユニフォームなので、
相当浮いていますが、いーんです〔楽天カードマン風〕。

そして、外のメニューとか、向かいの楽器屋さんとかを眺めながら、
20分くらい待ったところで中へ入れます。
「2階席で、相席ですが、よろしいですか?」
ぜんぜん問題ありません。

こちらは、創太郎クンが食べたカウンターと、小上がりが一階にあって、
2Fには座敷の席があるようです。
当然ですが、満員です。

4人がけのテーブル前の座布団に腰を下ろします。

私の前には、同じ年くらいのお一人さまの男性客。
横と斜め前には、ご婦人の2人連れです。

中では忙しそうにお店の方が働いています。
そこで、私は「ビールと、焼餃子と水餃子一人前ずつ」とオーダー。
チャーハンとか麵類も気になりますが、まずはこの2品
ビールはサッポロ、キリン、アサヒと選べまして、近くに工場がある縁で
キリンをお願いします。

しばらくすると、こちらのお店の方が、
「餃子のつけだれで~す」といって、小皿に付けダレを入れてくれます。
お店が作ってくれるというのもサービスです。

ビールと一緒にお通しが登場。小松菜のおひたしがシブいです。
あああ、ビールがしみます。

そしてまずは焼餃子が登場します。
縁に大きな双喜文が描かれたお皿に小ぶりの餃子が8つ乗ってます。
皮に無造作についている焦げが、素朴な感じいいです。
皮の端が黒っぽくなっているところもいいですよ。
まずは、軽くタレをつけていただきますと、
ああ、焼きたてなので、熱々でプリッとした薄めの皮を噛み切ると
中から肉滴があふれてきます。肉もひき肉でありながら
いかにもな肉ですし、ニンニクとか、韮とか、白菜、玉ねぎなどの
バランスもいい感じで、肉をもり立ててくれて、これは美味しいです。
そんなに癖がある感じではなく、お店同様の素朴な味わいです。
皮に焦げがついているので、サクッといただけますし、
皮は薄いのに、もっちりとした皮ならではの味わいを楽しむことができます。
このサックリともっちりの組み合わせが、餃子の醍醐味です。

これを肴にビールをグイっと行くのが、まずは幸せです。

そして、続いて出てきたのが、水餃子。
小ぶりの丼で登場です。
ほんの淡く色づいた澄んだ汁の中にたっぷりの餃子。
さらには、ねぎとか青梗菜もたっぷりと浮いています。

まずは、小ぶりの餃子を食べると、さきほどのモチモチの皮が
さらにやわらかくなって、チュルンと口の中に入ってきます。
しかも、具もしっかりとジューシーならば、スープが染み込んで、
さらに美味しくなっています。

このスープが、鶏ガラのベースにごま油が香る感じの
シンプルで、あっさりしたもので、
ベースこそ異なりますが、牛タン定食で出てくるテールスープとかと
通じる感じですが、
このシンプルさが実に美味しいです。

スープで餃子などと一緒に煮込まれているねぎも大振りで
だからこそ、テールスープとかと重なるのですが、ここも滋味あふれていますし、
青梗菜の青い感じもいいです。

こちらもビールがすすみます。

と、食べ進めていくと、同席のご婦人のところにもお料理が来て
盛り上がっている模様。すると
「野球の帰りかしら、どっち買ったんですか」
「あ、イーグルスっス」
「あら、そうなの、でもカープは調子いいからねぇほら。
そういえば、今日のピッチャーは誰だったの」
「あ、釜田投手でした」
「交流戦入ってから、釜田、調子いいものね」
「明日のピッチャーは、辛島?」
「辛島、今2軍よ」
「あ、戸村っス」
「あら、そうなの」

なんて会話で盛り上がったくらいにして、
それにしても、さすが地元、イーグルスの事情に詳しいですね。

と、いうことで、完食いたしました。ごちそうさまです。
水餃子が思ったより量が多かったので、満腹です。

「では、」と、同席の人に挨拶をしてから下へいって
お金を払います。すると、そこでもお店の方に
「今日の野球、結果はどうだったんですか」などと聞かれました。
イーグルス、仙台市民の関心事じゃないですか。

などと再認識しながら、外へ出て、
創業は昭和二十八年頃という雰囲気を感じる建物を味わいつつ、
また来て、次はチャーハンか、麺か、ほかの一品料理を食べることを
誓ったのでありました。


ちなみに、創太郎の出張ぼっち飯では、

ふんふん オーソドックス/だけど うまそー
白石さん/焼餃子と/水餃子どっち/ススメてんだ?
まぁ2つ頼むか

「すみません/ビ…あ いや/ウーロン茶と/焼き餃子と/水餃子」
「はーい」

夫婦で餃子 包んでる…
なんか いーなー

家でも店でも一緒にいにれるって
俺もそんな人と出会えるかなぁ…

「はい/おまたせ/しました~」
「焼き餃子/で~す」

うん/スタンダードな餃子/いいね!
さっそくタレをつけて~

いただきます!  かっ

うん
うま!  もぐ もぐ

しっかりの味つけの/あんだな/俺ごのみ!

そして/ジューシー!!

こりゃパクパク/イケちゃうな~   バク    バク

「はい/おまたせ/しました~」
「水餃子/で~す」

おぉ~こんな感じなんだ/あったかそ~

いただきま~す   がぷっ

あっつ!
でも うま   はふ  はふっ

優しい塩味の/スープだけど
餃子にしっかり味ついてるか/丁度いいバランス!

これでビールが/飲めてたら
最高なんだけど/なぁ~   トホホ…


なんて感じで食べ進めていました。


そして、その後、創太郎クンは、源氏にいったりしていて、
こちらのお店も興味深かったのですが、
私は翌日の野球観戦もあるということで、少し回復をしたところで
文化☆横丁 の文字が、つのだ☆ひろ、か、らき☆すた、みたいだな
などと思いながら、宿へもどったというわけです。

奥深い仙台。まだまだいろいろな魅力がありそうです。



では。(´・ω・)ノシ
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