東京巡礼のために自宅を5時15分に出て、車に乗り込んで新千歳空港へ。
まずは4月にKalafinaが来札した時のKeiko嬢がブログでお勧めしていた
Bo○caの飲むヨーグルトを探します。

『私達が大好きなヨーグルトε=ヾ(*~▽~)ノ

帰りの飛行機で必ず飲みたくなっちゃう♪』

と書いているヨーグルトですが、無事購入し、搭乗カウンターでいただきました。
感想は前日書いた通り、大変美味しゅうございました。

そして、羽田空港に到着。
定刻より早い9時45分に外へ出て、ここから、
モノレール。りんかい線。東急大井町線と乗り継いで、大岡山へと行きましたが、

目的は 孤独のグルメ season5 第6話「大岡山の九絵定食となめろう冷茶漬け」に出てきた
九絵さんです。

ゴローちゃんが、人間的に許せないクライアントの商談を拒否したあと、

「しかし、人間って、悲しいかな。腹が立っても、ムカついていても、
腹が、減るんだよな~。

こんなときはうまいもんを、食いたいだけ食うにかぎる。

こういうときは何を食えばいいんだ?
俺のムカっ腹は、何でなだめればいいんだろう?
おっ。あれ飯屋じゃないか。」

と言う気持ちを満たすために行ったお店です。

現在そういう気持ちではありませんが、カープ三連戦の景気づけにはいいです。

大岡山の駅に11時前に到着。初めて降りる駅ですが、
駅前に広がる東京工業大のキャンパスがインパクト強し。

なんかMacの箱をそのまま背負った人もいて、
いかにも工業大の最寄り駅という風情です。

時間があるので、しばし周囲を散策。
駅前の商店街も昔ながらの商店街です。

でも、こうやって、「孤独のグルメ」巡礼をしたおかげで、
いろいろなところに、地元に密着していて、生活を支えているような
味のある商店街をいくつも知ることが出来たというのは、いいことですし、
まだ、番組には出てきてませんが、味のある商店街が
いくつもあるんだろうな、と考えると顔がほころんできます。

商店街から一本入ると閑静な住宅街で、
あんまり下町という感じはしません。
しかも、たまにベンツが走っていたりして、品の良さも感じます。

と、しばしウロウロしたところで、それそれ開店時間を回ったので
お店に向かいます。

ゴローちゃんが、
「漁師料理。そういや最近、お魚食べてないな。
うまい魚でご飯バクバク、味噌汁ズルル。
フフッ。いいじゃないか、いいじゃないか。」などと呟いた店頭があります。

お店の横には、「白老××水産」などと書かれたトロ箱が重ねて置かれていますし、
これで期待もあがります。

看板やのれんに書かれた「漁師料理」の言葉も染みます。

紺地に紋と、白く店名が染め抜かれ、使い込まれたのれんをくぐって店内へ。
そう広くない店内にはもうすでに何人かの方がカウンター席に腰を下ろしていました。
お店の方が「つめて座って下さい」と、言ったので
その通り座ると、はからずもゴローちゃんの座った席であります。

カウンター席で、メニューを吟味。
外の黒板メニューでもそうだったのですが、
一番上に来ているのが「九絵定食 なめろう付き」です。

そして、じっくり見たのですが、なめろう冷茶漬けの文字はなし。
九絵定食となめろうを同時に注文する人が多かったということですか。

と、いうことで、注文するのは、九絵定食なめろう付きです。

あと、今回はお酒はなしで、ゴローちゃん気分です。


「九絵定食1,200円。 上鉄火丼に、海鮮丼。
金目煮付定食。 よだれジュルルもんだな。」

ゴ「あの、九絵定食ってのは何ですか?」
お店の女性「刺身と煮付両方食べられる定食で、一番のお勧めです。」

「刺身と煮付け。風神雷神揃い踏みか。」

との言葉を思い出しながら、お茶をすすります。

と、隣の方が、
「すいません、お刺身定食を」
お店の方「お刺身定食と100円違うだけで、九絵定食になるけど」
隣「九絵定食って…」
店「刺身と煮付け、両方つくんだよ、こっちのほうが得だよ」
隣「じゃ、それで」
別の客「マスター、サービスいいねぇ」
店「この定食もこの値段じゃやってけねぇんだけどね、
 ま、ウマイもの食ってほしいからさ」
なんて会話をしています。
これは、いい感じです。

ゴローちゃんも
「お~。魚がいい。そして大将の顔がいい。期待値、急上昇中。」
などと言っていましたっけ。

と、目の前でお魚を捌きだします。
カツオの解体こそはありませんでしたが、お魚からサクを作って、
柳刃の全部をつかってスッスッとお刺身にしていきます。

さらに、なめろうをつくるために、
結構なイキオイで包丁を駆使しています。

ゴローちゃんの
「この席最高。リングサイドS席、最前列だ。」
という感想を反芻しながら待つことしばし。

他にも、そんななめろうをでっかいタッパの中にいれた、
そこから、アイスディッシャーで取り出して、小鉢に入れたり
分厚い玉子焼きを切り分けたり、
お刺身で切り分けた端の方を無造作に汁の鍋にいれたり
などというのもライブ感あっていいですね。

カウンター内部では、四角いお盆の上に、お刺身が丁寧に並べられたお皿とか、
たっぷりとした煮付けなどが載せられています。
あのいくつもの盆の上の食べ物の一つが私のです。
なんて、楽しみにしているところで、登場です。

【九絵定食】
刺身と煮付けの欲張り定食
旨さ噛み締め 黙って食え!

と紹介されたアレが目の前に登場です。
おおおおお、やはり大迫力です。

四角いお本の上にのった、たっぷりの生野菜の上に盛られた端正なお刺身とか、
塊がゴロンと入っている煮付けに、一品料理三品
そして、漬物と、あら汁と、ご飯です。
あああ、うまそう。

では、まず

大根、水菜、カイワレ、人参などでカラフルな、生野菜の上に鎮座ましましているのは、
鮪(2)・カンパチ(2)・サーモン・鯛・ブリ・イカで、これが豪快です。
お刺身の定食というと、種類は多くて三品とかなのに、
これはいいサービス。色々なのを少しずつたくさん食べたい僕みたいな人には
ウレしい盛りつけです。
そして、これらのお刺身がまずは、新鮮で美味しい。
つい先ほど目の前でさばかれたこともあり、とても美味しく感じます。
鮪やカンパチやブリの脂ののっているところ、
サーモンの濃い味わい、鯛の繊細ながらもしだいにひろがる旨味
イカの歯応えとしっかりとした味わい、
これらを存分に味わうことが出来て、まずはいいです。
新鮮なお魚で白飯をばくばくいただくことの幸せを満喫できます。


ゴローちゃんは出てきたお料理を見て

「お~。こっ、こっ、これは…。

大きな盆いっぱいのおかず群。これでおかわり自由という心強さ。
鼻血級サービス。」

ゴ「いただきます」
【刺身(平目・マグロ・かんぱち・サーモン)】
大盤振る舞い四種の刺身
何が出るかは 大将次第



「う~ん、う~ん。うまい刺身と、醤油と、白いご飯。
日本人でよかりけり。白身もいける。」

などと言ってましたっけ。
番組で出てきたのより多い6品ってのもウレしいです。


そして、この日のもう一つの主役の煮付けはカレイです。
濃くもアマじょっぱい味わいでしっかりと煮込まれているせいで、
口中で身がホロリとほどける感じが心地いいです。
また、食べた時は、単純にコクアマじょっぱく感じた味付けですが、
しだいにお魚自体の淡白ながら油ののった味わいとあいまって、
適度な味付けに感じてきます。ここも、先ほどの庖丁さばき同様
経験の妙でしょうか。
豪快に見えながらにして、実は繊細な味加減ってのも、いいです。

ドラマでは、マグロのカマの煮付けでしたね。

番組の中では、
【煮付け(マグロのカマ)】
大将コトコト煮込んだマグロ
その柔らかさは 愛の証

などと紹介されていて、

お店のご主「煮付けは、マグロのカマです。
    大根は、マグロとは、味を変えてあります。」
ゴ「へぇ~。」
女性店員「パパ~水! 水!」
主「大根の味付けは、吸い物で、味付けしてます。」

なんて会話から食べては、

「この煮付けがまずいわけがない。煮付けって深いなぁ。

あ…確かに全然違う。こっちは優しい味だ。手をかけてる。
もてなしの心がいいダシになっている。

フッ…簡単にほぐれる。」

なんてつぶやきながら食べていました。


そして、味噌汁はアラ汁です。
魚のアラがたっぷりで、身がついているアラが、アラの骨などとともに
アラの旨味がしみだしていました。
味噌汁の味わいを濃く、複雑にしていて、
しみじみと美味しいです。

これも、調理をしている手間を見ているので、旨さが際立ちます。


ゴローちゃんは
「ん? アラか…。」

主「今日さばいたカンパチのアラが余ったから、
  味噌汁にぶち込んどいたよ。」
ゴ「あ~そうなんですか。」
女「余っても余らなくても勝手に入れちゃうでしょ、パパは。
 だからうちは儲かりゃしないんだよ。ハハハハ!」

ゴ 「アラ汁の滋味は、漁師の滋味。島国の滋味だ。」

なんて感想とともに、飲んでいました。
刺身も煮付けウマければ、汁もイイさらには、付け合わせもいただきます。

厚揚げには、濃い目の味わいながら、豆腐のやさしくも滋味に富んだ味わいが
素敵で、ホッと出来るあじわいですし、
卵も、ふわっとやわらかく、穏やかな味わい
小松菜の青みも素敵です。


番組内では、

【付け合せ(厚揚げ煮・卵焼き・小松菜)】
脇を固める 助っ人トリオ

と、紹介をされて、

「ダメ押しの付け合せ軍団。 しっかりおかずだ。

煮付けで食べるご飯の、
尊いようなおいしさは、どこからくるんだろう。

そこに刺身、アラ汁。
一ミリの隙もない、完璧な魚定食。

更に栄養の守りを固めるサラダ。」

などと大満足で食べ進めていました。

が、今の私には、更にもう逸品あります。なめろうです。
小鉢に入って、アイスクリームディッシャーで丸く形どられている
カワイラシイなめろうですが、
これが、しっかりと叩かれてネットリとしたお魚の味わいと
生姜や味噌の味わいが絶妙にマッチしています。

いままで、なめろうは、青魚のイメージが強かったのですが、
赤身魚でやっても美味しいじゃないですか。

これも作っている場面を至近距離で見ているということで、
ライブ感でただでさえウマイものが、よりうまい感じのセンサーが働いています。

ザ・漁師料理って感じで、看板にいつわりなしです。

ちなみに、メニューを見たところなかった、なめろう冷や茶漬けを
ゴローちゃんがいただいた顛末は以下の通りです。

客「ママ、なめろう茶漬け。」
ゴ「なめろう茶漬け?」
女「またなめ茶?」
男「だってここでしか食べられないからさ。」
女「パパ、なめ茶だって。」
主「まな板汚れるから嫌だな。」
女「バカ。そんなこと言わない。…あっ、おかわりされますか?」
ゴ「あの…、なめろう茶漬けって 何ですか?」
女「あのね、なめろう冷茶漬けっていうんですけどね。
  カツオのなめろうをご飯の上にのっけて、冷たい味噌汁をかけて食べるんですよ。」
ゴ「カツオで冷たい?」
女「ええ。うちはね、アジじゃなくてカツオなんですよ。
五「じゃ、それいただけますか。」
女「はい!」

ゴ「これは拾っておかねばならないタマだ。」

女「はい! 今晩は、煮付けと熱燗ですね。」
男「そうそう。」

ゴ「ああ、こたえられないんじゃないの。のんべえには…フッ。

 この店には、無言の誠意があふれている。
 毎日を、精一杯生きているほがらかさに、満たされている。」

【なめろう冷茶漬け】
 これぞ究極 漁師料理!
 食べれば 広がる大海原!

ゴ「氷まで入ってる。」

女「はい、おたま。まずね。なめろうだけ食べて、
  そのあとご飯と一緒に食べて、最後に冷たい味噌汁、なみなみかけて食べて下さい。
ゴ「なみなみですか?」
女「そう。これがスルスル~っと食べられちゃいますから。
  パパ、水。」
ゴ「ではいただきます。」

ゴ「うわっ、何? これ! うまっ!
  アジとは全然別もののなめろうだ。

  大好物が一つ増える予感、ビンビン。

  よし。心の準備万端。なみなみだよな?」

主「もっと、ジャブジャブになるまでかけちゃってください。」
ゴ「なみなみじゃなくジャブジャブ?」
主「そう。」
ゴ「はい。」

ゴ ジャブ…ジャブ。
  おぉ! こうなるか! これは…。ん~冷たいのがいい。
  スルスル入る。これはたまらん。
  よ~し。
  これ、好きです、俺。ずっと前から好きだったけど、
  今日初めて、2人だけで話したって感じ。」

って感じ。


もう会話を再現するだけで、ジャブジャブしたくなりますが、
今回はメニューにないので、パスです。
とはいえ、なめろうだけでもこれだけでとても美味しいのに、
ここにみそしるジャブジャブって、もう、想像を絶する味わいです。


と、お隣りさんが、「スイマセン、おかわりお願いします。」
と言ったので、私も便乗して。
そしてら、さらに逆どなりさんもおかわりをして、
一斉にお代わり大会です。

ということで、無事に完食をいたしました。
あああ、美味しかった。。お腹もパンパンです。

今回はお酒抜きだったので、次は夜にお邪魔して、
お酒でこのお魚たちをいただきたいなぁ、などと思いながら
お勘定をすませて、お店をあとに。

ゴローちゃんは、
「いい店だった。この分だと、サンマのかば焼きも、
おっそろしくうまいに違いない。
でかい仕事を蹴ったモヤモヤ、吹っ飛んだ。なんというか、救われた。」

などと言っていましたが、私は、このあとの三連戦にむけての
気合い注入が完了いたしました。

と、満たされた気分で、大岡山をあとにして、
神保町に向かったのでした。


ということで。(´・ω・)ノシ
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