熊本県益城町で震度7を観測した地震に続いて、
多くの地震が発生し、大分を震源としている地震も発生しています。

お亡くなりになった方の数も増えて、
被災された方もかなりの数に及び、眠れぬ一夜を過ごしておられるかと思います。

謹んでお見舞い舞を申し上げいたします。

被災地のために多くの人が汗水流しております。とても誇りに思います。
衷心より感謝をしたいと思います。
とりあえず、募金くらいしかできないのですが、一日も早く
少しでも良い状況になることを願っています。


さて、ここからが表題の記事です。

カープvsタイガース戦の甲子園球場、
開場時間の少しあと、12時過ぎに球場に入りました。
この日のチケットはレフト外野指定席。ということで、
自分の席を確認して、ユニフォームに着替えたのちに、人が少ないうちに、
レフト外野にある売店を一通り見てまわります。

銀だことか、関西でやっていけるのかな?などと余計な心配もしますが、
それなりにお客さんはついている様子です。
一昨年志方牛そば飯をたべたお店も健在です。
甲子園のバックスクリーンのビジョンや球場のHPには
「利久」が出来たと書かれていますが、レフト外野ではないようすです。

そんなのを見て歩きながらやはり甲子園に来たらコレでしょう。
と、選択をしたのが、甲子園カレーです。

マツダスタジアムがカープうどんなら、甲子園は甲子園カレーです。

18番ゲート近くの1階売店のお店には、一昨日もその前の年もお世話になったので、
今回は3階にある店舗に向かいます。なんか店構えからしてちょっと違ってウレしいです。

ジャンボ焼きとり、甲子園焼きそばと並ぶ、甲子園の三大名物と、
ホームページにも乗っていました。

まずは、店舗の外に貼られているメニューを吟味。

甲子園カレー 550円 (甘口・中辛・辛口)
甲子園ホルモンカレー600円 
トッピング
温玉 50円
チーズ 100円
カツ 250円
唐揚げ 350円

前回はオードックスに甲子園カレーだったので、
今回はホルモンカレー。
そして、験担ぎのトッピングはカツ。さらに、チーズをお願いです。

ホルモンカレーは
「牛肉のホルモンがたっぷり入った甲子園カレーベースのオリジナルカレー」
と書かれていて、見るからに美味しそうです。

オーダーをすると、厨房の奧でおレトルトパックを取り出して、
袋を切り、楕円形の白いいプラスチックの容器に手際よく
盛られたご飯の上にかけます。
この時点でスパイシーな香りが漂ってきます。
さらにはその上に、サクッサクッと切られたカツと、とろけるチーズが乗せられて
横には福神漬けが下品にならない程度に盛られています。

お隣で生ビールを仕入れて、自分の座席まで持って行って
「いただきます」軽く手を合わせてカレーに正対しますと、
白い容器に白いお米と好一対な、明るい茶色のいい感じのルーです。
そして、大きめにカットされたカツはカレーの上に完全に乗っていて
きつね色に揚げたフォルムをすべてさらけだしていますし、
その下には、もはやとろけているチーズが見え隠れします。
これが、福神漬けの赤とともにカラフルでいいです。

ということでいただきます。

軽く。スパイシーな香りは伊達ではない。適度な刺激がきますし、
爽やかな食べ口で、コクやウマ味もしっかりとした味わいです。
肉、野菜などから出てきているさまざまなエキスがバランスよく
一つにまとまって、独特のウマ味を出しています。
かといって、構える感じではなく、ホッとした味わいなので
レストランで食べられる、洋風カレーと、お家のカレーの中間な感じがします。
そして、後口もサワヤカですし、スパイスの刺激も
適度に舌や身体に働きかけて気持ちいいです。

さらにタップリと入っているモツ。これが、関西でものを食べてることを
実感させてくれる、プリプリの歯応え。
歯応えもよければ、獣めいた独特の野趣にとんだ味わいや脂が
カレーの中で主張をしています。
とはいえ、決して浮いてはいない、カレーの具としてしっかり美味しく
カレーがホルモンを、ホルモンがカレーをそれぞれ盛り上げています。
これは、関西、ホルモン食いの文化圏の処理ならではです。

しかも、これがレトルトだというのだから、改めて甲子園カレー、あなどれません。

そして、今回はトッピングが二品。
一つはカツです。
こちらは、球場グルメによくある、細かいパン粉がびっちりついて、
カリカリになるまでクリスピーな感じで揚げられた衣が
噛み心地も食感も楽しいですし、強めに歯を立てると
しっかりと肉滴が感じられるお肉とのハーモニーを楽しめます。
赤身部分もしっかりと美味しいですし、肉のほのかな甘みも感じます。
この素朴な味わいが、衣の半面に付いている刺激的なカレーにあっていて
こちらもカレーを盛り上げてくれます。

そうそうカツの端の部分は、カレーに沈めて後述の「寝かす」食いに備えないと。

さらに、カツを食べるとその下には、とろけかけたチーズが
マーブル状のコロニーをつくっています。
スプーンで掬うとみょーん、と糸をひくところも愛おしいですし、
口にするとしっかりと、乳の味わいで、
カレーの刺激を少しだけおさえつつ、今までカレーで味わったのとは
別のベクトルの旨味を加えてくれます。
乳製品とカレーの組み合わせは、やはりいいですし、

カツにもカレーにもごはんにもあうだけでなく、
これらとビールの組み合わせも最高です。
しかも、目の前では、カープの投手陣がアップとかキャッチボールをしてますし、
遠くではバッティング練習をしていて、ピーッという甲高い笛の音が
ボールが来たことを報せてくれます。
改めて、いい時間を過ごせていることに感謝です。
それにしても、空調の効いたサツドやナゴヤドームでもない
「青空がおかず状態」なところで食べるカレー&ビールはいいですね。

屋外球場、というか外で食べるカレーって、
独特の旨さを感じて中で食べる野の何割増しかに
美味さを感じます。だから、球場カレーはやめられないのです。
(とかいいながら、ドーム球場でもカレーを食べるのですが)

春先の甲子園ですが、この日は大阪の最高気温が23度。
風がやむと、日差しも強く、日焼けを心配するレベルです。
だからこそ、カレーがうまいのかな。
だから、「味もなにもよくわからない」といった感じまではいきませんが、
軽く汗をかきながらカレーを食べるのはいいです。
ただ、ゴローちゃんと違うのは、ビールで流し込むカレーということで、
あー、酒に汚い日本人で良かった~

そして、「寝かす」食いのために仕込んでいたカツをいただきます。

寝かす食いは、何度も何度も書いていますが、
泉昌之さんの「食の軍師」(ニチブンコミックス)で
とんかつの端に一番最初にとんかつソースをかけて
食べている間中寝かして、ヅケのようにして食べる食べ方です。
 
カツカレーでも、スープカレーでも揚げ物がでると
こうして食べるようになってしまいました。

しかも、この時のカツが、衣固めなクリスピータイプ。
これがカレーでふわふわになって、今までと違う食感で
柔らかにお肉を包んでいながら脂がジワッとしみ出てくるところが最高です。

ちなみに、「寝かす!!」喰いのしめは、本郷の以下の台詞です。

「ヅケ豚シメ飯メチャ旨!! B級的A級で天下統一!!」
うん、まさにそのとおり。

しかも目の前では、カープの選手がボールをおいかけていて、
空も青けりゃビールも美味しい。
この世の天国ですな。などと思いなが、うっすらと額に浮いた汗をぬぐって
「ごちーそーさまでした」大満足です。

よし、これから気合い入れて応援するぞー。

と、黒田様の勝ちこそは見られませんでしたが、
無事勝利に立ち会うことができたというわけでした。

ちなみに、甲子園球場のカレーは大正13年の甲子園完成当時からあったそうで、
元々、戦前戦後は「ハイカラな食べ物」として人気があったそうです。
本当の意味で名物になったのは1980年で、
プロ野球の試合では、1日最低で4000皿は売り上げるそうです。

そんな何千皿の中の1皿になりました。



さて、前日の勝利に気分を良くして、阪神尼崎駅前の串カツ屋さんで
一人祝勝会をした私。
次の日は、お世話になった宿で朝食をしっかりいただいてから出陣です。

そして、この日も12時を少し回ったところで球場に入りまして、
座席確保~ユニフォームの着替えといった一連の準備をしてから、
この日も混まないうちに昼食を買い出しに行きます。

前日は、ぐるっと一通りまわって、ある程度目星をつけていたので、
この日は迷わず向かったのが、KFC ケンタッキーフライドチキンです。
当ブログにも何度か出てくる畏友GMクンは、
横浜スタジアムや神宮球場にいっては、シウマイ弁当を食べ
札幌ドームにいっては、ケンタッキーを食うという
謎のルーティーンを持っている人で、それを揶揄するのが私ですが、
そんな私がなぜケッタッキーか。

それは、甲子園には、三大名物(カレー、焼きそば、焼き鳥)には入りませんが
裏名物メニューとも言うべき、限定メニューがあるのです。

それが、ケンタ丼です。
(ま、調べたら、甲子園以外にも関学の学食とか一部店舗でも
食べることが出来るそうですが、一番有名なのが、こちらです。)

私が大学生で、まだ廃棄品についてヤカマシクなかった時代、
友人が住むアパートの一室にたむろしながら
「死ぬまでに1度でいいからケンタッキーで満腹になりてーよなぁ」「だよなぁ」
などと大学生ならではのアホな願望を口にしたところ、
たまたまケンタッキーでアルバイトをしている後輩が、
廃棄品をバーレルに入れて持ってきてくれました。
それをウマいウマいとむさぼり食う、我ら。
そんな姿を見た後輩は、翌日も、翌日も持ってきてくれて

過ぎたるはなお及ばざるが如し、を実感したというわけです

だから、そこまでKFCKFCというわけではないです。
実際、富良野に住んでいた時は、家のすぐウラがKFCでしたが、
10年すんで2回くらいしか行ってないと思います。
(クリスマスも鳥せい でした。って、どこの帯広市民ですか)

ただ、限定メニューと言えば食べたくなるのは人情です。
ということで、ご購入。
注文がはいってからつめるのではなく、
あらかじめ作っていたやつが、そのまま暖められていて
出されるというパターンです。

あー、美味しそうです。

ということで、座席に戻る途中で、氷点下のスーパードライを買って
自席に戻ります。

さて、軽くビールで喉をうるおして、ぷっはぁ!! ウマい!!
そして、ケンタ丼様とご対面です。
ふたを開けると揚げ物特有のほんのりただよういい香り。

ケンタ丼という名前から、私は、それこそバーレルに入ったような
ケンタッキーになんかタレっぽいものがかかってご飯に乗っている
ザンタレ丼的なものを、連想していましたが、

もうすこし天丼よりでした。というか、ケータリングなどの天丼です。
重厚な色合いの黒いプラスチック容器の中には、
ご飯の上に黄色がかった白い衣で揚げられている
しいたけと、ししとうと、サツマイモ、
そして、こちらも白い衣でフリッターみたいに揚げられた
カーネルクリスピーです。

これが、ささみとかの天ぷらみたいに見えて、丼のなかで
他の具材とマッチしています。

ここに軽くかわまわされた濃褐色のたれです。
これは、絶対美味しいです。

ということで、まずは、本丸の前に周辺を軽く攻めましょう。
と、しいたけからいただきますと、
みずみずしくて、なおかつ旨味の塊で
噛むとじゅわっとウマ味がくる椎茸と
サクットした衣のバランスがいいですよ。
さらに、ただでさえ美味しいところ良く油を吸っていて、
油とのマッチングもよければ、
濃い目の甘辛いタレともよく合っていました。

椎茸だけで、これくらいイケるのだから、と
本丸を一囓り。

うん、ウマい。

前述の理由から、あまりケンタッキーを食べず
ましてやカーネルクリスピーなんて、ほとんど食べたことない私ですが、
これは認識変わる美味しさです。
サックリとした衣と、淡白ながらも滋味ある味わい
そして、軽くしょっぱく、かつスパイシーな味付けが美味しいですし、
肉滴もけっこう溢れてきます。
この鳥肉の旨味や味わいをしっかりと生かしつつ
独特のスパイス遣いでさらに味わいを良くする
ケンタッキーの心意気を感じます。
見た目はフリッターのようにも見えますが、フリッターのように
水分多めの衣ではなく、サックリと軽やかな感じはやはり、天ぷらよりです。
そして、これにもタレが美味しくなるように働きかけていますし、
タレがかかってもサックリとした衣の食感が残っているのが
うれしいです。

続いて、ししとうにかぶりつきますと、ホロ苦い青い味わいと
わずかな辛味が刺激的。こちらも、衣との相性もいいです、
口の中に受けた刺激と、青い味わいでリセットされた感じがあるうちに、
ふたたびカーネルクリスピー。
うん、ウマいです。
さらにサツマイモは、あくまでもアマくホクホクで、
こちらも、サックリとした衣とのバランスも良し。それぞれのおかず力の強さを感じます。

この、クリスピー→ししとう→クリスピー→さつまいも→クリスピー
というローテーションがたまりませんね。
これらを受け止めるご飯もしっかりとオイシイ。
固めに炊かれているのは、油やタレをしっかれと受け止めて
なおかつ水っぽくならないという、上のバランスを考えて
そして、ご飯にもほんのりとタレがかかっていて、
フライとの橋渡しをしてくれて、相性もバッチリです。

そして、ご飯にあうものは、お酒にもあうのです。

さらには、この日も初夏の陽気と、涼しい浜風の取り合わせが
いい感じです。

ああ、野外で食べるご飯の、なんと美味しいことか。

目の前ではカープの選手が練習していて、
昨日同様、今日も頑張ってクレーなどと思いながらも
箸を持つ手は止まりません。

ということで、完食し、ビールを飲み干して
ごちそうさまでした。

今日もカープを応援するぞ~。

ま、あんなドラマチックなゲームになることを
この時点では予想だにしてなかったわけですがw


そんな楽しい甲子園でした。
また、いきたいなぁ、

ってことで(´・ω・)ノシ
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