今期初甲子園でのカープ観戦を終えて、その後、一人打ち上げを終えて、
尼崎某所に潜伏中のイトー×aniです。

男気黒田ぁぁぁ。なんとかこらえてくれたのう。
江越に先制2ランを浴びた4回。なおも2死からゴメスの打球を
ライナーで左足首付近に直撃して、左足を引きずりながらベンチへ引き揚げたものの
降板後すぐに病院へ行かず、アイシングを施したそうです。

試合後、黒田選手は「まさか折れているとは」と冗談を言う余裕も見せたそうです。
トレーナーは「左足下腿の打撲」と判断して、次回登板は10日以降の状態を見て。
と、そこまで深刻な状況ではないみたいです。

そして、この黒田投手に負けをつけさせてはならないとばかりに
8回に追いつき、10回に引き離しました。
あとをひきついだ選手も全員ノーヒットで好調阪神打線を抑えます。
みんな、ぶちぶちすごいのぉ



ということで、恒例ですので、みなさん御斉唱お願いいたします。

♪宮島さ~んの神主が~ おみくじひいて申すには 
今~日も カープが 勝~ち勝~ち 勝っち勝ち ♪
♪比治山さ~んの神主が~ (大きな声で、ワッショイ ワッショイ) 
おみくじ引いて申すには~ (大きな声で ワッショイ ワッショイ) 
今~日も カープが 勝~ち勝~ち 勝っち勝ち♪

♪カープ カープ カープ広島 広島カープ 
空を泳げと 天もまた胸を開く 
今日のこの時を 確かに戦い 
遙かに高く 遙かに高く 栄光の旗を立てよ 
カープ カープ カープ広島 広島カープ 

勝ちに行くのが 選ばれた者のさだめ  
一投一打が 勝負の全て  
闘志をつくし 闘志をつくし 今ここで花と咲けよ 
カープ カープ カープ広島 広島カープ 

鍛え抜かれた 精鋭の技と力   
その意気愛して 見守る我らの 
明日へ続く 明日へ続く きりのない夢であれよ 
カープ カープ カープ広島 広島カープ 

晴れのあかつき 旨酒を酌み交わそう  
栄光手にする その日は近いぞ 
優勝かけて 優勝かけて たくましく強く踊れ 
カープ カープ カープ広島 広島カープ ♪ 

バンザーイ バンザーイ バンザーイ。

ここは尼崎某所で、一人でも旨酒も酌み交わしますよ。



そんな話の詳細は、また明日更新をするとして、
まだ広島遠征のお話が残っているので、そちらを。


カープのホーム戦での、ゲーム以外でのお楽しみと言えば、
やはり広島で美味しいものを食べることです。
なかでも、「ワカコ酒」をはじめとした新久千映さんの作品に出てきた
お店にいって、「ぷしゅ~」をするのはたまりません。

「ワカコ酒」〔新久千映さん著 ZENONコミックス 徳間書店 刊〕
は、呑兵衛の舌を持って生まれた村崎ワカコ(26)が
一人で居酒屋へ行きが食べたり飲んだりして「ぷしゅー」とするお話です。
この「ぷしゅー」をしている時の、肩の力が抜けた幸せそうな表情が
シンプルな描線であらわされて、いい感じです。

女子版「孤独のグルメ」と評する向きもありますが、
カメラのまわっていない版「おんな酒場放浪記」などと勝手に思いながら
楽しみに読んでいる、大好きでオススメの一冊です。

ドラマ化もアニメ化もそれぞれ原作のテイストを残した佳作でした。

この「ワカコ酒」に出てくる店ってモデル店はいくつかあるのですが、
なかなか特定しにくい。
しかも、連載中に作者の新久さんが、東京からもともと地元だった広島に
引っ越したということで、 多くが広島のお店〔と推測される〕という
完全アウエイのなか、 特定出来たモデル店が何軒かあるので、
広島に行ったらそこを攻めようという企画です。

ということで、まずは初日。
男気黒田の完封劇にダイコーフン。
その後興奮冷めやらぬ中ですが、一旦宿に戻って、
広電にのって、銀山町で降ります。

そこから薬研堀通りを南下して、最初に向かったのが、
「中ちゃん」さんです。
マンガの「ワカコ酒」の中では、オシャレしたパーティー帰りのワカコさんが
寄っていますし、ドラマ版にもアニメ版にも登場。
なおかつ、新久さんがマンガを担当しているMFコミックエッセイの
「まんぷく広島」にも登場したお店です。
三冠制覇の店って、そんなにないのでは…?

銀山電停からもみじ銀行の横の通りを南下して、
細い小路にはいってしばらくすすむと、
風俗街で、客引きの人にも声をかけられます。
「まんぷく広島」の中では、「こんなところにあるんですね~」などと
編集の人と話をしていましたっけ。
しばし進むと、マンガでも描写された ぶっといダクトが特徴的な
フォルムのお店を発見。お、今日は開店しています。

前回は、「地ビールフェスタ in ひろしま2015に参加しているので、臨時休業です。
よろしければ、そちらにおこし下さい。」と張り紙がされていたので不発。
ただ、その近くの「ちょこっと屋」(マンガ内では「ちょっこし屋」)さんで、
数々の美味しいものをいただいて、さんざんぷしゅーをしたのです。

サンキューです。開いていて。
しかも、開店時間前から、いい感じで鉄板がじゅうじゅう歌っています。
中にお客さんが2人いるので、 中に入って、
「すいません、大丈夫ですか」と聞くと、
「今日、予約で一杯で、7時までなら大丈夫なんですが」とのこと。
ま、ちゃちゃっと頂くだけなので、問題なし。

ということで、カウンターに腰を下ろして、まずは生ビールをオーダー。
ぷしゅぅぅぅぅぅぅ。

野球観戦の声援を3時間近く続けたせいで、
乾いた喉に染みこみます。あああ、最高です。

と、いうことで、オーダーしたのは、うにクレソンと、肉(ステーキ)の二品。
うにクレソンは、ワカコ酒のメニューで、
肉(ステーキ)は、うにクレソンとともに、「まんぷく広島」で
取り上げられていたメニューです。

お隣さんは少し年代が上な穏やかそうなご夫妻でして、
こちらもウニクレソンを注文されていました。

ワカコさんは、店の外からのぞいて

鉄板焼きか
なんだっていいや / 入っちゃえ    らっしゃい
飲み直しは / ビールから    ワイ ワイ  ジュ~
「はい / お待たせ / しましたー」
「…それは?」
「名物の / ウニクレソン / です」

ウニクレソン! 聞いたことあるぞ
密かに広島名物に / なりつつあるやつだ

「じゃあ / それを」

といって、注文をしていましたっけ。


大きくて迫力のある堂々とした鉄板がバチバチいっています。
鉄板が歌っているってやつです。
鉄板焼きはライブだ。とは、
ドラマ「孤独のグルメ」の中で、下北沢のお好み焼きやに行った
ゴローちゃんが発した名言ですが、
まさに、その通りです。

まずはバゲット4つ鉄板の上でトーストしだします。
続いて、塊のバターを大胆に切って、鉄板のうえでじゅうじゅうさせたあとに、
これまたたっぷりのクレソンを冷蔵庫から出して、軽くカットしてから、
ジュウジュウさせています。
あー、もうこれだけで美味しそうです。

さらには、冷蔵庫から取り出したウニのオリから、
へらで大胆にたっぷりと乗っけました。おお、この量。興奮します。

そして、鮮やかな手さばきでヘラを使って軽く馴染ませながら
軽く醤油を掛け回すのと並行して、
鉄板の上にスチールで出来た台の上でお皿を温めてから、
バゲット、ウニクレソンの順で手際よく持って
そして、厚めにスライスされたレモンを乗せて、完成です。

横でたっぷりとスライスしたニンニクも炒めていまして、
これが、このあとの肉(ステーキ)につながるんですね。

白く丸いお皿に乗って、目の前に登場。
おお、この威風堂々としたタタズマイ。最高です。

では、ます、レモンを搾らず、そのまま一口食べてみます。
あ、これは、美味しい。想像を絶する味わいです。
もう少し苦いかなと思ったクレソンですが、ほとんど苦味を感じません
たっぷりバターの効果か、苦味がほんのりとした爽やかさとともに
旨味に転化しています。
しかも、シャキシャキな食感とともに、クレソンならではの香りは
しっかりと生きているところがいいです。
そして、びっくりするようなウニの濃厚な味わいと、甘みです。
ウニの美味しさに目覚めたのは、北海道に来てからで、
寿司屋とか、海鮮屋に行っては、生で食うのが最高だ
と思っていたのですが、これは、目からうろこです。
バターで軽くソテーしたことで、ウニの甘さが際立っていますし、
クレソンの爽やかな味わいの中でのウニというのが、
好一対です。

バターと醤油だけなのに、素材の味わいを最大限に引き立てるって、
こういうことをいうのです。

これは美味しいです。

バゲット自体も美味しいですが、乗せて食べると、
バゲットがバターを受け止めるという相性のよさを発揮。
これは洋食です。

レモンを絞ると、クレソンのさわやかな香りとレモン果汁の酸味が
バターの風味を盛り上げますし、これがうにに働きかけてめっちゃ美味いです。

しかも、お皿に残ったバターと醤油ベースのソースもいい感じ。
ということで、これもバゲットでを拭き取って完食です。

ワカコ酒の中では、

でも / どんなもの / かしら
バターに       るじゅー
大量のクレソン       もりっ  かたわらにはバケット
チャッ チャッ チャッ
(うに)ドルン
うっ にっ
『うに!』       チャッ  チャッ
なんだなんだ
すごく / おいしそう / じゃん      おしょうゆ びょ びょ
「はい / お待たせ / しました」
これが ウニクレソン!
『ウニと / クレソンだ…』
見た目は / フレンチ
でも / 盛られているのは / 普通のお皿       ムギッー
まずはバゲットに / のせないで / 食べてみた
バターと ウニの香り…
クレソンの苦みも  ほどよく消えて…
生のウニより ウニらしい香り…

珍しいものの 寄せ集めかと思いきや
脳の奥底に持っていた おいしさのピースが ピッタリはまる
初めて食べたのに このおいしさを 知っている
うまい うまーい   ぷっしゅー ぷっしゅー

ウニの贅沢な使い方なのに  そういえば / 値段きいて / なかった
こんな庶民的雰囲気の おつまみメニュー
えい えい
バゲットも いける
「ウニクレソン / おいしかねー
 食べに来て良かったとー」
フフフ そうで / しょう 西国の / おかた
↑今日 / 知ったくせに
ふと     「ウニクレソン ¥1300」
¥1000超えか…  そりゃそうだ
しょっちゅうは / 頼めないな
『今度 / みんなにも / 教えてあげよう』
おいしいものは / 得てして / 知っている味
そして誰かに / 伝えたくなる味

といって食べていましたっけ。
「まんぷく広島」の中では、

ウニクレソン
バゲットでウニソースをぬくって食べるも◎
ほどよい塩気
バターとウニの風味
クレソンの苦味
なんとあっぱれな取り合わせ!

と紹介されていました。

ああ、これは美味すぎます。


と、感動していると、今度は「肉(ステーキ)」の登場です。

おお、これも美味しそうです。

「まんぷく広島」の中では、

肉(ステーキ)
モモのステーキ。やわらかい。
にんにくがきいて最高。

と紹介されてしましたが、お肉とともに、たっぷりの野菜がのっていて、
これもヘルシーなメニューです。
お肉は、カットされた中がほんのりレアで、いい感じ。
肉もジューシーで、牛独特の野趣に富んだ味わいがしっかり残っていて
それが脂身とともに旨さに転化していますし、
脂も美味しいですし、肉滴のたっぷりと出てくるところがたまりません。
しかも、赤身部分も柔らかくて、ほおばるほどにニッコリします。

この、肉自体が美味しいのに、ウニクレソンと同様にバター醤油で味付けされ
さらに鉄板でじっくりと暖められたにんにくも、パンチのある味わいが
肉のうまみを引き立ててくれるのです。

うま~い!!うま~い!!

脂で口の中が濃くなったら、ビールとともに、
たっぷりの生野菜でリセットすればいいですし、
野菜やビールでさっぱりしたら、
すぐさまにもほしくなるという魅惑の味わいです。

ああああ、とまりません

とはいえ、楽しい時間は続かないのです。

肉も食べつくし、ビールものみ尽くしました。

ということで、ここらへんでおいとましますか。
次は予約を入れて、牛タンとか、ラーメンとか、煮込みとかを
ぜひ食べたい。
でも、その時も、ウニクレソンははずせないですかね。


そんなことを考えながら、だいまんぞく。満腹を抱えてごちそうさま。
7時までは、まだ時間があるけどいいですね。

満腹でニコニコしながら電停で広電を待つと、
やってきた電車は「カープ電車」でした。

外だけでなく、内装もカープの選手づくしですが、
駅のアナウンスなども「広島東洋カープの中田廉です~」なんて感じで
音声が流れてくるので、再び興奮しながら、宿へもどったというわけでした。



さて、翌日。

カープのゲームを最後まで見られず、
しかも敗戦ということで、しょんぼりしながら、新幹線の広島駅で
せめて、広島の美味しいもの食べていこうと、購入したのが、
ワカコ酒2巻の最後「居酒屋新幹線」に載っている「夫婦あなごめし」です。

アナゴが2匹はいっているのと、ビールに合う「骨せんべい」がついているアレです。

ということで広島駅の南口にある売店で購入。その後、お土産やビール、
ハイボールなどを買いながら、18時13分発の、のぞみ54号に備えます。

まさに居酒屋新幹線です。
と、久々のあなご飯にすぐさまにもご対面したいところではありますが、
ここは少しガマン

「えーと 向こうには22時過ぎか

 それよりあそこの席の人、もう弁当を食べているのか
 どうしてああせっかちなんだろう 
 せめて列車が動きはじめてから食べればいいのに
 ……

 俺は少なくとも岡山を過ぎてからだな

 せこい負けゲームのあとでも少しは旅気分を 味わいたいじゃないか」

 などと、孤独のグルメ風に呟くのもお約束です。
 ま、この日の座席は通路側で、窓側の2つの席はまだ開いていて
 食べてる時に来られたら気まずいな、という配慮でもあります。

そして、岡山駅を無事通過。
さていただきます。

細長い弁当の蓋を外すと、二本並んで寄り添ったアナゴが仲の良い夫婦のよう。
蓋を開くと箱からはみ出んばかりの大きなアナゴがまず目に飛び込んできます。

おほほ うれしいねぇ とワカコさんの感想を口にしながら、
まずはアナゴを「いただきます」。

うん、ウマい。表面が香ばしく、焦げのクリスピーな味わいと、
中の、ふっくりふんわりとした食感がいい感じで、
クリスピーさとふっくらのバランスも良ければ、
あなごならではの脂がのった白身のいい味もじんわりと口の中に広がります。

しかも、味付けがややアッサリ目なので、アナゴの淡白な味わいがよく分かります。
このほっこり具合、ふわっふわのアナゴは、作られてしばらくたつのに
それでも十分おいしいように計算されています。
これが滋味にとんでいて、ビールにもいい感じで合います。

これが、秘伝のタレでじっくりと煮詰めたアナゴです。

ワカコさんは
「脂気はほどほど 身の味が よくわかる 普段なら アナゴには日本酒 だろうけど
移動の際のお弁当には ビールがお供 ぷしゅ~」といって
食べたり飲んだりしています。
うん、これはいいですよ。

ぷしゅ~ 

この上品なたれがご飯に浸みて、馴染んでいるところがまたいいですし、
このご飯だけでビールもいけます。
ふっくら柔らかなアナゴは、タレの甘みが染みた醤油めしとの相性は抜群、
風味豊かな一品に仕上がっています。
一緒にいただくと、オイシイものとオイシイものの組み合わせで、
これがめちゃくちゃオイシイ。

さらに、たれをかけるとまだ味わいが芳醇になります。
さらに、ついているお新香も口の中にあなご、
たれ、ご飯以外の刺激をあたえてくれて、口の中に清涼がもたらされます。

ワカコさんも「つけものも やけにうまいな」と言いながらパリポリと食べていました。
そんなあなご、ご飯、漬物、ビールと交互に楽しんだ後、
最大のお楽しみ、骨せんべいです。カパっと容器を開けて骨煎餅をいただきます。
うん、この磯の味わいと自然な塩味、さらにはパリっとした食感なのに
どこか優しげな柔らかさがある。これは、日本酒よりもビールです。

パリポリと骨せんべいを食べているワカコさんも、
「パリパリなのに 堅すぎず絶妙な食感  揚げ物の 香り  
かすかな塩気 揚げ骨が こんなにうまいなんて 」
うーん。わかる。
本当に小さい器に入っているだけで、最大のサービスです。
ビールもすすみます。

広島で、あなごの駅弁といえば、駅弁の西の横綱、宮島口駅のあなご飯です。
視界一面にびっしりと敷かれたあなごがインパクト大。
地の白さもわかるものの、しっかりと味付けられた照りのあるタレと、
軽く焦げたところが、なんとも食欲をそそるフォルムですし、
そんな穴子のスキマからは、タレがかかって茶色くなっているご飯が
見え隠れしているのがいい感じでして、
あなご自体の淡白な味を包み込む秘伝のあまじょっぱいタレの組み合わせが、
たまりません。

でしたが、夫婦あなごの方は、はややアマじょっぱさ抑えめかな、という味付けでした。
それぞれ差があるものです。しかも、こちらは骨せんべい付き。
もう、どちらも甲乙付けガタし、気分で選べる広島県民はいいですね。


でも、マンガの中で、仕事を終えて、広島っぽい場所の居酒屋へ行くのに、
帰省が終わると広島っぽいところから新幹線に乗るって…、

ま、無粋なツッこみはこれくらいにしておきましょう。
なんてことを考えた新幹線。

あなごを食べ終わったら新神戸の手前でしたが、
その後意識が飛んでしまって、新大阪も京都も名古屋も記憶なく
気がついたら、新横浜でした。

ま、そんなこともあります。


そんな楽しい広島でした。

また、いきたいなぁ、

ってことで(´・ω・)ノシ
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