本日も、午前中の仕事を終えた後、小樽にガルパンを見に行きました。
イオンシネマには、道内唯一のTHX認定がされたスクリーンがあって、
一日一度、そこで上映されています。
THXの最高音質が味わえるのは 北海道では小樽だけなのです。

本日3度目のTHXでの鑑賞ですが、
砲弾の音とか、戦車の音とか、重低音は椅子を響かせるくらいしっかり鳴っていて
かつ、ただ、デカいだけでなく、それぞれの音がクリアに響くのです。
しかも、明確なステレオ感と重厚な響きがすごく説得力のある
迫力のあるサウンドを堪能できました!

4DXもいいけど、THXもいいなぁ。小樽では4日までなので、あと一回くらい行きたいものです。


ここからが、タイトルの記事です。

☆喫茶マロン(青森市安方2-6-7)
今回の青森行きのなかでの、リベンジポイントです。
こちらは、「創太郎の出張ぼっち飯」(マキヒロチさん著/バンチコミック 新潮社)に出てきた
ジャマイカンカレーのお店です。

「創太郎の出張ぼっち飯」はマキヒロチさんの代表作である、朝ごはんをテーマにしたコミックで、
ドラマ化も予定されている『いつかティファニーで朝食を』(新潮社 バンチコミック)のスピンオフです。

主人公の吉田創太郎は、『いつか~』のヒロイン麻里子の元カレで、
一緒にいて、オイシイご飯を食べたり、いろいろ話しをしたいだけなのに、
という彼女の心を汲むことが出来ず、麻里子にふられるのですが、
なんでフラれたかもわからない鈍感な人物です。
そんな彼が、出版社の営業社員として、書店のあるところに出かけたときに
最初はチェーン店で澄ませていた食事ですが、後輩のアドバイスで名物も食べていくうちに、
少しずつ内面や考え方も変わっていく、といった内容です。
この5話が青森に行く話しで、最初に行ったのがこちらのお店でした。

駅前の新町通りをすすんでいくと、アーケード街の下に、年季の入ったお店な
「さくらデパート」など、地方都市に来たなと感じさせてくれる建物があります。
左側に三角形のフォルムが印象的で、青森のランドマークでもある
アスパムが見えますが、さらに一丁ばかり進んで、東の通りを左折。そこにお店があります。
この時は、用をすませまるために、1度お店の前を通り過ぎます。
こちら7時から営業していますが、この日は無事に営業しているのを確認。
お店の前を通る段階で、マンガでも描写されていた外観や雰囲気に圧倒されます。

そして用を済ませて再来店。時間は11時15分くらいなのでほぼ予定通り。
店舗を逆から見ると、コンクリ向きだしの壁面に配線や配電盤が向きだしになっていて
ここからして昭和です。

入り口横の看板なども味があるな。などと思いながら、狭めの階段をあがって
その横に張られている映画のポスターとかビラなどを見ながら中に入ると、
照明がやや落とし目で、タイムスリップしたような空間です。
お店自体が、アンティークな空間をうりにした感じですが、
作られたレトロスペクティブではなくて、昭和の空気をそのまま閉じ込めた感じです。
昭和45年創業の歴史を感じさせてくれる佇まいが、まず大当たりです。

創太郎クンは
「な…/なんだ? このレトロな/喫茶店は…?
なんかこだわりのある/店構えだな~」などと感想を持っていましたっけ。

「いらっしゃいませ~どちらでも空いているお好きな席へどうぞ」
と言われたので、窓際の4人掛けの席に腰を下ろしまして、メニューを拝見。
この、手作り感溢れるテーブル上のメニューは、まさに創太郎クンが見て
ひっかかった物です。

ランチサービス(AM11:00~PM2:00)
ナポリタン(スティックサラダ付)…880
ミートソーススパゲティ(スティックサラダ付)…880
ビーフジンジャーピラフ(サラダ付)…990
特製ジャマイカンカレー(スティックサラダ付)…880
(珈琲、紅茶、オレンジジュース、コーラ、
ジンジャーエール、アイス珈琲、アイスティー
の中からおひとつどうぞ!!)

厚切りトーストとゆで玉子(ジャム付です)…550
ハムと野菜のトーストサンド(フルーツ付)…730
ツナカレートースト(フルーツ付)…730
ビザトーストとサラダ…730
トーストとサラダ…630

と、書かれていますが、ここは当然、特製ジャマイカンカレー!!
ただし、朝のバイキングが若干のこっている感じなので
創太郎クンが同時に注文したパフェは、今回はパスです。

そして、セットの飲み物は、オ コォー茶(ローズヒップちゃん風)ではなく、
アイスティーをストレートで、食後にいただきます。

店内の雰囲気を穏やかに醸成させているのが
止まったままのいくつも柱時計だったり、蓄音機だったり、不二家のペコちゃんだったり
ブリキのおもちゃだったり、いくつもぶらさがったランプなどです。
これが落とし目の照明や、昔からつかわれている調度などに馴染んで
あの時の空気感を味合わせてくれるのです。

周囲では、お年を召されたご夫妻や、女性のグループなどが
おだやかに会話や食事や珈琲を楽しまれています。
そばにあったら、常連になること必至です。

そんなことを感じながら待つことしばしで、かわいらしいランチョンマットが敷かれまして、
カレーとスティックサラダの登場です。

カレーは藍色で植物文様が縁に描かれた丸いお皿にもられていて、
ご飯が見えないほどたっぷりとかかった明るい黄褐色のドライカレー的な見た目がいい感じ
カレーの横には、スライスされたゆで卵と、多めの福神漬けが目にも鮮やか。
創太郎クンが「ご飯とルーの / 比率を考えずに済む盛り方!! 合理的!!」と呟いた盛り方のものです。
スティックサラダは、ぐい呑み大の切り子のガラスコップに入ったニンジンとダイコンとレタスです
横には、ごく小さいココットに入ったマヨネーズもあって、気取らない感じです。

では、まずはジャマイカンカレーから。

スプーンでライス毎掬って口に近づけると、スパイシーな香りが強く漂います。
もうこれだけで美味しい確定です。
そして一口。
まずは軽く甘い食べ口。これは、玉葱の穏やかで優しい甘みに加えて、
なにか果物をつかっているかんじのフルーティーな口当たり。
青森だけにリンゴとか使われているのかなぁ?
さらに、トマトとかの甘みや酸味なども感じられて
さまざまな野菜由来のおだやかながら、しっかりしたコクが
口の中を満たしてくれまして、いい感じです。

みじん切りされてたっぷり入っているので、具としても美味しい玉葱
そして、次第に主張を強くしてくるスパイスとともに
さりげなく効いているガーリックのパンチなどが、気分をアゲてくれます。
さらに、カレーに溶け込むのはこれらのエキスだけではなく、
挽肉からでてくる肉滴もありルーをさらに濃くしてくれます。

具にたっぷりと入っている挽肉自体も、軽くかむだけでしっかりと肉滴がでてきて
肉自体の旨さに、肉滴のうまさが、カレーをまとって、スゴいことになってますし、
挽肉ですが、しっかりと、肉食べている感が満足させられます。

たまねぎとひき肉のコンビネーションもすばらしいし、これにスパイスがくわわって
お互いの味を引き立て合っているところがいい感じです。

濃くも美味しい味わいは、同じくふっくらと炊かれたご飯もしっかり受け止めてくれます。
あー、このおかず力の強さ、最高です。

そして、箸休めならぬスプーン休めのスティックサラダ。
まずはたくさんあるレタスからいただくと、みずみずしさがいいです。
ダイコンのさっくりとした歯応えと、健康になりそうなほのかな苦みも、
ニンジンの固いはごたえながらも軽く甘い味わいも
それぞれ、体にいいことをしている気分が満たされます。

マヨネーズをつけても、美味しいですし、どこか懐かしい野菜スティックも、
お店が開店した時とかは、ハイカラで格好よく目に映ったのですかね。
そして口の中が野菜の水分とアオいアジでさわやかに戻ったところで
食べるカレーの美味しいことったらないです。

ゆで卵も、福神漬けも同様の効果でして美味しい美味しいと食べ進めていくうちに
完食です。

そして、ほぼ食べ終わるタイミングで出てきた、オ コォー茶ならぬ
アイスティーでクールダウンです。

基本甘くてさわやかな食べ口で、スパイスの軽い効き方も含めて
実に優しい味のカレーながらも、軽く汗をかいている身には
ありがたいですし、このノスタルジックな味のカレーにはよくあいます。

創太郎クンは
「う~ん/ いいね~
 どこらへんが / ジャマイカンか / よくわからないけど  喫茶店のカレー / って感じ!
 いっただっき / まーす」 ぱくっ
「うん 美味い!!
 カレーちてあより / ドライカレー?  たっぷりひき肉と / 野菜…
 なんかフルーティーで / 甘い!!
 そしてこのご飯とルーの / 比率を考えずに済む盛り方!! 合理的!!
 何も考えずに / 口運べんの / サイコー!!」 パク パク

と、食べ終わったあとに、ジャマイカンカレーの注文が入っているのを見ながら

「店の予約以外に / 持ち帰りの注文も沢山
 地元の人に愛されてる店は / 来てよかったなぁ~って思う / よな~
 いい店に会えると仕事も / がんばろうって思うね」

などといった感想をもってます。

アイスティーを飲みながら改めて周囲をみわたすと、
この味とアンティックな空間の親和性について、
より強く感じてしまいますね。

このような昔ながらの喫茶店が当時のままの雰囲気で残されているのは、
地元の方々がよく利用している証拠で、青森の文化レベルの高さに感心します。

気が付いたら、サラリーマンお一人様とか、子供連れのお母さんなども
お客さんに加わっていて、
それは、ほっとするような、いる者を温かく包む空気に惹かれてのことでしょう。
そんなところも、人気の理由かもしれません。
ひとりで本読んでゆっくりするのも、おしゃべりするのも最適という理想の喫茶店です。

周囲をチラ見したら、ナポリタンを注文している人も多し、
こっちも美味しそうです。
そういえば、アンツィオ高校のペパロニの好物がナポリタンだったなぁ、
などと思ったりして…

会計をすましがてら、ショーケースのケーキを見ますが、
こちらもレトロでクラッシックな感じでそそられます。
スタッフの人もみなさん年季が入られた感じで
テキパキと働いているのもいいです。

あー、今回は満腹で、あとの予定もあるので、断念しましたが、
珈琲も飲みたいですし。パフェも食いたいです。
ということで、また来るかな。と再訪を期してお店をあとにしました

途中新町通りを戻ると、創太郎クンがやらかした「成田本店」を発見。
ならば、ここがあのセブンイレブンか。などと思うのも、
巡礼の楽しみです。


☆喫茶マロン(青森市安方2-6-7)
◇営業時間◇ 7:30~23:00
◇定休日◇ 水曜日 ◇駐車場◇ なし
◇電話◇ 011-233-5568




かつてラジオ内にあったコーナー 「富良野印度化計画」の内容と、
かつて僕が訪れたカレー店については
左の欄のカテゴリー「印度化計画」をクリックしてくれれば、見ることができます。


よろしければ。

ということで。(´・ω・)ノシ
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