Kalafina LIVE TOUR 2015~2016 "far on the water" Special FINAL
@東京国際フォーラム、最高の2日間でした。
(ライブレポート、初日分は更新しました。よろしければ。2日目はもうしばらくお待ちください)

ライブも良ければ、巡礼で回った二軒も良かったです。今回はそんなお話しです。

飛行機が15分遅れで羽田に到着。そこから12時52分発の新逗子行きに乗り込みます。
そして、京急川崎で降りてJR川崎駅へ。 13時18分発の南武線立川行きに乗ります。

久々の南武線。でも、前回も巡礼絡みだったような気がします。

予定を立てた時は、立川に行って映画のチケットを買ってから、都心の宿に行く途中で巡礼をしようということで、
清瀬か阿佐ヶ谷かという選択から、清瀬を選びましたが、
立川の映画は満席と、時間の関係などで行くことが出来なくなりまして、
でも、急速にわき上がってきた清瀬に行きたい欲はおさまりません。

ということで、立川こそは行きませんが、清瀬は行きましょうと考えて、南武線の人になります。

南武線沿線の景色は、いつ見ても、アニメ版「彼氏彼女の事情」を思い出す私。
そういえば、昨日芥川賞を受賞された、本谷さんが、
こちらで作家志望の亜弥ちゃんの声を担当していましたね。何か縁を感じます。

府中本町で武蔵野線に乗り換え。
大学4年になって週3日しか学校に行かなくてオッケーの時とか お世話になりました。
北府中の東芝工場も、府中刑務所も懐かしいです。
国分寺の周辺はかつてより、だいぶ整備されてましたね。

そして新秋津に到着。ここから秋津に乗り換えですが、
思ったより多くの人が乗り換えをしています。
ここの商店街的なところは、そんな人で重宝してるんだろうな。
こちらにもゴロー好みなお店を発見したりして楽しいです。

そして、秋津駅から西武池袋線に乗って1駅。
到着したのは清瀬です。清瀬もはじめて降りる駅です。

駅から徒歩2分くらいで目的の「みゆき食堂」に到着。
ドラマ「孤独のグルメ」season4 第一話「東京都清瀬市のもやしと肉のピリ辛イタメ」
に出てきたお店です。

雀荘にいったゴローちゃん。商談を済ませたらいつものハラペコ

「よし。何か腹に詰めて帰ろう。
 この街で、何を食う? 何がある?
 う~ん。駅前まで戻るか。

 あれ?
 シャッターが閉まっててわからなかったけど、
 ここやきとり屋じゃなくて、食堂?
 この店構え、くるなあ。
 おいおいおい。ここ、ひょっとしてひょっとする店なんじゃないの?
 う~ん。出来て来た客の顔がいい。
 よし。直感に従おうじゃないか。」

と呟いて中へ入ったお店です。

確かに、周囲に溶け込んだ渋さを感じるど直球の大衆食堂の店構えが、来ます。
表のメニューもいつからあるのか、字体からしてそそります。

紺ののれんをくぐって中へ。
間口に比べて、奥行きや幅のある店内がいいです。
ゴローちゃんが腰を下ろした席の周囲は
2時過ぎなのに、すでにご陽気に盛り上がっている
人生のセンパイがたがいらっしゃいます。

と、4人掛けのテーブル席が開いていますので、そちらに腰を下ろします。
役所とかの会議室にあるような事務用の椅子と薄めの板のテーブルが
雰囲気です。

店内は、続いて何組かお客さんが入ってきて、
これですべてのテーブルが塞がりました。 あー、ラッキーです。

ゴローちゃんを圧倒した黄色い短冊がびっしりと貼られた壁には
狙ったメニューもアリマスね。
彼は、メニューを背にして座ったので、立ってメニューを選びましたが
私の座った席は少し離れているので、メニューの全貌が見えます。

とはいえ、店も満員だし、店内ではお店の方がカイガイシク働いてらっしゃって忙しそう。
ならば、単品を数品注文して、お店の人の手間を増やすのではなくて、
素直に、入り口の横に飾られた久住さんと松重さんの色紙の横に張られた
黄色い短冊に書かれた、五郎さんセットをオーダーしましょう。

コレは、番組内でゴローちゃんがオーダーした
もやしと肉のピリ辛イタメ 、 味噌にんにく青唐辛子入り
ジャンボぎょうざのハーフ 、 ご飯とみそ汁。 のセットです。

さらには、久住さんがぶらっとQUSUMIで満面の笑みで飲んだ
麦入り炭酸飲料wwです。

オーダーをすると、注文を取りに来た女性の方が、
厨房の中に向かって、「ゴロー1つ!!」と声かけてます。
「ゴロー1つ」って、面白過ぎます

改めて店内を見渡すと、
ゴロちゃんが座った席近辺には、真っ昼間から出来上がった感じの
人生の先輩方が気勢を上げています。
ああ、ああいう年の取り方も悪くないです。

そういえば、メニューが張られた壁の反対側には、
「吉田類」さんの色紙も貼られていて、酒場放浪記にも出てた店ですものね。 納得です。

エアコンも三台あって原作通りです。
つけっぱなしのテレビでは「スタジオパークからこんにちわ」を放送
のんびりとした空間にいいですね。


ゴローちゃんは、ドラマの中で

「広い! この店、やはりただものではないぞ。

 この押し寄せるような品数はどうだ?
 表のメニューなんて、氷山の一角だ。

 エアコン3台。配電盤むき出し。
 いかん。店の雰囲気にのまれるな。
 落ち着いて、打つべきボールを見極めるのだ。

客「サンマ開き定食に、きんぴらになまわかめ。」

 なるほど。盤石の組み合わせ。ど真ん中の直球を打ち返したな。
 だが、この店ならもう少し荒れ球を強引に叩いて
 スタンドまで持っていきたい。

客「僕はマーボーラーメンで。」

 おおっと。そうくる。マーボーラーメン。変化球攻めか。
 しっかし多いなあ。この位置からだとよく見えんな。
 肉に、魚に、中華も。たこのカルパッチョに、ぬかづけ。
 高野どうふとなす煮とは、渋いな。
 カツカレー別盛。 普通のカツカレーより200円高いのか。
 麺類もありすぎ。 マーボーは、ラーメンだけじゃなくそばもあるし。
 スパゲティー田舎って何だろう?

 おかずもとめどないぞ。キャッチフレーズもガンガン攻めてくる。
 ん! これは…青唐辛子入り。なるほど、効きそうだ。

客「ナポリタンと、ハムソテーね。」

 スパゲティー田舎、頼んでほしかったなあ。
 早く決めないと、ジリジリ体力を奪われて思考停止になりそうだ。
 集中しろ。動物的勘を研ぎ澄ませ…。

 HOTもできます。アイスコーヒー? 普通は、アイスもできます。HOTコーヒーだろ。
 フッ。…って、いかん。遊ばれてる。集中だ。

 (隣の客のざるラーメンを見て)うわっ。デカイなあ。
 (店員の働く様子を見て)ポジションが決まってるのか。サッカーみたいだな。
  点取り屋のフォワードに、あのお母さんがトップ下の司令塔。
 (新しい客が入ってきて)何やってんだ。俺は。このままでは、また先を越されてしまう。

ゴ「え~と、もやしと肉のピリ辛イタメと、 味噌にんにく青唐辛子入り。
  え~それに、ジャンボぎょうざのハーフ。 それとご飯とみそ汁を下さい。」

やれやれ。なんとかバットに当てて塁に出たって感じだ。
ジャンボのハーフって、多いのか、少ないのか…。プラスマイナスゼロ。

テレビも2台。お好きな番組をお楽しみくださいってことか。
(次々にやってくる客)この活気。エアコン3台も納得だ。」


と、さんざん悩んでいましたっけ。

でも、この悩むのが、楽しい。いい店は、短冊が既詩みたいだって言ったのは、
孤独のグルメでしたっけ食の軍師でしたっけ。 とにかく久住作品でしたね。

まずは出てきた瓶ビールで喉を潤します。あー、美味しい。
今日はホールのライブなので遠慮なく飲めます。

つづいて、鈍い銀色のトレーに乗って五郎セット登場です。

あああ、思ったよりもたっぷりと量が多いです。山だよ、これ、山。もやしの山です。
ジャンボ餃子のタレ用の小皿には、すでに辣油が浮いている酢が入っています。
こちら、テーブル上に酢も辣油もないので納得です。


まずは、もやしと肉のピリ辛イタメから。

番組内で
【もやしと肉のピリ辛イタメ】
ピリッとシャキッと!
そのボリュームたるや恐るべし

と紹介されしろものです。

湯気がもうもうと立っているのも、強烈ないい香りとともに 食欲をそそります。

ま、6時30分に、朝飯で食べた宿でのバイキング以来の食事ですから 空腹が刺激されます。
まずはひとつかみして頂きますと、

ああ、美味しい。シャキシャキのもやしがメインで、
これがしっかりともやしならではのしっかりとした味わいで
歯応えとともにいい感じですし、ゴローちゃんの食べっぷりと、
あのシャキシャキと音たてて食べるのがよくわかります。
底にあるたっぷりのお汁をすって、濃く複雑な味わいになっています。

ベースは醤油ですが、ピリ辛イタメの名前は伊達ではない、 しっかりと辛いのです。

さらにはたっぷりの豚バラ肉です。これも、肉滴が染み出てきて
肉食べてる感も満足させてくれますし、モヤシとの組み合わせも良い。
これ肉が結構ひとつかみに何きれも入って来る、そんな量がうれしいです。

また、色味的に綺麗な人参もアマいですし、ニラの個性的な味わいと
ピーマンのアオい味わいもともすれば単調になりがちなモヤシ炒めを盛り上げてくれます。

しかも、箸を入れて救う度にしばらくもわっと湯気が立つというアツアツさもいいです。

そして、これが白いご飯にあうこと。

最初はビール入れるので、ご飯と味噌汁なくてもいいかなとも思ったのですが、
このご飯との組み合わせはやはり試して正解です。

更にご飯にあう物はビールにもあうのです。いいですなぁ。


ゴローちゃんも

「これこれ、そそるなあ。ニラにニンジンも入ってる。
 こういう裏切り、ウェルカム。

 う~ん。間違いない。ピリ辛指数、俺にジャスト。

 ここにご飯がある幸せ。キミがここにいるだけで。

 これだけの量で、お値段たったの300円。定食屋の鏡だな。」


などと言ってました。

そして、つづいて、口の中にアクセントつけるためにつまんだのが
味噌にんにく青唐辛子入りです。

番組内で
【味噌にんにく 青唐辛子入り】
味噌と青唐辛子のハーモニー
ご飯もすすめばお酒もすすむ

と紹介されたしろものです。

小鉢の中に青唐辛子が入って、緑がかった味噌を
たっぷりにまとったにんにくの粒々です。

見た目からして、小粒でもピリッと辛いパンチを感じます。
ま、このあとライブだけど、誰と会うわけでもないので、無問題です。

まず一粒口の中に放り込みますと 、あ、これも美味しい。

コリコリと音を立てて食べるのがウレしいです。
パンチのあるにんにく自体の味わいもよければ、
これをやさしげに包むお味噌の味。
さらには、ここでもピリからを聞かせる青唐辛子。

これは、クセになりそうですし、あとからあとから欲しくなる味わいです。
そして、食べれば食べるほど、元気が注入される気分で軽くカッとしてきます。

ご飯にもぴったりあいますし、このピリ辛パンチがビールにもよくあいます。
これは、いいつまみです。


ゴローちゃんは

「え? ん? へぇ~!これはいい。すごくいい。
 白いご飯に最強。これだけでも飯、100杯くらいいけるんじゃないか?
 風邪菌なんてコロイチだ。」

などと呟いていました。
ご飯100杯は大げさですが、でも飯が欲しくなる味ですし、
にんにく味噌がなくなったら、続けて欲しくなる無限連鎖の組み合わせです。
現在地元では、インフルエンザが流行っていますが、インフルだってコロイチです。

ご飯もすすめばビールもすすむ。ああ、いいなぁ。

つづいで餃子です。

番組内で、

【ジャンボぎょうざ ハーフ(3ケ)】
ホッコリ優しい懐かしい
かあさん自慢の手作り餃子

と、紹介されたシロモノで、威風堂々、でっぷりとしたフォルムが
肉が詰まっている感たっぷりで、可愛らしくもあり、たくましいです。
淡く餡が見える塩梅の部分と、底で焦げた部分が両方見える皮もいい感じで、
軽く蒸されたおかげで、テラテラと輝いてます。

最初は何も付けないでいただきますと、
皮の蒸されてモッチリとなったた食感と、軽く焦げ目がついて香ばしくなった部分のサックリとしたハーモニー。
このバランスを味わった刹那に、肉のしっかりとした味わいに
ニンニクやニセがパンチを効かせて、その他の葉物野菜で
軽く甘さも加わった美味しい餡と、
見た目通りのたっぷりの肉から溢れてくる肉滴が口の中ではじけます。

これは美味しい。洗練されてはいないですが、そこが、素朴な味わいにつながってます。
こういう定食屋で食べるのはこういう餃子です。
罠餃子とは当然、中華の点心的餃子とも一線を画する、
ほっとできるおふくろ系餃子です。

そして、うつわに入った酢辣油に、卓上を醤油をいれていただくと、
醤油の量が若干すくなめで、酸味が強いですが、でも引き立てています。

そういえば、先日ゴローちゃんは、菜苑で、酢・胡椒の餃子を食べていましたが、
この酢ラー油に胡椒を入れたのから、酢に胡椒にって思いついたのでは、などと愚考したり

そして、これまたご飯とビールと両方あうのです。


ゴローちゃんは、

「ジャンボというより、ぽっちゃり。

うん。なるほど。食堂の餃子だ。
中華の餃子と、通ってきた道が違う味だ。それもまたよし。

あっ。気が付いたら、にんにくがダブってるではありませんか。
まあ、うまいからいいけど。」

などと行ってましたね。わかるわかる


味噌汁をすするとこちらも豆腐とワカメの素朴な味わいでホッとします。
ビールあるから注文しくていいかなとも思いましたが、こちらも注文して良かった。


とはいえ、やはり量は多いですね。モヤシと肉のピリ辛炒めの山は
伊達ではありません。ただ、語ローちゃんのごとく最後は白いご飯の上にかけて、
かっ込みます。これがやりたいからご飯を頼んだのです。
汁のしみたご飯も美味しいなぁ、と、なんとか全部美味しくいただいて、
ごちそうさまでした。

ゴローちゃんは

「こいつが、今日のMVPだ。
いいものに出会えた。青唐。ナイスプレイ。

いい飯だ。夏にモリモリ食える幸福。他に何がいる?

よし。夏風邪のつけいる隙はなくなった。

あぁ…ごちそうさまでした。」

と食べ終わってましたね。

だから、ゴローちゃんが追加注文した。

【やきとり】
一本からでも頼めます
隣りに発注 出前焼き鳥


「う~ん。焼き鳥まで食ってる俺。
焼き鳥飯。おかずの焼き鳥。」

といった焼き鳥は食べませんでした。が、やはり注文をしている人もいて、隣から運んでくる様も
しっかり見せて頂きました。アリガタヤ

しかも、エシャロット注文している人もいて、ゴローちゃんばりにガン見しちゃいました。


「いつもこんな調子で昼間から飲んでるんだろうなぁ。
 さて行くか。

客「ああ、それからね、スパゲティー田舎。」
五「え~もっと早く…」
客「え?」

 いや~俺の直観を上回る、想像を超えた店だった。
 何より安くて、ちゃんとうまい。清瀬。恐るべし。」

という、ゴローちゃん気分を追体験しながら、清瀬駅へと向かったのでした。


そういえば、『孤独のグルメ巡礼ガイド 2』 (扶桑社刊) の中に、
作画谷口ジロー氏が語る『孤独のグルメ』制作裏話、というインタビュー記事があって、

その中で、「シーズン4登場のみゆき食堂が馴染みの店だったそうですが」の問に対して

谷口 本当に偶然で。「え?何故、ここ?」
 って。清瀬には30代半ばから長く住んで、
 駅前のアパートを借りて仕事場にしていた
 んです。みゆき食堂には最低でも週1回は
 行っていました。当時からメニューがとに
 かく豊富で選ぶのな苦労したけど、ニラ玉
 にご飯と味噌汁をよく頼みましたね。店内
 の作りが当時のままだったことに驚きまし
 たが、当時よりメニューが増えていたこと
 にもっと驚いた(笑)。昼間から飲む人が
 多いのも変わってないし、「よくぞ、みゆ
 き食堂を選んでくれた!」と、思わぬとこ
 ろで楽しませてもらっています。


とこたえていました。なんと。

なら次は、焼き鳥と、ニラ玉と餃子とスパゲティー田舎か
カツカレーの別盛を食べにまた再訪しなければ、などと思いながら、
西武線の人となリ、この日の宿へと向かったのでした。



次の日の巡礼は、また後日書きます。

ってことで。(´・ω・)ノシ
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://radiofhf.blog65.fc2.com/tb.php/2020-dba4d278