さて、冬の大お祭りのため東京へ飛んで、到着した日。
直前までは結構な修羅場なため、機内でオちたりしたのですが、
(ま、直前に2度も劇場版のガルパンを見に行ったので自業自得ではあるのですが)
さらに翌日はコピーをしたり、まだやることがあるので、
この夜は明日に備えるべく休養にあてるために、巡礼はしませんでした。

が、黙っていても腹が減る。
さらにはこの日の午前中職場で御用納めをしたあと、
飯も食わずに空港に向かい、空港でも余裕がなかったので、ビールだけ飲んで機内へ。
と、いうことで、空腹を抱えて宿近くの地図を見ると、
大通りから一本入った細い道にシブいおそば屋さんを発見したので、
そちらにお世話になります。
お名前は「田毎」さん。田毎の月と言えば、長野の棚田に映る月ですから
お蕎麦を想起させてくれるいい店名です。

一戸建てのシブ目の外観と、引き戸の上の瓦屋根の意匠を見ながら
白い清潔そうな暖簾をくぐると
何組かのお客さんが楽しそうにしています。
中には、座敷とテーブルがあって家族連れのお客さんもいるみたいです。

さて、この日は空腹ではあったのですが、なんかガッツリいく感じではなかったので、
納豆蕎麦をオーダー。
「冷たいですけど、いいですか。」と聞かれますが、全然オッケーです。

改めて周囲を見渡すと、家族連れのかたとか、大人の6人連れのグループとかが
盛り上がっているご様子で、会話を聞くと何れも地元の方風です。
しかも、みなさんお酒を嗜まれているご様子。
私も便乗して、「あ、すいません、ビールもお願いします」と
愛想のいい店員さんに追加オーダー。

お客さんが多いと言うことでお店の方も忙しそうですが、
それを感じさせない感じのよさがいいです。

店内は茶色がかった苔碧色の壁が渋く、
木の椅子も重厚そうで店内の落ち着いた雰囲気にあっています。
大きいホテルのすぐ裏にあるので、そちらの宿泊客の方が多いかなと思いきや、
地元の人に思い切り愛されている感じの店内で
そんな光景にも和むことしばしで登場しました。

ほんの淡くグレーがかった白いピカピカのお蕎麦と、
たっぷりの納豆がうれしいです。大根おろしや葱などの薬味もタップリでいいです。

つゆを丼にいれて軽く蕎麦から啜りますと、うん。美味しい
蕎麦の清冽な味わいが口の中に広がります。
出汁は江戸風ならではの濃さと甘さが気持ち良いですし、
そばの清冽さを盛り上げてくれます。

そして、納豆をからめていただきますと、これは元気になる味です。
お疲れ気味で、胃袋にそこまで負担をかけたくないという配慮での選択でしたが
正解でした。これは美味しいだけでなく静かながら力が湧いてきます。
納豆の濃い味わいが、この甘辛い汁によって更に濃くなりますし、
蕎麦の味わいでさっぱりするのとの波状攻撃でしあわせになります。

この大根おろしの苦みも、睡眠不足と痛飲で荒れた胃にやさしく働きかけてくれます。
ああ、この選択、大正解です。

とはいえ、周囲はお酒の肴を次々と注文をして
盛り上がっているご様子です。
煮込みとか、天ぷらとか、オーダーをする声も弾んでいますし、
運ばれているところを横目で見てもいちいちそそるメニューです。

あ、煮込みごはん、なんてオーダーも入りました。
しばらくして見ると、煮込みにライスが付いているもののようです。
これもそそりますね。煮込みは飲み屋の試金石ですから。

ま、こちらは飲み屋ではないのですが。

ただ、地元風の人がゆったりとくつろいでお酒を飲んでいる様子を見ると、
愛されている感が伝わって来ますし、
僕も次回こちらの宿を利用する時は、必ずここで
煮込みなり天ぷらなりで、日本酒をいただく蕎麦屋酒を決めよう
と強く決心をして 、納豆や葱が浮いている残った汁に蕎麦湯を入れて、
それをアテにビールを飲み干したというわけです。

ごちそうさまでした。いい店に巡り会いました。
また必ず来ます。



そして、翌日はコピーをすませて、そして巡礼も二軒すませて、
前回みたいにバタバタせずに、準備にいたるまで、すべての日程も終了。

そして冬の大お祭り2日目に挑みます。

午前中に予想を上回る感じで本が頒布できて、
12時30分に、軽くお客さんが途絶えたので、
気になる本を買いに行きがてら昼食を購入に行きました。

この日はKalafinaのライブレポートで勝負した日なので、
Yuki Kajiura LiveのツアーTシャツと、Fiction Junction CLUBのパーカーという
戦闘服の上に、翌日の戦闘服である、カープの広瀬純選手のユニを羽織って
ここしばらく連続しているカープ本を買ったSo What???????様を
はじめとしたサークルさんで、
カープの本とかプロ野球の審判本などを買ったり、濃い会話を堪能。

そして、昼食の購入へ。この日は東ホールだったので、大お祭りで自分的定番の
フランスドッグとオランジーナです。
フランスドッグは、フランスパンのバゲットに穴を開けて
ソーセージなどの具を入れたものです。ソースがいくつか選べます。

★マスタードケチャップソース
フランスドッグに無くてはならない人気ナンバーワンのソースです。
ケチャップの甘味と酸味にぴりっと辛い風味豊かなマスタードを絶妙にブレンド。
酸味と辛さは抑えぎみのマイルドなソースですから低年齢層の方でも召し上がれます。

★スウィートマスタードケチャップ
マスタードケチャップがフランスドッグの王道ですが、辛いのが苦手な方用に辛さを抜き蜂蜜をブレンドした甘いマスタードケチャップです。

★サルサソース
メキシコ生まれの辛いフレッシュソース。
トマト、ピーマン、タマネギ、ハラペーニョなどのざく切り野菜入りで、辛さ、コク、甘さのバランスが絶妙な大人のソースです。
市販のサルサソースに比べ、野菜などの材料を3mm以下に細かくカットして専用ノズルをスムーズに通過する様に製造しています。

★チェダーチーズソース
風味豊かなチーズのおいしさが楽しめるソースです。
マイルドで濃厚なチーズの旨味が食欲をそそります。
辛いのが苦手なお客様にはピッタリです。

★アラビアンソース
唐辛子の辛味がピリッと効いたマヨネーズ状のソースです。
ドバイで人気のソースを日本人の好みに合う味にアレンジしました。コクの中に唐辛子の辛さが際立つ非常に辛いソースで、フランスドッグの美味しさを引き立てます。

お好みのソースを選んでお好きなフランスドッグをぜひ楽しんでください!

とのことで、いつもはサルサソースですが、この日は
初見のアラビアンソースをお願いします。
なんでも、一番辛いソースとのことで、楽しみです。

そして、両方を無事購入して、自スペースに戻りましていただきます。

あいかわらず安定の美味しさです。

やわらかめのフランスパンであるバケットは、
やわらかいとはいえ、フランスパンなので外はカリッとしていますが、
中はモチモチで食べやすく、
しかも適度な歯ごたえがいい感じで、かみ締めるたびに
小麦の味がするのがいいです。

中のソーセージも噛んだ時のパキッとした歯ざわりが気持ちいい。
この音もいい感じです。音を立ててソーセージを割ると
中からじゅわっと肉滴があふれてくるのです。これはスゴいぞ。
なんでも天然羊腸を使っているとのことで、この美味しさなら納得です。
パンにもよくあいまして、こりらを盛り上げているのがソースです。
ピリ辛のソースが食欲を盛り上げてくれますし、
オランジーナも美味しいです。

普通にスゴく美味しいのですが、お祭りとか野球場のグルメと同様、
このスペースで食べるから美味しいというのもあるんでしょうね。
ご馳走様でした。


ということで、思ったより多くの出版物を頒布できて大満足。
中夜祭的なプチ打ち上げは、蒲田でしましょう。
と、向かったのが、とんかつの檍(あおき)さんです。

蒲田というと餃子の街ですが、じみにとんかつやサンも多くて、
丸一、鈴文、檍、富善は「とんかつ四天王」などと呼ばれています。
そう、丸一さんから分かれたお店が、ドラマ「食の軍師」に登場したそうです。

中でも檍さんは、JR蒲田駅から近いので、行きやすい場所ですし、
この年の瀬も通常営業をしているのがありがたい。
前日、買い物の折に前を通って、翌日に営業をする旨を聞いたときは
思わずガッツポーズをしてしまいました。

カウンター10席だけの広くない店内は、満員だったので、待つことしばし、
注文を聞かれましたので、肩ロースの定食とビールをお願いしました。
トンカツで肩ロースってあまり見ないメニューです。

カウンター席が空いたので、腰を下ろして改めて前を見ると、
店内は清潔な白木のカウンターで、穏やかな照明もいい感じの、
落ち着ける高級感があります。

てんぷら屋さんでもそうですが、油ものをあつかっている店でありながら
このような清潔感があるお店って、それだけで、お客さんに対する心遣いが
きちんとしているような感じがしてウレしてとろこ。

しかも、カウンターの上には7種類の岩塩が並べられています。
モンゴルの岩塩がお勧めみたいです。ほかにも沖縄の塩など
海水塩も何種類かある様子です。
しかもソースもしょうゆもあるので心置きなく軍師食いができそうです。
目の前では職人さんが手際よくお肉にパン粉をつけたり、
丁寧に揚げたりしています。

この空間っていいですね。

まつことしばしで、とんかつが登場。
揚げている時間は10分程度ですかね、
揚げてからしっかりと油を切ってから登場です。

漆黒で重厚なタイプの皿に乗せられたのが、堂々としたとんかつと
ふんわりと盛られたたっぷりのキャベツに
ワンポイントアクセントのからしとレモンのコントラストがいい感じです。

しっかりと高温であげられているので、濃い狐色の衣に、
と、いうことでまずは、
「二番目にちいさいカツに当たりをつけて、レモンと塩で食せ!」
ということで、レモンをちょいとしぼり、
水谷さるころさんの「30日間世界一周」の影響で気になっていた、
ウユニ湖の岩塩をふって、持ち上げました。
ぶわっと湯気が上がるところも、いいカツならでは、

しかも、断面の真ん中のほうが赤いです。半レアです。
脂がじゅわーっと染み出てきています。
繊細な感じで火が通されているのがつたわってきます。
これは、神々しい断面です。

いただいても、表面のサクサクした衣のクリスピーな歯ごたえと
繊細な色合いのお肉と絶妙な火通し具合は伊達ではない、
中から思わぬ大量の肉滴があふれでてきて、
衣の感触と肉の味と肉滴の味が口の中でハーモニーを奏でます。
しかも、この肉がビックリするほど柔らかい。
これも、レアに近いお肉の上げ具合ならではですか。

さらには、脂とのバランスもいいですし、脂が軽くアマい。
脂身までウマいのも御褒美的なウレしさです。

この脂の味と肉の味をさりげなく盛り上げてくれる、
岩塩とさわやかなレモンの風味がこれまたいいです。
かるく塩で味がつくと、肉の旨みと甘さが引きたちます

続いて醤油レモンでいただきます。
醤油レモンの前に、もう何度もこのブログで書いているのか、
本家本元で「寝かす!!」食いです。

「反対の端の一片に
とんかつソースを
たっぷりとたらして

食事後半まで…

寝かす!!

マグロのヅケよろしく
衣のソースをしみこませるのだ」です。

そして、醤油をちょいとたらして、レモンを軽くふって
もちあげると、まだ湯気が立ち上ります。

そして、ジャクッと衣を食いちぎると、醤油にもあいますね。
久住さんが原作を担当されている「荒野のグルメ」〔土山しげる 画〕では
「和カツを愛でる」などといってましたが、確かに愛でるです。

塩よりも味わい深いところが、肉少なく衣多く、とんかつ本来の肉々しさに弱い…
そんな部分にもしっかりと働きかけています。

というか、端っこでも普通にウマいんですけど、このとんかつは。

でもって、このあとは「豚下三分の計」です。

まずは、とんかつはコレでしょう、ソースカラシ
でもって、一口目の塩レモンのインパクトが強かったので、塩カラシ
でもって、本郷おすすめの、醤油カラシで、それぞれいただきます。

これは、本当に幸せですね。

全体的に軽くレモンをふったせいもあるのですが、
すごくさわやかに味わいのバリエーションが楽しめて、
一皿なのに、とても楽しいのです。

でもって、肉の面にカラシを軽く塗るのも忘れません。

肉自体がいい肉なので、肩ロースとはいえ、
今までも、そんなにアブラアブラした感じはしませんでしたが、
さらに脂の味わいが落ち着いてきます。

これはいいですね。
しかも、とかんつの味わいを盛り上げるために、
カツを食べている合間にも、キャベツ、ライス、お新香、味噌汁を
逐次投入しております。

ライスもほっこりと丁寧に炊かれていて、一粒一粒立って輝いています。
ふっくらとしたキャベツはみずみずしく、軽く塩をふっても甘みが出ますし、
ソースのウマ味も受け止めます。
お新香はキャベツのきゅっきゅっとした歯ごたえがいい感じの浅漬け
味噌汁は、しっかりと豚バラ肉がたっぷりはいっている豚汁でして、
こちらには七味をぱらり。
豚がかぶってますが、味噌自体が上品な味わいなので、あまり気になりません。


ということで、大満足。皿の上に残った衣のかけらを白飯の上にふりかけのように
かけていただいたりして、御飯の量を調整したりして、満を持したところで、

「寝かす!!」トンカツと白飯をほおばります。

「ヅケ豚シロ飯メチャ旨!!

B級的A級で天下統一!!」


ああ、美味しかったです。

大満足でこちらをあとにしました。
前回来た時も気になったのですが、お隣が系列のカレー屋さん。
ということで、こちらにも惹かれます。
次はカツカレーでもいただきましょう。


そして、翌日のお昼。
この日のスペースは、東外周の入り口が近かったので、風が吹き込み
若干寒かったですが、それと同じくらい外のケータリングワゴンの
いい香りが漂います。ああ、たまりません。

とはいえ、この日は前日よりもたくさんのお客さんに来ていただいたので
なかなか外に出るタイミングがとれません。

ただ、13時を前に、球場シリーズが完売したのをきっかけに
昼食と本をしばきにいったん外へでます。

かわいらしい、がルパン劇場版のホノボノ本などをgetとしたあと、
外のケータリングワゴンにいきますが、
残っている「孤独のグルメ」本をサバくためには、
ゴローちゃんがパリで食べたように「あー、ケバブ」とかいって
ケバブを食べようかとも思ったのですが、さらに気になったのが
「チキンハーブ焼きタコス」です。
タコスといえば、咲sakiの優希ちゃんの勝負飯。
どっちの勝負飯がいいのか考えたのですが、ケバブは食べたことがあるので、
タコスを選択。


暖かいやつを自分のスペースでいただきます。
「ここで、タコス力を注入だじぇ!」と咲sakiの優希ちゃんになりきって
かぶりつきました。

チキンの肉の美味しさをハーブのさわやかな香りが盛り上げて
食欲をあおってくれるのがいいです。
野菜もたっぷりですし、濃いソースの味わいが、鳥や野菜にもいいです。
外の皮もパリパリではなく、ややしっとりタイプでこれもいいなぁ。

と、余裕を持った書き方をしていますが、
具がもれそうになったのでさらに大口でかぶりついたせいで、
恵方巻きにかぶりつくザガースキーみたいになりながらも、
なんとか完食をしたというわけでした。

大お祭りも楽しかったし、巡礼をはじめとして、食べたものも大満足で
オールオッケーなイベントでした


ということで (´・ω・)ノシ
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