「孤独のグルメお正月スペシャル~真冬の北海道・旭川出張編」面白かったです。
自分が頻繁に歩いた街や、行ったお店にゴローちゃんがいるのも不思議な感覚ですし
改めて客観的に見た旭川って素敵な街だなぁ、と思いました。

さらに、お店は以前、12月11日の当ブログで書いたとおり、DS こと独酌三四郎と
J軒こと自由軒で大当たり。ただし、自由軒では、オムカレーではありませんでした。

ともあれ、週末に、ガルパン劇場版を見に旭川に行くので、
そのときに再訪をしてまいります。

そんな模様も当ブログで書けたらいいなと思います。



さて、ここからは、
冬の大お祭りで上京した時の巡礼についてです。

まずは前日、準備のためのコピーを終えて、銀座に向かいましたが
そこで狙ったお店は、年末休みのためふられまして急遽、神保町に転進。
そこで、買い物の前に何か入れようと「さぼうる2」の前を通りますが、
昼時ということで、列ができています。
なら、駄目もとで一本道をすすんでいくと。
お気に入りのお店が、両方とも開いています。そう、スヰートポーズさんと、キッチン南海さんです。

キッチン南海さんは、10ヶ月前、Kalafinaの武道館ライブのために上京した畏友p氏と、
日暮里の洋食屋と、鶯谷の居酒屋に振られた時に一緒に行ったので、
ブランクがあるのはスヰートポーヅさんなので、そちらへ行きます。

南海さんの前には長蛇の列でしたが、スヰートポーヅさんは
珍しく列がありません。これはチャンス。
「包子餃子」と書かれた黄色い看板とか、店の外に飾られている、
味があって伝統を感じることが出来るショウケースの中の見本を見ながら
迷わず店内へ入ります。

神保町は、日清戦争後から華人がたくさん渡ってきていて、
チャイナタウン的な様相を呈していたそうですが、
その名残で美味しい中華料理屋さんが多い町です。
そんななかでも、こじんまりとした街の中華屋さんの趣があるお店が、
こちら「スヰートポーヅ」さんです。
1936年開店という歴史のあるお店で、以前から神保町をぶらぶらしていた時に行くお店でした。

更に、こちら「食の軍師」の一巻に所収されていて、
腹減った客を惑わせる「罠餃子」という概念をボクに教えてくれた「餃子の軍師」の中に、
主人公本郷が餃子行脚をするなかで、実在が確認出来るお店として、
一コマだけですが出てきます。
「少し冷ましてだすのか。」といった本郷の台詞も、
かつて食べた時の記憶を呼び起こしてくれますし、
箸袋に『スヰート』と書いてあるので、間違いない、こちらです。

さて、中に入ると、「相席でもよろしいですか」の声。全然構いません。

店内は間口も控えめで、奥行きもそこまでないなかに、
四人がけの机が左右に並んでいるシンプルな作りで、
鉄の足がなつかしいパイプイスにテーブルという、昔の大衆食堂です。
店舗は古いのですが、丁寧に清掃されていて、こんなところもいい感じです。

「この日は焼き餃子と水ぎょうざしか出来ませんが」などと言われますが全然大丈夫です。
前回食べられなかった水ぎょうざも魅力的ですが、
ここは王道の餃子ライス(8コ)と瓶ビールをオーダー。
すぐ出てくる瓶ビールで喉を潤し、突き出しの豆菓子をポリポリしながら
周囲を軽く観察すると年配のお一人様とか、
会社員風の人などがくつろいでいます。

ついているNHKテレビを見たりしながら待つことしばし。

四角いお盆にのって登場のは、白いお皿に丁寧に並べられた棒状の餃子が8本。
脂でテラテラしていて、きつね色の焼き色もウマそうです。
そして、さらにつやつやのご飯に、白い小皿に乗っかった漬け物がついています。
この取り合わせ、シンプルながら完成形です。

これが定食になると味噌汁がつきますが、今日はビールがあるのでいいでしょう。

では、まず餃子からいただきましょう。
ついてきたタレに酢をたらして、一味を多めにふってから、
最初は軽くつけて豪快にかぶりつきます。

うむ うまい。

餃子は棒餃子ですから、びっちりと淵を合わせて皺を作りながら
包まれているのではなく、あくまで生地をふわっと包み込んだだけ
という状態です。両側も閉じていないので中も軽く見えます。
が、そんな皮は適度にモッチリしていて、焦げ目はほどよくサックリとしていて、
このモッチリとサックリのバランスがいいです。

最近ではパリパリを強調したり、モチモチを強調したりと、
皮にもいろいろな主張がある餃子が多くて、それはそれで嫌いではないのですが、
さりげなく、かつオイしい味わいってのが、まずはいいです。
皮自体もしっかりと小麦の味がしますし、熟練の技を感じます。

中の餡は、肉が多めで、他にはネギと生姜と
あとは白菜かキャベツが入ってるかな?という味ですが、
荒く挽かれたお肉ならではの味わいがこちらも、ほどよい肉滴が
噛むと口の中に溢れてきます。
皮を噛み破ると、肉滴がだくだく出てくるタイプではないですが、
適度な肉滴の量と他の具の味わいと、皮との味わいのバランスが絶妙です。

しかも、生姜やネギが効いているせいか、さっぱりとした味わいが 後を引く感じで、
これがいくらでもばくばく食べられる正体です。
普通、餃子でバクバクと本能のまま食べると、口の中が大火傷すること必至ですが、
が、こちらは大丈夫。かるく冷ましているところもサービスのうちなのです。
本能をみたしてくれる餃子です。餡と皮のバランスもよければ、
それぞれがどこか突出した特徴があるというわけではないですが、
ほどほどとは凡庸とイコールではなく、哲学的見地の中庸というか、
その計算されたバランスがウマさの正体なのだなぁと、
神保町の街の雰囲気にヤられてしまって、高踏的な思索を巡らします。

が、やはり大上段に構えたのではなく、
実直な味わいがこころからほっと出来ます。
これはいい餃子だ。

さらについてきた。ご飯にも良く合います。
そして、ビールにもあいます。昼から餃子で飲むビールって 最高です。

さらにすっぱめの刻まれた白菜も箸休めをこえた箸休めで、
そんなに脂を感じない餃子ながらも、
脂分を取り除きサッパリと口の中をリセットさせてくれます。

シンプルイズベストという言葉を改めて認識しながら食べ終わりました。
入り口近くの席に座ったので、外にはキッチン南海も見えます。
あー、キッチン南海の長蛇の列を見ながら食べる餃子とビールって美味しいなぁ。

お隣の4人がけの席に来たスーツ姿の人たちが
「こんなに開いてるなんて珍しいなぁ」
「御用収めが終わったからかな、ま、ありがたいけど」
などと会話してます。
が、気づいたら、何人かですが待っているお客さんもいるようなので、
早めに退散いたしましょう。

お店のおばちゃんは慣れた感じで終始てきぱきと客をさばいていまして、
しかもそれがイカニモイソガシイオーラを出しているわけではなく
自然にさりげない姿勢なのもいいですね。
ということでそんなお店の方にお勘定をすませて、
お店をあとにして、買い物へと向かいました。
ま、次こそは、水ぎょうざか包子を食べようと誓って、こちらをあとにしました。





さて、神保町で用事を済ませて、一旦宿にもどって、
そこでお祭りの準備をすませたあたりでお腹がすいてきました。

泊まった宿は大鳥居ということで、年末でもやっている店が多そうな蒲田に向かいます。

京急蒲田の駅で降りてJR蒲田の駅へ向かいます。
この日は29日だったので、やってないかもね、と半分やってなくてもしょうがないモードで
お店の前を通過しますと、おや、やったいるみたいです。
そこで中へむかったのがヴェトナム料理のTHI THIさんです。

こちらは、ドラマ版「孤独のグルメ season4」の第11話
「大田区蒲田の生春巻きと鶏おこわ」に出てきたヴェトナム料理屋サンです。

蒲田は、夏や冬の大お祭りの時にお世話になることが多過ぎでして
もはやホームといってもイイ街なので、大井町でいわしを食った回同様
どこか出るのかをワクワクしながら待ったものです。

お正月の旭川の時にも強く味わいましたが、
ドラマのなかで、よく歩いている街が出るってのは面白い体験です。

今回は約15ヶ月ぶりの再訪です。
額縁に入った「生春巻き」の写真を見ながら階段を下りて、中へ入りますと、
6時前だったということもあり、1/3くらいの入りです。
「オスキナセキへドーゾ」
と言われたので、2人掛けの席に腰を下ろします。

登場した、分厚い表紙にビニールコーティングされたメニューを見ます。
やはり、多いですね。多種多様です。
「まるで、ベトナム料理観光」
「ベトナム料理って、こんなに多種多彩だっけ?」
と、ドラマでのゴローちゃんセリフをつぶやきながら
一通りメニューをみて、あれこれとそそられるメニューもあるのですが、本日は聖地巡礼です。

まずは、ふらっとQusumiで、レレコドクロを奏でながら注文した
ベトナム中部で飲まれているラルージュース(ビール)を注文しましょう。

これは、前回ふられているのですが、今回は無事オーダーが通りました。

そして、前回は、ドラマの回タイトルにもなっていた
【海老の生春巻き】
特製タレ付け ひと口食べりゃ
お口の中はスプリング
と、
【とりおこわ】
思わず唸る その旨さ
これぞベトナミーズファストフード
をいただいたので、

ゴローちゃんが頼んでまだ食べていないメニューということで、
肉入りおもちと、揚げ春巻きをオーダーします。

まずは、出てきたラルージュース(ビール)で喉をうるおします。
虎の絵のパッケージも迫力あっていいですね。

前回いただいたサイゴンビールがさっぱりとしたのに比べて、
ややしっかりしたボディーと酸味や苦みがいい感じです。
炭酸もしっかりきいていて、それか美味しさの一因になっているということで、
こちらもサイゴンビール同様、
炎天下で飲んだらさらに美味しく感じるんでしょう。

軽く店内を観察しますと、観葉植物も南国風ですし、
籐っぽい感じで組まれた背もたれがあるイスも、緑色のテーブルクロスとあいまって
雰囲気雰囲気。

上品な色の壁に飾られているのは、南国っぽい額に入った
絵とか写真とともに、螺鈿がかざれています。
中国とか東南アジアとかのお店には、螺鈿細工って多いです。

「初めて来たのに 懐かしい
 うわべだけではない。何だろう
 それが、ベトナムの空気を作っているんだ」ってのはこのことです。

僕以外のお客さんは、2~3人程度のお客さんが多く、
番組の時みたいに現地の人はいませんでしたが、
それぞれ盛り上がっています。

「いいじゃないか。ええじゃないか。Bじゃないか。Cじゃないか。 」
ゴローちゃん台詞でテンションをあげていると、
こちらも現地の人でしょうか、男の方が料理を持ってきてくれます。

まず最初に出てきたのが、番組内で、
【肉入りおもち】
お餅に肉を入れちゃいました。
このコラボに拍手! 

と紹介された逸品です。

白い器の中、ほんの淡い色あいの出汁のなかに
つややかなお餅がゴロンと三つ入っていまして、
その上にタップリのナッツと、お肉のフレーク
そして、これまたタップリのもやしや人参、キュウリ、パクチーといった

食べるからに健康になれそうなメニューです。

まず一口いただきますと。

うん。旨い。
淡い色の出汁がしみているお餅はやさしいお味がしますし、
中に入っているお肉と、なんかのお芋的なものとの味とか歯ごたえの
組み合わせもいい感じ、
上のナッツも味わい的にも食感的にもよくて、気分はトロピカルです。
このもちもちの食感と穏やかな滋味を盛り上げてくれるのが、
上に乗せられた野菜です。
もちもちをシャキシャキで盛り上げてくれる頼もしいヤツラです。
パクチーも、穏やかな味わいのなかで、その色味同様に
鮮烈なインパクトがあっていいです。
「パクチー、苦手だった頃が思い出せません。」というゴローちゃん台詞を思い出したりして、

これがまた、ラルージュース(ビール)にもあいます

これは、お餅大好きの、咲Saki 阿智賀編 松実玄ちゃんもダイコーフンです。


ゴローちゃんは、

へぇ~、こんな…。
あっ、あったかい。
口の中がホーチミンだ。

餅とも肉とも長い付き合いなのに、
何だ、このこんなはじめまして感は。
ベトナム料理、あなどれんぞ。

パクチー大好き。
もはや食べられなかった頃の
自分が思い出せません。


なんて、言っていました。
そうです。思わず口の中がホーチミンです。
ホーチミンと蒲田 似てるのかもしれない。です。


そして、続いて登場したのが、
【揚げ春巻き】
カリッと歯ざわり サクッとジューシー
これで貴方もベトナムの虜

です。

白いお皿にのってきた小ぶりな揚げ春巻きが6本で、
かさとしてはその杯はあるんじゃなかろうかという、たっぷりの野菜です。

「コレヤサイデマイテオタベクダサイ」とのこと。
ほう、それがこの国の流儀なら遵いましょう。

でも、まずはそのままの味を知りたいので、何もつけずに、パクっといきますと

!!

アツっ

熱いですね。揚げ立てだからあたりまえですが、
そうか、野菜を巻くというのは、穏やかに冷ます意味もあったんですか。
とはいえ、この、先端のカリッとした感触と、筒のほうがサックリした
絶妙なアゲ具合のグラデーション。
注意して食べると、ゴローちゃんのようにサクサクした音が出るほど
いい感じの皮ですし、
中にたっぷりつまったのは、えびなどの海鮮のエキスがたっぷりの餡で、
生で食べても美味しいえびの春巻きでしたが、調理されても当然美味い。
ああ、この海の味わいいいなぁ。

そして、続いてお店の人にいわれたとおり、生野菜に包んで頂きます。
野菜の約半分がレタスですが、ほかにも、ミントとか、パクチーとか、
レモングラスとか香草が何種類もあるのがヴェトナムです。

香草をレタスでつつんで、そこに春巻きをのせてから
かぶりつきますと。あー、ベトナムです、ベトナム。
中にたっぷりと入っている旨味のエキスと揚げられた香ばしさを
香草が盛り上げてくれます。旨さが加速します。
しかも、冷たい野菜と熱い春巻きのコントラストもいい感じですし、
春巻きの餡の食感と、サックリ揚げられた皮の食感を
野菜のパリッとした感じが良いコントラストになっています。
これがベトナムですね。
思わず、スーパーカブで、南北縦断したくなります(どうバカ並感)。


ゴローちゃんは、

ほう~。
チャージョー、こうきたか、ベトナム。
これも巻いて食べろってことか?

葉っぱがありとなしとじゃ、趣が違う。


しかも、両方とも野菜がたっぷりで、美味しいだけでなく
健康になりそうなところもヴェトナム料理です。

あー、幸せだな、まだイロイロ味わいたいなと思いつつも、
肉入りお餅が地味にお腹に聞いている感じなので、


【レモングラスのビーフン】
酸っぱい辛さが後を引く
野菜もどっさり ヘルシーヌードル

ふらっとQusumiで久住さんが食べていた
ベトナム風水ぎょうざと、五目おかゆと
フォーについては、どーせまた大お祭りの時に蒲田には来るんだから
その時のお楽しみにしましょう。

と強く誓って、買い物をするためにJR蒲田駅へと向かったのでした。

しかも、その途中に翌日のお祭り打ち上げにふさわしそうなお店を発見。
「30日もやってますか」と聞いたら、「あー、やってますよ」とのこと。
よし、翌日の中夜祭的打ち上げのお店もみつけられたということで

大満足で買い物をすませ、宿に戻って、お祭りの準備をしたというわけです。


さて、そちらのお店など、他の大お祭り遠征で食べたものについては、また後日
こちらのブログでしるしたいと思います。

よろしければ、オツキアイいただけるとありがたいです。


ということで (´・ω・)ノシ
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