先日函館に宿泊したあと、自宅に戻る途中、
上ノ国でカレーを食べてから鷲ノ巣駅でJRに乗ってきました。

函館の宿では、前日に、新しく駅前のボーニモリヤの地下に出来た
ハセガワストアで焼き鳥弁当を購入し、それで夕食をすませます。
ボーニモリアデパートも、エレベーターに貼られているフロアー案内に
修正のテープが沢山はられていますし、
僕がよく利用する「くまざわ書店」の入ったフロアも
楽器屋もCD屋もなくなって、現在は1フロア全部書店と文具店になっています。

駅前からワコーがなくなってしばし立ちますが、こちらもさみしい感じです。
とはいえ、ハセガワストアのブースには、何人か待っている人がいたりして、
やや賑わっている感じです。

先日食べたのは、豚3本、ご飯200gの小、味付けは塩で、
相変わらずの美味しさを堪能しながらビールをいただいて
函館の夜はふけていきました。

翌日は宿を10時にチェックアウト、車を走らせます。
途中見える、上磯のセメント工場と巨大な桟橋の威容に
相変わらず感動を覚えますし、空は曇り空でしたが
グレーの雲にも映える武骨なたてもので、
前日宿で見たNHK BSプレミアムの「ウルトラ重機~究極の超巨大ワールド」を
思い出したりして

そんな感じで、国道228号線を南西方向に走ります。
道路に沿うような形でJR江差線が走っています。
ここを「はまなす」で通過してから9日過ぎてるわけですか。
などと感慨を抱きながら、車は木古内へ。
すっかり立派になって、あとは新幹線をむかえるだけと言った感じの
すっかりきれいになった木古内駅を横目に
そこから道道5号線に入ります。かつて訪れたのは江差線最後の日でした。

踏切を越えたら、江差線の線路はのこっているものの、ところどころ
はずされたりしているところがさみしいです。

渡島鶴岡駅の周辺で減速しながら監察しましたが、
真新しいバス停こそあれ、駅の構造物らしいものは見えません。
途中の踏切にも
「この踏切は使用停止のため
 列車は通りません JR北海道」
などという看板が立っているのが寂しい感じです。

車はどんどん山道へ入っていって、いったん江差線からは離れまして
小さい峠をこえてから湯ノ岱着。

湯ノ岱駅は駅舎も残っていますし、そこがバスの待合室として使われている用意で
ベンチには手作りのクッションも置かれています。
が、かつての改札口にはオレンジ色の板が張られていますし、
駅名標はハズされて、ホームは資材置き場になっていまして、
時の流れの無常さを感じます。

「天の川きららトンネル」を通って、旧天の川駅に行きますが、
ここは、施設もろとも撤去されていて、土台のあとしか残っていません。
ちなみに、こちらは、江差線の廃止とともに役割を終えたということで、
ここを設置したファンクラブが撤去したとのことです。


続く宮越駅も、ホームの上の駅名標がはずされていますし、
木造の待合室の中にも入れません、
桂岡駅も、ホームの駅名標がはずされていたのに加え、
ここは車掌車を使ったダルマ駅ですが、ここにもオレンジ色の板が張られて
中に入れないようになっています。
ああ、せつないです。

昼食時になったので、上ノ国でカツカレーをいただきまして、
これで檜山管内でカレーを食べてないのは奥尻町だけ。
ということで満腹をかかえて江差へ。
上ノ国は駅のあとに観光協会がありました。

そして、江差駅ですが、こちら建物はしっかり残っていますが、
駅に掲げられた駅名標がハズされていますし、建物にはしっかりと鍵がかかっています。
駅前の「ありがとう江差線」と書かれたモニュメントが淋しい感じです。
改札口からホームへの入り口は封鎖されていますので、
横の団地にまわってから写真を何枚かとりまして、こちらをあとにします。

国道229号線を北へすすむと、大分天気も回復してきていて、
海の色も綺麗に見えます。
熊石の市街地の手前を右折して、277号線に入ります。
見市温泉とか、八雲温泉などにひかれつつも
次の目的地の為にガマンして峠を越えます。

雲石峠も上の方はやや雪が残っているので伸長に運転をして、
八雲市街地の北外れ、ローソンのある四つ角を左折。
この道はかつての国道5号線だったそうですが、
数分走ると、バイパスである現在の国号五号線との合流点がありますが
そのすぐ手前に左に向かう砂利道があります。
ここを左折して、何もなさそうな雑草と雑木林をすすんでいくと、
13時40分頃に到着したのが、鷲ノ巣駅です。

森の中にたたずむという風情のこぢんまりした駅で、
近づくと、上りと下りが別々のホームになっています。
しかも、二線のホームが正対しているわけではなく、
少しずれているのは、函館本線で信号所から格上げになった駅には
よく見られるパターンです。

行くと、先客の方がいらっしゃいまして、いろいろと写真をとっています。
その方の邪魔にならないところに車をとめて
まずは、駅名の看板が書かれた小屋のような待合室の中に入ります。

昔の家の記号みたいな田の字の窓も見えますが、
入り口は横みたいなので、そこの木の扉(若干立て付け悪し)を力入れて開けると
入口には、レースのカーテンが掛かってます
昭和のお家みたいです。昔はどの家もこんな感じでした。

中に入ると、ビックリです。
入り口の左側に作り付けの木のベンチがあるのですが、そこには、
ファンシーな柄の毛布や枕が用意されています。

しかも、ベッドのようなベンチの横にはサイドテーブルもあって、
駅ノートが置かれています。その下にはメモ帳、ボールペン、うちわ、本など
色々と置かれていますし、
またベンチの逆サイドにはたっぷりのトイレットペーパー、ティッシュ
それからペットボトルに入った水まで置かれています。

逆サイドの壁には窓がありまして、、その翌に時刻表や運賃表に、
JR北海道のポスターなどが掲示されてます
そのまわりにもホオズキのドライフラワーなどが飾られています。

良く見たらペットボトルとかティッシュのあるところにも
お花が飾られています。

花咲駅がハロウィン仕様だったのもビックリしたのですが、
こちらは、それ以上に生活感が溢れる駅です。

ここ、絶対誰かが住んでますよ。
某氏なら、「あー、駅寝をしたい!!」といいだすこと必至なラグジュアリー空間です。
札沼線の時に悩まされた虫もほとんど気になりませんでしたし、
建物の中にトイレも併設されているせいで、若干匂いが気になるのを除けば
ほんとうにくつろげる空間です。

ただ、先ほど行った旧江差線の駅が、ことごとく中に入れなくなったことを考えると
この空間も、駅が廃止になったあとは入れなくなるのかな。
と感傷的になりながらも、鷲ノ巣駅を我が家の様にまごころを込めて、
手入れをされている方々に感謝の気持ちをこめながら
駅ノートにあれこれと書きます。

そしてホームに出ると、先客の方は、踏み切れを渡った下り線ホームで
あれこれ写真をとっています。

ということで私は上り線ホームで写真をとりながら、鷲ノ巣駅14時01分発 
函館行き2844D を待ちます。
ゴトゴトと入ってきた車両に乗っているのは4人ほど
鷲ノ巣駅から乗るのは私だけです。

ここから八雲までは3㌔強ということで、列車が出てすぐに八雲の市街地。
野球場とか、体育館とか、温水プールなどが見えてきたら、もう駅です。
八雲駅に14時04分着。改札を澄ませて、すぐ鷲ノ巣駅行きのキップを買ってから
蜻蛉返しです。
乗る列車は、八雲駅発14時09分発 長万部行き893D
この列車は森駅発ということで、八雲駅に入ってきた時には、
誰も乗っていませんでしたが、八雲で僕を含めて4人ほど乗り込みます。
そして、鷲ノ巣に14時12分に到着し、極小さな旅の終了。

改めて下り線ホームから駅舎などを見たり、雑木林などを見て
駅の風情を味わいます。

ここも、いい駅です。

と、いうことで、大満足をして、再び車に乗り込んで、
自宅へ向かいます。

が、旧国道から駅に入る道の入り口に、JRの駅があるという
JR北海道のカラーである黄緑色のラインが入った看板が立っているという
記事を見たのですが、
それも、現在は撤去されている模様。

こんなところにも廃駅化の影響が出ているということでしょうか。

このあと函館に行く機会も何度かはありそうなので、
その後も定点観測をしたいと思います。


では、また(´・ω・)ノシ
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