秋の三連休。最初ははまなすだけ乗って大満足という予定でしたが、
せっかくなので、足を伸ばして東京へ行ったのは先日書いた通りです。

はまなすで青森へ、新青森からはやぶさに乗り換えて大宮へ。
そこで「はくたか」に乗り込みます。E7系は、はじめての乗車ですが、
さすがの三連休ということで満員なため、高崎まで立っていて
初めての車両もシックな内装を味わう程度で終了です。

3年ぶりの高崎に到着したところで、今度は上州富岡を目指して久しぶりの上信電鉄へ。
10時59分発の下仁田行きの列車に乗り込みます。車内は観光客風の人がほとんどです。
でもローカル私鉄の風情を堪能したのちに、11時40分頃に上州富岡駅着。

ここは、味わいのある他の上信電鉄との駅舎と違って
近代的なオブジェのような清潔な駅です。

駅前には和服を着た観光案内のお姐さんもいたりして
観光客の数も多く盛り上がっています。
上信電鉄の車窓から見えていた妙義山の奇妙な山形も
はっきりと綺麗に見えています。

駅前に止まっている黒の上信ハイヤーに乗り込んで
「サファリパークお願いします」と行き先を告げます。
そう、今日の昼の目的は「群馬サファリパーク」
しかも動物を見るとかではなく、「百合子のひとりめし」に出てきた
レストランサバンナで昼食だけを食べることです。

事前にHPを見たのですが、料金システムがイマイチ把握できません。
レストランに行くのにも入場料金を払わなくてはいけないのか 、それとも不要なのか。
ま、そもそも、ハイヤーで来て、「レストランサバンナ」で昼飯だけ食べて
富岡に戻る客なんていないでしょうから、そんなことは書かないのでしょう。

さらには、アクセスを調べてみると、以前はバスが出ていたっぽいのですが、
現在は車で行くか、ハイヤーで行くか、何れかです。

ま、ここはハイヤーにお世話になります。
黒塗りの上信ハイヤーは、今は亡き、群馬に住んでいた祖父母の家を訪ねるときとか、
お世話になりました。
訪れる時は、上信ハイヤーか上信バスが定番でしたが、
今は群馬藤岡発着のバス路線はないとのことです。
そんなことも思い出した久々の上信ハイヤーに乗ること15分ほど
いかにも群馬の谷間集落といった風情の町中を抜け、高速をくぐると
一気に景色に雑木林が増えていって、周囲は山!って感じになります。
さらに進んでいくと黒と白のゼブラ柄の門へ。
これがやっちゃったァの門か。でも、マンガでみたより小さいような。
この時点ではまだ駐車場。駐車場300円と書いてありますが、
ハイヤーは払わないで通過します。
そして、さらに勾配のある道をあがっていくと、マンガでもおなじみの
百合子さんが「やっちゃったァ! って感じのゲートね」と感想をもらした
門の前に到着。でも、ボブ・マーリーは流れていない様子です。

運転手さんが
「ここ、ハイヤー常駐してないから、かえる時に必要だったら電話かけて
 あ、フリーダイヤルのほうね」
と電話番号を教えてくれます。ありがとうございます。

無事到着すると、レストランに入る時点では、入園料はかからないみたいです。
よしよし

と、こちらもマンガで何度も目にした「レストラン サバンナ」に近づいていって
メニューのサンプルを見ます。
百合子さんは「なんかサファリっぽいメニューなんてあるのかな」などと言ってましたが、
彼女が注文した「タンザニアランチ」はなく、
アフリカっぽいランチは「サバンナランチ」しかないみたいですね。
でも、百合子さんがどん引きしていたダチョウもワニもあるぞ。
これは楽しみです。と、中へすすみます

入り口には券売機があって、ここで食券を買うシステムです。
ということで「サバンナランチ」と「ビール」をオーダー。
このあとに焼きまんじゅうを食べなければいけないということもあるので、
百合子さんが別注したダチョウの串焼き単品はなし。

時間は丁度お昼ぐらいですが、席には余裕がありますので
窓際の席に腰を下ろします。

食券を取りに来た人は「お車、大丈夫ですか」と聞いてきますが、大丈夫です。
百合子さんは学食っぽいと言ってましたが、やはりズーラシアのほうが学食っぽいです。
しかも、百合子さんを困惑させて、もーそー劇場を展開したうえで
「いたたまれない…っっ!」と思わせしめた、出来上がりを知らせて
客を受け取り口まで呼ぶサービスはなくなっています。なんだ、少し残念。
ま、百合子さんは、 先手を打とうとして、料理名が呼ばれる前に
取りに行くということで、危機を回避をしていましたが。

と、そんなことを考えながら、待つことしばしでサバンナランチが登場。
おー、百合子のひとりめしっぽい。

紡錘型の白いお皿にのっているのが、まずはダチョウの串焼き
ワニの唐揚げ、小さい白い器に入ったカランガというアフリカのシチュー、
ガルバンゾビーンズと、ターメリックライスと、
その上に薄くスライスされたうえに素揚げされたサツマイモと南瓜
そして、ライチです。

別の皿には、フライドポテトとフライドバナナ
更に別の皿にはサラダとダチョウのカルパッチョ

といったところです。

うん、うまそうです。
まずは、百合子さん巡礼だということで敬意を表して
ダチョウの串焼きから。

うん、旨いです。野趣に富んだしっかりとした歯ごたえの肉で
味わいがすごく濃いのと、噛むだけで肉滴もたっぷり出てきて
百合子さんではないですが、鶏ではなくて、獣のような味わい
確かに、牛っぽい味わいです。
ただ、牛のような独特なクサミとかが少ないのも特徴です。
ダチョウははじめていただきましたが、これはいける味です。
味付けのせいもあって、しっかりとビールにもあいます。
百合子さんは、
「わりと固いのね 鳥というより牛肉みたい…
 臭みはないわ… マズくもない …うん

…でも…

でもこれっていったい…
ダチョウのどこ…っ!?」

などといってました。

まずくないといってましたが、うんしっかりうまいですよ。


さらにワニ。ワニは大学生以来に食べますが、
その時の記憶はそんなにありませんのでほぼ初体験。
うん、こちらも美味しいです。
鶏肉のような淡白さにちょっと獣っぽい味わいを足したようです。
あと鶏よりも歯ごたえがありますので、
ま、ヤツを食べる時はこんな歯ごたえだろうなと思ったりして。
でも、固くて固くてという感じではなく、適度な歯ごたえがあります。
そんなヘルシーな味わいで、
脂が乗った鶏のササミのようなお肉が唐揚げという手法で生きています。

そりゃぁ、ラリー=パリッシュも大喜びです。
ダチョウが獣肉っぽくて
ワニが鶏肉っぽいのも面白いですね。

続いて、ダチョウのカルパッチョ。
これ、単品ではダチョウのタタキとして出しているヤツじゃないかな。
などと考えながら頂きますが、こちらも濃いお肉の味わいが
いい感じです。肉食っている感じを満たしてくれる一品です。

そして、カランガは赤いシチューです。
しっかりとした旨味と軽やかな酸味が出ているトマトの味わいも濃厚ですし、
中の牛肉もしっかりと柔らかくて美味しいです。
素揚げのカボチャやサツマイモも素朴な甘味がいい感じですし
したのターメリックライスが以外とボリュームあります。

ここでのご飯がありがたい。
孤独のグルメで、パリでアルジェリア料理を食べたゴローちゃんが
「やっほーっ! 飯だ米だ!!」と喜んだ気分もわかります。
んぐ んぐ うん、黄色いけど 飯だライスだ です。

そういえば、あの回では、他人のメニューを「盗み見 真似っこ作戦」で
数品注文していましたが、
トマト味の赤いスープを三つ重ねるという痛恨のミス。
でも、味わいが違ったので結果オーライでしたが、
カランガを飲みながら、やはりアフリカのスープは赤いんだなとシミジミしたりして。

汁状のものが目の前にあって、かつ、ライスが目の前にあって、
いかにもかけてくださいという風情でいると、かけたくなくなるのが、私。
さらに、私の中の、スープ原カレー山が言うのです。
「ライス、スプーンですくって、このなかにつっこんだほうがウマくね」
実食。
「うむ、こちらのほうが うまい」

とはいえ、皆さんにお勧めしたりしないのが、分別ある大人のタシナミ。

豆も結構たっぷりとついてくるのがありがたい。
ガルバンゾビーンズなんて、スープカレー屋さんでないと北海道ではお目にかかれません。
これをスープにつけても美味しいなぁ。
サラダも美味しいなぁ。

とどのつまり米ですよ我々
主食に米、そこにおかずと汁!
この三本柱があれば、どこでもニッポン

とは、パリのアルジェリア料理の回でのゴローちゃんの名言。
うん、ワニ食おうとダチョウ食おうとどこでもニッポン

というか、ここ、群馬ですけどね。

そして、これまでの品が全部ビールとあうという幸せ。
あー、昼間からのビールはいいなぁ。

そして、メインディッシュのほうをほぼ片付けたところで、
まずはフライドバナナ。うん、こちらも面白い味ですし、
ライチの爽やかな酸味は、口の中が清涼です。

あー、美味しかったごちそうさまでした。

ブラジルの人~きこえますか~!!などと、
一人ゴチながら、こちらをあとにしたというわけでした。

そして、もらったハイヤーの番号に電話して呼びまして
再び富岡駅へ戻って、上信電鉄にのって、高崎へ。

高崎でむかったのは、3年ぶりのオリタまんじゅうやさん。
こちらは、マンガ「孤独のグルメ」の第五話「群馬県高崎市の焼きまんじゅう」
に登場したお店。
こちらで、ゴローちゃんはあん入りの焼きまんじゅうとあんなしの焼きまんじゅうを食べましたので、
私も3年前行った時は、巡礼者のたしなみとして、同じものを注文したのですが、
午前中であったにもかかわらず、あん入りがなかったんです。残念。
そこで、リベンジなるかです。

3年ぶりの高崎駅ですが、また変貌していて、前回どうだったのかが
思い出せない感じです。なんか、本屋さんとか入っている大きいビルがあったところが
空き地になっているような。再開発がすすんでいるのですね。

前回むかった時は帰り道に使った、線路が見える道を
鍛え歩いて行ってしばし、そこを左折してしばらく行くと
「焼きまんじゅう」ののぼりがでています。

外には、家族連れと、学生風のカップルがまんじゅうが焼けるのを待っている様子。

こんにちわ~とかいいながら店内へ。
見るとおばちゃんが、ぱたぱたしながらまんじゅうを焼いています。

ま、1時間少々前に、サバンナランチでビールをしてきましたし、
夜は夜で、大泉で一人サンバカーニバルの予定。 ということで、あん入り1本を注文。
前回は12時前に行ったのにもかかわらず、
「すいません、今日は、あんは予約の分だけで、もう終わっちゃったんですよ」
と言われて出鼻をくじかれました。 さて、今回はどうか。
「はい、座って待ってて下さいね~」
焼きたてのまんじゅうをパックにつめながら、おばちゃんが言ってくれました。
やりましたリベンジ叶うです。
「あんは人気があって、あんじゃなきゃダメって人もいるんですよ」
とおばちゃんが言ってましたが、そんな逸品に出会えます。

店内は、マンガと違って、入り口の左側に焼き台があって、
座れるのテーブルは1つで椅子も2席のみ。
前回店内で食べたので、この日は持ち帰りにします。

外で待っていると、ドンドン焼かれていって、
その都度人が帰っていきますが、入れ替わり立ち替わりという感じで
人が絶えることはありません。
待っていながら「人気あるんだね~」などと言っている人もいます。

そんな人に対応しながら、僕の焼きまんじゅうをやいてくれます。
さっきから漂っていた、まんじゅうに丁寧に刷毛でぬられたミソが熱された、
香ばしい香りが強くなってきます。

親の実家がある群馬に里帰りしたときに、お祭りに行ったり、
お祭り帰りの従兄弟が持ってきたりしたときに、必ずかいだこの香りです。

そして、プラの容器に二個入れてくれて
さらにスプーンでドロッとしたタレをたっぷり乗せてくれます。
この黒に近い褐色のたっぷりかかったタレもいいんですよ。

あんなしは4個つながってますが、あん入りは、あんなしの一個一個よりも
一回り大きいヤツが2個ということです。
「孤独のグルメ」でも、ゴローちゃんが受け取った皿には
6個の焼きまんじゅうが載っていました。

そして近くの道路沿いのベンチに腰を下ろしてかぶりつきますと。
この懐かしい複雑な甘さ、ミソの香りとザラメ糖が溶けた味でしょうか、
素朴ながらもすごく濃いですし、まんじゅうに刷毛でぬってしみ込んだミソは
しっかりと香ばしいです。

「孤独のグルメ」の中では、おじさんが
「うちのミソ/おいしいでしょ/焼き鳥/みたいで」
などと言っているのを聞いたゴローちゃんは

ミソ…とはタレのこと
だろうか…

しかし まんじゅうが「焼き
鳥みたいでおいしい」とは
どういうことなのだろう

それに…あのまんじゅうの
中にはアンコが入っている
わけで…

まんじゅうとアンコ
という組み合わせが
なんだかデタラメすぎて

 …頭が混乱する


などといってましたっけ。
でも食べたら絶賛したのですけどもね。

そして、中の餡ですが、外のミソが甘いということもあってか、
淡い小豆の色が素朴な感じで甘味おさえめの感じ。
外のタレの甘さと中の餡の甘さが相互に補い合ってます。

ゴローちゃんは、
「む」
これは思った通り…
複雑な甘さだ

いや…スゴい甘さと
言ってもいい。

との感想でした。

しかも、この濃厚、複雑なミソと、餡とのマッチングを
しっかりとうけとめるのが、ふかふかのまんじゅうです。
饅頭というよりは、パンと中華まんの皮との間みたいな感じの
軽い食感で、しっかりと発酵をさせていますので、
生地の発酵孔もいい感じ。そこらんへがパンっぽいですし、
しかも、素朴で淡白な麦の味わいです。

ゴローちゃんが

思ったより
軽くて淡白
なもんだな

といったのは、このパンのような食感故です。

そして、餡とかミソがドロッとかかっているところの甘さと、
まんじゅうの端にある、何もついていないところの
素朴な淡い味わいとのコントラストが、
しっかりと火が通された香ばしい表面と、ふわふわの内側との
コントラストとともにいいですよ。

ということで、ぺろりと二個を完食。これでリベンジを果たしたところで大満足です。

そして、今回は前回行きに使った
1日中山道〔いちにちじゅうやまみち〕 ではなく、旧中仙道を南へ歩いていくと

!

「孤独のグルメ」にも描かれた高崎中央銀座のアーケードが
なくなっています。

えええ!

あとで調べたら、昨年の大雪で崩壊したそうです。
そうやってグランドデザインがかわることもあるんですか。

ただ、左側に、かつて回転展望レストランだった円形の部分をのせた
古く味のある高崎スカイビルと高崎スカイラウンジが見えます。
同様なものが、旭川の銀ビルにもありまして、
高崎のは昭和43年、旭川のは昭和42年にできました。

うむ企画されたのはオリンピック景気の時ですね。



さて、高崎駅に戻って、両毛線、東武伊勢崎線と乗りついで
この日の宿である太田について、チェックインしたのちしばしまったり。

そして、6時過ぎにむかったのが、大泉です。
太田から東小泉行きの2両編成の電車に乗り込みます。
東小泉で、西小泉駅に乗り換えて、5分ほどで西小泉着。
太田駅からポルトガル語を話している人が数名いましたが、
その人たちはみな西小泉まで来ました。

以前も当ブログで書きましたが、西小泉の駅は、路線をふさぐような形で
私鉄の地方の駅としては広めの駅構内を持つ駅舎がありますが、
線路と平行にあるグリーンベルトがこの先にものびていきそう。

それもそのはず、小泉にあるスバルが中島飛行機だったときに、
ここから妻沼までのばして、妻沼線とつなげて、熊谷経由で軍需品を
送る鉄道が敷設される予定でした。が、戦局の悪化で計画が頓挫し
そのままになっています。
ここらへんの記述は宮脇さんの本で読んだ気がして、まだ埼玉に住んでいたころ
妻沼線にのっていって、怨念を感じるといった感じの記述を
追体験しましたが、逆側に来たのは前回以来です。

さて、2年ぶりの西小泉駅。前回来た時は昼でしたが、夜は初めてです。
典型的な田舎のロータリーと一体化しているハイヤー会社が
夜と言うことで一層淋しげです。ただ、ハイヤー会社の隣には
いきなりラテンノリの水着などが売っているお店がありますし、
すぐにポルトガル語の看板の出ているお店を発見。

しかも三人連れのポルトガル語を話す人が向かいから歩いてきます。

さらに、大きい道に出ると、スバルのディーラーがあります。
ここもグンマースタイルです。

途中で、いい感じで出来上がっている団体客とすれ違いますが、
と、大きい道を歩いていくと、建物の影から、緑の屋根と黄色い壁が
見えてまいります。あれです。
ドラマ版「孤独のグルメ」season2第四話
「群馬県邑楽郡大泉町のブラジル料理」に出てきた、ブラジルさんです。

外から店内が見えますが、開いている模様です。よかったよかった。
中に入ると団体客がかえったせいでしょうか、たくさんの皿などをかたづけている最中。
すいません、入れますか。と言ったら、どちらでもどうぞ。とのことなので
2人がけテーブル席に腰をを下ろしてメニューを吟味。

といっても、オーダーするのは、孤独のグルメに出てきた
「シェラスコ」です。 エスペドン・デ・ピカーニャです。
これを食べに大泉に来たんです。

シュラスコの定番!!ピカーニャ という煽り文句もいいですよ。

前回は、フェイジョアーダ・コップレッタ セットをいただいただけで満腹で、
食べることができませんでした。

ということで、エスペドン・デ・ピカーニャの300gをオーダー。
「焼き方はミディアムでよろしいですか」
「ええ、それでお願いします。」

そして、この日、実はこのあとさらなるハシゴを予定しているので、
前回たべて感動したフェイジョアッダではなくシンプルなフェイジョンに、
ちりめんキャベツっぽいケールの炒め物をオーダー。

さらにのどが渇いていたのと、ブラジルっぽいものをいきたかったのですが、
サイバラさんのコミックで見たピンガや、ピンガのカクテルもあったのですが、
無難に生ビールをいただきます。

「フェイジョンはご飯にかけると美味しいですが、ご飯はどうしますか」
「あ、結構です。」と丁朝におことわり

ビールを飲みながら改めて周囲を見回しますが、
私のあとに、お年をめしたブラジル人風の人が二人入ってきました
さらにサラリーマン風の人がお二人入ってきました。

おめでとう、オリンピック2016のポスターとか
ブラジル人歌手のPVが流れる大型ビジョンもブラジルです。

松重さんのサインも相島さんのサインも引き続き飾られています。

と、待つことしばしで、ケールの炒め物と、フェイジョンが登場。
そして、ピカーニャが登場です。

ゴローちゃんは、「うわっ」と驚いていますが、
わかるわかる
50cm近い長さの串にささった大振りのお肉が三つ。
表面はしっかりとあぶられたおかげか、脂がテラテラにじみ出てきています。

番組内では
【エスペドン・デ・ピカニャ(シュラスコ)】
左手にトング 右手にナイフ
切っては食べ! 切っては食べ!!

と紹介されたものです。

ゴローちゃんが、
「一人ブラジルフェスタだ。
群馬サンバカーニバルだ。」
と盛り上がる気分もよくわかります。

さて、トングとナイフもついてきたので、番組内のゴローちゃんのごとく、
トングで肉を挟んで、ナイフでそぎ落とすようにしていただきます。

ん、お肉がやわらかいです。
そして、こちらもゴローちゃんと同様、トングで直接いただきます。

ワイルドだろー。

うん、これは美味しい。
肉の濃い旨みと、自然な甘みのバランスが非常によいですし、
牛ならではのワイルドな風味が最高です。
味付けは「塩」だけですが、だからこそ、肉自体の旨味を
しっかりと味わうことができます。
焼き加減はミディアムレアと言ったところでしょうか。
中のほんのりと生な感じも悪くないところですし、しっかりとした噛み応えのところと、
やわらかいところのバランスもいいです。
肉滴もしっかりと美味しいです。
赤身も美味しければ、脂身も濃厚で、こちらもさりげにく甘いですし、
脂のくどさをほとんど感じません。
表面は、あれほどテラテラしてたのですが、これも調理法のマジックですか。

ちなみにピカーニャとは、牛のイチボ(尻肉)のことだそうで、
希少部位とのこと。さすが、お店のイチオシです。

ゴローちゃんは、

なんだかお肉屋さんみたいだなあ。
こいつは噛み応え満点。
シュラスコって、南米以外じゃありえないよな。
同じ串でも日本の串料理とはノリが違う。
口先だけでなく全身で食う感じだ。

などといってました。うん。わかるわかる。

ひとつを食べ終わったところで、フェイジョンです。
フゥイジョアダは、黒豆と牛肉、豚肉、ソーセージ等を煮込んだ
ブラジルの代表的な料理で、フェイジョンはこれの肉なしバージョンと考えて
いいんだと思います。

白いお皿に入った、この黒ずんだ茶色い汁は、黒豆の色ですが、
煮込みというよりは、
ぜんざいとかお汁粉に近い見た目です。しかし、この豆が
あ足り前ですが、甘くなく、深みのある味を出しています。

そして豆から出た素朴な味わいとともに、さりげない塩味
さらに日本の出汁にも通じるような、旨みがいい感じです。
このさりげなさが、ホッとできるおふくろ系の味わい。

ちなみに、ゴローちゃんは、フェイジョアダを食べて

え?なんだこれ。ビーフシチューとも、日本の煮込みとも違う。
おいおい、めちゃくちゃうまいじゃないか。

かつて、ブラジルに渡った多くの日本人も、きっとこんな煮込みに元気づけられたんじゃないだろうか。

などと言ってましたし、

久住さんはフェイジョン食べて
「これは日本では無いものですね!」といってました。

わかるわかる。


そして、ケールの炒めものです。
前回言ったときはちりめんきゃべつ(コーベ)と書かれていましたが、
今回メニューではケールの炒め物と書かれていました。

さらに調べてみると、コーベは本来、ケールの炒め物だそうで、
本来の表示にもどったのですかね。

ケールをオリーブ油、ニンニクと塩で炒めた料理ですが、
ケールの健康になりそうな青みと、それを感じさせない
オリーブオイルの香りと、刻んだにんにくの効果というのはてきめんです。
これは、お肉とか豆料理の合間にはいい感じです。

ゴローちゃんはこれを食べてから

こいつはいい。メニューにはちりめんキャベツって書いてあったが、
なんだか大根の葉炒めみたいだ。肉料理の中にこういうやつがいると、
実にありがたい。ほっとする。
地味な君がいて、良かった。

と言ってますが、 地味な君なんていっちゃだめ。
これは家でためしてみたくなる味です。

しかも今までの品も、ことごとくビールにあいます。
しあわせです。

そして、再びお肉にもどりますが、それにしてもデカいね、これ。
ふた切れ目はさすがに食べやすさを優先してトングでつまみながら
ナイフで串からはずしてからは、お皿の上でカットします。

うん、またまたうまいです。
ビールもすすみます。

が、これまた次のことがあるので自制して、ラストスパートをかけます。

三切れ目はある程串からはずして食べてから、
最後は串を持ってタイガージットシンのごとく串にかぶりつきます

ワイルドだろー!

ゴローちゃんは、

さてと、肉だ肉。
野生の本能が、身体の底からわき起こってくるぞ。
噛み切るんじゃない。食いちぎるんだ。
俺はまさに百獣の王。うぉ~ん。

などと言ってますが、確かにうおーんです。


地球の裏側の味、アットぐんま。
食った食った。
ちょいと、コパカバーナの椰子の下で昼寝したい気分だ。一瞬、ここがどこだか忘れるよ。

...日本へ、帰らなきゃ。

と氏の感想でしめて、
ビールを飲み干して、ご馳走さまでした。

「ピカニャー、最高やぁ」とあずまんがの大阪っぽく一人ごちながら
これで宿にかえれば、きれいな感じですが、あと一軒残っています。

それが、キオスケ・シ・ブラジルさんです。

ゴローちゃんが、相島さんふんする片岡先輩の娘に
案内されていった場所です。

ブラジルさんから西小泉駅へ戻って、
駅は左折するところを右折して10分くらい歩くと、目的地です。

周囲は住宅地なので暗かったですが、次第に明るくなってくるとともに
これまた増えてくるブラジル人。
すごいな大泉。人口の1割がブラジル人って納得です。

見るからにかつてハローマックだった建物に塗色した外見。
中に入ると1/3がイートイン 2/3がスーパーです。

イートインのスペースはいかにもな椅子やテーブルが置かれていて
ブラジル人の若者が何人か談笑しています。

私は、カウンターでブラジル風チュロスをオーダー。
「少しお時間かかりますんでお待ちください」とのこと。

待っている間、ゴローちゃんが買い物をした場所をブラブラ見ます。

塊の肉とか、ビックサイズのパスタとか
謎調味料に謎ドリンクに謎ビン詰めに謎缶詰めに謎洗剤。
すごいな、このラインナップ。
私、地元では、冬場に来るオーストラリア人対策で
そっち系の品物がずらっと並んでいるコンビニとかスーパーが
近くにあるので、見慣れていたつもりですが、そんなのをはるかに上回っています。

そして、戻ってしばしで、できました。

おお、ドラマで見たときも太いと思ったけど、
予想通りのデカさです。
私、人生で初めてチュロスを見たのは、ディズニーランドですが、
そことか、原宿とかお祭りとか野球場などで見るのとは別物です。

番組内では、

【ブラジル風チュロス】
キャラメルクリームたっぷり
ナイスなブラジル定番スイーツ

と紹介されたもの。

さて、どんな感じですかね。
まずはアツアツなところをかぶりつきます。

うん。アマイ。アツい。
そしておいしいです。

もう少し全体的に堅いイメージがありましたが、
外はサクサクですが、なかはドーナツのように少ししっとりしていて
軽くモチモチっとしています。
この香ばしさとモチモチのバランスがまずは気に入りました。
ドーナツ生地のようなところもほんのり甘くておいしい上に
軽く砂糖とシナモンがまぶされていて、甘さと風味をもりたてていますし、
極めつけは、芯のような部分の中で熱さと甘さを主張するのが、
トロトロのキャラメルです。
あー、このとろけたキャラメルをソースにする発想がすばらしい!!
よく味わうと表面も軽くキャラメルっぽい味がしまして
その相乗効果もいい感じです。

この星型の断面もさまざまな食感を楽しむのに効果的ですし、
なにせ、この太さ。アマイものを口いっぱいにほおばる楽しさも味わえます。

ただ、不思議なのが、アマイものばかりなのですが、
それがしつこくなく、気持ちいい甘さなのです。
よくよく味わってみると、それぞれの素材については
軽やかな甘みといったところで、そんなののハーモニーなので
軽やかに感じるのかもしれません。そんな気配りもうれしいです。

そもそも、チュロスはスペインが起源の食べ物なので、
南米ではとてもなじみのある食べ物です。
そして、日本やヨーロッパのチュロスは中身がないのですが、
キャラメルソースたっぷりなのがブラジル流だそうです。

えらい、ブラジル。俄然親ブラジル派になります。


ゴローちゃんは

チュロス。初めての食べ物だ。
アツアツでデカイ。
キャラメルクリームとは恐れ入った。
バカウマじゃないか。
これ、出来立てのせいで
うまさが倍増している気がする。
熱い。甘い。熱くて甘いって、
なんか南米っぽいぞ。

などといってますが、いちいち納得です。


ということで、大満足で西小泉へ向かいます。


あと、本当はブラジリアンプラザにも行きたかったのです。

こちらは、孤独のグルメで、先輩が嫁と娘を紹介した場所でもありますが、
孤独のグルメ 原作が連載されているのとほぼ同時期に
B級グルメを取り上げていた、森田信吾さんの「駅前の歩き方」に
出てくるお店なのです。

とはいえ、こちら現在は、マンガに出てきた二階のフードコートは
閉鎖してしまったというこということなので断念をいたしました。
だから、ここで「駅前の歩き方」のフェイジョアッダを食べることは
かなわぬ夢となってしまいました。


その間もポルトガル語が飛び交う公園なんてのを見ながら、
日本へ、帰らなきゃ。
と思って、太田にとっている宿へと戻ったのでありました。



そして、翌日は2年ぶりの「りょうもう」号で浅草に向かいましたが、
この日も寝不足だったということで、館林を過ぎてから意識が飛んで
気がついたら東武動物公園でした。

その後は、越谷の団地の風情との再開に感動したり、
間近で見えるスカイツリーに圧倒されたりと、
学生時代は東武民だったにもかかわらず、あまり縁がなかった線を堪能したのでした。

そんな東京での巡礼の様子はまた後日、こちらで書きます。


よろしければ。

ってことで(´・ω・)ノシ
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