2015.11.21 札沼線末端記
現在、群馬某所に隠遁中。
夜行急行のB寝台だったり、新幹線のグリーン車だったり、
群馬の伝統おやつだったり、群馬のワールドワイドな料理だったりと
いろいろ堪能しまくって、足はやや痛いですが、大満足です。

明日は都内で巡礼です。明日も楽しみだな。

そんな話はまた、後日、当ブログで紹介いたします。

さて、ここからは、タイトルの記事です。


先日、札沼線の於札内~新十津川間の駅を乗降してきました。
この日は、Aのライブの影響で、札幌及び近郊の宿はすべてout!
そこで、さらに南へ少し離れた宿が運良く確保できたので、
朝、7時にそこの宿を出て、高速に乗ってから、奈井江砂川ICで降りて
砂川で給油をしたのちに、
石狩川にかかる端を渡って国道274号線に出ます。

国道を南下すると、しばらくして、外観がなんとも言えない雰囲気をかもしだしている
ラーメン屋さんが見えます。
ホーロー製の昔の看板と懐かしいポストが目を引きます。
274号線を走っている時に気になる建物でしたが、
ここを右折すると、目的の南下徳富駅です。

こちらは、以前は簡単な待合室があったようなのですが、
現在は用水路の工事の関係で撤去されてしまって、
ホームのみの駅です。
ホームは札沼線の駅によく見られますが、コンクリにアスファルトが貼られたホームと
継ぎ足されたような形の板張りのホームがくっついています。
あとは、街灯とか、鏡とか、列車の運行状必要な表示とか
最低限のものしかありません。

周囲はほぼ田んぼで、刈り取られた稲穂の根が整然と並んでいます。
これは、稲が生長した時期なら、また違った光景が見られそうです。
この日は小雨ですが、いい天気なら暑寒別岳とかもきれいそうです。
時刻表と料金表などが貼られている
ガラスケース付きの掲示板のみがあって
こちらに、駅ノートが挟まっていて気になりますが、
なにせ、外は小雨が降り続いていますので、一通りホームの端まで行ったり、
写真をとったりしたあとは、駅ノートは濡らしそうなので遠慮して
車に戻って、ラジオを聞きながら列車の到着を待ちます。
そして、時間になったので、駅前のわずかなスペースに車を置いて、
来た列車に乗り込みます。

小粒の雨がずっと降り続いているせいで、奧のほうまで霧のようにけぶって見えますが、
遠くに見える列車のライトがだんだん近づいてくると、ほっとします。
定時運行を心がけている運転手さんありがとう。です。

9時17分発 新十津川行き 5425Dのキハ40に乗り込みます。

乗っているのは8人ほど。ほぼ地元風の方です。
朝1番の列車で、これくらいなら、減便しなくてもいいのでは
と思ったりして。

下徳富駅には9時21分着。まずはこちらで下車。
降りるとこちらは土盛りのしっかりしたホームです。
列車を見送って、駅舎に行きます。こちらは小さいながらも、
しっかりと駅舎が残っています。
かつてキップ売り場だったスペースには日本人形がかざられていますし、
ボロボロに赤茶色に錆びたチッキ台も、石炭をくべるアナも味わいあります。
プラスチック製の4連のイスの他にも、
木で出来た重厚な感じのベンチがあって、
昔ながらの駅という気分を盛り上げてくれます。

駅前は軟石で出来た倉庫がのきを連ねていて、
倉庫の方には今は使われなくなったかつてのホームが
草に埋もれています。

駅前に出ると大きい松の木と駅舎のコントラストが味わいあります。
などなど、いいところも多かったのですが、
若干蜘蛛とか虫が多いかな、僕も蜘蛛の巣にひっかかってしまいました。

駅をはじからはじまでぐるっと一周したり、
駅ノートを書いたりしていると、先ほど降りた列車が、新十津川で折り返して来ます。

これが、9時48分発 石狩当別行き 5426Dです。

乗り込むと、乗っているのは5人ほどで、ほぼ同業者。
札沼線に乗りたくて来ている人のようで、みなさんカメラ持参です。
先ほどの南下徳富を通り過ぎて、さらに本日の最終目的地於札内も通り過ぎて
向かうのは、鶴沼駅です。

鶴沼駅には9時58分着。ここでは2時間20分あるので、
せっかくだから、温泉に入っておそばをいただきましょう。

ということで、駅から町営住宅をぬけて国道へ
この程度の雨だったら、傘でいけるかな。と思いながら、
旧鶴沼小学校がなんたらセンターになっているようすを見ながら
15分ばかり歩くと、右側に道の駅、左側にうらうす温泉と鶴沼公園があります。

こちらは10時オープンなので、ちょうど開いたところ。
先客は三名ほどいませんので、ゆっくりとお湯を楽しみます。
くわしくはまた後日このブログで書きます。

そして、11時30ころに、道の駅に隣接している「食の駅」にいって、
うらうす名物という「ぼたんそば」をいただきます。

「ぼたんそば」は道内で古くから作付けされていたのですが、
背が高くて倒れやすく栽培が難しいうえに、収量が少ないこから、
現在は、「ぼたんそば」の改良種である「キタワセソバ」が
9割近くを占めているそうです。

しかし、この「ぼたんそば」は他品種に比べて味や香りが優れているため
知る人ぞ知る「幻のそば」として根強い人気があるとか。

天ぷらそばをいただきましたが、そばもてんぷらも汁も
しっかりとした味わいで、美味しかったです。

温泉にも入ったし満腹にもなったところで、
再び歩いて、駅へ戻ります。
駅は、物置のような建物で、国道側から見ると
駅名標が見えないので、見落としてしまいがちですが、
ちゃんとトイレもそなえられています。

ホームへの階段をのぼると
階段とコンクリートブロックの間にある茶色の鉄板の下を
農業用水路が流れ、ホームを横切っているのも味があります。

ホームはさきほどの南下徳富同様、コンクリートにアスファルトが貼られている部分に、
木のホームが継ぎ足されています。
アスファルト部分が剥げているのも感じです。



待合室に入ると、どなたが置いてくれたのでしょうか、
膝掛けがおいてあって、あたたかさを感じます。
こちらにも駅ノートがあるので、それにアレコレ書いてから
外に出て列車を待ちますと、葉っぱが落ちきった鉄道林の影から
ライトをつけた列車が近づいてきます。

やはり、鉄道頼もしいです。

そして、12時20分発 新十津川行き 5427Dに乗り込みます。
乗っているのは13人ほど 地元の人と鉄っぽい人と半々といったところでしょうか。
本日二度目の南下徳富・下徳富と通り過ぎて、
少しすると、民家が増えてきます。そしてきれいな福祉施設などの
横を減速すると、新十津川駅には12時37分着です。

駅舎のホーム側には「歓 ようこそ新十津川へ 迎」と書かれた看板が掲げられています。
今来た線路の先を見ると、公営住宅に行方を遮られていますが、
かつては、ここから石狩沼田に鉄路が続いていたのです。
そんなのも少し切ないです。

鉄っぽい人は、列車の写真とか、線路の消失点の写真とか、
駅の様子をとっています。

駅舎にいくと、こちらもこぢんまりとしながらも
趣のある駅舎です。道路側から見ても、ホーム側から見ても
三角屋根がオシャレな感じ。

中もかてのチッキ台だったと思われる場所には
木彫りのニポポ人形とか鮭を捕る熊などがところせましとならべられていたり、
しています。また、駅ノートもしっかりと管理されていて、
なんでも内容が厳選されて、どこぞのホームページに乗るむね書かれています。

新十津川の紹介パンフレットやポスターなどもあちらこちらに貼られていますし、
地元の人に大切にされている感が伝わって来ます。

でも、こんないい駅なのに4月からは一日1往復しか列車が来ないのです。
はぁ。

そして、さっき、新十津川に来た列車が、折り返して、
12時59分発 石狩当別行き 5428Dになるので、
駅を堪能したのちに乗り込みます。
乗っているのは4人 全員鉄っぽい人です。

本日三度目の下徳富・南下徳富を見ながら、於札内駅13時12分着
ここも本日二度目ですが、降りるのは初めて。

周辺は田畑と数件の農家しかない小さな駅です。

こちらは継ぎ足した様子のない、高低差が少ない一枚板っぽいコンクリのホームに
トタンで出来た待合室がついています。
一枚板っぽい、と書きましたが、長方形の板が何枚も敷かれているのも
ほかの駅と違う感じです。
鶴沼駅とかはホームと待合室が別ですが、こちらは一体型です。
入り口の上には、3/4錆びた駅名標があって雰囲気あります。
待合室の中らは、ベンチがあって、そのうえにはシーツがひかれています
こんなおもてなしも温かく感じます。

外は小雨ですが、いい天気の日だったらこちらも気分がいいだろうなぁ。
というか、札沼線の駅はどこもそんな感じです。

また、機会を作って訪れたいなぁ
などと、考えながら、於札内から徒歩で南下徳富まで移動。
その間、HBCラジオなどをおともにするので、
結構楽についた感じです。

遠くから見る南下徳富駅もいい感じだな、と思いながら、
13時45分頃に無事到着。

鶴沼~新十津川の駅を無事全部味わうことができました。



では、また(´・ω・)ノシ
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