現在高校野球の地区大会が盛り上がっています。
北海道でも北の代表が決まって、今日には南の代表も決まります。

他都府県でも、熱戦が繰り広げられています。
毎朝スポーツ新聞でそんな記事をみてウズウズしているのですが、
そんな気分も半分で、ひさびさに高校野球を見てきました。


☆「円山球場食堂」(札幌市中央区宮ヶ丘3 )

オシゴトがオフの日、さらにライブなどのイベントもないので
モエレ沼近辺で温泉を楽しんだあと、円山球場に野球を見に行きました。

以前、当ブログでお話をした通り、夏の大お祭りに当選したということで、
冬に続いて、球場カレーについて食べ歩いたルポの刊行物を出す予定です。

冬は、ここまでニッチなジャンルだと、
みなさんの興味とは合わないかな?と思って控えめな部数持って行ったのですが、
予想に反して11時50分ごろ、頒布終了。
「××部持ってきたんですけど」
「それは少ないですね」
「次回は気をつけます」
なんて会話までさせていただきました。

ここで気をよくして、その第2段を作ろうと心に誓ったわけですが、
ぼくのホームである北海道内の球場でカレーというと
札幌ドームのカレーもそうですが、やはり円山球場のカレーです。


それは、いわゆる「札幌カレー事件」があったからです。

事件は1998年7月のこと。
この時円山球場で予定されていたジャイアンツの試合が雨天で中止になりました。

朝から小雨になっているなかで、試合を開催する判断が遅れていましたが、
昼過ぎに雨が強くなったということで、ようやく中止が決定。
雨にもかかわらず、多くのファンが残ったなかで、
球団は、せっかく札幌まで来ているのだから
お披露目の意味をこめて練習をするように要望を出して、
それをうけて首脳陣は、選手には雨中走を命じました。

その時に、ベンチから奧へ引っ込んだ首脳陣が
ベンチ裏でカレーを食べながら談笑していたというのです。
(弁当説・サンドイッチ説もあり)

これに腹を立てたK原選手が、ベンチで椅子をたたきつけたり蹴ったりしたところ
(コーチのいた部屋にどなりこんだとする記述あり)
横にいて、K原選手をいさめていたK相選手を
彼が暴れていると勘違いしたのか、
さもなければ、見せしめ的な意味もあったのか、当時のH内ヘッドコーチが
K相選手な対してどなりながら殴りかかった。

全く関係のないK相選手が怒鳴れたので、周囲は唖然としたとか。

そんな事件です。

ちなみに、2004年にジャイアンツの監督にH内氏が就任した際、
コーチ就任が内定していたK相選手は「H内氏の元ではやりたくない」と
中日に出て行きましたが、ここも、その時の確執が原因とか。
しかも、2004年、K原選手は2軍スタートでした。ここも影響してるのかな?

さらにK原選手もトークショーで
「H内! あんなヤツが政治家になったら日本も終わりじゃ!
 巨人もまとめれんかったヤツが、何が国会議員じゃ!!」
「寿司屋行ったら聞かれるでしょ。苦手なものとか。
 俺はそんなとき、だいたいH内と桑田が嫌いやって言うんですよ」

などと言ったそうです。

過去にK原氏が「H内と和解する」と言い、「H内命」と書かれたTシャツを着たことがあったそうですが、
そのシャツの裏には「獲る」という文字も印刷されていて、『H内の命、獲る』というメッセージだったそうで。

この確執の原因もこの事件からです。
すごいなK原氏。

ちなみに藤田時代にはは、同じようなシチュエーションの時に、
監督首脳陣みな雨の中選手とともに走った。なんてこともあったようです。

ジャイアンツも色々です。

さて、前置きがすごく長くなりましたが、
そんなエピソードのあるカレーですから、夏の大お祭りで新刊を出せるということで、
これは、是非食べたレポートをのせなくては、

でも、プロ野球は開催しないしなぁ。

というときにひらめいたのが高校野球です。

現在円山球場は、春・秋の全道大会と、夏の南北海道大会。
そして、各大会の札幌支部大会の会場として、球児の活躍を応援しています。
なら、高校野球で仕事が休めそうなところはどこだ。と探してむかったのが、
平成27年選手権大会南北海道大会 札幌支部予選の決勝です。

この日の試合は札幌光星高校 対 恵庭南高校です。
富良野にいた時は、高校野球は良く見に行ったのですが、
こっちに来てから、とんとご無沙汰。ざっと5年ぶりくらいの観戦です。

試合開始の1時間近く前に球場につきましたが、球場近くのB駐車場はすでに満員
A駐車場に車を入れて中へむかいます。
円山球場の1974年に作られた昭和の香りがする球場の威容を楽しんでいると、
もぎりの所で、ワタシがかつて高校野球に携わっていた時の知人にあったりして、
どうもどうもなどとご挨拶。

そして、パンフを買って中に入ります。
中では、光星高校と恵庭南高校がそれぞれアップをしています。
あー、ひさしぶりですね、この雰囲気。
レフトスタンドに映えている赤松もいい感じですし、
ライトスタンド越しにみえるスキーのジャンプ台も、この球場ならではの光景です。

パンフレットを見たりしながらゲームの開始をまちます。

そして、ゲーム開始。
序盤は立ち上がりの良くない両投手をせめて
恵庭南が1回表に2点先制したかと思うと、2回裏に光星が同点に追いつき、
3回、4回と光星がそれぞれ加点し、恵庭南を突き放します。

7回に2点ダメ押しをする光星、8回には恵庭南はレフトスタンドに飛び込むソロホームランが出ますが、
結果6-3で光星の勝利。
昨年も支部大会の決勝で同じカードでの戦い。
その時は恵庭南が勝ちましたが、このゲームでリベンジを果たしました。

あと、この日は恵庭南は全校応援だったのに対して、光星は野球部に有志の応援
しかも吹奏楽はきていません。
でも、この光星の応援が圧巻でした。

野球部がメインになっているせいもあるのでしょうが
50人くらいのベンチ入り出来ないメンバーが統制がとれた応援を繰り広げますが
選曲のチョイスがスゴかった。

アフリカンシンフォニーとか、狙い打ちとかいかにもな高校野球応援歌も歌いますが、
多いのが、千葉ロッテの応援歌です。
しかも、今江とか、サブローとか、メジャーなところとともに
伊志嶺選手の応援歌も使われたりしています。
これを50人の野郎共が、「いーやーさっさぁ!!」などとど迫力の声で歌うわけです。
本家千葉ロッテマリーンズの応援ばりです。

対する恵庭南高校はこちらもエルクンバンチェロとか、サウスポーとかを
演奏しながら盛り上がるのですが、チャンステーマはタイガースのをつかっていました。

そっか、最近の高校野球の応援はこうなっているんですね。

などと、こんなことにも感心することしきり

いろいろと楽しかったゲームに大満足をして、
この日の目的であるカレーを食べに行きましょう。

こちらスタンドのほど近くに売店があって
カレーライス・そば とのれんに書かれているとおり
カレーやそば、うどんなども売っていますが、
今日は球場の建物内で食べようということで
外へ出て球場食堂に行きます。

スタンドや外装と同じく昭和感溢れる、この雰囲気いいですね、

では、自販機のメニューを見ます。

カレー
ミニカレー…¥400
ミニかツカレー…¥500
! カレーライス…¥600
丼物
牛丼(生たまご付)…¥650
中華丼…¥650
温そば・うどん
かけそば・うどん…¥400
山菜そば・うどん…¥450
月見そば・うどん…¥450
! 天ぷらそば・うどん…¥500
カレーそば・うどん…¥600
冷そば・うどん
ざるそば…¥450
ざるそば大盛り…¥600
! 冷やし天ぷらそば・うどん…¥600
冷やし山菜そば・うどん…¥500
冷やしたぬきそば・うどん…¥650
ラーメン
正油ラーメン…¥650
みそラーメン…¥650
ちょい辛みそラーメン…¥700
! 辛みそラーメン…¥700
正油チャーシュー…¥750
みそチャーシュー…¥750
ちょい辛みそチャーシュー…¥800
辛みそチャーシュー…¥800
広東麺…¥700
その他
小ライス(140g)…¥120
ライス(240g)…¥160
生たまご…¥50
みそ汁…¥30

大盛り券…160円
注:ご飯物はご飯のみ大盛り、
  麺類は麺のみ大盛りになります。

おすすめ品は ! マーク


まずは、全品安いです。球場飯って割高なのが相場なのに、この価格。
この時点でウレしいです。

そして、今日の目的はカレーですので、迷わずカレー。
生たまごをつけてオーダーします。

学食や社員食堂のようなカウンターで、厨房内部をみながら待つことしばし。
手際よく盛られていますし
「たまごはかけていいですね」などと聞いてくれます。
「あ、お願いします」といって、たまごが割られて、
たっぷりと福神漬けがのせられて登場です。

銀色のトレーに乗る丸くて、周囲が軽く波打った白い陶器のお皿の上に
ライスを1/3くらい見せる形でたっぷりの
焦げ茶色の実直そうなカレーがかかっていますし、
角がまるくなったジャガイモや豚肉とかが入っているのも見えます。
自分でのせてくれるようにお願いしたとはいえ、たまごの色もいい感じ。
たっぷりの福神漬けもいいアクセントです。

紙のコップにお冷やを入れて、テーブル席にもどりまして
いただきます。

まずは、カレーを一口。
ちらほらと見えるたまねぎは伊達ではない、おだやかな甘みがきます。
食べ口は甘いですが、次第に野菜をたっぷりと炒めたりしっかりとした
コクや旨みがしっかりと出てきています。
乳製品由来のコクと旨味もカレーを濃く美味しくしてくれますし、
自然顔がニマニマします。

このうまみ、コクが自然な穏やかさで、押し付けがましくなく、
体にすっとしみこむ感じです。

この濃い味わいに支えられたせいか、スパイシーさは控えめな印象を受けますが、
濃い目の茶色はだてではない。ピリッと利いていて、
食べ進めていくとジワジワっと来そうです。
スパイスもしっかりと炒められた感じの味わいがいいですし、
これは炎天下で外で食べても美味しいだろうなと思わせてくれます。

さらに角が丸くなるように煮込まれているジャガイモもいいです。
このジャガイモはあえて煮崩れやすい男爵をつかって、
もとの芋が半分になるまで煮込むそうです。

そうやって、自然なとろみをつけているというのも
気配りですし、食べているそばから、表面に膜が張ってくるのも
じゃがいも効果か、 なつかしくも、ウレしくなります。

このたまねぎ由来のアマい食べ口から、まろやかさを経て
ピリッと刺激的ななる流れはこの手のカレーを食べるときの醍醐味ですし、
しっかりとした美味しさがありながらも、一口ごとにホッとできる
居住まいを正さない素朴なカレーと、しっかりとしたオイしさを両立しているのは
オフクロのアジにして、プロのアジです。

カレーの中にたっぷりと入った豚肉も、赤身と脂身のバランスもいい感じだし、
ノスタルジックな気分を盛り上げてくれます。
なんでカレーの中の肉ってこんなに美味しいんでしょう。
ご馳走感が半端ないです。
福神漬けもいいアクセントだなぁ。

そして、1/5ほど食い尽くしたところで、
とっておいた卵の黄身とカレーの相性をキサラギ食いで味わいます。
カレーを食べながら周辺の白身はすすっていたので準備万端。
スプーンの上にカレーとライスと黄身がのっていまして、
それを口に運びます。
てゅるん。

ああ、美味しいなぁ
玉子の黄身の濃さでマイルドになったカレーの美味しいことったら。
さらにたまごの味わいがあってもなお
スパイスのキレが失われないのもうれしいです。

ということで、一気に食い尽くした後に
水をグビッとのんで、ゴチソーサまでした。

ということで満腹をかかえると、気がついたら甘い食べ口はどこへやら汗をかいていました。
このギャップもいいなぁ、と思いながら外に出ると火照った体にむっとする空気が
なんとも心地よいです。

これは一日500食、出るはずですし、メニューにお店の人もオススメと書くはずです。


ちなみに、店内はここを訪れたであろう選手のサインが所狭しと貼られていて、
色あせたカープ坊やの周辺に山本浩二選手や衣笠祥雄選手らがした 寄せ書きもありましたし、
マー君も駒苫時代に試合前に大盛を食っていった縁から、
プロになって訪れた時に書いたサインもありました。
あと、トレイヒルマン監督など、日ハム関係者の数多く来ていた模様。

そして、一番Wと思ったのが、1992,7,8と書かれたジャイアンツ選手の寄せ書きですが、
その中央に貼られた写真のほぼセンターに映っていたのが
背番号0のK相選手でした。

もう、最高のオチでした。

恵庭南3-6札幌光星 勝ち 本前 負け 八木橋
本 大谷(恵庭南)



☆「円山球場食堂」(札幌市中央区宮ヶ丘3 )
◇営業時間◇およそ9:30~15:00(野球やテニスなどの催しによって変わります)
◇定休日◇不定休 ◇駐車場◇無し
◇電話◇011-643-4557





あなたのオススメはどこのカレーですか?

あなたのカレーに対するこだわりはなんですか?

よろしければ、コメント欄などで教えてください。


かつてラジオ番組内にあったコーナー
「富良野印度化計画」の内容と、
かつて僕が訪れたカレー店については
左の欄のカテゴリー「印度化計画」を
クリックしてくれれば、見ることができます。

かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていたイトー×aniでした(´・ω・)ノシ
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