いよいよ、今年初のカープ戦大阪遠征まで、あと一週間。
来週の今ごろは、バファローズとのゲームに一喜一憂をしているのでしょう。
どうなることやら。

さて、ここからが、ここしばらくのカレーです。



☆スープカレー ゆうじ(岩内郡共和町梨野舞納10-49)

新年度ということもあって、今年もスーツを新調しました。
ところが地元の町内には、簡単にスーツをあつえらられるお店がないので、
お隣の共和町にある、量販系スーツのお店に行くのですが、
そんなお店に行くときによるのが、店舗のほぼ向かいにある「ゆうじ」さんです。

近場というほど近所ではないのですが、
富良野時代から通っていたお店が三十分圏内になるのはありがたいです。

今回で十度目の訪問で、そのうち四回は岩内に店舗のあった時代に
富良野から行ったものでした。

「北海道スープカレー読本」樺沢紫苑さん著(株)亜璃西社 に載っていたのがきっかけで訪れて以来、
何度も足を運んでいたのです。
そして、お店が共和町に店舗を引っ越してからは、六度目
今回は一年ぶりの訪問ということになります。

かつては、こちらのお店は、岩内の中心地から少々外れ、
岩内高校のそばの、周囲の住宅街にも馴染む感じで、こぢんまりと立地していましたが
現在は、国道276号を岩内に向かって走り、共和町から岩内に入る手前の国道沿いにあります。

三角屋根が印象的なウッディーな外装の店舗に
大きく書かれた「スープカレー ~ゆうじ~」の文字が目立ちます。
以前から、町のちっちゃな洋食屋さんといった風情の明るい店内でしたが、
移転した新店舗も、喫茶店風のすっきりとして窓も大きく明るい店内です。

車を駐車場に駐めて、スタイリッシュなデザインで、少しだけ重い扉を開けて店内へ入ります。
店内は、大きい窓に面している、半透明のボードで一人ひとり区切られたカウンター席、
テーブル席、小上がりなどがありまして、ふだんはカウンター席ですが、
この日は午後二時過ぎということでお客さんは1人
お店の方が、「どちらでもいいですよ」といってくれたので、
大きい窓がよく見える、二人がけの席に腰を下ろします。

そしてメニューを拝見

限定チキンカレー 1050円
 鶏肉・じゃがいも・人参・玉子などが入ってます。
ハンバーグカレー 1050円
 ハンバーグ・じゃがいも・玉子・野菜などが入ってます。
シーフードカレー 1100円
 エビ・イカ・ホタテ・ひる貝・アサリ・カニ爪などが入ってます。
ラムカレー 1100円
 ラム肉・じゃがいも・玉子・野菜などが入ってます。
ポークカレー 1100円
 豚肉・じゃがいも・玉子・野菜などが入ってます。
ミックスカレー 1400円
 鶏肉・玉子・エビ・ひる貝・カニ爪・ラビオリ・野菜などが入ってます。
ビーフカレー 1200円
 牛肉・じゃがいも・玉子・野菜などが入ってます。
ヤサイカレー 1000円
 ヤサイが入ってます。

トッピングが
牛すじ 200円  玉子 半身 50円  チーズ 100円  ラビオリ 100円
ナン 150円  チキン 250円  ハンバーグ 250円

辛さは 0~10番 無料 ・ 11~30番 50円
31~50番 100円 ・ 51~100番 150円

ライスは 小100g 約お茶碗一杯
     中150g 約お茶碗一杯半
     大200g 約お茶碗二杯

と、いう感じ。

今回はヤサイに牛すじをトッピング。
辛さは、ここから追加料金という10番をチョイス

窓の外に広がる雪の残る田園風景をぼーっと眺めながら、JAZZのBGMに耳を傾けつつ
からんからんと、軽やかで涼しげな音をたてる水差しからついだ水を飲みながら、
待つことしばしで、調理音が大きくなるとともに、
だんだんと厨房から流れる香りが強くなってきて、
そして登場しました。

芳しい香りとともに清潔そうな白い皿と器に入った
スープとライスがいいです。

トマト由来の明るく濃いオレンジ色のスープに
焦がしバジルが浮いているイタリアン寄りのタイプで
たっぷりの色とりどりの野菜もカラフルですし、

色合いは地味ですが、俺はいい仕事するよ、とひそかに主張している
牛すじもぷるぷると控えています。

いたーだきーます。

まずは、スープを一口。
濃い色と同様に味も濃厚です。トマト由来のオレンジ色は伊達ではない
うまみの塊のトマト由来のガツンとくるウマいアジに
さまざまな具材からとったスープのパンチに、ほんのりと漂う鰹節のような香りが
口腔内や鼻腔をくすぐります。

こくとウマアジは、こちらのお仕事が丁寧だという証拠。
丁寧にとられたスープのウマ味がまずはガツンとくるのです。
しかも、このしっかりとしたベースに支えられて
辛さ十番のスパイスが奔放に暴れます。

土台がしっかりしているからこそのスパイスの暴れ方で
いい形で高めあっている感じです。

この、コク・ウマ・カラのバランスがスープカレーには欠かせませんから
そんな基本に忠実でツボをついた激ウマスープなのです。

ただし、濃いとはいうものの、くどく感じず、
むしろすっと後にひかず、ふわんと残響のように
香り程度しか残らないいサワヤカな飲後感は、
鰹節とこのオレンジのもとになっているトマトのおかげです。

とはいえ、さすがの十番。刺激的です。

でも、すっきりした飲み口のあとは
ふわんとした甘みもただよう。というか、スパイスの刺激になれてきたら、
しだいに飲み口にも甘さをも感じるようになります。
不思議なうまさと魅力のスープです。

このレベルの高いスープのアジは、
具材から出ているうまみも溶け込んでいなくては出せません。

そして、トッピングでありながらこのカレーの中では、
玉子と並ぶ蛋白源である牛すじです。
最近牛すじのカレーが増えてきてウレしい限りですが。
こちらの牛すじもぷるぷるの見た目どおりの
半透明な脂身と、肉の味をしっかり楽しめる赤身の部分のバランスもいいですし
かみ締めるとふわふわな食感と牛のウマ味が、脂とともにじわっとでてきて、
外側にまとわっていたり吸い込んだりしている絶妙カレーの味とともに、
口の中が幸せになります。

このふわふわぷるぷるじわじわが
牛すじを食べるときの至福感にして醍醐味です。
それを満たしてくれるのでタマりません。

そして、いつ来ても驚くのが、こちらの野菜の味なのです

おイモは、サツマイモとじゃがいもの両方が入っていまして
ゴロンとはいっている素揚げのじゃがいもは
オイしい揚げイモもかくやという感じのホクホクさと、
じゃがいものもっている旨味が凝縮されていて、
さすが羊蹄山を近くにひかえる地域のジャガイモだなーと、
感心することしきりですが、
それ以上にすごかったのが輪切りされたサツマイモでした。
素朴ですけど、とてもアマかった。
しっかりと油通しされているので、皮がサクサクしていて
中のホコホコな甘さとあわせて、新たな創作甘味のようです。

そして、かぼちゃもことことと丹念に煮込まれたような身の部分と、
さっくりとした皮の部分のバランスもよく、サツマイモ以上に
ビックリする甘さでした。もう、素朴な甘みを通り越してスイーツです、これは。

刺激的なカレーのなかでもウレしい存在ですが、
スープの甘みの原因はここにもあるのかな。

三本入った太いオクラと油通しされたブロッコリーとインゲンといった
緑色の野菜は、中から新鮮な青い野菜を食べているということを
実感させてくれる、野菜そのもののウマい汁が出まして、
なんだか食べればたべるほど健康になる感じ。

そして、このサワヤカな味がカレーの濃さを緩和してくれます。

さらに、柔らかでアマアマなニンジン、油通しされたキャベツのアマさも
素材のウマさがいかされながらカレーの具材としてスープの刺激を盛り立てる存在ですし、
ヤングコーンのツプツプの食感とともに、とうもろこしの甘さもいいですね。

共和町は、雷電すいかやメロンで有名な農業の盛んな町ですが、
そんなことを実感させてくれる野菜の旨味が感動的なカレーです。

さらに、米がウマいんです。お店の外に広がるのは、まだ田植え前ですが
田園風景ですから。さすが、かかしの里共和町と改めて感心してしまうのです。

そんな感じで、ウマウマいいながら
次第に汗だくになりながら、食べ進めていって、
ライスも残りわずかいつもどおりいつものお楽しみ
飯を投入して、残っていたゆで卵の黄身をスープに溶かして、一気にいただきます。

牛すじから出てきたエキスが残り香のようにふわんと出てきて、
肉のリゾットをも思わせるような変化も楽しいスープカレーです。

食べ始めた頃はそうでもなかったのですが
大満足のうちに食べ終わった頃には唇がヒリヒリしてきて
胃の腑にもどよんという辛いカレーを食べたとき特有の重い感じがココチヨイ、

こんな感覚もいいです。
でもって、口直しの水をぐびっと飲みまして、
あー、うまかったー
ごちそーさまでした

やはり、ゆうじのカレーは好みだなぁ、ということを再認識して
こちらをあとにしたというわけでした。


ちなみに、店舗の所在地である梨野舞納は
道内の難読地名のひとつですが「リヤムナイ」と読みます。




☆スープカレー ゆうじ(岩内郡共和町梨野舞納10-49)
◇営業時間◇ 11:00~20:30 (L.O.20:00)
◇定休日◇ 不定休 ◇駐車場◇ 有り
◇電話◇  0135-62-5500






☆味の大王 室蘭本店 (室蘭市中央町2-9-3)

室蘭のご当地グルメで室蘭焼きとりと並んで看板メニューなのは、
室蘭カレーラーメンです。

そして、室蘭のカレーラーメンは、東室蘭とか鷲別などで食べましたが、
まだ市街地では食べていない。
ならば、総本山を攻めよう。と思ってむかったのが、こちらです。

室蘭は全体的に工業都市ならではの夜景などの人工的な部分と、
自然の調和が面白い所でありますし、
かつてほど人口がいなくなったということで、
昭和がいい感じに残っているところがお気に入りで、よく出没しますが、
絵鞆半島の先に行けば行くほど味が出てきます。

輪西とかの商店街もいいですが、やはり本町のアーケードがあるあたりは
絵になる風景です。

お昼時なのに、人が歩いていないところも、なんともいいのですが、
指定された駐車場に車を置いて、ガラガラと扉を横開きして、
中に入ると、ほぼ満員です。

確かに、休日の昼食時なので、当たり前なのですが、
それにしても、外の閑散とした具合と、店内の熱気ある様子が好一対です。

カウンター席に腰を下ろして、壁のメニューを見ます。
塩ラーメン 680
正油ラーメン 680
味噌ラーメン 700
バターラーメン 700
カレーラーメン 750
大盛塩・正油ラーメン 780
大盛味噌ラーメン 800
大盛カレーラーメン 750
チャーシューメン(塩・正油)  980
味噌チャーシューメン 1000
特性味噌ラーメン(肉野菜炒) 900
野菜ラーメン(正油味) 850
やきそば (お土産用あり) 750
カレーやきそば(大盛あり) 800
昔風ラーメン(正油味) 750
メンマラーメン(みそ味) 800
ワカメラーメン(みそ味) 800
バターコーンラーメン(みそ味) 800
ライス 200

なんてメニューがずらずらっとありますが、
初志貫徹ってことで、カレーラーメンを選択し、
最近のカレーラーメンのおとも、ライスと一緒に注文します。

カウンターにおいてあった、室蘭民報を読みながら待つことしばしで、

よい香りとともに、登場しました。

コレはタマらん。
オーソドックスな黄色いカレールーよりもオレンジがかった感じが
いいですね。

散らされているスパイスも、上にたっぷりと乗っかっているわかめも
ネギも、もやしも 、チャーシューも
それぞれが、ウマいことを主張してますよ。

と、いうことでまずはスープを
レンゲをスープに沈めてすくってから口に近づけていって、
もうこの時点で、香りがスゴいです。

これはみなさんが想像をするような、懐かしいカレーですねー。

豚骨ベースのラーメンスープとの親和性もばっちりであるのですが、
これは、はっきりとルーカレーの味です。

飲み口の甘さは、たまねぎの味わいでしょうか。
そして、すぐにぐっとくるコイ味わいに心地のよいスパイスの刺激が
カレーラーメンの王道です。

ただし、王道とはいうものの、そのスープのもっているコクが、
ラーメンスープを作るときのモロモロに、カレーを作るときのモロモロが
それぞれじんわりとマッチしていて、 うまいです
そして、コクとかウマ味が全面に出てきてはいるものの。
やはり、そこはカレーラーメン
スパイスのスパイシーさもただならぬものがある。

よくカレーラーメンを食べると、カレーパウダーの粉っぽさが感じられたり、
スパイスがラーメンのスープとケンカをしてしまっさたりして 残念なのがあるのですが、

こちらは、当然そんなことはありません。

カレーとラーメンのそれぞれの個性をだしながら
仲良く丼の中で一つのセカイを作り上げている。
まさに、カレーラーメンという唯一無比のメニューとなっています。

僕は人並みにしかラーメンは食べないのですが、
最近は、なんとなく店主の努力が妙な主張となって丼の中にあふれている
そんなラーメンが多いような気がするのです。

そしてカレーラーメンと聞くとどこかそんなのと同じ香りもするのですが、
さすが老舗の風格というか、ちっともそんな感じはなく、
堂々と、醤油・味噌・塩・豚骨に続く第5のラーメンの味は
カレーと言い切れるくらい、ラーメンにあっているのです。

あっているというくらいですから、黄色いちゅるちゅるとした食感の麺も、
麺の味といい、スープの絡み具合といい、いいですね。

麺にアクセントを与えてくれる食感のわかめとか、シャキシャキのもやしも、
食べ進めていく内に効力を発揮してきます。
しかも、チャーシューが、チャーシューが
外見は少々大降りではあるものの、
昔ながらのラーメンに入っているような
水分少ない系のチャーシューなのですが、
かみしめるとジューシーで、脂がトロッとして口の中で溶けるところも
タマリマセン。
いやあ、圧巻です。

そして、麺をあらかた食べ終わったのちには、本日のフィナーレ。白いご飯です。
同じく、室蘭のカレーラーメンのお店「ふじ亭」さんで、セットのご飯とともに
食べて以来、ハマっている食べ方が、
ライスをスープカレー風に最初はラーメンスープにひたして、食べることです。

泉昌之さんの現在入手が難しい「芸能グルメストーカー」で
豚骨ラーメンとライスを頼んだ優香の気持ちがわかります。
レンゲにご飯を乗せて、スープにひたしていただきますと。
これもジャンクな味わい。たまらないです。
実際に「芸能グルメストーカー」に登場した、まるきんラーメンに行って試したのですが、
本郷同様「げっうめえ」と思いましたし、
この日もレンゲに載せたご飯にカレーを染みこませて「げっ、うめぇ」と食べ進みます。

しかも、麺とカレーとライスの組み合わせというと、
豊橋のカレーうどんを思い出します。
ただし、こちらは豊橋カレーうどんのようにライスが隠れているタイプではなく
ライスは別盛りですが、この炭水化物の組あわせがうれしいです。

そして、最後にライスを投入。しだいに丼の中でカレーとまざる経過を楽しみながら、
また別の顔を見せているのを確認しながら美味しく一気呵成にいただきました。

あー、美味しかった。
汗でびっしょりになった顔をあげました。
ダイマンゾクでありました。

「ごちそうさまでした。」


この日は、車での移動だったのですが、徒歩だったらビール、行ってましたね。

苫小牧にも同名のお店がありますが、
かつて、苫小牧の総本店が、札幌にあった時代にのれんわけしたのが、
こちらの室蘭本店だそうです。
また、札幌から苫小牧に移転するときに、若干の空白時間があったそうで、
札幌とのお店の味わいは微妙に違うとのこと。

だからお店は苫小牧が、味は室蘭がついでいるとの話もきいたことがあります。

苫小牧よりもやや刺激抑えめな味わいが元祖の味ですか。

あと、カレーラーメンをご当地グルメとして盛り上げようとしたのは
室蘭市が最初ですが、テレビで調べてみたら、元祖は
苫小牧の大王さんだった、とのことです。

ま、両方美味しいんですがね。



☆「味の大王 室蘭本店」 (室蘭市中央町2-9-3
◇営業時間◇11:00~20:30(L.O,)
◇定休日◇火曜日 ◇駐車場◇あり





あなたのオススメはどこのカレーですか?

あなたのカレーに対するこだわりはなんですか?

よろしければ、コメント欄などで教えてください。


かつてラジオ番組内にあったコーナー
「富良野印度化計画」の内容と、
かつて僕が訪れたカレー店については
左の欄のカテゴリー「印度化計画」を
クリックしてくれれば、見ることができます。

かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていたイトー×aniでした(´・ω・)ノシ
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