4/19、マツダスタジアムでのカープvsドラゴンズ戦
カープがドラゴンズに快勝をしました。ああ勝つっていいなぁ。

勝鯉ビールでややホロ酔いになった感じで猿猴橋町電停から、広電の宮島口行きに乗ります。
宿の最寄り電停が銀山町電停ですが、そこを過ぎてもまだ降りません。
原爆ドームと旧市民球場跡を見ながら、原爆ドームにむかって軽く手を合わせます。
広電にのったときはユニフォームを着た人などでにぎわっていましたが、
十日市町を過ぎたあたりで、次第に人が降りて少なくなります。
土橋を過ぎて、天満川の橋をわたって、
均一料金ではなくなる直前の福島町の電停で降ります。

むかったのが、ホルモン天ぷらの「あきちゃん」さんです。

こちらは、新久さんがコミックを担当されてます「まんぷく広島」
(新久千映さん&川上佳代さん 著) (メディアファクトリー刊)
に登場したお店です。

「まんぷく~」シリーズは、全国のウマいものを、
地元のマンガ家さんと、ライターさんのコンビで、地元のグルメを
エッセーコミックにするという企画で、なんか読んでしまいます。

で、「まんぷく広島」に取り上げられた時の話しを見て、「ん??」と思った。
このお店の、ホルモン天ぷら、以外のおすすめメニューである
まるごとコーンの天ぷらって、「ワカコ酒」4巻 85話の「とうもろこしの天ぷら」じゃない?

なら行ってみて確かめましょう。

ということで、降りるのは、当然初めての福島町の電停
歩いてすぐに、大きな保育園が見えますが、その先に看板とお店を発見。
お、回転灯もあります。
住宅街の中にぽつんとあるのには違和感を覚えますが、
中に入ると、団体客さんが盛り上がっています。
ただ、運良くカウンター席の隅が空いているのでラッキーなことに座れました。

いやあ良かった。
ここまで来て入れなかったら何しに来たのかという感じです。
お店はなかなかの盛況ぶりですね。

店内はカウンター6席とテーブル席が3卓で全18席ほどの、
8割方そちらの団体さんで埋まっていますがラッキー。

メニューを見るとコーン天ぷらを発見。お、いただくことが出来そうです。
ということで、まずは生ビールと、ホルモンの天ぷらから
シロ肉とセンマイとハチノスをオーダー。

まずはすぐ出てきた生ビールで、心の中で乾杯をして喉を潤します
球場を出際に勝鯉ビールをいただいてきましたが、
今回球場で飲んだビールはこの一杯だけ。ということで、
染みる美味しさです。

落ち着いたので、改めて店内を見るとワタシの真横には、
鍋のなかに漆黒の出汁がはられていて、中におでんがはいっています。
見本でしょうか、何本か皿の上にも盛られていて、美味しそうです。
が、今日の目当てはホルモン天とコーン天などです。
そちらを食べてお腹に余裕があったらいきましょう。

カウンターの上には、小さいまな板と刃渡り15㎝くらいの小さい包丁が置かれています。
そうそう、これですよ。

などとビールをちびちびしながら、まつことしばしで、
ホルモン天ぷらが登場。
シロ センマイ ハチノスです。

まずは、シロから。出てきた天ぷらが大きいのですが、
それをカウンターの上のまな板と、小さい包丁を遣って切ってから食べるのです。

お、これ、楽しいです。

お店の方は、「そちらの酢醤油に、唐辛子を入れて食べてください」
だそうですが、まずは、軽く塩をふっていただきます。

お、これは美味しい。

揚げたてのホルモンは、弾力があって美味しいです。
歯応えもしっかりあって、にじみ出る旨味がいいです。
白肉の天ぷらは臭みはほとんどなくて、淡白ながらも
お肉の味を感じることができる上品な味わいです。
衣のさくっとした食感と、中のくにゅんとした食感の差も面白い。
こういうホルモンの食べ方もあるんですね。

続いて、唐辛子を多めに入れた酢醤油を薄めの衣にしみこませてからいただくと、
あ、これも美味しいです。
ご飯が進みそうな味だなぁ。当然ビールにもベストマッチです。

続いて、ハチノスを一口いただきますと、表面は軽い歯ごたえこそあるものの、
全体的に軟らかくなっています。
この歯ごたえのあるところと軟らかいところが複雑に口の中で刺激を与えてくれます。

さらにはハチノス独特の高校の生物教科書に出てきた、
ミトコンドリアの模式図のように中にヒダヒダがびっちりとあって、
それがまた歯ごたえや食感を複雑にしてくれてウレしい。
モツ食べている感が満たされます。
ややクセのある味わいが内臓食べてることを実感させてくれます。
このハチノスを食べるのって、横浜スタジアムの横にある
中華飯店のモツそばを思い出します。
これがまた唐辛子入り酢醤油にもあいます。

さらにセンマイです。今までは刺身でしか食べたことがなかったです
てんぷらにするとどうなるのかな?と楽しみにいただくと
あ、これも美味しい。
センマイ独特の、全体的にクニクニとした食感と、
ヒダヒダにある柔突起という言葉が思い出される
細かい突起が与えてくれる面白い感じが
てんぷらになっても生きていますし、
基本淡白ながらもわずかにのこるクセが
ホルモン食べている感を満たしてくれます。

しかもアツアツなところもいいです。揚げたてですから。
それぞれが丁寧に処理されているのがよくわかる。
この肉やホルモンの美味しさだけを揚げている味わいは、プロの技です。

さらには、これらが1つ110円という安さ。いいなぁ、

ホルモン天ぷらについては、ワカコ酒の別の店での話しですが(3巻第68夜)

脂IN油 最強揚げもの
うんまー
ホルモンのこってり脂が
レモンと ポン酢たれで さっぱり緩和され
よけい食欲を そそる味に

との感想を持ちながら、

とまらなーい といいながら、ビールでぷひゅ~をしてましたっけ。

そんなのも思い出す味わいです。
でも、本日のメインエベントは、まるごとコーンのてんぷらです。
ホルモン天なついて、チギモ・ビチ・オビチャクも気になりますが、
次にいきましょう、
と、いうことで、つづいて和牛のショブリシンプルと、
丸ごとコーン天ぷらをオーダーします。

ショブリはあばら骨周りの肉でして、そぎ肉なのでそこまで大きくないですが、
それぞれがほっこりと焼かれています。
お肉自体の濃いエキスに、じわっと染み出てくる肉滴が
軽くかむだけでふわっと出てきています。
たしかに骨の近くのほうが、肉は美味しいですから
肉の一番美味しいところをいただいているのかもしれません。
味付けもシンプルの名にふわしい、塩と胡椒で
それぞれパンチがある感じで効いているのです。
これは美味しい。しかも、けっこうタップリのっています。
上に乗せられている小口切のネギもいいかんじです。

さらに出てきたコーンてんぷらも、たっぷりとお皿に乗っています。

そぎ落とされたコーンの粒に、軽く衣がつけられて
揚げられているのです。
衣が着いてなくて黄色が目に鮮やかな部分もあります。

これは美味そうですし、この出方と盛り付けは
ワカコ酒で出てきたのと同じです。
ということは、モデル店特定でいいのかな。

ではいただきます。

まずは何もつけずにいただきますと、
お、アマいです。

サックリした衣の感触から少し歯ごたえが強くなって
軽くかむと、甘い汁がたっぷりと吹き出てきます。
このプツっとつぶす感触と同時に来る甘さがたまりません。
これは、いいとうもろこしですし、
熱を絶妙な加減で加えたことでなおさらすごい味わいになっています。
しかも、軽い歯ごたえこそはあれ、とうもろこしが柔らかいです。
この甘さ、やわらかさ、衣とのバランス
いいなぁ。

「まんぷく広島」には、あまい!・やおい! と書かれていました。
〔やおい! とは広島弁でやわらかいの意です。為念〕

つづいて、軽く塩をふっていただきますと、
さりげない塩味でますます甘さが引き立てられます。
このアマさはすごいなぁ。

しかも食べ進めていくと、身の削ぎ方で、味わいや
歯ざわりも微妙に違って面白いです。

いろいろな表情を見せてくれます、とうもろこし。


ワカコ酒の中では、


実ごと削いで 豪快に揚げてある

お塩でいただきます

しゃくっ
うんっ 甘い!

天つゆもいいが ここは塩だな

「塩の方が通」「天つゆが正解」
色んな意見があるけれど

甘味が命のとうもろこし
塩でひきたてたいわけよ

中でも天ぷらは
とうもろこしの食感を生かした料理で

これは芯に近いところも、
思ったとおりサクサクで

「塩と甘味という」シンプルな味が
ビールにぴったり上等おつまみ。

ぷしゅしー

天ぷら食べて ビール飲んで
天ぷら食べて ビール飲んで
どんどん進んじゃう

野菜をうまくする塩のすごさ

素材が魅力とうもろこし



などといってます。わかるわかる

という感じで、ビール、天ぷら、ショブリと交互にいただいて
幸せです。
カープも勝ちましたし。

とはいえ、実はこのコーンのてんぷら、予想よりも量が多かった
ということで、ここで、お腹いっぱいになったので、おいとましますが、
これだけたべて飲んで2000円台というのもスゴいなぁ。

街の中心部からやや離れていますが、
まだ、でんがくうどんも、おでんも、せんじがらも食べてないので
また機会を作って訪れたいと思いました。


そして、宿に戻って情報をチェックしていると、
この日は雨だったので広島空港発の便は飛ばなかったのですが、
明日も雨が強くなる予報なので、
早々に明日の便の欠航も決まった模様。

なら、代替はどこかなと思ってLCCの便のホームページを見たら
なんか予約のところへアクセスできない。

それなら、ということで、神戸便のa社の料金を見ますが
40000円台ということで、あきらめて、福岡発のスカイマークを見たら
前日割引で18000円。

あ、これです。

広島から札幌に戻るのに福岡に行くのは妙ですが、
こちらの方が安いので仕方ないです。

ということで、翌日は、広島駅発10時22分発の鹿児島中央駅行き、みずほ605号に
のるべく広島駅へむかいます。
が、宿のシャトルカーの運転手さんが、
「新幹線…、とまってるとか」
ええええ
一瞬凍りつく車内。
乗っていた人は、私以外にも全員新幹線利用を考えていたみたいです。
「いや、私もチラッと聞いただけですが」
なら言うなよ、と思いながらも、結局、車内ではわからずじまい。
車を降りて、駅へ行くと、運行しているのを無事確認。
あー、よかった。
広島空港が使えなくて、新幹線で博多にいけなければ、どうすればいいんだ
と思いました。それこそ当日の神戸便かなとか頭によぎりましたから。

とりあえず一安心。
広島駅で、早いお昼でも仕入れましょう、

むかったのが、むすびのむさし さんです。
こちらは、マツダスタジアムのスタジアムショップ横にもお店があって
広島市民にに親しまれていますが、この日買ったのが、「若鶏むすび」です。

本編ではありませんが、4巻末に、ワカコ酒のドラマロケを広島でやった話がのってて
そのときに出てきたロケ弁がむさしのむすびでした。

しかも、この形は若鶏むすびではないか。
あと、前述の「まんぷく広島」にもお勧めで載っていました。

ということでの選択です。

新幹線にのりこみ、野間選手のホームランが一面に載っている
日刊スポーツを読みながら、車窓をみます。
広島以遠、新幹線に乗るのは15年近くぶりです。

ま、この区間もトンネルが多いのですが、谷間の集落は
中国地方を走っているんだなぁということを感じさせてくれます。
さらには、唐突に出てくる徳山のコンビナート群と海もいいなぁ
煙突の上で燃えているフレアにも工場好き心をくすぐられます。

と、新山口を過ぎたので、早いですがお昼にしましょう。

油のしみがついているかけ紙をはずして、ふたを取ると、
質実剛健を体現したごっついおにぎりと
大降りで立派な若鶏から揚げが視界に広がります。

添えられている、鮮やかな色の枝豆にキャベツ、
さらにオレンジもいい色合いです。

では、さっそくお握りからかぶりつきますと
なつかしい、自分の親の作ったのり弁当を彷彿とさせてくれる
しっとり海苔がうまいです。
そしてご飯もふっくらと炊かれていまして、
塩加減もちょうどいい。これだけでイケるのですが、
1個目かぶりついたのが、種をとったほぐし梅。
しかもさりげなく入っているので、このふっくらご飯と
さりげない塩味と、穏やかな酸っぱさが食欲をそそられます。

では、続いて若鶏にいきます。
ついてきた小袋お塩を振ってかぶりつきますと、
固めの衣がインパクトあります。
味わい自体は素朴で、しっかりと肉のうまさと肉滴のバランスがいいです。
衣が固めなので、しっかりかむことが必要ですが、
するとたくさんの肉滴と旨みが出てくるので、
これはうれしいです。さらには
ほのかな柑橘の香りと生姜のあじわいもして、
素朴な見た目だけではなく、しっかりと凝っているところもいいです。
こんな大ぶりなのが三つ入っていますから、うれしいです。

キャベツもざっくりときられていて大きい無骨な見た目ながら、
パリっと噛むと、ほんのりあまくて、肉の味を穏やかにしてくれます。
枝豆も若鶏に振った塩を軽く振ったこともあり
豆の滋味が引き立てられて、いい感じ。
素朴なウインナーや、若鶏とともに、ビールのお供としても最高です。
おむすびのあとひとつは昆布。
こちらもでしゃばらずにお握りの素朴さをひきたててくれますし、

ぜんぶ食べたあとのオレンジも含めて、
どこか懐かしいんだけど、でも家庭ではだせない味が旅情を守り立てます。
ビールも美味しいです。

そういえば、久住昌之さんが、ご自身の食エッセイの中で、
弁当は、作られてて時間を置くことで、熟成さけていく旨書いていましたが、
そんなのを思い出しました。

ああ美味しいなぁ。

新関門トンネルを出たところで、ご馳走様でした。
おお、小倉だ、「℃りけい」の真理さんや蘭ちゃんはいないかな?
などと思ったのも軽く酔いがまわっている証拠ですか。

にしても、小倉にいたっては、北九州大学にいっている後輩の家に
遊びに言って以来ですから20年以上ぶりです。

そんなことを考えながら、久々の九州上陸を果たしたのでした。

そういえば、ワカコ酒2巻SP2に出てきた夫婦あなごを
ワカコさんは新幹線で食べて、居酒屋新幹線と言ってましたが、
ワタクシは昨年ホテルで食べていた…
いつか居酒屋新幹線を、と思っていたのですが。
思わぬところで居酒屋新幹線を味わいました。

そんなことを考えながら博多駅に到着したのでした。








かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていたイトー×aniでした。(´・ω・)ノシ
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