先週、大満足のうちに終了をした、FJライブです。
あああ、今でも目を閉じればあの美しい光景の数々を思い出せます。
もう、アレから一週間たってしまったんですね。


ライブの会場が豊洲pit。最寄り駅はゆりかもめの新豊洲で
豊洲駅からもそう離れてなく、歩ける距離です。

飛行機の羽田到着が10時35分で、物販の開始が13時45分
豊洲界隈でご飯を食べるのには充分な時間的余裕がありますが、
そんな時に思いついたのが、枝川のレストランアトムさんです。

こちらは、ドラマ孤独のグルメSeason4 第10話
『江東区 枝川のハムエッグ定食とカツ皿』に出てきて、
急な発注からの倉庫整理でクタクタになったゴローちゃんが
注文された品物を届ける時に発見したのを思い出して
「さっきの店、偵察にして来るか」と言って、向かったお店です。

鉄道の最寄りの駅はJR京葉線の潮見駅ですが、
豊洲などから店の近くまでバスが出ていることも発見。
空港から直接バスで豊洲に行った後に乗り換えれば、
乗り換え1回ですみますし、時間的にも良さそうです。

11時20分の空港発、豊洲行きのバスに乗って、大井埠頭を見ながら
「O-EASTだ」と、以前Wakanaがタクシーに乗って「O-EAST」に行こうとしたら
「大井埠頭」につれてかれそうになったというエピソードに基づいたボケをかましながら、
バスはどんどん進んでいって、zep Tokyoの姿を見ては、かつて二人で訪れた
某バンドルのライブの思い出に想いをはせたり、
ビックサイトの威容に二人そろって手を合わせたりと、湾岸の景色を堪能していると
11時45分過ぎに豊洲駅に着きました。これは、早くて快適です。

ここから都バスに乗り換えて、枝川2丁目のバス停でおります。
バス通りは、ドラマに出てきたような倉庫街というよりは団地がたくさんありますが
お店がほとんどないエリアです。

というわけで2人でお店に向かいます。
バス停から降りて、何を食べようか?なんて話しをしながら歩くこと5分弱。
たしか「鈴木リハビリ病院のそばだけど」と思いながら、病院の看板を発見。
さらに看板に近づいていくと、お店を発見。
入り口の銀色のドアの上、青いファザードのテントに店名が書かれている
独特の雰囲気の建物が遠目に見えます。

「あんなところに店あったっけ? 食事&Coffee レストラン アトム」
とゴローちゃんが車の中で言った場所です。

うん。たしかにこのへん、お店とかない場所だから目立ちます。
お店の前まで行くと、使い込まれた店の壁や看板、テントから出てくる
独特のオーラを感じる雰囲気が一層際立ちます。
ゴローちゃんも「何なんだ この佇まい / 江東区のバグダッドカフェ」
などと言っています。
予備知識がなかったらちょっと入るのに勇気がいるお店です。

「アトムって名前が面白い 一癖ありそうじゃないか」
などとも言っています。

銀色の扉を開けて、薄暗い中へ入ります。
店内の中央にあるゴローちゃんが腰をおろした長テーブル席には
作業服を来た3人組が黙々と定食を食べています。

ああ、この独特の雰囲気です。ドラマで見たとおり。
ゲーム機が何台もあるところも番組通りです。
しかも実際に行ってこてのみわかる、お店の雰囲気や空気感が予想以上にいいなあ。
と感動しながら、窓際の4人掛けの席に腰を下ろしてメニューを拝見。
壁に貼られたメニューは字だけのヤツだけでなく、写真付きもあって親切です。
更に、ホワイトボードには日替わり定食も書かれています。
あ、ゴローちゃんがチェックしていた視力検査表もあります。ランドルト環もいいですね。

まあ、行く前からおおまかにメニーは決めていたんですが。
とりあえず頼むのは、ゴローちゃんがオーダーした
「カツ皿とハムエッグ 意外な合わせ技で勝負だ」 の、カツ皿にハムエッグに
「小づけって言い方 そそるじゃないか」 の冷や奴。
それから妙に惹かれたチーズハンバーグと
ライス(p氏は大盛り)と豚汁です。(今回はほうれん草のおひたしはパス)
1人でおかず2皿は難儀しそうですが、2人でおかず3皿なら 楽勝でしょう。

オーダーをすると、藤原組長似のお店の方が、入り口から出入りして
厨房にいっています。
その都度に、入り口のドアに掛けられたベルが「チリンチリン」と響きます。
「ん~ 意味不明な魅力があるぞ レストランアトム」とゴローちゃんっぽくひとりごち。

つけっぱなしのテレビからは、「生活笑百科」が流れていて、
その後、追加で1人客が時間をおいて2人入ってきます。
土曜の昼だからですか、結構静かな時間が流れています。

これが、番組の中でゴローちゃんが
「表のレストラン感を裏切る、この雰囲気。
 でも、ぶっきらぼうさの中に、得体の知れない美学を感じる。
 どっからどう見ても食堂だ。
 このテーブルにして このイス。
 でも100円ゲーム機 昭和の喫茶店
 (メニューを見て)ここだけが レストラン」

3人組はもくもくとご飯を食べていますし、
続いてきたお客さんも1人客なので会話なし。
店内にはご飯を食べたりする音と、調理の音、
そして、カウスボタンがアレやコレや言っている音だけが流れています。

ということで、私たちもハシャがずに、オトナしく新聞なぞを読みながら
お料理を待ちますと、来ました。

銀色のトレーに乗せられて、ワタシの前にはハムエッグ、
ご飯、大ぶりの器に入った豚汁、大根とキュウリの漬物。

P氏の前には、チーズハンバーグ、ご飯、豚汁、漬物

そして、銀のトレイと別に、カツ皿と冷や奴です。

ああ、この見た目。見るからにご馳走です。
ゴローちゃんが、「質実剛健 だが どこかやさしい色み」といった世界が
目の前に広がっています。

では、ハムエッグからいただきます。
ピンクのハムに白身が付いてくるところをパクっといただきますと、
見た目通りの味わい。このほっとするところが味になっていて、ご飯とよく合います。

番組内で、
【ハムエッグ】
 ピンクのハムに守られながら
 ブルッと震える 愛しい黄身よ

と紹介されていますが、わかるわかる。
黄身が2つありますので、1つはあとのお楽しみにとっておいて、
1つはp氏に進呈します。

すると、p氏が自分の銀色の盆の上の皿にのっているハンバーグを
「これ、ウマいっスよ」と言って進呈してくれます。

いただきますと、濃い目のドミグラソースと、軟らかく溶けかけたチーズにくるまれた
ふわっとしたハンバーグが絶品。焼き方も柔らかめで優しい感じなら、
肉の味も良く、中から溢れてくる肉滴もいい感じです。合い挽きでしょうかね、
濃いソースと濃厚なチーズに、お肉のバランスも良く、
全体的にほっとする洋食屋さんの味わいで、これもご飯がすすむ味わいです。
付け合わせのポテトフライもほっくり旨いです。

ゴローちゃんの言葉を借りれば、「今日の俺飯 ここだけがレストラン」です。

つづいて、カツ皿をいただきましょう。
白いお皿の中に多めの玉子で閉じられたカツが控えていて、
煮汁がたっぷりめにあるところが頼もしいです。

玉子を多めに絡めてカツとって、滴る煮汁をご飯の上でちょんちょんして
口の中に入れますと、
甘めの玉子と、サックリとした感触を残した衣のカツがいいバランスです。
衣のしっとり加減も良ければ、中の肉もしっかりと美味しくて、
だし汁や玉子、たまねぎなどの組み合わせで、更に美味しくなっています。

番組では、
【カツ皿】
 ひたひた煮汁に豚カツ浮かべ
 玉子でとじれば 10万馬力!

と、紹介されていまして、ゴローちゃんは、
「これが、カツ皿。いわばカツ丼の台ぬき
 うん よしよし。教科書のようなカツ煮だ。
 カツ煮って トンカツがダシでヒタヒタなのがいいんだ」
 力シゴトをしたからな。汗を流して 飯がうまい。男の基本だ。」

などと言ってましたが、わかります。

力シゴトをしたわけではありませんが、飯がうまい。です。

もうこの時点で当たりを確信しました。ドラマ編ハズレなし!!です。

ハム、ハンバーグ、煮カツと続いたので口の中をさっぱりさせるために
小鉢に入った小づけの冷や奴をいただきますと、

こちらもシミジミウマい。
口の中に清涼をもたらしてくれるものの、しっかりとした滋味があふれて
元気になる味わいです。

番組では、
【奴豆腐】
 暑いときには コイツが一番
 食べてヒンヤリ 絹の口溶け

と紹介され、ゴローちゃんは
「うん。豆腐 愛おしくなる味」
と言ってました。

ここでご飯をいただいてから、続いて、番組に出てこなかった豚汁です。

少し大ぶりな椀に入ってまして、薄い味噌汁の色ですが、
だからこそわかる具の充実ぶり。
特に細切れにされても分かる分厚い豚肉が
これでもかってくらい入っています。
「これ、自分のところで切ってるんじゃないっスかねぇ」とはp氏の弁
うん、わかるわかる。

汁自体の淡白な味わい(p氏は独特な味噌と言ってました)に
赤身の味わいもしっかりとして、脂も味わいふかい肉の味が映えますし、
大根や人参なども、うんうんしみてるしみてる です。

肉も多ければ、量も多めなので、「これとご飯だけでも大丈夫だ」と、
まだ行っていない、山谷のきぬ川さんを思わせてくれます。
七味(「GA」(きゆづきさとこ さん著 芳文社KRコミックス)のあーさんがつかう
中部弁では「ひちみ」やで)を降るのは、道民のディフォルトです。

そして、ご飯についてきたキュウリと大根のお新香もサッパリしています。
ああ、この料理の多さ。しあわせだなぁ。

でも、きぬ川なんて話しをぼそっと言ったら、p氏が、
「これって、豚がかぶりすぎだろ」などと言ってました。
確かに、カツ皿、ハム、豚汁、そして合い挽きならばハンバーグと
豆腐以外全部豚絡みです。

ここまで、ゴローちゃんをマネするわけではなかったのですが。
これも巡礼っぽいということで。

と、ここでご飯も半分くらいになってきたので、
まずはとっておいた目玉焼きでご飯をいただきます。

軽く中央を凹ませたご飯の中央に黄身がくるように
目玉焼きを乗せて、さらに黄身に穴を開けて、
醤油を「黄身のハートにロックオン」と駒沢花ちゃんっぽく内心でつぶやいて
チョロッとかけます。

濃厚な黄身と醤油が、淡白な白身に支えられて、
複雑な味わいになったところで、 ご飯のでんぷんの甘さです。

ああ、旨い。
久住さんも、どこかで「目玉焼きご飯は、玉子かけご飯と別の旨さがある」
と書いていたような樹がします。うん。わかるわかる。

ゴローちゃんは
「うん 半熟たまごご飯 最高
 ああ 忘れていた小さな幸せ」
と言ってました。

ですよね。小さな幸せ、最高です。

まだ黄身で黄色くなった部分と、醤油で茶色くなった部分の残る
ご飯が残っています。

ということで、仕上げはカツ皿に残ったヤツを
ご飯に豪快に、だし汁ごとかけて、かっこみます。

超つゆだくのカツ丼の趣ですが、これがB級でメチャメチャウマいです。
飯のシメにはふさわしいなぁ。
頭の中では、あのベンチャーズ風の勝利のテーマが流れています。

「よし!今日の俺はこれだ
 島国の男の飯のど真ん中を突き抜けよう!

 小洒落たレストランで 気取った料理をチマチマ食ったって
 力なんて出るもんか。
 こういう店で こんな飯をモリモリ食ってこそ
 働く男の力が湧いてくるんだ」

ゴローちゃんのセリフを復誦しながらかっこんで、
残った豚汁をのんで。

あー、旨かった。ごちそうさまでした。

「アトム堪能 100万馬力 充填!!
 ごちそうさまでした」

という、ゴローちゃんの気分を追体験しました。


この時は、「ほうれん草のおひたしだ。ばぁちゃんを思い出す」
【ほうれん草のおひたし】
茹でて際立つ緑色
みんな大好き ポパイも大好き

な、ほうれん草のおひたしと、

【レモンスカッシュ】
ひと口飲んで 気分スッキリ
ふた口飲めば 気分は昭和

「レスカなんて何年ぶりだろう?
 今日の俺飯 ここだけがレストラン」
なレモンスカッシュと、

久住さんが満面の笑みで「梅水かな?」と言った
焼酎梅割りは注文しませんでしたが、大満足。大勝利です。

気が付いたら、生活笑百科がおわっていて「マッサン」が始まっていました。
あ、小池栄子が出てる。

今日、ライブ後は小池栄子に縁のある店に行くんだよな。
これも何かの思し召しかな。などと考えて
「マッサン」を最期まで見てからお店を辞しました。

また豊洲Pitでライブがあって、物販にライブの時程などが同じようだったら
訪れるかもしれません。

「レストランアトム 俺には歴史的な大発見だ
 新たな持ち駒が増えたぞ。うっしっし!」
と、顔芸をしたゴローちゃんの如くです。

なんてことを考えながら、店内が静かすぎたために、
食べながらなかなか言えなかった味の感想について
「いやー、まじウマかったね~」「いや、あれ、全部ウマかったっすよ」
なんてやや興奮気味で話しをしながら、物販にむかったのでありました。


ライブ後の巡礼については、また後日書きます。





かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていたイトー×aniでした(´・ω・)ノシ
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