明日の、Fictionjunction CLUB New Year SpecialLIVE 2015は、
朝7時に札幌に畏友p氏を迎えに行くということで、
前日に札幌入りしているイトー×aniです。

丁度先週の今頃は最後のアッパーチューンの曲の連続で
大興奮しながらKalafinaのステージを味わっている最中でしたが、
明日のパフォーマンスはそれ以上になることでしょう。
今から楽しみです。

あとは、飛行機さえちゃんと飛んでくれれば…

なんで毎週末に低気圧が発達するんだよ、まったく。

無事にフライトできて、参戦できましたら、
ライブの感想については、明後日当ブログ上で報告できれば、と思っています。
よろしければおつきあいください。


さて、ここからは先週のお話になります。

前日、Kalafinaの圧巻ライブに酔いしれた私。
その後の、田原町「がってん」の鳥団子鍋も美味しくて、アレコレ楽しんだ結果、
宿に入ったのが11時25分。
その後、ブログの文章を書いたり、艦これを見たりと寝不足ながらも、
6時ころに目を覚まして、朝食を食べたり準備をしたのちに、
9時30分の、宿から上野駅にむかう送迎バスにのりこんで、上野駅に9時45分着。
10時発のスーパーひたちで水戸に向かいます。

自由席の窓際があいていたので、そこに腰をおろしますが、
利根川を越えたあたりで、意識が途切れだしてきて、気が付いたら
友部を通過しようとしたところ。

ああ、よかった、いわきまで連れて行かれないで。

11時5分に水戸駅に到着。駅北口から、いばこうバスに乗って
大工町バス停で降ります。
国道50号を走っている時点で、アーケードが昭和っぽいですが、
そんな色彩が濃くなったところで、味のある雑居ビルに混じる、
バリアフリー風俗? とか、韓国物産屋や、フクダヤなど、味わいある建物を見ながら歩くと
それまでは人とか歩いていなかったのに、ここだけ行列が出来ています。

行ったのは、中華そばすずきさん。
食の軍師(泉昌之さん 著 日本文芸社 ニチブクコミックス)2巻の
巻頭を飾ったお話し「軍師 水戸へ」に登場しました。
思えば、これはそれまでは「食漫」(日本文芸社の月刊誌 ゴラクの別冊)に載っていましたが、
雑誌の休刊にともなって、漫画ゴラクに移籍した第1話でした。

コミックスのなかで、トレンチコートの男本郷が
タクシウンチャンの計こと、地元のタクシー運転手の情報でむかったお店です。

水戸に来るのは5ヶ月ぶり。その時の目的地もこちらでした。
その時は夏の大お祭り前日、コピーを済ませていったん紙束を宿において向かいましたが、
マンガで見覚えある入り口にあった、「8月14日~17日までお休みします」という 
張り紙にショックを覚えたものでした。

この時は、代替の巡礼場所もなく、そのまま東京へとんぼ返り。
さらに昼飯のため水戸駅で買った駅弁(とんかつ弁当)の製造元が都内だったりで、
これまたガッカリした思い出があります。
ま、お昼の巡礼に振られても、夜の巡礼では京成小岩の珍々さんに行って、
「中華本気出してきた」な、美味しい激辛中華をいただいたのですが。

周囲の景観にすっかり溶け込んでいる、昭和30年代っぽいレトロなお店舗の入り口には、
えんじ色ののれんが出ていまして、数えるると14人並んでいます。

マンガの中でタクシーの運ちゃんは、「昔っからある 民家みたいな オンボロの店で…」
の発言に、「そこだぁ!! その店につけて!!」と言って店に向かい
「こ、/これは!」 「白紙の看板に/茶色の暖簾」 
「ラーメン者なら/わかる、この/ただならぬ妖気」

と言ってました。

ワタシは食の軍師の本郷にならって、店舗横の人ひとりならようやくすれ違うことが出来る、建物と塀のすきまから、座敷の入り口へむかいます。
本郷は「しかし、運転手/気になることを/言い残したな…」
「あのね、表がテーブル/席なんだけど、奥の/座敷に行っちゃった/方がいい」
「横から」
「奥の座敷に横からって / 並んでる人がいるじゅん」
「客はみな/明らかに/原地人… / 見るからに/外様は/俺のみ」
「横から という言葉がひっかかる」ひょい「まさか/ん!?」
「もしかして、これが「奥へ」「横から」という事!?」
「人ひとり/通るのがやっと」「すれちがいもできん!」
「しかし並んでいるらしき原地人/そしてそこから入った証の/脱ぎ拾えれた靴々!!」
「が、外で並んでいる兵を/差し置いて、この峡谷に/入っていいのか!?」
「決断の時だ!」「…よし!!」ゴクリ
「かつて一〇〇万のペルシア軍と三〇〇人で戦ったと言われる/
スパルタ王レオニダスの作戦のごとく、朕は今
峡谷を行く!!」

と、ここまでの決意ではりませんでした。それはマンガで予習したこともありましたが、
ここに既に7人くらい並んでいるからです。

まだ11時20分です。どれだけなんだこの人気。

後に並んでいるオジサンの「~だっぴゃぁ」という濃い茨城弁にウレしくなったり。
「まるでつげ義春のマンガのごときふるい板壁」
「や、メチャクチャうまそうな匂い」と本郷が評した
壁や家のタタズマイに料理の香りを鑑賞しながら待つことしばしで、
中へ入ることが出来ました。
こちらの流儀は入った時にオーダーを入れる形で、
一緒に入った人もやってますので、僕もお店の方にむかって
チャーシューメンをオーダー。

ちなみに座敷席には、メニューが張られていませんが、
ラーメン¥250 チャーシューメン¥380 大盛り¥50増し
というラインアップです。この安さがまずはステキです。

6人~8人程度座れそうなテーブル席に腰をおろして周りを見ると、
あと、入り口横には三人程度座れるテーブル席があって、
座敷の定員は10人程度。
ぼくの腰を下ろした席には、母子連れとカップルとお一人様とワタシ
どう見ても他人の家の座敷にあがりこんでいます。
厨房を挟んで道路沿いの入り口から入る店舗には、小さなテーブル4卓(13席)だそうです。

置かれている家具とか調度品も古い感じでアジがあるものですし、
武双山のサインが飾られているのも茨城です。
本郷は「どこにもメニューがないし/勝手がわからん!/この国のルールが見えん!」
「だってはっきり/言ってこの部屋/店主の自宅だろ!/生活観丸出し!!」
などと言ってます。

こんな時間が止まった空間でスゴしている周囲の人は、
本当にみんなベットボトルを持ち込んでいます。
マンガにもありましたが、水が遠い場所にあってセルフサービスなので
ペットボトル持参オッケーなのがこちらの流儀です。

そんなことを考えながら待っていますと、鈍い銀色の使い込まれたトレーにのって、
僕等のテーブル分のラーメンなど4杯が登場です。
トレーにスープが溢れていますがご愛嬌です。

見た目は昭和の中華そば。素朴な表情の麺と、麺を被うように乗せられた
チャーシューがいい感じです。澄んだ茶色いスープも安心できます。

まず、一口いただきますと、細くて黄色いストレート麺がいいです。
麺はやややわらかめに茹でられていますが、しこしこな歯ごたえで
ツルツルっと入ってきます。
素朴な味わいのあっさり系スープは、魚系の香りがさりげなく効いていて、
醤油の味や塩分がそこまでパンチがきいているわけではないものの穏やかな旨味があって、
さらに脂っぽさを感じない、すっきりとした飲み口で、レベルの高さを感じます。
とはいえ、流行の店主半袖腕組み系の店舗とは違って、緊張を強いる感じではなく、
懐かしい味わいです。

チャーシューは、肉の部分がしっかりと煮込まれていて、
噛みしめるとつけだれなどの味と共に、肉の旨味がじわっと出てくるタイプですし、
多めについている脂が半透明になっていて、トロッとジューシーで、
肉やスープの旨味を補強してくれます。
しかこれが8枚入っているにもかかわらず、値段が安いのがいいなあ

あとでわかったのですが、こちらのチャーシューメンは
チャーシューがなくなったら、販売を終えてしまうので、
早い時間でなければ食べられないものだそうなのです。
そうでしたか。頼むことが出来て良かったー。

メンマもクキクキっとした心地よい歯ごたえと、
しっかりとしみている醤油のあじと素材の味わいのバランスが
穏やかなスープのなかに溶け込んでいます。

チャーシューメンは具材がこれにネギだけというシンプルさ。

となりの女の子が注文した中華そばは、
チャーシュー・メンマ・のり・ナルトが入っています。
この価格でこの味なら、行列が出来るのも解りますね。

店内にBGMが流れるわけでもなく、自分を含めて
ひたすら麺を啜る音のみが流れています。こういうのもいいなぁ。
テーブルの上には胡椒しかおかれていないというのもシブいです。

途中で軽く胡椒をふって、食べ終わりました。ごちそうさまでした。

うん、素朴でシンプルながら洗練されたラーメンで、
価格のこともありますし、普段使いしたいラーメン店でした。

本郷は〔食べたのはラーメンですが〕
「素朴にして / コクがあり / 麺軽く、/ 汁淡けれど / いつまでも / 後を引く /
腹八分目 / ラーメン!」チュルル
「うーん、毎日 / 食いたいラーメン」
昨今の能書き過剰ラーメンとはまるで異なる
「まさにラーメンの / 原点を知る味だ!!」

確かに地元にあれば通います、これは。

満腹を抱えて、外に出ると、座敷横の横の狭い入り口にはまた9人くらい、
店舗前にも15人くらい並んでいます。
ま、昼時ですからしょうがないかな、と考えながら、バスで駅を目指しますが、
僕の目の前で3台立て続けにバスに行かれてしまいました。
5分後くらいにくるのでヘーキヘーキ。

国道を走っていると、本郷が「軍事予算的に無理」といったあんこう鍋の
「山翠」さん〔マンガ内では「川端」〕が見えます。
うーん、こっちも機会があったら行きたいなぁ。などと思いながら駅へ到着。

そしてその後に向かうのは、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線に乗って大洗。
駅に着いたのが12時5分で、当初乗るつもりだった、12時発の列車はすでに行ってしまっています。

そこで、一本遅い大洗行きに乗ったのですが、それがガルパンラッピング列車だったので、
ケガの功名というか、人生万事塞翁が馬というか、そんな感じです。
列車が入線してくると、外側にかかれている西住殿や秋山殿をはじめとした、
かわいらしいキャラに、カメラをもってとりまくる若者も何人もいて、ほほえましいです。
車中にも、キャラクターが「大洗へようこそ」と言っているステッカーが
あちらこちらに張られていますし、鹿島臨海鉄道が作っているガルパングッズ
(ガルパンラッピング列車形懐中電灯など)の広告も吊り下げられていて、
気合い入って居るなぁ、というのを感じます。

とはいえ、一本乗り逃がしたあと、とこのあとの予定も考えると
本来乗る予定だった、鹿島神宮へ行く列車までの待ち時間は20分弱。
これでは港とかには行けませんので、駅周辺をぶらぶら。

大洗に来るのは、以前同僚がフェリーで帰省するのに便乗して、
苫小牧~大洗のフェリーを利用して以来なので20年以上ぶりです。
しかも、その時は夜遅い時間だったので、景色には記憶はなく、
当然駅のほうとか来たこと亡かったので、
この界隈はほぼ初めてです。

駅構内には「祝 全国大会優勝 県立大洗女子学園」と書かれた横断幕と、
大洗女子のキャラ勢揃いの「私たちの街、大洗へようこそ!」とかかれた
イラスト看板がお出迎えです。

これだけでテンションがあがります。

その後改札口から出て会長のポップを見たり、観光案内所や売店を覗いたり
観光案内所に張られているお店とかの関係者の人が手書きしたと思われる
ガルパンキャラ入りのPopを微笑ましいなぁと思って鑑賞したり、
駅前も、番組内で出てきた景色だなぁ、とか、遠くにマリンタワーが見えるなあ
港やリゾートアウトレットにも行きたかったなぁ。
今度は苫小牧から船で来るのもアリだなぁ、などと考えながら、しばしブラブラします。

そして、畏友P氏などへのお土産などを購入。滞在時間は短かったでしたが、
目的の2/3は、鹿島臨海鉄道に乗ることなので、今日はこれぐらいでってことで
再訪を期して、来た列車に乗り込みます。では、また来るよ。

と再び乗り込んだ大洗鹿島線(今回来たのは、常磐大学などのラッピング列車)ですが、
こちらも前日の寝不足がたたって、北浦の手前当たりから記憶が途切れ途切れ
気が付いたら、鹿島サッカースタジアムの威容が見えて、そこで目を覚ましました。

何もないところにいきなりあんな建物があって、ビックリします。
ゲームの時はさぞや混雑するんだろうなぁ。
ちなみにここは、旧国鉄の北鹿島駅。ここの帰属は国鉄→JRでしたが
走っているのは臨海鉄道のみ。って小学生の時に読んだ誰かの鉄道本の知識を
思い出したりして。

そして、鹿島神宮駅で鹿島線に乗り換えます。
鹿島線に乗るのも初めてだったので、北浦橋梁や、潮来の景色を堪能。
口を曲げながら「ひいたこぉのぉ、ひたろぉおおぉ~♪」と口ずさむのも忘れません。
これも江口寿史センセイがパロディーしてたなぁ。

そして佐原駅で成田線に乗り換え。ここからは何度も乗ったことがあるので、
と油断したせいか、すぐ記憶がなくなってしまい、気が付いたら千葉でした。

そこから、総武線快速逗子行き~錦糸町~総武線各駅~御茶ノ水~中央線快速~新宿~山手線~
高田馬場と、JRを乗り継いで、西武新宿線乗り場へ。
高田馬場に来たのも、今は亡き「べんてん」でラーメンを食べた時以来です。

丁度、本川越行きの急行が来ていたので乗り込むと、
急行では次の駅なので、駅数ほど時間を感じずに、
鷺ノ宮に到着したのが、17時30分を少しまわったところ。

ここからも巡礼ですが、続きは翌日書きます。




かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていたイトー×aniでした。(´・ω・)ノシ
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://radiofhf.blog65.fc2.com/tb.php/1848-13f95fc1