2015.01.04 祭りのグルメ
大お祭り期間中は、準備期間中の無理がたたったせいもあって、
準備不足のために巡礼はしませんでした。

ただ、大お祭りで「孤独の軍師ストーカー」があそこまではけたら、
次の号目指して巡礼行くべきだったなぁ、と思うのは、
今余裕があるからでしょう。

とはいえ、この時に泊まった宿が大鳥居ということもあって、
蒲田までそう遠くない場所。

と、いうことで、蒲田グルメを楽しむことにしましょう。

到着した日の夜こそ、疲れがマックスだったということと、
準備期間中で「めしばな刑事タチバナ」などを読んだりしていたので、
宿近くにある「ゆで太郎」さんでおそばをいただきまして、
声高に話すお客さんたちを避けながら「ゆで太郎」デビューを果たしました。

翌日、お祭り準備のコピーをすませて出かけたのが、
とんかつの檍(あおき)さんです。

蒲田というと餃子の街ですが、じみにとんかつやサンも多くて、
丸一、鈴文、檍、富善は「とんかつ四天王」などと呼ばれています。

なかでも今回いった檍さんは、JR蒲田駅から近いので、行きやすい場所です。
ということでむかいました。
カウンター10席だけの広くない店内は、満員だったので、待つことしばし、
注文を聞かれましたので、肩ロースをお願いしました。

トンカツで肩ロースって見たことないメニューです。

カウンター席が空いたので、腰を下ろして改めて前を見ると、
店内は清潔な白木のカウンターで、穏やかな照明もいい感じの、
落ち着ける高級感があります。

てんぷら屋さんでもそうですが、油ものをあつかっている店でありながら
このような清潔感があるお店って、それだけで、お客さんに対する心遣いが
きちんとしているような感じがしてウレしてとろこ。

7種類の岩塩が並べられています。
しかもソースもしょうゆもあるので心置きなく軍師食いができそうです。
目の前では職人さんが手際よくお肉にパン粉をつけたり、
丁寧に揚げたりしています。

この空間っていいですね。

まつことしばしで、とんかつが登場。
揚げている時間は10分程度ですかね、
揚げてからしっかりと油を切ってから登場です。

漆黒で重厚なタイプの皿に乗せられたのが、堂々としたとんかつと
ふんわりと盛られたたっぷりのキャベツに
ワンポイントアクセントのからしとレモンのコントラストがいい感じです。

しっかりと高温であげられているので、濃い狐色の衣に、
と、いうことでまずは、
「二番目にちいさいカツに当たりをつけて、レモンと塩で食せ!」
ということで、レモンをちょいとしぼり、
水谷さるころさんの「30日間世界一周」の影響で気になっていた、
ウユニ湖の岩塩をふって、持ち上げました。
ぶわっと湯気が上がるところも、いいカツならでは、

しかも、断面の真ん中のほうが赤いです。半レアです。
こんなのはじめてです。
脂がじゅわーっと染み出てきています。
繊細な感じで火が通されているのがつたわってきます。
これは、神々しい断面です。

いただいても、表面のサクサクした衣のクリスピーな歯ごたえと
繊細な色合いのお肉と絶妙な火通し具合は伊達ではない、中から肉滴があふれでてきて、
衣の感触と肉の味と肉滴の味が口の中でハーモニーを奏でます。

この脂の味と肉の味をさりげなく盛り上げてくれる、
岩塩とさわやかなレモンの風味がこれまたいいです。

なんといっても、肉がモチモチなところはびっくりです。

続いて醤油レモンでいただきます。

醤油レモンの前に、もう何度もこのブログで書いているのか、
本家本元で「寝かす!!」食いです。

「反対の端の一片に
とんかつソースを
たっぷりとたらして

食事後半まで…

寝かす!!

マグロのヅケよろしく
衣のソースをしみこませるのだ」です。

そして、醤油をちょいとたらして、レモンを軽くふって
もちあげると、まだぶわっと湯気が立ち上ります。

そして、ジャクッと衣を食いちぎると、醤油にもあいますね。

塩よりも味わい深いところが、肉少なく衣多く、とんかつ本来の肉々しさに弱い…
そんな部分にもしっかりと働きかけています。

というか、端っこでも普通にウマいんですけど、このとんかつは。

でもって、このあとは「豚下三分の計」です。

まずは、とんかつはコレでしょう、ソースカラシ
でもって、一口目の塩レモンのインパクトが強かったので、塩カラシ
でもって、本郷おすすめの、醤油カラシで、それぞれいただきます。


これは、本当に幸せですね。

全体的に軽くレモンをふったせいもあるのですが、
すごくさわやかに味わいのバリエーションが楽しめて、
一皿なのに、とても楽しいのです。

でもって、肉の面にカラシを軽く塗るのも忘れません。


ちなみに、私がとんかつの食べ方に、
このようなバリエーションをつけるきっかけとなったのは
「食の軍師」ではなく、プレジデント社の出している雑誌「dancyu」の
とんかつ特集に掲載された、マッキー牧元氏の以下の内容が書かれたコラムでした。

とんかつを食べ尽くした“牧元流”家元:マッキー牧元監修より

 ①まずは最もおいしい、端から3分の1を目安に食すべし!
  この部分は肉と脂身のバランスが最もよく一番おいしい。

 ②とんかつもキャベツも、まずは塩で食べるべし
  とんかつは衣にふること。
  衣からの塩分で肉の味を引き立たせる、高等技術だそうな。
  キャベツは味付けのためではなく、甘みを引き出す程度にハラリと。

 ③脂を緩和するからしは脂身につけるべし!
  箸で取って少しずつつけること。


これで、はたとひざを打って以来、こうやってとんかつを食べる体になってしまいましたが、
肉にカラシをつけるのは定番でしょう。

肉自体がいい肉なので、肩ロースとはいえ、
今までも、そんなにアブラアブラした感じはしませんでしたが、
さらに脂の味わいが落ち着いてきます。

これはいいですね。
しかも、とかんつの味わいを盛り上げるために、
カツを食べている合間にも、キャベツ、ライス、お新香、味噌汁を
逐次投入しております。

ライスもほっこりと丁寧に炊かれていて、一粒一粒立って輝いています。
ふっくらとしたキャベツはみずみずしく、軽く塩をふっても甘みが出ますし、
ソースのウマ味も受け止めます。
お新香はキャベツのきゅっきゅっとした歯ごたえがいい感じの浅漬け
味噌汁は、しっかりと豚バラ肉がたっぷりはいっている豚汁でして、
こちらには七味をぱらり。
豚がかぶってますが、味噌自体が上品な味わいなので、あまり気になりません。


ということで、大満足。皿の上に残った衣のかけらを白飯の上にふりかけのように
かけていただいたりして、御飯の量を調整したりして、満を持したところで、

{寝かす!!」トンカツと白飯をほおばります。

「ヅケ豚シロ飯メチャ旨!!

B級的A級で天下統一!!」


ああ、美味しかったです。

店内に張ってあった「カレーのルー持ち帰りできます」の
張り紙が気になったので、次はカツカレーでもいただきましょう。



さて、翌日、初日がそれなりに好調だったので、
ひとつぐらい巡礼をカマしておくかとむかったのが
蒲田のTHIHIさんですが、6時過ぎに行った時点であたりまえだの満員でした。

しかもこのあとも予約が入って動かないとのこと

ならしょうがないなと思って向かったのが
京急蒲田の駅近くにある金春本館さんで、

こちらでは、羽根付き餃子と、麻婆丼と、ビールをいただきました。
羽根付き餃子は、羽の軽やかなサックサクな感じに、
反対側の皮のモッチモチな感じのバランスが面白いのに加えて、
軽くかむだけで中からあふれ出てくる肉滴がたまりません。

あんが肉、にんにく、にらなとのうまみを最大限に生かす
そんな比率で丁寧に捏ねられている証でしょう。
最初は半口でいきますが、肉滴が流れ出てしまうので、
二個目からは、やけど覚悟で一口で行きます。

ああ、サックリモッチリの食感が口腔内を刺激したあとに、
肉滴が口を満たして、うまみの塊の餡が口福をもたらしてくれる。

羽根付き餃子、最高です。

麻婆丼もそこまでは辛くなかったですが、
しっかりと麻辣味が出ていていい感じです。
ぷりぷりのお豆腐もいいですし、ご飯も美味しい。
途中がっついたので、かるくむせましたが、
京成小岩の珍々さんみたいな惨事にはなりませんでした。

これらがビールにあいまして、初日の締めとしては最高です。

しかも、こちら何がうれしかったかというと、
最初は単品で注文をした三品でしたが、
「コレセットノホウガオトクナノデセットハドウデスカ」
とすすめてくれたことです。
気が利いていますね。

店内のスタッフさんは、カタコトの人から、流暢にしゃべる人まで、
何人かいましたが、接客以外の場面では、バリバリの中国語で会話されていて、
そんなのもいいBGMです。

周囲を見ても、何組もの人たちが忘年会でしょうか、
次から次へとやってきて、盛り上がっています。
地元にも根付いた店です。

ということでこの日も大満足のまま宿へと戻りました。

さて、二日目「孤独の軍師ストーカー」で勝負をかけた日ですが、
この日は前日より少し早くあがったのでTHITHIさんはあいているかな
と思ってよってみたら、もう年末年始のお休みに入っているみたいでした。

中からはなにやら声がするので、忘年会でもしてるのでしょうか。

と、いうことで、京急蒲田の駅へ向かう途中に
こぎれいな白いのれんを発見。
とんかつやサンです。入ってみたのが○エ〔マルエ〕さん。

こちらも、カウンターのみ10席のお店で、
誠実そうなご主人が丁寧に揚げている様子を見ることができましたし、
美味しいロースカツとビールで一人打ち上げを楽しんでいる時も、
次から次へと、持ち帰りの注文が入ったり、お客さんが取りに来たりで、
こちらも地元の人に愛されているお店だなぁ。

とカツの美味しさにビールの美味しさとあいまって
ほっこりとしたのです。






かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)
のパーソナリティーをつとめていた
イトー×aniでした。(´・ω・)ノシ
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://radiofhf.blog65.fc2.com/tb.php/1836-372655eb