2日間の東京滞在中に(3泊4日でしたが、初日は23時に宿に入り
最終日は朝6時に宿を出たなので、実質2日間)5軒の巡礼をこなす今回の旅行。

初日は、魚力・ニュークロップ、南千住にふられてからの順海閣
2日目は、ズーラシアを満喫してからの南千住リベンジです。

しばし宿で休憩したのちに気合いを入れ直し、また南千住へ向かいます。
前日は新横浜スタートにもかかわらず4時過ぎに出たので、
現地着は5時30分をまわっていました。
ということで、今回は3時50分代の京急にのれるようにスタートしたら、
南千住には4時45分についちゃいました。1時間かかんないんだね、大田区から。

とはいえ、まだ開店時間前ということで、駅から歩道橋を降りて、
昨日も歌声が響いていたカラオケ居酒屋の横を通りすぎます。

西成にしても、南千住にしてもこの手のカラオケ屋があちこちにありました。
昨日は、この町に馴染むファッションの初老の方がビックリするような美声を披露していましたが、
今日は、ああ、この町だなぁ、と納得の出来の歌声です。
そんなのを聞きながら、とりあえずはセブンイレブンの世界本店へ。

こちら、スゴい名前ですが、もともとは世界本店という酒屋さんだったとのこと。
その時代は酔客がたくさん路上で酒盛りをしていたそうです。

さて時間をつぶす前にトイレをしようと店内へ入ると、同じようにトイレを目指す初老の方。
そんなに喫緊にせまっている和気ではないので譲るつもりで雑誌コーナーへ。

すると、しばらくすると同じような風体の方が来て
トイレのドアをドンドンドンとモノスゴイ音でたたき出す。
中からは

「っせぇなぁ、今はいったばかりなんだぁぁ!!」と怒声が

「あー、はいってるんかい、××さんかい」などと言って

初老の方は、コピー機の上に置き忘れられたチラシとか、
18禁コーナーの雑誌などをパラパラと見ていましたが、トイレが開く様子がないので
5分ほどして外へ出て行きました。

僕も、トイレ、待っているんだけど、という風を装いながら雑誌を読んだり
店内を見たり、文具を買ったりして時間をつぶします。

すると10分ぐらいして、さきほどとは別の方がきて
どんどんどん、とトイレのどあを叩きながら「××さぁん」と呼びかける
するとなかから
「んぁ、寝ちゃっ、いや、いま終わったから、でるわ」などと言う声がしたので
「外いるかんなぁ」と言い残して出て行きます。

そして、トイレは15分ぶりに解放され、僕は無事、用をたすことが出来ました。
と、外に出ると、4~5人で酒盛りが始まってました。
すげーなー、いまでもそうなんだ、と思いながら巡礼場所へ向かうと
すぐさまパトカーがきて、酒盛りの人にスピーカー越しに何か話しかけている。

これがこの地域なんですね。実感しました。

てな感じで軽く洗礼を受けた後、昨日も来たタイムズ駐車場と派出所の間の道を入って
今日こそ、やってますように。と思ったところ



今日も灯りはついていません。

にょろ~ん

いや、誰かのルポには5時30分開店と書いてあったので、
もう少ししてから1度来よう。ということで、前日は、いろは会ショップメイトに行ったので、
今日は逆側の清川界隈ををブラブラします。

なんか歌声集会的な集まりがあったりと、こちらもディープな雰囲気ですが、
結果からいうと、この日5時40分に行っても、お店は開いてませんでした。
三連休の中日だからですかねぇ。

はぁ。

ということで、こちらでの巡礼をあきらめて、
今日は遠いところではなくで近場で済まそう、と思って向かったのが鶯谷です。

今月上旬、畏友p氏と行ったKalafinaライブの翌日に向かったところ、
午後5時なのに、品切れのため本日閉店と書かれていて、
しょんぼりして、大塚に行ったのを思い出しますが、今回はリベンジです。

ここでふられたら、万カツサンドをアキバでしょんぼりと食べる覚悟です。

ということで、鴬谷駅南口から山手線とかをまたぐ高架を通過して、
換金屋さんが並ぶ路地を歩くと、あれ、上の看板の灯りがついていない。
今日もダメなのかぁぁぁ、
と思ったら、店舗前に行くと開いていました。
ラッキー。

しかもカウンター席が1席と
小上がりが2席あいている模様。カウンター席に腰を下ろします。

むかったのは、ドラマ孤独のグルメseason3,第8話 台東区鶯谷のアボカド鶏メンチと鳥鍋めし
に出てきた「鳥椿」さんです。
松重さんと、大杉漣さんとの濃いツーショットの見られた回でした。

のれんをくぐると、もういい感じで出来上がったご同輩が盛り上がっています。
「やっぱり どいつもこいつも のんちゃんべえちゃん」とゴローちゃんのセリフを思い出しますが、
私ものんちゃんべえちゃんなので問題なし。
ゴローちゃんの座った隣に腰を下ろして、メニューを吟味。
するまでもなく、目の前にこんな張り紙が。

孤独のグルメ 五郎さんが食べたメニュー!!

・アボカドメンチ(450円)
・おろしポン酢(100円)
・油淋肝(300円)
・鶏鍋めし(450円)
・ハムカツ(300円)

あとこの張り紙には、
「居酒屋なので水のみ注文はダメです」と但し書きがありました。
ゴローちゃんが、酒飲みではないので、そんなお客さんがふえたのでしょうかね。

でも、どれもこれも安いです。別のラミネート加工されたメニューを見ると
こちらのお店は、350円から500円が、高級おつまみのカテゴリーにぞくするのですから。

とはいえ、後のホワイトボードには、
売り切れ。 アボカド鶏メンチ、チューリップ、鳥の一夜干し 

と、書いてありました。

アボカド鶏メンチは、タイトルにもなっていたメニューですから納得です。
人気があるんだなぁ。

ということで、まずは生ビールを頼んでから、
特製ハムカツと、油林肝と、刺身はんぺんを注文します。
特製ハムカツと油林肝は、ゴローちゃんがオーダーしたメニューですが、
こいつ巡礼だな、と悟られないように、本編ことふらっとQusumiで、
久住昌之さんがオーダーした、刺身はんぺんを挟むの技です。
でも、お店の人にはバレてんだろーなー。いいんだよ。巡礼者だよ、オレは!

中はカウンター席が10くらい、
テーブル席も2人掛けが2つの小さなお店ですが、
壁にびっちりと貼ってあるメニューが楽しいです。
しかも、今日は残念ながら食べられないのですが、
チューリップを何個買ったらいくらかと書かれている
換算表みたいなのは圧巻です。これ見られただけでも良かったぁ。

なんて考えているとビールが登場。ゴローちゃんが鼻で嗤ったメガではないですが、
とりあえずいただきますと、あー、染みます。この一杯。
昼の乾きはズーラシアで癒したのですが、その後歩いた分と、南千住を歩いた分で
すでにカサカサになっている私の体と心に染みます。

と、ほどなくして油林肝が登場。最初は刺身はんぺんかな?と思ったのですが
小鉢に入った油林肝からでした。

番組内で、
【油林肝】カリッでサクッでホロッ!
このレバ旨い 止まらない
と紹介されたしろもの。上にたっぷりとかかったネギもいいです。
まずはネギごとすくって一口いきますと。

うん。これ、ウマい。

中華の油淋鶏は、鶏の唐揚げに、刻んだ長ネギを載せ、酢醤油のタレですが、
あれの鶏レバー版です。これが美味い! 
最初の一口のカリっとした固めの衣。そして、中のレバーの味わい。
レバーが血合いっぽい、健康になりそうな味わいでして、
レバー食ってる。健康にいいことしている。という味です。
しかもふんわりと軟らかさが残っているのが、衣のクリスピーさといい対比で
食欲をましてくれます。

たれも、いい具合にレバーの味を引き立ててくれますし、多めのたれなので
最初たべたのと、次食べたの、さらに次食べたのとでは
衣の具合が変わってきます。

油林鶏でもそうですが、カリッ、サクッとしながらも、
次第に衣が染み染みになってきて、すこしフワッとしてくる衣の食感の変化も
楽しめるという塩梅です。
ああ、これって釧路のザンタレにも似ているんだ。

あと、家の近くにある中華屋の排骨もそんな感じだったな。
というか、さんざん、寝かす食いとかやって、ころもを熱々で食べたり、
汁に浸して食べたりして対比を楽しんでいるじゃないか。

ゴローちゃんは「肝臓らしい みっちり味」と言っています。
「飯に合う アウストラロピテクス」
とも言っていました。飯にあうかはためしてませんが、絶対あいます、これ。

ちなみに油鶏肝も僕がオーダーをしたら、品切れのホワイトボードに書き加えられました。
これはこれは

続いて、刺身
はんぺんが登場です。

こちらは、小皿に丁寧に盛られた真っ白なはんぺんに、わさびが添えられています。
わさびをちょんちょんと乗っけてお醤油につけていただきますと、

これも美味しい。ふわっとした感触は普段たべているはんぺん以上です。
しかもはんぺん自体が上品な味わいで穏やかにやさしいし、口の中で溶けます。
これが、かるくわさびにのせてしょうゆでいただくと、たまりませんね。

さらには、ハムかつが登場。

番組内では
【名物ハムカツ】
ハムカツの歴史が変わった!
この厚さ 超ド級なり

と紹介された代物です。

とにかくブ厚い。これはインパクトのあるビジュアルです。
ゴローちゃんが持っているメジャーで2.5センチと測るのもよくわかる。
しかも、横には、千切りキャベツとマヨネーズにからしが添えられています。

ゴローちゃんは、つべこべ言わずドバドバトいくのがいいんだよ
といって、初手からソースをドバドバかけてますが、こちらは軽くかけて様子見です。

サクッといくと。うん。これは美味しいです。

まずは、細かく挽かれたパン粉がみっちりとついていて、固めにあげられている
衣の食感がいいですし、その中のハムのみっちり感。

昼のピタサンドもハムのハムらしい味わいで安心しましたが、こちらも同様。
しかも、そのハムが分厚いのですから、頼もしい味わいです。
お歳暮にもらった一本まんまのハムをかぶりついたような充実感。
口の中をアツアツの衣と温められたハムで満たされる充実感。
この食べ応えと美味さで、300円は安いです。

二個目はゴローさんにならって、ソースを多めにかけましょう。
ん。こちらも美味しいです。

ゴローさん言うところの、
このソース味で 俺はいつだって ガキ大将になれるんだ。
ですよ。
添えられた芥子をちょんと軽く副えると、芥子の味わいがさらにソースを引き立てます。
いいぞいいぞ。

ま、こちらにふられたら、男の子の味のかつサンドを食べる予定でしたが、
ガキ大将になれるハムカツを食べることができてよかった。

と盛り上がっていると、
お隣さんや後ろの子上がり席の方が、チンチロリンハイボールに挑戦しています。
ハイボールを注文するとサイコロを2個振れるのですが、
ゾロ目は無料、合計が偶数だと半額、奇数だと倍額のですが、
出てくるジョッキが大きくなるこちらのお店のサービスです。

うん。これは負けてもお得ですね。

さらにチンチロハイボールにチャレンジした席の逆側では
お孫さんを連れてきたおじいちゃんと、そのおじいちゃんの友達という組み合わせの
4人組がいて、ゲームをしている小学生に絡む初老の方々。

ああ、この店で、ゴローちゃんも酔客にイジられていたなぁ。

そんなことを思いながら、追加した生とともに食べ進めていって
そろそろシメに行こうか、とオーダーしたのが、
鳥鍋めしと、田辺茂原農場の生玉子です。

外でも立ち飲み風に盛り上がっているお客さんもいる様子です。
こういう利用方法もあるんですね。
などと観察をしながらビールを飲んでいると、
鳥鍋めしの登場です。

番組で
【鳥鍋めし】
熱々ご飯に具がどっさり!
ひと手間かけたミニ丼

と紹介されたしろものです。

すき焼き風に茶色くなるまで煮込まれた鳥や白滝やたまねぎなどの具が
お茶碗に入ったご飯の上にたっぷりと載っています。
ああ、これは美味しいだろ。

まずは上の具を一口いただきますと、ウマいです。
しっかりと煮込まれた味わい。とりもホロホロですし、
この濃い目の汁のしょうゆやさとうやみりんといった組み合わせとあいまって、
お袋の味系の穏やかさがすごく食べやすいです。
白滝もうれしいですしい、汁の染みているご飯と一緒にいくと、
これまたいい味わいです。

そして、2/3くらいたべたところで、生玉子を投入します。

うん。このすき焼き風に生玉子という組み合わせ
これは美味しくてあたりまえです。
頭の中では、ゴローちゃんが追い込みを欠けるときの
あの曲が鳴り響いています。
勝利のBGMです。
ゴローちゃんも食べながら言っていました
俺、かっこいい です。

そして一気にかっ込んだ後、残りのビールで流し込んで、
ぷはあ。

ごちそうさま!!!!!
あああ、美味しかった

と、大満足でお金を払って外へ出ます。

「アクの強い酔客相手に 若者ががんばっている店か。」
とゴローちゃん風につぶやくのもお約束です。

ああ、美味しかった。
それにしても、席数が少ないので、なかなかライブの打ち上げというわけにはいきませんが、
朝の10時から飲めるということで、開店と同時に行って
チューリップとアボカド鶏メンチやまだ食べていなかった串系をサカナに一杯というのも、
乙かもしれません。こちらもチャレンジしたいものです。

と大満足へ鶯谷の駅へ。この時点で少々残念ではありますが、
南千住に降られたことはリセットされています。

百合子さんも言ってましたね。

おいしいもの ってフシギ
だって、ヤな 思い出までも かき消しちゃう んだもん。

そのとおりです。

と、山手線と京急を乗り継いで、宿へ帰還。

ARIAなどを見て、あらあらうふふふと思いつつ
東京の夜を締めたわけでした。





かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていたイトー×aniでした。(´・ω・)ノシ
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