先日読んだ温泉本で、地元の薬師温泉が閉館した記事を読みました。

なんと!!

しかもネットで調べたら現在売りに出ているそうです。

先日復活したかんの温泉ではないですが、
理解のある人に買ってもらって再興してもらえたらいいのにな
などと思うのです。


さて、先週はその前週に続いて、のんびりと遠出が出来そうだということで、
函館をベースキャンプにして、久々に周囲の温泉を巡ろうと計画して、
向かったのですが、途中で自動車が動かなくなるトラブル発生。

大沼の自動車屋さんに車を預けて、そこからタクシーで函館へむかいました。
業者の方には、遅い時間にもかかわらず迅速に対処していただいて、大変助かりましたし、
大沼から函館までなんて長距離タクシーに乗るのもなかなか出来ない体験でした。
ちなみに、料金は8000円程度でした。

ただ、函館に着いたはいいが、そこで観光する足である車がない。
ということで、今回は久々に市電にお世話になります。

まずは、改装中なので仮ホームになっている、函館駅前から、
どつく前行きにのります。来たのはらっくる号ですが、直前に
らっくる号で、新幹線の色に塗色されているのが逆ホームに登場。
観光客風の人が、スマホを向けています。

そして、どつく前まで乗り込んで、1日乗車券を買った後でむかったのが、
本日の昼食場所。当ブログで何度か紹介されていただいております
「いとしの大衆食堂~北の味わい32店」文・北室 かず子さん 写真・田渕 立幸さん
(北海道新聞社 刊)の一番最初に載っていたお店、「どつく前 満腹食堂」さんです。

行ったのが昼食時だったのですが、中には8人程度のお客さんで
思ったよりも空いております。

注文したのも「いとしの大衆食堂」に載っていた炒飯です。
卵のコーティングといい、しっかりとした味わいといい大変美味しかった
大満足のシロモノでした。さらに、ビックリしたのは、そのスープです。
炒飯のスープというと、基本醤油ベースの茶色いもので、
せいぜいネギが浮いている程度の添え物的なイメージがありますが、
こちらのは、塩ラーメンのスープがベースになっているかのような色合いに味で、
スゴいのが、卵がポーチドエッグのような形で一個丸々入っています。
しかも中の黄身が半熟気味です。
これは、スゴい、初めて見ました。

どつくの男たちに愛されている食堂ならではだなあということを改めて感じて
今度は、カツカレーを食べに来ることを誓って、こちらを辞しました。
再訪してカツカレーを食べたら、「印度化計画」のところにレポートは書きます。

外に出て、改めてここらへんって、新撰組ら旧幕府軍と新政府軍が激闘をした
弁天台場のあとなんだよなぁ、ということに思いをはせながら、
来た市電、ハセガワストア号に乗り込みます。

そして、向かったのが、湯ノ川温泉。
市電で行く温泉といえば、永寿湯や大盛湯もありますが、
やはりこちらでしょう。
湯の川電停と、湯の川温泉電停の間くらいにあって市電の車窓からも見える、
老舗の温泉、山内温泉長生湯です。

がらがらと懐かしい入り口を横開きすると、昭和の雰囲気が残る
使い込まれた湯銭をはらう高い番台がお出迎えです。

脱衣場に行くと、籐の篭も秤もロッカーも鏡もボスターも
すべてが古いのですけれど、その使い込まれている感が親近感につながります。
これらがリアルラーメン博物館みたいで、 軽くタイムスリップ出来ます。

脱衣籠は4個ウマっていますが、全て地元の人風です。

浴室に入ると、中央にドンとあるのが、楕円形をタテにしたの湯槽でして、
楕円形の1/3~1/4くらいのところに直線で仕切りがあって
小さい部分が浅く、大きい部分が深くなっていまして

とりあえずアツいのが湯の川のスタンダードですから
大きくて深い部分に軽く入ったのちに、
こちらは、どなたかが水で埋めていたおかげか、少し湯温が下がっている
(それでもアツいですが)小さくて浅い部分にじっくり入りました。
湯槽を満たすのは、透明でナトリウムのアジがするお湯で、
しょっぱいからアツいのかなぁ、なんて考えたりもします。

湯槽の縁から豪快に流れているお湯が、かつてタイルだったところを
隠すように盛大に湯乃華がついていますし、湯槽の縁も自然と鍾乳石のように
丸くなっております。

上を見ると、明かり取りの窓から湯気に光りが映って
天使のハシゴのようにも見えます。
さらには天井にも、長年かかって湯気が描いた不思議な模様。

この湯乃華が床にお湯が描いた模様も、天井に蒸気とかが描いた模様も
両方使い込まれた感があっていい感じです。

カランの前では、三人の地元の方風の人が大きい声で話しをしながら
体をあらっていますし、別の場所でくつろいでいるお年寄りも含めて、地元率100%です。
さっき行った満腹食堂もどう見ても地元の人しかいない場所でしたし、そんなのがウレしいです。

それで、あちこちを眺めていると、やはり男湯と女湯のしきりに目がいきす。

と、いうのも、
かつて、HBCラジオ「朝刊さくらい」のコーナー 「桜井宏の三枚おろし」の火曜日
「舘浦あざらしの朝から旅日記」のなかで、この温泉の事が話題になったのですが

あざらしさかんが、男湯と女湯の仕切りが磨りガラスであることを
強調していたことで、桜井さんと盛り上がっていたところ
当時アシだった森理恵さんがヒキ気味だったのを思い出したからですが。

そんなユルいところが、これまた昔ながらの温泉って感じがします。

この後、交互にアツ目の(といっても永寿湯の低温よりはアツくないですが…)湯槽と
ヌル目の湯槽に入ったりしているうちに
気持ちよさも増してきたのと、さらに地元の方が入ってきたので、
ここらへんでオイとまするとしましょう。

あああ、地元密着型温泉の日乃出湯のなき後、こちらには
変わらぬ風情でいつづけて欲しいなと思いながら、こちらをあとにして
市電の人となったのでした。そのあとも市電で観光しましたが
そちらはまた明日書きます。

ちなみに今まで入った温泉については
左側の欄にある温泉三昧をクリックしてもらえれば
見ることが出来ます。よろしければ。

かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていたイトー×aniでした。(´・ω・)ノシ
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