関西に無事到着。これから、Kalavalaのライブです。
kalafinaのホールでのライブは10ヶ月ぶりですし、お三方に会うことができるのは、
札幌でのインストイベントいらい4ヶ月ぶり。
あー、どんなすばらしいステージになるのか、本当に楽しみであります。

そんな話は、また明日、当ブログで書きたいと思います。


さて、今回の旅行は、後半はライブですか、前半は巡礼でした。

昨日は朝9時くらいに宿を出発。川崎駅から東海道線に乗って大船へ。
そこで湘南モノレールに乗り換えて湘南江の島へ。
江ノ島も、モノレールも2年ぶりです。
モノレールは相変わらず加速はいいですし、観光的に美しい景色とか、
人のいない団地が木々に取り込まれる、廃墟好き的美しい景色など
いつ乗っても湘南モノレールは楽しいです。

大船発湘南江の島行きなので、前回とは逆のコースですが、堪能をして江ノ島に到着。
すばな通りを通って、江ノ島へ向かいますが、平日なのに混んでます。
というか、小学生とか中学生の修学旅行や遠足客が多すぎです。
今の関東近郊の修学旅行や遠足事情ってこうなっているんですか。

列を作って移動する黄色い帽子の集団とか、
しおりを手にしながら動く中学生のグループを追い越してどんどん進んでいくと、
視界が広がって見えてまいりました。
前回訪れた日は、大雨警報が出ていたので、驟雨に煙る江ノ島でしたが、
この日はいい天気。高校・浪人・大学時代となんどとなく来た思い出がよみがえります。
観光客も前回は団体しかいなかったのに、今日は平日にもかかわらず大盛況です。
アンダーパスを通って、橋を渡ると、海もキラキラ光ってきれいです。
しかも遠景に雪をかぶった富士山も見えます。
視界に富士山があるのも久しぶりだなぁ。などと考えながら
最初の表参道の軽い坂へ。2年前に来たときはTARI TARI とか つり球 とかの
タペストリーがありましたが、今はなく、変わりに?妖怪ウオッチのお面とかが
おかれていました。時代だなぁ。

赤い江島神社の鳥居をくぐると、今までの緩やかな坂道で
すでに息が上がってきていますので、ここは文明の利器に頼りましょう。
ということで躊躇なくお金を払ってエスカーに乗ります。

むかしならエスカレーターごときに何百円も払わなかったよなぁ。
でも、これが本当にありがたい。とちゅう何箇所か歩きますが、
ほぼ楽に上までつれてってくれます。エスカー最高!!
あと、エスカレーターをエスカーって略すのもどこかゴローちゃんっぽいかな。

このあとの巡礼とライブの成功を祈って軽く参拝をしたあと、
江ノ島展望台を横目で見ながらむかったのは
『孤独のグルメ』第9話「神奈川県藤沢市江ノ島の江ノ島丼」の回の時
ゴローちゃんが饅頭をはふはふ食べた中村屋羊羹店です。

私、いつか、孤独のグルメの原作版の巡礼を終えたら、
巡礼記を一冊にまとめようと思っていたのですが、そんな時に
自分の中のリトルイトーが言ったのです。

江ノ島で饅頭食べてないじゃねぇか。と

ああ、そうですね。前回江ノ島丼の時には前を通っただけで行かなかったしね。

ゴローちゃんの元カノと行ったときの思い出の地、山ふたつ眺め舞台を横目に
階段を降りて歩いていくと、ありました。
赤字で女夫饅頭と大書されています。これだこれだ。
中村屋羊羹店です。〔マンガの中では木村屋〕
庶民的ながらも伝統を感じる古い建物だけがもつ、重厚な雰囲気がいいです。
店頭にも蒸し器があります。
が、蒸し器から湯気が出ていません

??

不思議に思って声をかけると、
「饅頭、今、蒸かし始めたんです」とのこと。
ああ、そうですか。ワタシは「なら、ぐるっといろいろ見てから来ます」
といって、さらに奥津宮の方へ向かって、奥津宮や、龍宮を見ながら
「龍宮神社で巫女さん~♪」とネギまの出席番号の歌を口ずさむ。

そして、前回来た時に、江ノ島丼をいただいた魚見亭さんを横目に
奥へ奥へとすすみます。
そして、島の反対側の稚児ヶ淵へ到着。
まずはキラキラと光る海と白い波がいい感じ。
下の岩場ではたくさんの釣り客が糸をたれています。
パドリングをしたりしているグループもありますし、それぞれ楽しそうですが、
圧巻は、その飛び交うとんびの数です。

孤独のグルメの江ノ島丼の回を髣髴させてくれる光景に、
改めてここまできてよかったなぁと再認識
ここでぼーっと時間をすごして、再び中村屋さんに戻ります。

が、その帰りの急坂の階段でいきなり息が上がるワタシ
魚見亭の人に、「お疲れでしたらどうぞ」と声を掛けられてしまいましたw

そして、もと来た道を進んでいくと。おお、今度は蒸し器から
湯気が上がっている様子が見えます。よしよし。
伝統あるつくりの建物の店頭には「奉献銘菓彰」と書かれた、
明治天皇、昭憲皇太后の名前が見られる
額に入った賞状が誇らしげに飾れています。
屋根のつくりにも年季を感じます。

さて、古代女夫饅頭は、こし餡と粒餡があります。
ゴローちゃんはこし餡のみ2個食べてましたがせっかくなので両方いただきましょう。

で、2個お願いしたら、黒く四角い小盆にのって登場。
お店の人が、「なかで食べていけますよ」とのこと。
ゴローちゃんみたいに立ち食いもいいのですが、お店の人に従って中へ。
すると、山ふたつ眺め舞台のような絶景が、窓の外に広がっています。
しかも、下のほうまでよく見えるので、眺め舞台よりもいいです。
これはスゴい。

お饅頭もまずはゴローちゃんにならって、こし餡からはふはふはふといただきます。
まずはふわんと口の中に漂う酒饅頭っぽい風味。
そして自然な甘さの丁寧に作られた餡です。
全体的にしっとりと上品な味わいで、顔がほころびます。

しかも餡がたっぷり入っているのに重くなく、すっと食べられます。

ゴローちゃんが
「うん うまい 当時の味は全然覚えてないけど とりあえず美味しいぞ
 軽くてあたたかい」というのも納得です。

ほかほかをはふはふはふといただく幸せです。

続いて、粒餡をいただきます。
こちらは茶色い外見そのままで、黒糖の香りと味がします。いいですねぇ。
餡も粒がはっきりとしていながらも、小豆が重たく感じない。
小豆の美味しさがはっきのわかる味わいです。
うん、こちらもうまいうまい。

外の景色を見ながら食べると美味しさもひとしおです

こちらのお店、創業1902年ということで、できて110年を超えているのです。
うん。店のつくりも、店内もそんなオーラが漂っているので
自然とくつろぐことができます。

と、いうことでご馳走様でした。あー、美味しかった。


海苔羊羹も食べたかったのですが、このあとは冷麺がまっているので、我慢。
次来たときにでもいただくとして、有楽町へ向かいましょう。

と、今来た道を戻ります。途中ででてくる小さい店を見ては
ゴローちゃんの
「だけど この雰囲気 俺は嫌いじゃないな

 曲がりくねった細い坂道に 古い小さい店が
 ごちゃごちゃと軒をならべているこの感じ…」
というツブヤキを反芻しながら、

前回訪れようと思って時間の関係でいけなかった、児玉神社を参ります。
ここは観光ルートから少し外れているだけにも関わらず、
人がいないので落ち着いて参詣ができます。
こじんまりとした境内には、二〇三高地の石とか、台湾の石ってのが、らしいです。
願わくば、お守りとか売っていれば、東郷神社、乃木神社のお守りとともに
並べて飾ることができたのに。などと思ったりして。

そしてすべてミッションを終えて橋を渡って、江ノ電江ノ島駅へむかいます。
途中で「海きれいだね~澄んでるじゃん」などと声がしたので、改めてみると
本当だ。浅瀬では底まで見えます。
学生時代、海水浴で来たときは、ここまでじゃなかったなぁ
というか、有体に言えば濁っていたなぁ。
環境保全に対する取り組みが格段に進んだおかげですか。
改めて昭和は遠くなりにけりか。ま、いいことなんですが。

江ノ島駅も観光客や地元民、そして修学旅行の小学生などでにぎわっています。
前回は小田急で来てモノレールで帰ったので、
江ノ電に乗るのも、25年以上ぶりです。

ゴトゴトと揺れるのはいいなぁ。車内アナウンスで
「ここから海が見えます。振り返ると江ノ島も見えます」などと言うのもいいです。
あと、最近だったらここらへんの景色って、
吉田秋生さんの「海町diary」を思い出すのですが、それ以上に
私自身、学生時代に仲良くしていた人と、一緒に初日の出を見に来たなんて、
ほんと20年近く忘れていたことを不意に思い出したりして。

ゴローの元カノのこといえないじゃん。

ということで鎌倉駅に到着。横須賀線に乗り換えます。
湘南モノレールに乗っているときも江ノ電に乗っているときも感じましたが
やはり、鎌倉は山の街です。だって、山を貫くトンネルを通るモノレールとか
道路の軌道も走ってトンネルも走る路線なんて、
それぞれここだけですよ。
そして、やはり思い出す「海街diary」。描写が絶妙ですものね。

ということで大船まで車窓を見ていましたが、途中オちてしまって、
気づいたら西大井でした。



新橋で下車し、山手線に乗り越えて有楽町。こちらはライブでお世話になる
国際フォーラムの最寄り駅でもありますが、本日用事があるのは
南側です。

本日目指すは、マンガ、孤独のグルメの今年6月にSPA誌に掲載された
「有楽町ガード下の韓国料理」に出てきたお店へ行くためです。

味のあるガード下の店舗群を見ながら、以前「バーデンバーデン」という
名前だけにさそわれて、畏友p氏や畏友GMクンと会談という名の
飲み会〔大お祭りの打ち上げ〕をしたことがあったなぁ
などということも思い出しつつ、さらに進んでいくと、
ガード下に、マンガにも登場した、「新橋方面近道」を発見。

おお、これだこれだ。インターナショナルアーケードの中へ入ります。
当然、マンガ版ゴローちゃんの如く「ナポリン ナポリン」と浮かれて口ずさむのも
忘れません。

中へ入ると、高架下のスペースにズラッとシャッターが並んでいて、人がいません。
ゴローちゃんはこの時、「新橋や ガード下行き ナポリタン」などと
下手な俳句をひねったりなどしてゴキゲン。
そんなに気がつきませんが、この退廃的な雰囲気はスサマジイです。

ただ、俳才のなさに気づいた後、改めて周囲の様子に気づいたゴローちゃん。
「ポツンと… でも地方の シャッター通り 商店街とは……
 サビシサの 温度が 全然ちがう」といってますが、
鶴見線の国道駅の高架下にも通じるような不思議な空間です。
Vシネマとかのロケ地にふさわしい、アウトローな雰囲気すらありますが、
思えば、ここらへんのシャッター街って、かつて都庁が有楽町にあった時には
いろいろなお店とかがはいっていたんだろうなぁ。で、都庁移転とともに
こうなったのかな? ということが想像されます。

にしても、本当にあいてる店も、歩いている人もいません。
本当にお店、あるんだろうか。と、行くとぽつんと出ている看板発見。
明かりもついていますし、赤ちょうちんにも灯がともってます。
ありました!!
「韓国料理 まだん」さんであります〔マンガの中では「まなん」〕
よしよし。早速中へいきましょう。

店内に入ると、オモニが「ドコデモオスキナセキヘ」といっているので、
中央の長机のテーブル席にこしを下ろします。
確かに鉄板はありません。カウンターに移動コンロはありましたが。

時間は1時を少々まわったとこで、店内は5人位のお客さんです。

「ナニニシマスカ?」と聞かれたので、「10番のセット」をオーダー。
ゴローちゃんは「こんなに迷わされる店久しぶり」と、散々迷った挙句、
「よし! ここは手堅く冷麺 ちょっと冒険チャーシュー丼」とゴローちゃんが決意した
10番のセットです。
ただ、ゴローちゃんは「寒いのに冷麺」
といわれて、へこんでますが、
この日は最高気温24度なのでへーきへーき。

チャーシュー丼が冒険なのか、そもそも韓国料理にチャーシュー丼があるのか
そこらへんはわかりませんが、そもそも巡礼ですから。

周囲を見渡すと、机の上には、箸置きにびっちりと入った銀の箸
それからぷらの容器に入った水に水色のコップです。
コップに水を注いでのどを潤します

あと、なんか若い女性のポスターが貼られていますが、誰かわからない。
あちらの人ですかね?

なんてことを考えていると、登場したのがサラダとひょうたん型の小皿です。
サラダはオーソドックスなキャベツ・レタス・きゅうり・にんじんを
ドレッシングで和えたもの。
ひょうたん型の中央にしきりのある小皿の片方には、コチュの乗った豆腐
もう片方は、カボチャとか大根などの野菜の唐辛子あえです。
こちらは、カウンター横のテーブルにずらっと並べられていました。

そして、時間差で面白い形に乗ったおさらにたっぷりのキムチです。

前菜多し です。

シャリシャリ 庶民的韓国 シャリ こういう店は貴重です。 です。

ゴローちゃんの感想を一人ごちながらさらに待つことしばしで

まずはチャーシュー丼から登場です。
ご飯の上にたっぷりのナムル。さらにチャーシューが何枚も乗ってます。
さらには別さらには生卵です。
ゴローちゃんは冷麺からいってますが、出てきた順番ですから
まずはチャーシュー丼からいただきます。

しかも、ゴローちゃんは期韓国の人なら迷わずつぶすな」といって
初手からごはんとまぜて食べていますが、
そういうのは後にとっておきたい派の私は、机の上の箸たてから銀の箸をとって
まずはご飯もやしチャーシューで、ぱくっといただきます。

うん。ウマい。
チャーシューはしっかりと硬いタイプではなく、しっとりとやわらかく、
八角とか効いているとかはないですが、しっかりと肉の美味しさと、
調味されたしょうゆ系の味わいの組み合わせがなんともいです。
このやわらかさは癖になりそうです。さらに下のナムルはしゃきしゃき
ごま油の香りも味も効いています。ゴマ油の使い方が韓国料理です。
肉と野菜の組み合わせもいい感じで、暖かいご飯の上にのっていまして、
これは悪くないなぁ。

などと味わっていると、冷麺が登場。
その時、冷麺を運んできたオモニが、
別皿の卵をかけてまぜて食べるように。と、ジェスチャーで僕に勧めてきます。
僕はニッコリ笑ってウンウンとうなずくとオモニも納得した様子。

さて、冷麺にいきますか。

銀色の器に入ったのは、見るからに、今まで食べた冷麺よりも細い麺の上にたっぷり錦糸卵
さらにはおおぶりの胡瓜の千切りにもやしのキムチ。
それを取り巻くたっぷりの茶色い汁です。中に氷が無造作にコロンと
入っているのも韓国です。

まずは、ズ…ズズと麺をすすります。

うん。この細さがいいです。
冷麺は、はさみで切ったりするくらい硬めのやつもあって、
その歯ごたえのよさも魅力ですが、たまに噛み切れないやつとかにも出くわしたりしたので、
この細さが硬めでコシが強い麺を美味しくいただくいい工夫です。
しかも、すすっていると長さもちょうどいいです。かるく啜ったら
ちょうどいい感じの量が口の中に入ります。
麺の味わいもいいですし、すする感触も悪くない。

卵もしっかりと焼かれていますし、キムチやきゅうりの味わいも清涼
汁の酸味も、キムチの辛さとあって、いい組み合わせです。
飲み口のすっと引く感じで食後感がさわやかなところもいいですね。

うん。うまいうまい。

ゴロー氏も、「ここ アタリ! 〔ズ…〕 麺も 硬すぎず 細くて 〔ズズ〕 うん うん」
といいながらいい表情で食べてましたっけ。

これは、チャーシュー丼ともよくあいます。
すこし濃い味わいのご飯と清涼感のある冷麺の組み合わせ。これはいいなぁ。

そして、チャーシュー丼が半分をきったところで、いよい生卵を投入です。
ほんとうなら、如月食いをしたいところですが、これを食べたときのゴロー氏の
表情を追体験したいがために、あえて己の禁を破る也 です。

丼の中で卵をくずして、チャーシューともやしとごはんを一気に口の中へ

「わおお」

うん。
うおォンに続く、ゴローちゃんの新ボキャブラリーが飛び出すのもよくわかる。

それぞれがしっかりと味がついているところに生卵のとろみと
濃厚さが加わって、これはいいですわ。
ただでさえ、健康になりそうなのに、ますます滋養がつきそうです。

うん。うまいうまい。

これを口に入れた直後の冷麺も清涼です。

よし、そろそろラストスパートをかけますか。
と、まず中皿のキムチをやっつけたところで

!!

オモニが新しいキムチをくれました。予想外の韓流サービスです。
ま、せっかくいただいたので、こちらも平らげましょう。

キムチの刺激も冷麺がながしてくれます。ありがたし冷麺。

そんな感じで無事完食いたしました。

ごちーそーさまでした。



どれも、濃すぎず 辛すぎず
いや実に ちょうどいい 韓国スムニダ
いい店 見つけた
酒を飲ま なくても
肉を焼か なくても
ゴキ ゲン

ごく ごく

うんうんわかるわかる。

ということで、大満足をして、この日の宿である神奈川某所へと戻ったのでした。


ちなみに、まだん とはハングルで広場という意味だそうです。なんかそんな空間でした。

あと、食事とは別に「わおお!」と思ったできことがあったのですが、
またいつか別の機会に。


そして、宿でまったりとした後に、夜の部の巡礼に出かけたのですが、
それと、翌日については、また今度書きたいと思います。






かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)
のパーソナリティーをつとめていた
イトー×aiでした。 (´・ω・)ノシ
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