先日、畏友GMクンと電話で話をしているうちに、「久々に馬場ホル食いたいっスね」と彼。し
かも、「なら途中に昭和炭坑とか行くのもアリっスよね」とも言ってきて、これは魅力的な提案です。

沼田の炭坑はいつか行きたいと思っていたので、渡りに船です。
「なら、宿探すわ~」と、ワタクシ安請け合いをしたのですが、秋口の旭川をナメてはいけなかった。

別にナメているわけではないのですが、チェーン系ビジネスホテルをはじめとして、軒並みアウトでした。
ま、旭山動物園があるから仕方ないね~。

と思って「旭川とれんかった~」と言うと、「あー、ならどこでもイイッすよ」との返事。
そこで、改めてチェーン系ビジネスホテルの他の所を見ても、こちらも軒並みアウト。
開いているのは北見か釧路という感じだったので、改めてGMクンに
「釧路でイイ?」って聞いたら、あ、釧路でもいいっスよ」と言ってくれたので、二転三転しましたが、
ここに急遽釧路行きが決定しました。

朝10時過ぎ合流して、まずお昼。夕張でカレーそば食べるか、
清水でそば食べるかどっち?と聞いたら、「久々に目分料行きたいっスね」との返事。
丁度新蕎麦のシーズンなので、良いチョイスです。
ならばと清水へ車を走らせます。到着は12時やや過ぎている時間。
駐車場は車数台止めるしか余裕がありませんが、無事止めることが出来ました。

ワタクシも久々の目分料。中へ入ると、空き席もありましたので腰を下ろして、
冷たいそば茶で喉を潤します。
僕等が入ってきて、すぎに席が完全に埋まり、入り口周辺で待つ人も出ます。ラッキーでした。

ワタクシは桜エビのかき揚げそばを、GMクンは合鴨のつけそばをそれぞれオーダーして、
BGMがジャズタだねぇなんて話しなど談笑したり、
十勝に来たら必ず目を通す「勝毎」などを見ながら待つことしばしで登場しました。

ほんの少しだけ緑色と蕎麦色がかったピカピカの蕎麦と、
見るからにサクサクに揚がった分厚いかき揚げです。これはたまりません。
先日コンビニ版で読み返した「そばもん」山本おさむさん著 小学館 ビックコミック にも
蕎麦の色がどうのこうのって話しがありましたっけ。
GMクンのつけ鴨そばも、ざるに盛ったピカピカの蕎麦と、
暖かくて、たっぷりの脂が浮いている汁のなかには、
一目見てわかるプリプリの鴨とネギがいい感じです。

まずは、軽く汁をつけてずずっと啜りますと、ああ、この味わいがたまりません。
細くやや柔らかめな麺は啜る度に蕎麦ならではの清冽な味わいが
口の中から喉へと抜けます。
蕎麦自体の味わいもいいですし、汁も軽くつけただけなのに、
ほのかな甘みとともに醤油にみりん、鰹節などお魚系の出汁の味わいが
それぞれと主張しながらもいいバランスなのがよくわかります。このほのかな甘みが好みです。

さらにサクサクのかき揚げです。この分厚さで、最初は軽く汁をつけてかぶりつきます。
その厚さ故、かぶりつく横からパラパラと崩れますが、
サクサクなのは、見た目通り。この歯ごたえも良ければ、
たまねぎのほのかな甘みと、エビの鮮烈な味わいのバランスがいいです。

汁につけたときに軽く油が広がるところも、GMクンのつけ汁を見ているのでなんか嬉しいです。
うん。美味しい。GMクンも、「やっぱり目分料はウマいっスね~」とご満悦。
ワタクシは羊蹄山麓に、GMクンは札幌にと、それぞれいいお蕎麦のお店も少なくなく、
そんなのを沢山食べていて、目分料が思い出補正で美味しく感じているだけだったらどうしよう
と思っていたのですが、そんなことなく、しっかりと美味しかったので安心です。

それぞれ完食したのちに、蕎麦湯を頂きます。この濃厚なトロトロの蕎麦湯もいいですね。
さっき山本おさむさんのそばもんの話しをしていたせいではないですが、
「そばもんに出てくるインチキ蕎麦湯とは違うっスね」とGMクン評。
かれも「そばもん」を読んでいる人でありました。

と二人して大満足でこちらをあとにして、
景福で極上の温泉を楽しんで、つづいて阿寒国道を通って、釧路へ行ったのでした。


宿へ行く前に車内では、カープの今後の行方の話しなどでも盛り上がったのですが、
夕食はどこへ行こうか、という話し。
そんなかで、ワタクシは以前の職場の同僚(釧路糊陵高校卒)の話しをしました。

「職場の同僚が、釧路行ったら、ろばたの炉端焼きか、かどやのつぶか、鳥松のザンギが、
泉屋のスパカツを食えって、釧路行きをする人には必ずすすめるんだよね~どれにする??」
そんななかでのGMクンの選択が、スパカツでした。。
そこで宿にチェックインして、しばし休憩をしたのちに向かいました。
泉屋は、ここを知らなければ、釧路っ子としてはモグリと言われる釧路を代表する超有名店です。
洋食全般なんでもこいのお店なのですが、やはり看板メニューはスパゲティーミートソースと
その発展形である、スパカツとかカツスパと呼ばれるスパゲティーミートカツです。

すっかり「丸三鶴屋」の後継店である「丸井今井」の残滓や「○ト北村」「くしろデパート」などが
なくなってすっかり寂しくなった北大通りから一本入って栄町方面に行くと、土曜の夕方なのに、人通りも
少ない中、泉屋は健在です。
かつてと同じスタイルで、看板に書かれている「マ・マー スパゲティー」の文字も
レトロで風格があり、どこか誇らしげです。
そうですよね。
「パスタ」でなくて、「スパゲティー」
「ディ・チェコ」でなくて、「マ・マー」
「デュラムセモリナ」とか、「アルデンテ」なんて我が尻を食らえへ! って感じです。

夕方をまわった時間帯なので1Fではもう食べられないので2Fへ向かって、お店の方に誘われるままに、
窓際の席に腰を下ろします。この昭和のパーラー風の内装も変わらずいい感じです。

メニューを見ながら、お互いにスパカツをオーダー。ただしGMクンが
米の飯も食べたいと言ったので、2人でシェアするように、オムライスもオーダーします。
あと、わすれてはならない生ビールです。
まずはオムライスが登場。デミグラスソースが濃厚ですし、フワトロの卵に、中のほんのり優しい味わいの
チキンライスともそれぞれいい感じです。「これ、ウマいっスね」GMクンも大満足のようす。
そして、真打ち登場です。
ステーキが乗って出てくるような、使い込まれた木の受け皿に乗った分厚く黒く熱々に熱された鉄板の上に乗ってじゅうじゅうといい音をたてながら出てきました。
これだこれだ。
ウェイトレスの方が「熱いので注意してください」と言った注意を聞いたり、パチパチいっているうちに、
色々なところに赤い点々が飛び散るのを見るというのも、
かつて、休日になると釧路にでかけイキオイよくここでスパカツを食べていた過去をも思い出させてくれます。
まずはスパゲティーから。ちゅるるっといきますと、
この軟らかさが昭和でいいです。

お店の内装と同じ味わいです。しかも、このやや軟らかいのが、あとで効いてくるのです。
ソースも酸味がおさえめながらも旨味とコクがしっかりしている
爽やかな食後感がいいですし、あとをひきます。
たっぷりのたまねぎの甘みに挽肉ま味わいもいいです。

しかも、これをアツアツのスパに絡めて食べると、これまたよくあいます。
さっくりとした衣が控えめながらアツアツのカツがこれまたいいのです。

そして、スパカツシリーズのキモは、食べ進めていくうちに、最初はちょいヤワだったスパが
しだいに熱された鉄板によって固くなって、鉄板とくっついている部分はカリカリの
スナック状態になっていくところなのです。これですよ、コレ。
釧路来て、良かった。

GMクンも、「これエスカロップみたいで面白いし美味しいっス」との感想で一発で気に入ってくれた様子。

初店内で賑やかにしていた酔っ払いの一団は早々に帰りましたが、
周囲には、家族連れ風、老夫婦、お一人様のネクタイ締めたサラリーマン風と、
色々な層のお客さんが混在していました。観光客っぽいのは僕等ぐらいでしたが、

外の通りは静かでしたが
店内は7割程度の混み具合でした。
いいお店でした

そして、翌日は、麦秋へいって、それぞれエスカロップとハンバーグに舌鼓を打ったのは
前日のブログどおりであります。





かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていたイトー×aniでした(´・ω・)ノシ
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://radiofhf.blog65.fc2.com/tb.php/1792-f489c3b5