先日、当ブログでさんざんオススメしていて、カープ戦観戦のついでに巡礼をするほど
ハマっている「ワカコ酒」〔新久千映 さん 著 ゼノンコミック 徳間書店〕の
3巻を購入したら、帯に「ドラマ化」の文字が

!!

映像化するなら、「くるねこ」みたいな感じなして、5分アニメとかがハマるのに
などと漠然と考えていたのですが…



うん、花のズボラ飯のように、なかったことのようにならなければいいなぁ。
ぷっしゅぅ


ここからが、先週のカレーです。


☆「ライカノ」(東京都足立区千住2-62 ラ・フェットビル1F)

夏の大お祭りの初日が無事終了。予想以上頒布が出来たと言うことで、
大満足のまま巡礼場所にむかうため、ゆりかもめの「国際展示場前」駅へ向かう私と、
久々の大お祭りを堪能した畏友 I 嬢です。

駅へ行くと「現在入場制限をおこなっています。」とのことで待たされることしばし。
そしてようやくホームに入って、来た車両に乗ったら乗ったで
「お台場海浜公園で居るため、しばらくお待ち下さい」とのこと、誰がなにやったんだ??
其の間も、いい年した集団が声高かつハイテンションでしゃべりまくっているのに
辟易する私と畏友 I 嬢。ま、この後に無事走ったからよかったのですが。
ただ、ぎゅうぎゅうで走った列車だったので、これから新橋までは、
誰一人として乗ることが出来ませんでした。
当然お×場合×国に行った人たちも、唖然として満員列車を見ていました。
そんなこともあり、なんとか新橋に到着し、その後乗ったJRを日暮里で乗り換えて
向かったのが北千住。

私は通ったことさえあれ、降りるのは初めて、
元道民で現葛飾区民にして京成民の畏友 I 嬢も初めてだそうです。

でもはじめて降りたのですが、イメージ的にもう少し昭和っぽい駅前を
想像していましたが、駅前にはハンズはあるわ、成城石井はあるわで、
完全にイメージとは異なっていました。

ゴローちゃんものった野外エスカレーター(てのも珍しいです)に乗って下へ。
そこから細い道をはいって左折をすると、なんだかゴチャゴチャした感じでお店があって、
こっちはイメージする北千住っぽいにぁなどと考えながらすすむと、ありました。

本日の巡礼場所の「ライカノ」さんです。


こちらは「孤独のグルメ2 第11話「足立区北千住のタイカレーと鶏の汁無し麺」」に
出てきたお店です。

ゴローちゃんが、鈴木先生と、「食の軍師」の本郷vs力石ばりの精神戦をしたお店であります。

味わいのある三角屋根っぽい看板を見ながらテレビと同じだね~などと言い合っていて
中に入ると、やや落とし目の照明にタイっぽいサウンドが流れていて雰囲気があります。

テレビで見るよりもおとしめな照明のせいか、ディープな感じがします。
店内も30席程度とそこまで広くないのもそんな感じの原因ですか。
内装も置かれている物もそれぞれ凝った感じで雰囲気があります。
お盆休みかどうかを確認するついでに予約をしていたのでその旨告げると、
現地の人風のスタッフの方に窓際の席に通されました。

そして、腰を下ろすと、メニューと共にりんどうの花があしらわれたオシボリが登場。
おおお、ここもドラマと同じです。

1日汗だくになるような場所にいると、ツメタいオシボリがすごくありがたいです。
I 嬢も「お行儀悪いですが」などといいながら顔を拭いています。
それぐらいヤられた我らでした。

ということでまずはシンハービールをオーダー。
来たキンキンのビールで喉を潤します。ぷっしゅぅ。ああ、うまい。
お祭り会場でそんな水分をとらなかったせいで、乾いていることもあるのですが、
それ以上に漂うモルト香もよければ、ホップ由来の苦みが効いていて、
口の中で実感出来るハーブ香と強めのコクがあります。
しかも、嚥下するとさわやかさとともにほのかな甘みも感じることが出来て
うーん。ウマい。暑い日に飲むのは、やはり暑い国のビールが一番。
I 嬢も、「これ美味しいです。」と満足そう。
そして、料理だけで130種類以上!の迷い込むメニューの森からオーダーしたのが、
まずは、タイ東北部ソーセージ焼き、牛挽肉とタイスパイシーハーブ、
そして、カイラン炒めと悩んだ末、I 嬢の選択で、ふらっとQusumiメニューの、
空心菜の炒めを頼みます。

周囲を見渡すと男性客と女性客が4:6の割合。
そこまでアウエィな感じはしませんし、
お隣の同年代の4人組〔男3女1〕がひたすら80年代あるある
の話で盛り上がっているのでつい、聞き耳を立ててしまいましたが、
待つことしばしで、最初に登場したのが、タイ東北部ソーセージ焼きです。

うん、テレビで見たアレが登場です。とはいえ、テレビで見たのと比べると
ソーセージというよりは焼きたらこの近いかな、見た目は、
しかも、断面見るとなにやら植物性のものの断面も見えます。
お花のようにカットされたにんじんもオサレです。

【タイ東北部ソーセージ焼き】
女子も嬉しい一口サイズ
小さいけれどしっかりモノ

と番組内で紹介されたものです。

楽しみに口の中にいれますと、うん、ハーブが効いています。
しかも、焼きたらこのような見た目ならではというか
ひき肉がしっかりと焼かれていながら口の中でほろほろと崩れ、
噛むと肉滴りがジワッと出てきます。
それにしてもこの独特なハーブ遣い、初体験ですし、
ソーセージというよりは中華の腸詰に近いですかね。
アジアの近似性を感じながら
「ドイツよりも断然味が濃いぞ」との、ゴローちゃんの感想を再認識しながら
食べていると、続いて登場したのが、牛挽肉とタイスパイシーハーブです。

【牛挽肉とタイスパイシーハーブ】
スパイスばっちり効いてます
侮るなかれ この辛さ!


おおお、こちらも複雑なうまさです。

単純に辛くはない辛い辛いあとから来る
辛さが追っかけて来る。ムエタイだったらいきなりハイキックだ!!

と番組内でゴロちゃんは感想を述べてますし、食べながら盛大にむせましたが、
昨日食べた小岩の中華ほどは辛くない。
小岩の中華も素材などのうまさの土台の上に奔放に暴れるからさでしたが
それにさわやかな酸味と、甘みが加わります。

あら引きされた牛肉は、しっかりと野趣にとんだ味わいを見せてくれますし。
中に入ったハパプリカなどの野菜のシャッキリとした歯ごたえに
さりげない苦味もいいです。

この野菜の青さを補完するような形でハーブが追いかけてくるのもいい。

それがいちいち、辛くも、甘くも、うまくもあるのです。
これです。これが東南アジアの料理です。
I 嬢は、「これ、ゴローさん、ご飯にかけてましたね」
心配なく。このあと、ご飯も注文します。

そして登場したのが、空芯菜炒め。
見るからにシャキシャキで、香りもいいです。

シャキっといただくと、塩味とか、オイスターソースならではの複雑なうまみで
美味しくなっている空心菜。このシャキシャキは、ビールにピッタリです。
しかも、ナンプラーやにんにくも食欲を増しくれますし、
たれのなかに入った砕かれた豆の食感も悪くないです。

ベースは、ほんのりと甘いもののオイスターソースなどの味わいですが、
美味しい美味しいと食べていたら、これも辛さが追いかけてくるタイプです。
久住さんも「空心菜 少し辛くて…でもマイルドな辛さ!」と言ってました。

あー、それぞれ美味しいですし、I 嬢も楽しそうです。
ということで、ウマイウマイいいながら食べ続けていると、ここまで主食系はなし。
ここで満を持して、汁なし麺とタイカレーにライスをオーダー

まずは出てきたライスに、牛挽肉とタイスパイシーハーブをのっけてイタダキマス
と、うん、うまか。

正解。この戦法 当たり
いい、これいいぞぅ。

とのゴローちゃんの台詞を再確認。
でも、これに目玉焼きが乗ったらガパオッだよなぁ、などと思ったりして。
そして登場した汁なし麺。藍色で模様づけられた食器に入って登場。
上にトッピングされた鶏肉はもちろんのこと、
あげた春巻きの皮とか、ネギと小エビの色合いも鮮やか。
これはうまそう。I 嬢が丁寧にかきまぜてくれています。うむ女子力高し。

そういえば、ワタクシが教授した箸袋で作った簡単箸置きを、
ある飲み会でI 嬢が作ったところ、「女子力高~い」と評価されたそうです。
ヒゲ面のオッサンに教えてもらったのにねwww

でもって汁なし麺ですが、甘いです、これ。複雑なアマみです。
ゴローちゃんは甘辛醤油といってますが、まずは甘みがきて、
つづいて、ナンプラーならではのお魚っぽい出汁のあじわいと
お魚のあじわいが、こちらも東南アジアならではの味です。
濃い味付けにこちらもビールがすすみますし、
麺も、独特のモチモチ感があって。米粉の麺みたい。このモチモチもハマりそうですし、
淡白な鶏肉も甘い味付けで、美味しくいただけますし、
海老ももやしもいいですね。揚げた春巻きの皮もサックリしていて美味しいです。

番組内では
【汁無し麺 鶏肉トッピング】
これぞタイ流 汁無し麺
しっかり混ぜて食べるべし!

と紹介されてますし、ゴローちゃんの
初対面なのにすぐに打ち解けてくる味
って感想もいいです。タイの麺だから初タイ麺ですか。

しっかり混ぜていただくところは、汁無し坦坦麺や油蕎麦を思い出しますが
最大の違いは甘いこと。そして、複雑な甘さでもしっかりと
ビールにあう濃い味わいというところでしをうか。
i嬢も「面白い味だし美味しい」とご満悦の様子。

続いて、煮込み鶏肉とジャガイモカレーです。
こちらも藍色の模様がつけられた食器に入って登場
ゴハンは一部取り崩してしまいましたが、同じように藍色で模様のついたお皿に
円錐台形に盛られていて、アジア金星堂のカレーを思わせてくれます。
カレーにチキンレッグがゴロゴロ入っているのも、アジア金星堂っぽいです。

到着すると漂ういい香りはココナッツミルクベースならでは。
古くは中富良野の小川屋商店に、旭川のくい亭や、美瑛のバーチに
富良野のカフェノラ、そして旭川のアジア金星堂などで
ココナッツミルク入りカレーのウマさに舌鼓をうち
目覚めたワタクシにとってウレしいかぎりであります。

カレーにはジャガイモもゴロゴロと入っていて、
ミルクの色がしっかりと出ている、穏やかな黄色がいい感じ。

と、いうわけで、カレーを一口。
このヤサシくも五臓六腑にシミる味こそが、ココナッツミルクベースのカレーの肝。
まずは、口に入れた直後にぶわっと広がるココナッツミルクの穏やかな味わいと
ほのか甘さに癒されて、これだけで穏やかになれます。
しかも、ココナッツミルクによってもたらされる複雑なコクやウマ味。
しかも、穏やかなだけではなく、スパイスの香りがしっかりとでていて
気持ちよく鼻腔に口腔をくすぐるのです。
さらには、レモングラスや香菜のような、クセのある香りに味わいも気持ちよいです。

これらのスパイスや具の使い方は、決してケレンミがある感じではないのですが
気持ちよく鼻腔に口腔をくすぐスパイス、ハーブが、ほどよく、
ココナッツミルクとマッチをしながらもさりげなく主張をしている感じです。
しかも、スープを嚥下したあとも、残響のような旨みにコクが
いつまでもいつまでもぼおっと残るという。ヤサシクもアタタカイカレーです。

しかも、大きめにカットされているジャガイモはホコホコでさりげなく甘いですし、
鶏は、淡泊ななかにもしっかりと滋味にあふれる味わいが
カレーとシミジミあっています。
ワタシもお行儀悪いですが、ゴローちゃんよろしく、手づかみでしゃぶりつきます。
あー、こうすると、より美味しく感じて幸せです。

これきは美味しい。しかも甘い食べ口ながら、カレーですから
じわじわと辛さが蓄積するところも、ジワッと汗がにじむところもいいです。
当然、ライスにもベストマッチ

あ、I 嬢もハマっている「めしばな刑事タチバナ」でタイカレーが絶賛されていたのが
よくわかります。

番組内では
【煮込み鶏肉とジャガイモカレー】
ジャガイモごろっとマイルドカレー
骨付き肉が食欲そそる。

と紹介されていて、ゴローちゃんは
「じゃがいもでかし」
「攻めのエスニックに守りのエスニック」
「カレーは強い」
などの名言を繰り出していましたっけ。

I 嬢も、「初めて食べるアジばかりで、新鮮で、全部美味しいです」などと
こちらもスプーンがとまらない様子。
でも、目の前のお料理はしだいにフィニッシュへ向かっています。
なら、最後にはこれで締めましょう。
とオーダーしたのがカノムトイです。

出てきたのは、半球状の白い小鉢の中の表面に、
結構な厚さの白いココナッツペーストが乗って熱されて固まったものが二つあります。
白いココナッツミルクの表面に浮かぶレーズンもいいです。
「熱いので気をつけてください」と店員さん。はい、わかりました。

ていねいにスプーンをいれてまず食べると、
ココナッツミルクのさわやかで穏やかな甘みの中から、底に隠れていた
餅のねっとりとしたハーモニーが今まで体験したことない食感です。
しかも、もちがほんのりとしょっぱくて、ココナッツミルクの甘みをひきたせています。
甘いなら甘いだけ、辛いなら辛いだけではなく、
それぞれ方向の違う味組み合わせて旨さと魅力に変えているタイ料理の魅力が
こんなちっちゃいデザートにも現れています。お二人様の時に注文してよかったなぁ。

ちなみに番組内では、

【カノムトイ(おもちとココナッツミルク蒸し)】
タイの屋台の定番スイーツ
ちょっとお得な二個セット

と紹介されて、ゴローちゃんは、
「あ、甘い、美味い、アツアツ」といいながら食べてたいました。


俺の大勝利だ。うん。大勝利です。

日本にはないこのデザートに対して、
I 嬢も、「これも、はじめてです。不思議で、すごくオイシイ」だそうです。
なるほど。女子ってタイ料理好き多いよな。とはゴローちゃんの感想ですが、
I 嬢のハシャギっぷり見ると納得。

全般的に、料理の旨味が強く、そこに甘みだったりしょっぱさだったり
辛さだったり、酸味だったりが絶妙なバランスでかかわっています。
このタイ料理がまた、外の暑さとあいまって、ビールが進みます。

ああ、タイ料理いいなぁ、最高です。

とここで満腹になりましたし、明日も早いので今日はこれくらいにしましょう。
手を合わせて、ごちそうさまでした。
満腹で外に出ると、向かいが熟女バー、となりがフレッシュパブって
のもスゴいですね。
あー、大使閣下にの料理番にも出てきたソムタムやトムヤムクンも食いたかった。 
また次回ですかね。

と思いながら、あの曲を口ずさみながら東武線の人となったのでした。


後日、畏友p氏に「ライカノ行ったさ~」と話したところ、
すかさず「鈴木先生の店か!!!」とリアクション。
流石です。



☆「ライカノ」(東京都足立区千住2-62 ラ・フェットビル1F)
◇営業時間◇ [日~金]11:30~15:00 17:00~23:00(L.O.22:30)
◇定休日◇ 毎月第3火曜日 ◇駐車場◇ 無(近隣にコインパーキングあり)
◇電話◇ 03-3881-7400.





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かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていたFURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていたイトー×aniでした。(´・ω・)ノシ

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