いやったぁぁぁぁぁぁぁぁあ
梵、最高や、
もう泣きそうです。

さすが、実家は真宗、大学は曹洞宗
親鸞と道元の帰依を受けた男は違いますね。

梵選手は人生初のサヨナラ安打だそうです
それが、ホームランだなんて、このあとスポーツニュースを見たら
涙が出そうです。

でも、思えば、ノーアウト13塁で、キラ・エル連続三振で
そのときはあーーーーっと思ったのですが、
それも梵選手に人生初をプレゼントするためのプレリュードでしたか。

野球の神様、シナリオ神がかってます〔神だけに〕。


あ、現在広島某所で、カープのサヨナラ勝ちの感動をかみ締めている
イトー×aniでございます。

いやー、カープ勝ちました。
私にとって、今年初の生カープ。しかも、今季初マツダ
もっ、最高の夜ですね、こんやは。

歌うしかないですね。ここは

♪宮島さんの神主が
 おみくじ引いて申すには
 今日もカープは勝ち勝ち勝っち勝ち♪



そんな感動を抱えて明日もカープのゲームを見にマツダへ向かいます。

明日も勝つぞ、カープ。明日も勝つぞ、カープ。


さて、ここからは先週の巡礼の話です。



事の発端は、先日のYUKI KAJIURA LIVE@大宮の計画をたてる時のこと。

お仕事が比較的余裕を持ってすることが出来るので、休みをとって平日に東京へ入り
その時に東大の学食を攻めようと思い、土曜日のライブなのに、木曜日朝の飛行機チケットを取ったのです。
木曜に東大と、三鷹、金曜に三鷹と池袋、土曜にライブの前後、駒込と赤羽。と我ながら上出来計画です。
よしよし

が、そのあと東大学食のホームページを見ると、安田講堂の改修に伴う臨時休業の文字があって、
そこに丁度行こうとしている日が入っている





なんですとぉぉぉぉお。
この春の機会を逃したら、平日の東大なんてイケナイではないですか、


ということで、発作的に航空券を予約して、その翌週の平日にはまるように
東京行きの計画を立ててしまいました、我ながらアホですね。

ただ、折角行くのだから、弾丸ツアーだけでなく、他の巡礼。
しかも、用事があるときではいけないような遠くも一カ所攻めよう。
ということで、前日に向かったのは牛久です。


「食の軍師」(泉昌之 著 日本文芸社 ニチブンコミックス)の2巻
「軍師、牛久へ」に出てきたシャトーカミヤに行くためです。

朝7時25分に空港着。搭乗手続きをすませて、中にあるテレビで、
丁度この日、「おはよう日本」の日曜日を卒業する江崎史恵アナウンサーが、
うるうるしながら挨拶をしています。そんなのでもらいそうになりながら
まったりしている内に時間になったので、機内へ向い8時15分の定時に飛行機が飛び
10時過ぎに羽田着。その後10時19分のモノレールで浜松町へ。
途中に運河縁に咲く淡薄桃色の桜を見て、あー、春だなぁ、と改めて東京に来たのを実感。
浜松町で山手線に乗るとも向いの席には虎があしらわれた縦縞のニッカボッカを履いて、
上に迷彩のジャンパーを来た2人組が、楽しそうに話しをしています。
これから東京ドームですか、ええなぁ、昨日勝ったし、気分もええやろ。
そんな姿を横目に上のに向い、11時10分発の土浦行き特快に乗り込みます。

常磐線に乗るのは久々です。

途中、隅田川を見ては、あー、確かに春のうららの隅田川だなと思ったり、

江戸川をわたっては、おー、千葉に入った、利根川をわたっては、おー茨城に入った
と感動したり、松戸を過ぎたら濃くなる緑、取手を過ぎたら自分の実家よりも遠くに来た感じがします。
そうやって盛り上がっていく中でも、脳内の軍師が
「蛮地って気がしてきた、蛮地蛮地」などとささやきます。

11時53分に牛久着。うん、ここらへんで降りるって、大学生の時、
筑波万博を見るために、おとなりのひたち野牛久駅が万博中央駅だったころに
来て以来です。もう四半世紀たっているのか…。

駅を降りると、商業施設があるほうではなく、静かな方へ

「牛久、なんか駅前淋しいなぁ。まさに蛮地」と本郷播のセリフを復誦して
そぼ降る雨の中、傘をさしながら周囲を見渡すと、
茨城に入ってから見るようになった塾のたてものがあって、
土浦一高××人合格。竹園高校××人合格などと張り紙がされています。
そういえば、塾でバイトをしている時のTクンが竹園だったなぁ、
自宅が土浦のカバンやさんだったんで、同じ塾の同僚で茗渓OBのKクンは
彼のことをカバン屋さんって呼んでたなぁ、
なんて20年以上封印されていた記憶が 呼び戻されたりして、
スゴいね、記憶って

徒歩でシャトーカミヤまで移動をしますが、ほぼ初めての街なのに、
なんか懐かしく感じるのは、この微妙な道幅に狭苦しそうにすれ違う車とか
細かく曲がった道とかが、実家の埼玉だったり、母方の実家である群馬の光景に
通じるものがあるからかなぁ、海のある茨城県とはいえ、内陸にある牛久
北関東の空気は似てるなあ、などと漠然と感じながら歩くことしばしで
シャトーカミヤです。

おお、ここだここだ、「蛮地にありてなかなかの名城。」であるシャトーカミヤです。
うん、これは期待できる。入り口には「桜祭り」といった看板も掲げられています。
明後日から四月だということが実感出来ます。
が、雨は降り続いていますし、この時点ですでに12時をまわっているので、
ざっと見たあと向かったのが、「ラ・テラス・ドゥ・オエノン」です。
本郷が、レストランキャノンの休業を知った後三顧の礼で向かったお店です。

こちらの印象としては、「はて、軍師に洋食、めっちゃ似合わんような…」のセリフが
あったということで、格式高いお店なのかな、と思って少々臆していたのですが、
入り口で、中からウインドブレーカー上下のオジサンが出てきて煙草を吸い出したので、
少々ゆとりを持つことが出来ました。ありがとうオジサン。

中へ入ると、お昼時だけあって、混雑している様子。ただお一人様のワタクシは
すぐに三人がけの席へ通されます。
大きい窓から陽光が差し込み、外は雨とは言え明るい店内。
調度もきちんとしたものが使われていて、いい感じ。
ただし、中は家族連れで賑わっているのでアットホームな雰囲気です。

メニューを見ますと、ランチタイムは
お花見ランチ2500円
 桜が香る新たまねぎとジャガイモのパンナコッタ、スープ
 サーロインサイコロステーキ、シャリピアンソースに山葵のアクセント
 ライスorパン、デザート、コーヒー
テラスランチ 1200円
 肉or魚
ハンバーグランチ 1200円
カルボナードランチ 1300円
パスタランチ 1000円
といったメニュー。ここは、軍師が注文したカルボナードランチを行きますか。

あと、ビール、ワインも充実していまして、
地ビールで目を引いたのが、2013年のビールコンテストで金賞をとったデュンケル
ヘレス、2010年のビールコンテストで金賞をとったピルスナーなどです。

まずは濃いところからぐっと行きたかったので、
デュンケルをオーダー。すると待つことしばしで登場します。
30センチ近くある高さの細長いグラスにはいった濃い褐色のビールと
やや褐色がかった白くきめ細かい泡がいい感じです。

では、いただきます。
うん、ウマい。この苦みばしった濃い穀物の味わいで、土台がすごくしっかりしています。
この飲むとすぐ頭に浮かぶ滋養という言葉が、かつてビールが飲むパンといわれたことを
思い出させてくれる味わい。

しかもきめ細かい泡が本当に繊細でなかなか消えません。
最初の一杯ということで、早めに飲んでしまったということもあるのですが、
最後まで泡が残ったくらいです。

お肉は軽くナイフを入れただけでわかる柔らかさ。
さらに、口の中でほろほろとほぐれる感じなのに、溢れる肉滴がいいです。
うん、この肉の旨さと肉滴の味わいの組み合わせという牛ならではの濃い味わいを引き立てるのは、
肉のエキスを濃縮した味わいのベースに少しのほろ苦さがアクセントになっているソースです。

この苦みは、ホップの風味が地ビールを煮詰めたという感じでもありますし、
どこかワインが隠し味に使われているかのような上品な味わいで、
この料理にふさわしい味わいです。

付け合わせは穏やかな味わいのマッシュポテトと、青く清冽な味わいのブロッコリーと、
甘く軟らかいグラッセされたニンジン。
この上品な付け合わせも濃いソースにあってますし、
こちらも素材の味わいが引き立てられていて、
本郷が「野菜が新鮮!! さすが蛮地!!」と言っている野菜の実力です。

茨城米もしっかり美味しいし、ここまで遠い思いして来て良かったです。

本郷も、「牛肉の地ビール煮 カルボナード風」!! ヂャーン
で、肉は、肉は~、お ヤラカイ… どら ん~ 牛久で牛くってるー って感じ♪
 モグ モグ
サラダもうまい!! 野菜が新鮮!! さすが蛮地!!
って蛮地蛮地 言い過ぎ ゴメン牛久!

などといいながら、大満足でした。うん、納得納得。

ただ、この日に頼めそうだったサラダ。トマトのカプレーゼは
量が多そうだったので頼みませんでした。
だから、サラダもウマい!!は、残念ながらわからなかったのですが。


はー、旨かった。
おかわりしたビールのピルスナーはあくまでも爽やかで、
ホップや麦の軽やかでさわやかな味わいを堪能できまして、
こちらもあわがクリーミー。
ヘレスも軽やかな味わいが美味しいです。とビール2種類をおかわりしました。

あー、昼ビールはききますが、僕の席から見える、生ビールを美味しそうについでいる
ビールサーバーが悪いんです。
本当に次から次へと美味しそうにつがれていて、テンションがあがります。

桜祭り開催中といえ、まだ半開きぐらい。とはいえ気分が高揚します。
牛久駅前とかは休日なのに閑散としてましたが、こちらはほぼ満員状態でもりあがっていまして、
蛮地にありてなかなかの名城とは本郷の評ですが、実感しました。

とはいえ、昼酒でビール三杯です。あーもーいい気持ちだ。いい観光地ですね。
そんな気分もあって一人酒でも楽しくなっています。
ということでたっぷりと料理とビールを堪能をして「ごちそうさまでした。」

ほろ酔い気分で駅まで歩いていると、
あーいろんな ビール飲んだら 酔っ払っちゃった もーいいか 大仏なんて
という気分にもなりますが、牛久駅に戻ったら丁度牛久大仏行きのバスが出ています。
せっかくだから行ってみましょう。と乗り込んだバスには
インド人も乗っています。さすがの日本一の大仏だなぁ。などと感じながら
ホテルの寝不足と昼ビールのせいでバスのなかではうつらうつらしましたが、
一気に目が覚めたのが、寝ぼけ眼に大仏の姿が入った時です。

で、デカい。なんだこのパースが狂った感覚は。
「ワンダージャパン」誌で取り上げられているのもよく分かります。

牛久霊園につく前あたりから大仏前までで大仏を半周してくれるサービス的な
バスの経路がありがたいです。


そして大仏前のバス停でおります。そぼ降る雨の中、帰りのバスまで1時間ないし、
小雨まじりなので景色も遠くまで見ること出来ないだろうと思ったので、
大仏にはのぼらず周囲から見学します。
というか、奈良の大仏が手のひらに載るサイズですから、確かにデカくて圧倒されるのですが、
周囲に比較物がないので、見ているのに、デカさがそこまで実感できないのが
不思議な感覚でまさにワンダージャパンです。

大仏以外にも土産物とかをブラブラ見たりしながら時間をつぶしていると
帰りのバスが来たので、乗り込もうとしますが、
遠くから戦闘機が飛んできます。
牛久大仏と戦闘機って、茨城的光景です。

と満足して、帰りのバスで気になる大仏。
どこまで見られるかとバスの中でも追いかけてしまいます。
が、霊園を過ぎるとすぐに丘陵とか竹林が迫っているので見えなくなってしまって、少々残念な感じ。
でもいい天気だったら相当遠くまで見えるんだろうなー。
またいい天気の日に来てもいいかもね、と後ろ髪を挽かれる気分で
14時28分発の常磐線に乗って上野に行き、乗り換えて浅草へ。

この日の宿にチェックインしたのが16時少々前頃。
しばしビバークしたりブログの更新をしたりしたのちに回復をして、
最寄りの蔵前のバス停から都バスに乗って繰り出したのが浅草の神谷バーです。

こちらは「食の軍師3」の浅草の名城で本郷が訪れて、黄忠や力石と戦ったお店です。
大学の時に1度行ったのですがその時の記憶がそんなにないので、
ほぼ初めてって感じ。ただ、浅草には巡礼などで最近も足を運んでいますし、
そのたびに見る神谷バーの威容。
目の前に行き。しかも入るのですから「美しい…、聞きしに 勝る堅牢な城」の感想も納得です。

まずは食券を購入。この日はまだ蛮地のグルメが腹にやや残りなので、
生ビール中、デンキブラン、そして本郷が実食しているシーンのある
煮込みとスペアリブをオーダーします。
「相席が当たり前の店のようだな」との本郷の言葉通り、店の中央にあって
大きめのカウンター席が開いているのでそこにすわりまして、周囲を観察。

店内はほぼ9割近い入りで、盛り上がっているグループ客から、
静かに飲んでいるお一人様から、色々な人が伝統を感じる内装の店内に馴染んでいます。
やや、年齢層が高めに感じるのは、本郷も、相席したお年寄りを黄忠に例えているのも実感ですます。

ワタクシの右隣には古地図を見ながらデンキブランをいっている初老の方。
逆どなりは、いい感じに出来上がっていて、置物のような感じで
両腕で両隣の椅子を抱えている初老の方です。
店内、そんな空いているというわけではないないのに三席を独占ですか。
ま、いーですが、等と思っていると、ビールとデンキブランが登場。

まずはビールから、「いただきます」。
キハー、
ビール沁みますな―。


そしてデンキブランです。この甘さと薬草っぽいリキュール味。
アルコールも濃い酒って感じがいいです。本郷の甘ウマい。という感想に納得しながら
甘くも濃い味わいで見た避けた口の中をビールで流し込んで、
このチャンポンしている感が、回りそうでいいです。

と、しばらくして、まず出てきた煮込みですが、しっかりと煮込まれて、
肉の旨味がエキスにも溶け込み、肉自体にもしっかりと旨味があります。
この肉の味わいが汁の味わいで更に濃くなる味がいいです。
豆腐にも濃い味が沁みていて、淡白な味わいとの対比がすばらしい。
いい煮込みです。
煮込みの上に乗る辛さを残したスライスたまねぎも
穏やかな味わいの中でアクセントになっています。
本郷的なボキャブラリーで言うと、煮込みは飲み屋の試金石。
これは合格です。

本作の中でも「どら う~ん いいじやない 気取らない 浅草味!」といっています。
いいですね。
デンキブランやビールも進みます。

そして煮込みが残り1/3になったタイミングでスペアリブが登場。
おおお、これは迫力です。
本郷は ドンッ と出てきたのを見て ウ、なんか大げさかも
「クス」と力石が笑ったのをみて、あ、今肩で笑った!! いいもん いいもん 肉食なん だよ 
といいながら自重気味にムシャムシャと食べていますが、
こちらは戦う相手もいませんので余裕です。
ナイフとフォークを使って骨からお肉を刮ぎ落としていただきますと、
うん。肉です。香ばしい味わいとしたたり落ちる肉滴と、
肉自体の甘さを感じる美味しさ。

昼食べたカルボナードも良かったですが、この歯ごたえが残る柔らかさも、
肉食べている感を満たしてくれますし、ナイフで肉をこそぎおとせなくなったところで、
骨をもってしゃぶりつきます。
あー、もうこの野生、この野蛮。最高です。
骨をしゃぶるところも最高ですね。人間の本能が呼び覚まされます。

見ると、古地図のオジサンはいなくなって、別の団体さんが入っています。
また、椅子3つ独占オジサンは、さらに隣の、辻よしなりさん風の「ブチョー」と言われた人と、
女性部下風の人と盛り上がっています。
椅子オジサンがいなくなったのちには、クリエイティブなオーラを出しているポリシックス風の女性と
と若かりし研ナオコ風の人が、センセイ、コレ、オイシーデスネ、
なんていいながら盛り上がっています。

初対面の人とでも打ち解けられることが出来ながらも、
僕とか古地図オジサンみたいに静かに飲みたい人にも優しい、
そして、身内で盛り上がっても全然違和感がない、
そんな居心地の良い空間をたっぷり堪能して、お腹のほうもくちくなってきたので、
こちらを後にしました。


うん、東京の老舗と呼ばれるお店はそれなりに愛される理由があるのだなというのを実感して、
こちらを後にしました。

ということで、神谷伝兵衛が作ったシャトーカミヤと、神谷バーという二軒を
時間こそ置きましたがハシゴできて大満足の巡礼でした。






さて、最終日は10時過ぎに宿をチェックアウト。そのまま地下鉄で行っても良かったのですが、
時間に相当余裕があるので、バスで本郷三丁目へ。

時間もつぶせますし、外を移動するのがきもちいいです。

途中上野公園で咲く桜を垣間見る事も出来ました。東京で盛大に咲き誇る桜を見るのは
本当に何年ぶりでしょう。これだけでバスにしたのは成功でした。

10時40分頃に本郷三丁目に到着。そのまま歩いて大学へ向かいます。
実は東京大学は、前を歩いたことこそありましたが、中へ入るのは初めてです。
記念撮影をしているグループの横を通って赤門をくぐります。
史料編纂所などの重厚な建築が続いている雰囲気がいいです。

銀杏並木ごしにも、古めかしい校舎がずっと続いていますし、これがキャンパスだよなぁ、
と再認識して、興奮します。これは、中学生の時、
初めて早稲田の学校祭に行ったときのことを思い出します。
僕の実家の近くにもベビーブームの時に出来た某駅弁商科大学が
ありまして、そこの学校祭は子どもなりに楽しみだったのですが、
それと比べて 敷地も広ければ、建物も趣があって、参加者も多くて楽しい催しも多かった。
自分の叔母が早稲田卒だったりもするので、ワセダスゲーと思ったものです。

ま、結局僕が行ったのも、八王子郊外にある某駅弁大学だったりするものですから、
未だにこの重厚な雰囲気には憧れがあって、そんなのを一気に思い出しました。

銀杏並木を歩くと、お、安田講堂が見える。生安田講堂です。
あの安田講堂攻防戦の白黒映像では何度となく見たのですが、流石の威容です。
でも、思ったより小さいかな、というのが第一印象。
ゴローちゃんも、安田講堂の威容には素直に感服し、学生運動のことまで思いをはせたりしていました。

そのまま講堂に行かずに、右に曲がって坂を下りて三四郎池へ行きます。
ここも雰囲気がありますね。流石、旧加賀前田藩の庭園跡だけあります。
一周すると、結構アップダウンもあるので、面白いです。
ゴローちゃんも、マンガの中で

「せっかくだから三四郎池でも見て帰るかな
気分は明治の文豪 井之頭漱石
智に働けば角が立つ。
情に棹させば、腹が鳴る…ってか」
などと言ってます。谷口さんの絵で、明治の文豪とか、漱石とかと言われると、
「坊ちゃんの時代か」、などと連載当時から思っているのは変わりません。

ゴローちゃんの腹が鳴る…ってかではありませんが、20分ほど歩き続けていると、
流石にお腹が減ってきます。さて、ここでもう一度安田講堂に戻って、軽く周囲をぐるっとすると、
丁度時間もいいかなということで、安田講堂へ。
表から見るとそんなに大きく感じなかったのですが、
近づいて、半地下になっているウラから見ると堂々とした威容を感じます。
円弧を描いている部分とかスゴいです、これ。裏に回って一周、
途中ローソン安田講堂店なんてのを発見するとなんかニヤニヤしてしまいます。

さて、そろそろ学食へ行きますか。


安田講堂の前にあるのは、目立たない感じの大きくない入り口があって、
ここから食堂へ入るそうです。
ゴローちゃん「うほ ここから?
秘密基地食堂だ
洒落たことするなあ さーすが」などといっています。

「秘密基地食堂」だなんて、なかなか男の子なボキャブラリーです。
さらに「うほ」が出たのは、大井町でラーメンを食べた時以来です。
うん、ワカルワカル。しかも、この秘密基地食堂、薄暗い感じの階段を潜って、
薄暗い感じの廊下を曲がると、急に明るくなってしかも広々とします。
さらには食堂を見渡すように通る橋のような通路。

これはまさに、「学食サンダーバード基地!」ですよ。
そこを進むと、中央にサンプルケースが鎮座ましましていて、何人かの人が群がっています。
さらに、サンプルケースのところには、お宝の地図である学食の案内図があります。
が、これらが、結構ゴチャゴチャしていて、一見さんを迷わすシロモノ。
ゴローちゃんは

「こんなもの見て
パッと理解できるとしたら
やっぱり
……
そこらの学生とは頭脳が違うんだな
脳のCPUが
俺の脳味噌の性能って
電卓程度の気がしてきた」と自虐ネタまで飛び出す始末です。

ゴローちゃんが電卓ならば、ヲレなんか、鉛筆とわら半紙ですわ。
サンプルケースを見ても、過剰なサービスのメニューの数々に、
「野菜炒めごときに数々の情報が」ってタイムサービスとか
小鉢 冷奴 とん汁の表示のある野菜炒めをごときよばわりするほど
ヤられています。

さらには「3F定M480」とか「タイムサービス手売窓口で販売」とか
また細かい情報に引っかかったり、小鉢の兵隊に20円の安すぎる味噌汁に、
麺の異常な充実ぶり。しかもいちいちハーフがあることにも、
赤門という東大ならではのメニューにも翻弄されて、つけいる隙がない。

「最高学府の誇りと気遣い」とまで言います。そんな、氏のヤラレっぷりを目の当たりにしているので、
予習をしていったため、 そこまでパニックにならず、
「なんじゃらほい?」と引っかかったエコノミー定食のライスSに、
中央食堂名物の赤門の麺ハーフに決定。

この日のエコノミー定食は、豚玉ライスと冷や奴と味噌汁。でした。

ゴローちゃんが頼んだエコノミーは、トンカツのあんかけライスに、ミニサラダに味噌汁でした。
と、考えると、この日の「企画」メニューの
チキンカツの親子煮とミニサラダと五目炊き込みご飯と豚汁のほうが、近いかな?
とも思ったのですが、ここは、赤門ハーフと、エコノミーの組み合わせのほうを優先させるということで、決定。

その後、こちらも情報過多の自販機で食券を無事購入。
ゴローちゃんは、
「80円券」「60円券」「企画」「フェア」のなぞ暗号の連続で
「もうかんべんしてよぉ」と半べそ状態。
「頭がフットーし そうだよおっっー」的な「らめぇ」な語尾で、
ヘタレ系萌えキャラ化まであと一歩になっていました。
ま、この後ゴローちゃんはを手売〔ぼくのPCでは「てうり」は「天売」と変換されますが、
これって僕が道民だからってわけではないですよね。〕の窓口にすくわれます。

続いてゴローちゃんは、先ほどまで「学食サンダーバード基地」とまで無邪気に礼賛していた
複雑怪奇な学食の構造にやられます。
「定食はこっちの階段で麺はあっちの階段って どうなってんのよ
定食取りに行ったりしてる間に 麺がのびてしまうじゃないの」
などと、文句を言うこと言うこと。
しまいには、近道を見つけてほっとしながら、文句の一句
「わざわざ ヤヤコシクする 東大者」
これって、例の「かつを」氏の「つけびして 煙り喜ぶ 田舎者」的です。
ゴローちゃんが中央食堂に火をつけて、東大生に無差別アームロックをしないことを願うばかりのイキオイです。
最初に、メニューの複雑さのトラップ。続く食券購入のトラップ、さらには雑な構造のトラップと、
3度のトラップにことごとく引っかかるゴローちゃん。

そんな姿を反面教師にした僕は、こちらも無難にこなします。
麺がのびるなら、エコノミーを先に頼めばいいじゃない。そのあと、麺をとりに行こう。
ということで、3番の窓口でエコノミーを手に入れて、麺窓口で赤門を手に入れて、
それぞれ緑色のプラスティックスのトレーに乗せます。

ただ、カウンターで赤門を注文した学生がそこで、「カツ丼も」、とか声をかけると、
麺を担当した職員の方が、奧に向かってカツ丼お願いします。と言って
注文をしています。そういうことも可能なのですね。
ということで、エコノミー定食の皿、豆腐の小鉢、味噌汁の椀、
赤門ハーフの丼がトレーの上に乗っかります。
そして、赤門ハーフの上に、カウンターの横にある、コリアン唐辛子を、
大さじ一杯分かけてみます。コリアン唐辛子がある場所には、
その他にも、にんにく、ラー油、ピリ辛酢などありますが、とりあえず、そだけにしましょう。
うわぁ、大変なことになっちゃったぞ。と独りごちながら、
軽く手を合わせて「いただきます」
まずは赤門をゴローちゃんよろしく「お召し上がり とうだい…」と
親父ギャグまじりで ずる!といきます。
「うんイケル。」。うんうんいけるいける と大満足。
シモキタピザのイカコンセロリあたりから,セリフ回しが
松重ゴローとか,花ちゃんぽくなったゴローちゃんです。
うん。でも、確かにウマイです。これは混ぜてから食べると書かれていますが、
上にかかる赤い餡の真下から麺をすくえば、食べ進んでいる内に混ざって、自然に混ざるのにまかせたほうが、味の変化を楽しめて良さそうなので、そんな流儀で食べますと、
最初はそんなに辛さもシビレる感じもせずに、アクセント的にやや刺激的なところが、
旨味を盛り上げる味わいです。まずはウマさがきて、そしてピリッとした
辛さが訪れるのです。具のもやしもシャキシャキな歯ごたえと、淡白な味わいで、
刺激的なあんを穏やかにささえますし、挽肉などもいい味に深みを加えていて
まろやかに包まれた辛さというゴローちゃんの感想が実感出来ます。

そして、上にかけたコリアン唐辛子も次第にきいてきまして、辛みが蓄積されてきます。
ゴローちゃんは、「汁欲しくなっても俺には味噌汁がある」といって、
辛みを緩和しようとしています。
以前、大井町で冷やし中華を食べていながら汁をすすりたくなって
ラーメンを頼んだ前科がありましたが、今回は珍しく学習しています

そして、赤い汁の跳ねに注意しながらズルズルと啜ります。
ゴローちゃんも「赤ハネの一撃でワイシャツ撃沈」だなんて、
先ほどまで、安田講堂で学生運動に思いをはせていたからこそ出てきたセリフをのたまってます。

では、今度はエコノミーを頂きましょう。
豚玉ライスは、豚肉、椎茸、竹の子、人参、玉ネギといったあたりが入った
玉子が混ざったあんが乗っています。
しかもよくある中華丼などの塩味ではなく、醤油で濃いめの色と味が付いています。
レンゲですくって、ご飯と一緒にいただくと、うん、うまい。
濃い味わいがご飯とあいます。この味わいはご飯が進む。
おかず力の強いいいあんかけです。
しかも、椎茸とか、竹の子とか、人参とか、玉ネギといった
さまざまな歯ごたえと味わいの野菜が気分を盛り上げてくれますし、
豚肉も存在感あります。
うん、これに衣があれば、きっとゴローちゃんの頼んだエコノミーの味わいに
近づくに違いない。これに衣があったらこんなあじだろう。
余裕で想像できるぞ。

と妄想しながら食べ進めていると、本当にゴローちゃんの食べていた
とんかつライスのような気がします。いいぞ、妄想力。
衣がないぶんだけ、ヘルシーです。
「ヘルシーな味、でもヘルシーじゃなくてエコノミー」

ただし、こちらも赤門と同じような濃い味わいで、口の中が濃い濃い祭りになりますが、
こんな口内にさらなる清涼をもたらしてくれる冷や奴がありがたい。
いいです。

そしてゴローちゃん同様、派手に麺上げをキメて
「E・A・H 最強だと思う
これを一発で組み合わせた俺 胴上げもんだな」
EAHはエコノミー・赤門・ハーフの無理やりな略称ですが、
これも麺上げと胴上げをかけたセリフをつぶやきます。

ま、だいぶん食べ進めていったので、麺アゲできるほど長い麺には
あまり巡り会えなかったのですが…

さらに「いやぁ大満足」「麦茶おいしー」などのセリフをいただきながら
改めて満腹で周囲を見渡すゴローちゃんよろしく周囲を見渡すと
親子連れ、白衣の人、外国人、学生以外にも色々な人がいます。
「学生でも 教授でもない 誰でも受け入れる いい食堂だ
さすが懐が深いね」というゴロちゃん気分をあじわいます。

ま、大学的には春休みなので学生が少なめなのはムベナルカナ
だから、「彼も、彼女も、あいつだって
みんな東大に合格しているんだよな」とは、それほど思いませんでした。
が、こいつら、絶対東大生だなってのに対してはそう思いましたが。

あたかもコミケの3日目の行列を見て
「彼も、ヤツも、あいつだった、みんな今夜は抜くんだよな」
と思うが如し〔違います!!〕

ま「成績いい上に猛勉強したようには見えない」とまで
学生を断罪しませんでした。僕にはやっかいな商談有りませんでしたし。


うん、学食は楽しいなぁ。

僕もわが母校の学食をはじめとして、お隣 椎央大学のヒルトップや、
浪人時代にお世話になった明大の和泉校舎の学食。
神保町をしばいた時にお世話になった、これまた明大の今はなき師弟食堂。

それから、早稲田・法政・青学・国学院・高千穂・明星
武蔵・日大芸・日大文理・東京国際・駒沢・東洋・立教などなど
学食で数多くお世話になった私ですが、
この面白さは良かったなぁ、と感動しながら
楽しい時間を過ごすことが出来ました、

今度は、予備校時代にお世話になった倉本先生が言っていた
学食でお酒ってのもやってみたいです。
ま、それは中央食堂ではない別の学食だそうですが。


あと、東京の老舗というと、帰りの羽田で何気なく立ち読みしたSPAで
銀座ライオンの一次閉鎖の記事を読んだのが、
久住巡礼の締めとしてはふさわしかったのかな





かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていたイトー×aniでした。(´・ω・)ノシ
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