☆「うどん処 杉」(札幌市清田区里塚一条1-2-20)

畏友GMクンと話しをしている時に最近行ったお店の話しで盛り上がったのですが、
その時思い出したように彼が語ったのが、「杉」さんでした。
氏が、大絶賛していたのがまず気になりました。
しかも、美しが丘のコーチャンフォーのすぐ近くなんだよなぁ、
などと思うと、矢も立てもたまらずに、先日札幌へ行ったときに訪れました。

市街で買い物を澄ませて国道36号線を南東へ走って
札幌ドームを通り過ぎて、清田も通過、ヤマダ電機とかニトリとかを通り過ぎると、
まもなくコーチャンフォーという手前のセイコーマートの側に店舗があります。

お隣のハンバーグ屋さんと二棟1戸のような建物に入っている様子で、
黄色い地に「本物を追求する」と大書された看板と
その下に緑色で赤で「手打ちうどん」と大書された垂れ幕がインパクト大。
入り口の上には自然木のような看板に「手打うどん」と白で書かれていて
清潔そうなのれんとともに、いい雰囲気です。

のれんをくぐってカラカラと扉を横開き。
いらっしゃいませー、と店主の方の明るい声にお出迎えされました。
どちらでも好きな方へ座って下さい。と言われたので、
4人掛けのテーブル席に腰を下ろして、メニューを見せて頂きます。

温い麺
かしわ 700円
かけ 450円
きつね(焼きざみ) 580円
わかめ 580円
野菜あんかけ 750円
豚角煮(数量限定) 900円
卵とじ 600円
釜あげ 600円
カレーうどん 750円
なべやき(九月~四月) 800円
とろろやまかけ 700円
親子うどん 750円
釜たま 550円
豚汁(数量限定) 800円
※大盛は、麺の半量増にて百円の加算となります。

お好み追加(トッピング)
納豆トッピング 釜あげ、釜たまにおすすめ!! 80円
赤辛(キムチのにんにく抜き) 50円
青辛(並辛) 50円
青辛(激辛) 50円
葉わさび(きざみ正湯漬) 50円
道産山わさび 50円
しょうが 50円

冷い麺
かしわざる(冷麺に温かいかしわ汁) 750円
ざる 650円
特大盛ざる 800円
きつね(焼きざみ) 580円
わかめ 580円
季節限定(数量限定)
和風冷やし(五月~八月) 750円
とろろやまかけ 700円

ぶっかけ梅自慢 800円
ぶっかけ納豆 700円
かしわおろし 700円

その他
ビール中瓶 420円
冷酒(山形県大山) 450円
オレンジジュース瓶 120円
焼きおにぎり(小二個) 150円
うどんぜんざい(デザート) 180円

鍋焼きうどんは通常太麺を使用しておりますが、普通麺に変えられますのでお申し出ください
太麺…コシがあってモッチリ感
普通麺…コシがあってもソフト

コシの強い麺が好みの方は
御注文時、太麺(なべやき用)に変えられますので、お申し出下さい。


うむ、初めての店ということなので、冷たいかしわざるか、ぶっかけおろしで
様子を見たいところですが、この日は寒かったので、温かいうどんで。
豚汁と野菜あんかけも気になりましたが、この日は無性にカレーが食べたかった。
ということで、カレーうどんをオーダーしました。

改めて周囲を見ますと、4人掛けのテーブル席が、僕が座ったところを含めて
三卓ありまして、いろり席が五席と、比較的こじんまりした感じです。
店内にあしらわれた竹とか、木の株のようなイスとか、
いろりの上の鉄瓶とか、飾られている花などにセンスを感じます。
飾られている民芸品もアソビゴコロがたっぷりです。
BGMに流れるのはJ-POpのオルゴールアレンジ。
最近この手のお店に行くとどこもかしこもジャズなので
こんなBGMも悪くないです。

塗のような色の四角い盆にのったのは、青磁のような色の丼で、
明るい焦茶色のカレー汁が映えますし、散らされた万能ネギもいい感じ。
たまねぎやお肉もたっぷりと入っていますし、
脇には、橙色した刻んだ漬物の小皿がのっています。
うん。これは美味そうです。

では、いただきます。

まずは、ずずっと口の中へ入れます。
うどんを食べるときに、「こしが、こしが」と言っている
最近の風潮からすると、やや柔らかめな感じがします。
とはいえ、最後の一噛みのところで見せる抵抗感がスゴい。
讃岐うどんなどだと、最初に噛み応えがある部分があって、
なかではほにょっとやわらかく歯を受け入れるかと思えば
最後でまた、抵抗するという、
単に、もっちりとか、コシといった言葉では
すますことが出来ない重層構造の麺が多いのですが、
こちら最初から比較的優しく歯を受け入れるのですが、
最後の一噛みがスゴいという、これは面白い麺です。
こんなタイプの麺って初めて食べたかも知れませんし、
噛んでも噛んでも同じ感覚なのが面白いです。

しかも、噛む毎にしっかり味わうことが出来る小麦ならではの味もしっかりとしてますし、
歯を使ったり、啜ったりするときに、口腔内のアチコチの官能を刺激して
気持ちよいですし、喉を通って胃の腑に収まるまでウレしいのです。
すすってから、咀嚼して、嚥下する一連の動きすべてが
美味しいし、面白いし、気持ちよいのです。
これはスゴいめんです。温かい麺でこれだとしたら、
冷たい麺で食べたらどうなっちゃうんだろう。
気になってたまりません。もう、この時点でリピート決定です。

麺にも絡んでいるつゆは、うどんの汁の上にカレーが乗っているタイプではなく、
つゆとカレーが混ざったタイプですが、
比較的さらさらっとした感じで、色はお家のカレー的なのに
お家のカレーのような、小麦粉でとろみを付けた風でもなく、
かついって、あんのような上品なトロミをつけているわけでもなく
さらさらっとした感じが、素朴ながらもいいです。

しかもしっかりと美味しい。ベースはツユは少し甘めなものなのでしょうか
醤油の味がそんなに全面に出てくることはないですが、
しっかりと鰹節の味と香りがいい感じです。
ここにカレーですから、この組み合わせは最高です。
カレー自体も、たっぷりと入ったたまねぎとか野菜の味わいが溶けている
甘い食べ口ながらも、じわっとスパイスが効くシロモノです。
カレーうどんはカテゴライズすると、和風カレーに入りまして
和風カレーといえば、醤油と鰹節ですが、あまり出しゃばらない醤油の味と
カレーの香りにも負けない鰹の香りに、しっかりとした味わいの組み合わせは、
見た目はお家のカレー風で、家庭的なのにもかかわらず、
すごく洗練された味なのです。この組み合わせをここまで昇華させるのは技です。
うどんを啜った時にも感じたのですが、ここにもコダワリ技が出てます。
すごい。すごい。

カレーの食べ口の甘さの原因にもなっているたっぷりのたまねぎも
甘くて、トロトロですし、お肉もしっかりとしたお味に
脂身のバランスも軽く滲む肉滴もいい感じで、肉食ってる感を満たしてくれます。

うん、これはウマいです。

因みに、カレーうどんというと
4コママンガ史上さんぜんと輝くエポックメイキング的傑作
「あずまんが大王」(あずまきよひこ 著)の中で
うれしそうにカレーうどんを乗せた皿を持った水原暦(メガネカワイイ)を
目ざとく見つけた、滝野智(バカカワイイ)が

智「あ!! カレーうどんだーーー!
 危険よ! みんな逃げて 汁が飛ぶのよ あれは!」
暦「大丈夫よ 気をつけるから」
智「気をつけてもムダなのよ!!」

という、名セリフが脳裏に刻み込まれていて(つくづくマンガアニメ脳ですいませんのう)
旗の台の「でら打ち」さんに行っても、札幌の「鬼は外」さんに行っても、
旭川の「太三郎」さんに行っても、美瑛の「だいまる」さんに行っても、
京極の「野々傘」さんに行っても、
倶知安の「寶月」さんに行っても「ごころ」さんに行っても、

カレーうどんを食べる度に、思いだすのです。
ま、カレーうどんだけでなく、カレーそばでも、カレーラーメンでも同様です。
この日は、スーツではありませんが、でも撥ねは避けたいです。
撥ねに注意したい気持ちと思い切りすすりたい気持ちと葛藤するのも
美味しいカレーうどんならではです。

ということで、一気にいただいて、ごちそうさまでした。
サイドメニューにライスがなかったので、しませんでしたが、
豊橋カレーうどん的にご飯を入れても美味しいでしょう。

外に出ると冷たい空気がほてった体に気持ちいいですし、改めて今度は
冷たいうどんを食おうと再訪を期しながら
コーチャンフォーに向かったのです。

更に、杉さんの隣のハンバーグ屋さん(この日は定休日)も気になるのです。
こっちも機会作って行こう。



☆「うどん処 杉」(札幌市清田区里塚一条1-2-20)
◇営業時間◇ 11:00~15:00 17:30~20:00
◇定休日◇ 水曜・第3木曜日 ◇駐車場◇ 有り
◇電話◇ 011-883-7765





☆「スープカレー 海ぞく」(余市郡仁木町大江1丁目365)

国道五号線を走っていると旧大江小学校があります。
木造校舎とこぢんまりとした校庭の組み合わせが赴きあって、
札幌からもそう遠くないので、ロケとかで使われてもいいのになぁ、
などと思っていたのですが、2011年に閉校してしまいました。

そんな小学校の向かいに、気になるお店がありました。
そこは、かつて「かりーびと」という名前のカレー屋さんで
いつか行こう行こうと思っている内に、気がついたら閉店していました。
その後、別の店がオープンしては、フェイドアウトしてというのがあったのですが
新しい看板が出ているのを発見。
しかも看板にはスープカレーと書かれています。これは行くしかないですね。

ということで、お仕事が早く終わった某日に出向きました。

中に入ると、白を基調とした清潔な店内に、
和っぽい古民具などが置かれていてインパクトあります。
4人掛けのテーブル席に腰を下ろしてメニューを拝見します。

スープカレー(サラダ・フルーツラッシー付) 八〇〇円
チキン海ぞくカレー(サラダ・フルーツラッシー付) 八〇〇円
イカスミスープカレー(サラダ・フルーツラッシー付) 一〇〇〇円
 スープカレー・チキン海ぞくカレー・イカスミスープカレー 辛さ
  普通に辛い・チョイ辛(中辛)・すごく辛い
トマトソースナポリタン(スープ・サラダ付) 八〇〇円
デミグラソースハンバーグ (ライス・スープ・サラダ・コーヒー付) 一〇〇〇円
和風おろしハンバーグ (ライス・スープ・サラダ・コーヒー付) 一〇〇〇円
 お食事された方、コーヒー・りんごジュース・トマトジュース
 二00円で提供いたします。

スープカレー・チキン海ぞくカレーの食べ方はあなた次第
・スープにライスを浸す
・スープとライスを別々に
・具をライスにのせる
・スープにライスをいれる。

なるほど。では、なんかネーミングがそそる「チキン海賊」にしましょう。
オーダーして改めて店内を見渡すと、すぐ横にある大きい古箪笥は
隅の黒光りする金具と漆黒に近い茶色のコントラストが迫力あります。

また、さまざまな小物とか、手作り風の雑貨やグッズが並べられていて
和布をあしらったセンス良いもが多いです。

かと思うと、カウンターのスツールは、近未来的なデザインの
黒光りするモダンなものだったり。このアンバランスも面白いです。
BGMではスピッツの「楓」などJpopの定番曲を英訳して
女性シンガーが歌ったものが流れています。こんなのもセンスあります。

と、待つことしばしで最初に登場したのが、ラッシーと、サラダです。
オーソドックスながら、焙煎された香ばしい香りのするドレッシングと、
シャキシャキなレタスとか、パプリカの肉厚ではっきりとした味わいの
組み合わせがまずいいです。
続いて、瓢箪のような小皿が2つくっついた器に入った、
オレンジ色の大根漬けと、緑色の青しその実漬け。

そして、カレーが登場しました。白くて丸くて、緑色に縁取りされた
丼のような器に入ったのは、赤に近いオレンジ色の非透明スープで、
多めの脂が浮いているサラサラ系のもの。
中央の南瓜と、左右を支える鳥肉、さらにピーマンとか、ジャガイモとか
人参とか目に鮮やかで。これは美味そうです。

平らなお皿に入ったライスはほんのりと淡い黄金色に色づいていまして
美味しそうなターメリックライスです。

芳しいスパイスの香りがぷんぷんと漂いウマそうなスープを一口。
いただきます

見た目どおり、あっさりとした飲み口のスープですし
全体的にすっきりとした印象ですが、そんななかにも、
玉ネギなど野菜からでたさりげない甘みを感じますし、
それ以外にもさまざまな具材から溶け出したであろう
旨みがしっかりと出てします。

さらに、おいしい塩味に、さりげないスープのコクもいい感じですし、
中辛をオーダーしましたが、攻撃的なカイエンペッパーが効いていて
初手から唇がヒリつく感じがします。

が、食べ進んでいく内に、そんな刺激が弱くなってきて、
ウマ味がまさってくるというのは、なかなか面白くも美味しいです。

このあっさりながら、さりげない旨み・コクのバランスは
仕込み時間の丁寧さを垣間見せてくれるような気がしますし、
どこか薬膳風カレーといった趣でもあります。

そして、具材ですが、まず食べた鶏肉は、丁寧に調査されていて
軽い噛み心地があったのちに、少し歯に力を入れると
ホロホロと口の中で崩れて、肉のウマみや豊富な肉滴がいい感じです。

野菜も、優しい甘さが刺激的なカレーをもり立ててくれるホコホコの南瓜
スープ自体の甘さの原因ともなっている甘めの玉ネギ
やや固めに調理されていながらしっかりと甘い人参や
こちらも、固めに仕上げられていて、でも、なす汁や揚げ油との
ハーモニーにカレーの刺激が加わり美味しくなっているナス。
滋養がありそうなほんのりアマいほくほくのジャガイモ、
青い味わいがウレしい肉厚なピーマンとパプリカ。
噛みしめると不マミと汁がジワッと出てくるアスパラガスなど
素揚げされた野菜に加えて、ホコホコに炊かれているひよこ豆など。
具材それぞれの調理方法もいい感じです。

綺麗に色づけられたターメリックライスもいい感じで、
このカレーを穏やかに盛り上げてくれる役目を果たしてくれます。

さらに食べ進めていくと気がつくのですが、サラサラスープの底には
ホール状のスパイスがゴリゴリと入っていて、最初食べた滝に感じた
唐辛子系のヒリつく刺激とは別の刺激を与えてくれますし、

後半は、いつものお楽しみ。残ったライスをスープに投入し、
次第に混ざるに任せていただきます。

他店でもこうするとスパイスの味がしっかりと味わうこが出来るので
好みな食べ方ですが、こちらでは、ライスとともにスプーンで器の底をすくうと
ゴリゴリッと歯がスパイスを砕くのと同時に
強めの刺激が来まして、これは面白いです。

ということで、完食。
あー、おいしかった。

カレー後のお楽しみ、フルーツラッシーは、濃厚で、
フルーツの味もしっかりしている美味しいものでしたし、大満足。

仕事手を終えて、羊蹄山麓からわざわざ30km近く離れた大江まで、
車を走らせたかいがありました。

地元風の方が、お店の方と世間話をしているところも和みますし、
地元に密着している感じです。

次はハンバーグかスパゲティーを食べてみましょうかね、



☆「スープカレー 海ぞく」(余市郡仁木町大江1丁目365)
◇営業時間◇ 11:00~19:00
◇定休日◇3月は月曜日定休  ◇駐車場◇ 有り
◇電話◇ 0135-32-3322






あなたのオススメはどこのカレーですか?

あなたのカレーに対するこだわりはなんですか?

よろしければ、コメント欄などで教えてください。


ラジオにあったコーナー「富良野印度化計画」の内容と、
かつて僕が訪れたカレー店については
左の欄のカテゴリー「印度化計画」をクリックしてくれれば、
見ることができます。

かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていたイトー×aniでした。(´・ω・)ノシ
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