ライブレポートが前日ブログに書いた理由で遅れてしまいました。

にしても、昨日も書きましたが、空港で次の日を迎えるのって
生まれて初めてでした。
しかも、1時過ぎに羽田を飛んで、千歳に3時過ぎについたりとか、
いちいち決して見ることが出来ない時計の数字を見ていて、
こちらも新鮮でした。

と、ここからがライブのレポートです。

この日は、ライブと共に上京の大きな楽しみにしていた横須賀での港内クルーズがあります。
詳細はまた後日書きますが、本当に楽しかったです。これで1200円は安いわ。

梶浦さんのライブ中の感想じゃないですが、45分が本当にあっという間に過ぎました。
また15分くらいしかのってないんじゃねぇの。って感じです。

その後、美味しいカレー(海軍カレーではありませんでしたが)を食べて
横須賀中央駅から都内に戻りました。
この日は京成が運休している影響で、京急~地下鉄浅草線の接続が寸断されていて
やや戸惑いましたが、でもまだ時間があるので、神保町で書泉に行って本をしばきました。

その後中央線で中野に向かい、会場には15時前に到着。
開場前なので、サンプラザ前の広場でボーッと待ちます。
昨日はあの天候だったということで、なんぎしましたが、
この日は青空もでていてぽかぽかと太陽光が温かく、
横に積もっている雪が無ければ、昨日のことがウソのようです。

なんてことを考えたり、p氏のツイッター仲間のかたがたと、どうもどうもと無事の再会を祝ったりしながら、
会場に入って待つことしばし。

この高揚感はいつきてもたまらないです。

ライブそのものの感想については、「続きを読む」の下に書くとしまして、

ライブは無事終了し、19時前に中野を離れ、20時前に羽田に着いたのですが、
その後5時間半も空港で待たされるなんて思いもしなかったのでした。

が、まぁ、こうして無事に北海道に帰ってこれたのには変わり有りませんし、

前日の大雪といい、この日の航空機遅延といい、
ライブの内容は当然素晴らしかったのですが、そんなのとあわせて、
忘れられない二日間となりました。


参戦された方々、この大雪だったり交通網が寸断されている中、
本当に、心からお互いお疲れ様でした。





かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)
のパーソナリティーをつとめていた
イトー×aniでした。 (´・ω・)ノシ




ライブそのもののレポートはこちらです。
ここからがライブのレポートです。

会場に到着すると、この日は一階席の中央部分ですが、後まであと数列の場所で
でかいカメラが二台真後ろに鎮座ましましています。

昨日アナウンスでも「映像収録のためにカメラが入ります」とのむねが流れて
そんな一言にもテンションがあがりまして、ステージ最前列の前にレールとカメラが、
両サイドにもカメラがあるのは前日の2階席でも確認できましたが、
このカメラは見えませんでした。

しかも僕らの数列前には、スタッフのかたの器財がチカチカと光っています。

ただ、昨日は俯瞰する目線でしたが、今日はほぼ真横からステージを見ることになります。

ステージの中央には、深い青の照明にぶわっと浮かびあがるような真っ白な階段。
そして、その上にはバラ園などを思わせる門柵。
門柵の上には、植物があしらわれたアーチ。さらには両脇にそびえる白い柱のような壁という。
全体的に西洋庭園のイメージは昨日と変わりませんが、真横から見たと言うことで、
階段の後にも透かし彫りのような仕掛があったり、階段の横の白く四角い箱に見えた
ものには、鉄柵や植物があしらわれているのに気がつきました。
角度が違うと見え方も違って面白いです。


とはいえ、前日〔というか今日〕夜中に目が醒めて、
そのまま「いなりこんこん恋いろは」を見ていたり、
さらにそのままブログの更新をしたせいなどで睡眠時間が少なかったこともあり、
いつものBGMを子守歌代わりに軽く仮眠をとります。
客席にも立ち込めるスモークも、睡魔に落ちる効果があります。

と開演にあたっての注意が流れてきて目が覚めた。
しばらくして落とされる照明にあがっていたテンションがさらに高揚します。

うん、今回は暗転しているものの、メンバーの動きが分かるなぁ。
と、そんな光がさらに暗くなって、
そして、いきなりつく逆光でシルエットがうつしだされる、階段の上のYUUKAです。

カッコイイ。

一気に気持ちを持って行かれます。

キタキタキタキタ。


そして開演です。待ってました。最初からテンションマックスです。

ちなみにセットリストは以下のとおりです。


2014/02/09

Yuki Kajiura LIVE vol.#11
“FictionJunction YUUKA 2Days Special”at中野サンプラザ 2日目
Open/15:15 Start/16:00

vocal YUUKA
piano 梶浦由記
Gt 是永巧一
Bs 高橋Jr知治
Dr 佐藤強一
vn 今野均
Acor かとうかなこ
Cho YURIKO KAIDA / HIKARU
Man 大平佳男


01.circus
02.aikoi
03.Silly-Go-Round
MC.1
04.cradle
05.誰もいない場所
06.しずかなことば
07.約束
08.angel gate
 MC.2
09.ピアノ
10.焔の扉
11.光る砂漠
12.inside your heart
 MC.3
13.blessing
14.romanesque
15.荒野流転
16.記憶の森
17.cazador del amor
18.nowhere
MC.4
19.聖夜
Enc
20.ふたり
MC.5
21.暁の車
MC.5


1曲目からcircusで、イントロと共に立ち出す1F前方。

階段の上で睥睨するかのように堂々と歌うYUUKA。
背負っている光とともに、照らされる照明で神々しいです。
立ち上がりから、KAIDAさんとHIKARUのコーラスもバッチリ響いて、
ギターソロで階段から降りながら歌うところもいいなぁ。お客さんも盛り上がりますし、
そんなお客さんをあおるように、客席をも乱舞をするようにくるくるとまわって照らす
丸い照明は、昨日同様いい感じです。
Jrさんのチョッパーベースがズンズンときますし、4分音符のシンプルなビートが
ズンズンと前へ前へ曲わすすめてくれます
ブレイクの部分からさびに至る、曲わ盛り上げる光の使い方もよければ、
ギターとコーラスの絡みもいいです。ビートが強い曲なので
ドラムオフでのボーカル、コーラスのハーモニーが気持ちよく
それにピアノがのって他の楽器がのって厚みを増すという
1曲目からFJYワールドを構成する様々な魅力が存分に出てきて気持ちいいです。

続くはAikoiですが、コーラスのKAIDA&HIKARUの手の振りもほほえましいですし、
踊るYUUKAのスカートがふりふりと揺れるところもかわいらしいですが、
曲自体はすごくクール。歌い方もクール。照明も上から幾筋もの色とりどりの光が
考査するようにさして、不思議な異国の酒場感をだしていて、
無国籍なアニメの世界です。これもクールだ。

もう。この時点で我慢できずに後だけど立つ私とP氏。
でも、前の人も、両隣の人も立ったからいいんだもんね。
というか、この日はライブ序盤からみんな立っていて、
昨日のあの吹雪の中でのライブのお陰で、すでにアップは充分という感じです。

曲の最後の音の処理もスッと終わる感じもクールですが、続いてのイントロで
再び怒濤の盛り上がり。silly-go-roundです。あー、立って良かった。

この曲で、今まで座っていた人もわさわさと立ち出す。みんなこの曲でノリたいんだなぁ。
コーラスの手の振りに合わせて、僕等も邪魔に鳴らない程度に手をフラフラさせたり
ビートを刻んだりします。2日分まとめて、この曲に対する僕の愛を出しますよ。いいですねー。
サビ前の強様の一小節のドラムソロで激しく雷のように明滅する照明にあわせて、
テンポ160〔♪=320〕で飛びそうになりました。(当然飛んでませんよww)
しかも、前日同様KAIDAさんが客席をあおるんでいもの
HIKARUもかわいらしく踊っているし、
YUUKAがふわふわなスカートをゆらしてくるっと回るところも、すべて込みで
100点満点を超えて120点です。あー、これがライブだよなぁ。

と、いうところで、最初のmc

YUUKAが FictionJunctionYUUKAのYUUKAです。
今日は最初から盛り上がってます。最後まで楽しんでいって下さい。
梶浦さんが、FictionJunctionYUUKAのFictionJunctionのほう、梶浦由記です。
と、昨日と同じツカミで笑いが起きる客席。
そして、FJY曲を2日間で全部やります。というライブの概要を説明して、曲紹介。

そういえば、この冒頭三曲は、YKLiveのVOL.4の曲の並びだそうです。
なるほど、P氏のツイッター仲間の方も、そんなことおっしゃってましたっけ。

そして梶浦さんの「次は造語の曲です。最初からアツく立っていたのですが、
このテンションが続くはずはないと思ってみなさん座られたと思いますが
その判断は正しい」[開場笑い]「しっとりとした小品で、子守歌のような曲です」
というアナウンスで始まるcradle

子守歌というアナウンスはまさにその通り、
聖歌のようなしっかりとした歌い方ながら、
かわいらしくも、イノセントで無邪気に響く場所もあるし、
しっとりと響く場所もある、ボーカリストYUUKAの歌の幅と
表現力の幅を感じることが出来ます。
吐息たっぷりに歌う歌い方にも、小さい女の子のような歌い方にも
穏やかなピアノはよく合います。

続いて誰も居ない場所は赤い照明がYUUKAを照らします。
序盤から、ボーカルの声のハリやヌケがすごくいい感じで
ホールに響きます。Bメロ部分のたっぷりと歌い上げるところから
語尾のビブラートの響きの美しさが昨日よりも
さらに丁寧に響いていて、聞いていて気持ちいいです。

そして、しずかなことば。バックの白い柱や柵のように見える細長い壁にうつる
水泡のような光が「ささやく水の こえより低く」という歌詞の世界にあってます。
強様のドラムとYUUKAのボーカルだけのパートでも
歌声がしっかりと聞こえますし、ベースの低い音とピアノの低い音にのって
静謐な世界を漂うYUUKAの歌声はなんとも気持ちいいです。
コーラスまで、それぞれの個性的で麗しい歌声の味をだしながら
アンサンブルの妙味でしっかり聞かせるところがYKライブのキモです。

そして、約束は、冒頭のコーラスからぐっ掴まれます。
前日も曲の構成に、バンドの音の太さによって
さらに引き立つYUUKAの歌声だったり、ギターソロからの
ピアノ、コーラス、ボーカルだけで静かにうたわれるサビからの
リズム隊がはいっていっての盛り上げといった
曲構成がいいなぁと思っていたのですが、
Gソロのステージ天井から降る赤・黄の光から
ボーカルハイっての赤・紫の光にパッとかわるライティングワークも
気分を盛り上げてくれます。Drソロでの激しい明滅も気分いいですよ。
強めのビートに乗せて、フワフワのスカートをひらひらさせながら
ステップをふむYUUKAがかわいいのは前日と同様。

さらには、昨日のシメの一曲angel Gate
歌詞にこめられたメッセージが強い曲ですが、
YUUKAの歌声にのせて、しっかりとした力強さが届く一曲です。
うん歌と曲の力を感じます。
メッセージを盛り上げるのは、対旋律を奏でるバイオリンだったり、
コーラスだったりギターだったりするのですが
[サビを歌うYUUKAの後で対旋律を歌うKAIDAさんは背筋ゾクゾクものでした]
一体感は、どの曲でも感じることが出来るのですが、
とくにチームワークの強さを感じることが出来ます。
上を照らす照明が倒れてくるような感じで客席に下りてきて、
そして開くような感じになり、別の照明でシルエットになった
エンジェルゲートと、そのセンターにいるエンジェルYUUKAも見えました。
前日も書きましたが、客席に投げられた照明が動いたり、
天使の梯子のような感じでステージを照らす照明は
心の機微にしみこむ曲を盛り上げてくれますし、
本当にこの曲を盛り上げる照明、技だなぁ。

そして、ここでMC2です、
曲紹介のあとに、メンバー紹介
Jrさん、強様、師匠、是永さん、KAIDAさん、HIKARU、大平さんの順。
Jrさんはサムアップをしてました。
そして梶浦さんのトーク
バンドのメンバー紹介をしましたが、次はピアノと歌の曲です。
歌曲が好きで、ピアノと歌で出来ることは果てしなくバリエーションがある。
昔とある映画のポスターを見て、それは砂浜にピアノがあるポスターで
映画は見ていないけど、良かったイメージがあって
何年過多さって、ポスターのイメージで曲が書きたくなった。
でも自分の中でイメージがアレンジされていることがあって、
今日、この話をしようと思って、画像検索して見たけど、
自分の中の記憶のポスターと違って
変わっていたことが面白いと。そんなことがあった曲です

と言ってpianoです。

梶浦さんの時に語りかけるように穏やかに鳴らされ、
時に力強く堂々と響く、そんなピアノが深くしっかりと響いていますし、
ピアノに乗って、YUUKAの高音もきれいに響いて
世界観を盛り上げます。
一番好きな曲が弾けない と言った歌詞に代表されるようなメッセージを
せつせつと歌い上げるところが心のひだにじんわりと染みてきて
心の奥の衝動が揺すられます。
バックの白い柱や柵のような壁にも、セピア色の音符がうつされて
シックなイメージを補完してくれますし、
最後のなつかしむ、と吐息たっぷりで歌いきるところまでも
息をのむように、聴くことが出来ました。
この2人を中心とした世界がいいです。

イントロ部分の師匠のバイオリンの旋律がセクシーで
キタキタキタと思います。
ピアノ、ベース、ボーカルで歌った4小節に
コーラスが入ってまた4小節
そしてフルメンバーで、というサビ部分のアレンジを少しずつ音を厚くして
盛り上げていくのは他の曲も同様ですが、ここでも気分を掴まれます。
間奏部分の師匠のバイオリンが哀調おびていて、コーラスとともに盛り上げるところが
しっとりとしたボーカル表現にハマっていていいです。サンタマリーアー。
前日同様の、焔のイメージの真っ赤な照明がいい感じ。
しかもメラメラと燃えているのを再現しているところまで芸細です。
赤い照明の中、白いスポットがメンバー全員に注がれて
浮かび上がるようになっていていいですね。

続く光る砂漠は、聖歌のようなコーラスに、緑・赤の照明
風は僕等の未来へ のハーモニーに
ズンズンとシンプルなビートがら、力強くすすむリズム隊の音に
励まされる前向きさがあるメッセージ性の強い曲です。
シンプルな力強いビートだからこそ伝わる前向きさって
FJYの初期の楽曲に多いような気がして、梶浦さんの曲の中でもFJYならでは。
Cメロも力強く響いて、コーラスの麗しさとともにほれぼれします。
そんなメッセージを力強く伝えるYUUKAはスゴいなぁ。

続いて inside your heart、青・緑のクール目な照明がいいですし、
メッセージ性の強い局ながらも、かわいらしく無邪気な歌声も
聴かせてくれるのがきもちいいです。コーラスも力強く響きますし、
繰り返されるメッセージがバンドのライブアレンジをへて、
ダイレクトに伝わってきます。
照明が客席に投げられてステージ上とつながるのも
気持ちいい演出です。らいでっていいですね。
やはり、光る砂漠やこの曲聴くと、FJYが、シーソーと、Kalafinaの過渡期に来るユニットなんだ
ということを実感できます。


そして、MC3です。YUUKAが曲紹介をしたのちに
YUUKA「ここは私がしゃべる番」といった時にほっこりする客席。
そして「梶浦さんのトークはとても知的で、」
といったのちに、梶浦さんは「しゃ、しゃべににくい」〔会場 笑〕
「歌ったあと、トークを聞くのが楽しみで、観客みたいになっています。」そして続けて
「何をしゃべろうか、いろいろ考えたのですがFJYをはじめて10年たっています。
今日は昨日との2日間で、全部うたえるということで、
本当に10年をふりかえるつもりで準備したり練習をしたりしました。」
その後、たくさんしゃべりたいことがあるけど、個人的な話で。と前置きをして
「inside your hartは、9年くらい前の曲だったんですが、
私〔YUUKA〕がお料理教室に通っていたとき、生徒は私とあと一人で、
2人とも人見知りだったので、先生を介してしか会話をしなかった。」
というところで、笑いが起きる会場。
なにかおかしいこと言ったかな、とあわてるYUUKA
「2人ってシチュエーションが面白かったので、笑ったんじゃないのかな」と分析する梶浦さん
そして、トークは続きます。
「最後に、彼女がご飯に誘ってくれて、そのときに何してるの?事務作業とか?なんて聞かれて、
アイマイにごまかしていたりして、でも学年が一緒だってわかったり、何か感覚が合うなぁと思ったときに
彼女が、私アニメとか好きで、どんなの見てるのって聞いたときに自分がでてるアニメの話して、
アニメの曲も聴くんだ~っていって、自分の曲の話をしたりして、〔このときのYUUKAの狼狽ぶりがカワイイ〕
その子が、論文書いていたときに聴いた曲がすごくよくてCDを買ったんだけど
それがInside your hartだったんです」〔会場内がおーっ、と盛り上がり拍手起きる〕
「改めて時間を感じたし、時間を経てもつないでくれる、そんな縁がある
そんなことを思い出しました。一曲一曲に思い出があるなって思って、泣いちゃいました。うれしいよね」
と、声を詰まらせたところで梶浦さんが「涙をおふき」と好アシスト。
続いて梶浦さんのトーク
「自分の作品に対しては、自主規制が厳しくなって、自分の子に対するようなものかも
クールになっちゃうし、自分にも1コ柵ができて。いいなー、と思っても
「いやいや」とか「マダマダ」。ほめられても、「いやいや」と自主規制が働いてしまいますが
そういう、ほめられるエピソードをいただけると、本当にうれしいです。」

うん、表現者梶浦由記と、表現者YUUKAの力強さの源にふれました。

そして、梶浦さんの紹介で、ゲストのかとうかなこさんが登場します。
2012年9月、新国立劇場でのvol.#9以来です。

「かとうさんがくると、バンドメンバーが喜ぶんですよ」の梶浦さんの言葉に
手を上げて応える是永さんに会場も盛り上がります。

そして、はじまるbressing。3拍子のかわいらしいリズムに、
ステージをセピア色に包む照明がまずはいい感じで、そして紫色へと変わっていきます。
高くて細めのカワイラシイ感じで歌うYUUKAのボーカルにかぶせるように
これまた同じ系統のカワイラシイ声でかぶせてコーラスをいれるKAIDAさん。
こんな天使のハーモニーも好きです。
ワルツのリズムとトレモロを多くしたマーチっぽくもあるスネアの音に乗る
ボーカル、ピアノ、ギターなどが架空のヨーロッパのような空気を
かもしだしていて、このような曲にはあはりアコーディオンです。
いろいろな光の色を交差させてステージ上に飛ばして怪しげな色合いをつくる照明は
独特の香りがクセのあるタバコの煙で満たされた芝居小屋のようでもありますし
そんな色合いのステージで哀調あるアコーディオンの響きは気分が入ります。
テンポを抑えた曲なので派手さはないですが、。静かな情熱が伝わります

ピアノの後奏にかかぶさるアコーディオンの音色も
贅沢ですし、あのややくすんだ色合いながらも色とりどりだった光が
再びセピア色に戻るという演出。これも好みです。


つづいては、romanesque 二曲連続で、架空のヨーロッパ音楽が続きます。
ま、アコーディオンの音をフィーチャーしたら、そういう並びになります。
こちらは、アップテンポな曲ですし、アコーディオンの音色も、
アコースティックギターのフラメンコギター的にかき鳴らされるような音とあいまって
スパニッシュに響きます。歌い方もsexyに響きますし、
強様の軽快なタム回しといい、Jrさんのベースラインの気持ちよさといい
前面に情熱がおしだされています。
ジャンジャン♪ とリズムのキメの部分であわせてきっちりと切り替わる照明も気持ちよければ
アコーディオンソロにあわせて妖艶に踊るYUUKAもシブく曲を盛り上げます。
あー、梶浦さんのこの架空の無国籍音楽って本当に気持ちがいい。

「Onアコーディオン、かとうかなこさんでした」とかとうさんが下がったのちに
イントロが流れて、やおらたちだす周囲。僕らも負けずにたちました。
そう、荒野流転です。

この曲はYUUKAとHIKARUのハモが多いのですが、自然に響いているのは、
どこか超え質に似ているところがあるからかなぁ。などと思ったり
和っぽいならではの、紫や青、白を明滅させた照明が
気分を盛り上げてくれますし、
間奏部分のコーラスやバンドでの盛り上げの後に〔師匠のバイオリンがサイコーです〕
「あれはつきのゆめか~」とせつせつと歌うところの色気にはハートを射抜かれます。

とはいいながらも、たってノリノリなわれら。
さらに、イントロの段階で、
「雪もやんでいて、電車も動いてますといえたらよかったのですが、
今の状況にふさわしい曲です。」というフリではじまった
昨日のライブを思い出したりして、
月影凍る大地を転がり踏み分けていく ですからね、
何が、滅びと再生の時代なんだろう。って感じです。

ちなみに、この6時間後に、あやうく帰る術はない、状態になることなど、
このときのわれわれは想像だにしなかったのですかww


続く記憶の森は、激しい強様のビートにノリノリになりますし、
素敵すぎる明滅する照明にも気分を持っていかれます。
このリズム隊の骨太なビートに乗っかるメリハリのあるボーカルが
カッコいいですし、コーラスとのハモの気持ちいいです。
そして、赤、紫の激しい照明と
強様のドラムソロがたまりません。

続く、.cazador del amorも、バンドのビートが前面に出てきている曲。
強様のパンチの効いたタム回しとか、 JRさんのベースが細かく刻んでいるところとか
リズム隊の仕事が細かいところも、美しく場内は番初寸前です。

と、いったところで、満を持してのnowhereです。
あー、もう前日我慢していた分、2日分の気持ちをコメて乗ります。
もう、1Fは見渡す限り座っている人、いないんじゃないかって感じですし、
階段を上って高いところで歌うYUUKAがカッコいいです。
もう、幸せすぎます、この空間。
ドーンと会場内に響く音で、歓声が沸きあがります。

いいねー。

とMCでYUUKAが
「ありがとうございます。
だいぶ前から曲紹介してないような気がしますが」梶浦さん「大丈夫、忘れてない」
そして曲紹介のあとに、YUUKAのトークです。
「盛り上がってくれて、ありがとうございます。
昨日梶浦さんが言っていたけど、ライブがはじまってまだ30分くらいしかたってない感じ
本番の前は、伝えたいことがたくさんあるんだけど、ステージ上では飛んでしまいます」
梶浦さん「わかります」
そして続いて梶浦さんのトーク
「ライブ始まると、遠いなぁと思っていた席が、終わるころには近く感じで
これって何の物理現象なんでしょう
多分「気のせい」っていふ物理現象なんでしょうが、確かにあります。」
〔YUUKAもわかるわかるって感じでつなげて〕
YUUKA「次の曲が最後です」〔会場 えーっ〕
「ありがとうございます。曲は聖夜で、時期はクリスマスの曲で、はじめてソロで梶浦さんの曲を歌いました。」
梶浦さん「YUUKAちゃんが、南青山少女歌劇団で、ソロをとったミュージカルのテーマ曲が
この曲で、思い出深い曲です。このときはFJYとかまったく考えていなかったんだけど、
FJYができたときには、ぜひアルバムに入れよう。と」
YUUKA「全部録り直したんですが、好きな曲だったので、録り直すことで、好きな曲が
また好きになって、うれしくなった大事な曲です」

そして、曲がはじまりますが、雪が降るような照明が背景の白い壁にあたり
ボーカルが浮かび上がります。しかもこの曲も細かく表情をかえながら
歌っていきますが、コーラスも時にはせつせつとときにはろうろうとYUUKAのボーカルにあわせて
つけているところのバランスがいいですし、息ぴったり。
基本力強い8ビートの曲ですが、Jrさんが4拍目でフィルインのような遊びをつけたり
するところが渋いですね。是永さんのソロも問答無用でカッコイイです。
いいなぁ。


と、曲が終了。盛り上がりの中で、袖を引き上げるメンバー。

アンコールの拍手の中、梶浦さんとYUUKAの2人が登場。
「ふたり」のイントロが、ポロンと爪弾かれるピアノと抑え目のトーンで歌うYUUKAのボーカル
吐息多めで、かすれさせて少しSexyに響きます。
この歌声と、ピアノの穏やかな音色だけで満たされるホールって
やはり気持ちいいです。バンドでノリノリになるのもいいですし、
こうやって音と静かな気持ちで向き合うのも気持ちよく、
その両方の快感をあじわうことができるぜいたくなライブだと
この時点でも再認識をしました。

そして、mc
梶浦さん「アンコールありがとうございます。2人でふたりをお届けしました。
って言ってみたかったんです」〔会場笑い〕
そして、バンドメンバーを呼び込んで、
「2日間で全曲をしましたが、あっという間でした
10年かけて活動するといろいろあります。さきほどの「聖夜」では
素敵な顔で聞いているお客さんをガン見していました。
いろいろなシチュエーションで聞いてくれた人がいて、10年前はそれぞれ
違う場所で聞いていたんだと思いますが、自分もそう思わなかったのですが
10年前聖夜をいろんな場所で聞いていた人が、こうやって集まってきて聴いてもらえているんだと
感激しました。妄想感激しました。嬉しいです。いろいろな曲を作ってきた甲斐があります。
のぞむらくは、何かひとつ思い出であってくれたらよいなぁ。
自分の思い出を加えてくれたらいいなぁ。ってことです。」

うむ。僕もこのことで感慨にふけったこともありましたが、個人的なことなので後に書きます。

そして、
「次で最後の曲になりますが、FJはソロプロジェクトなので、解散はありません。
かかわった人は、半永久的にメンバーです。ずるいでしょ、大人って。
物事には終わらせることもあるけれど、終わらせなくてもいいこともあって、
YUUKAちゃんともまた、やりたいし、また楽しい音楽をやりましょう。
ライブも終わっちゃいたくないので、50分くにいしゃべっていたいですが、
そうもいかないので、今日の最後の曲です
FJYとして最初に録音した曲。暁の車 

あー、このシメの一言、シミますね。

舞台セットの後ろにあるスクリーンに、燃えるような赤みの強いオレンジ色。
そんな色合いにシルエットになる舞台装置は廃墟のようにも見えて、
この時点で曲の雰囲気を盛り上げます。
曲では穏やかなピアノに乗る歌声のバリエーションは前日関心したとおり。
全体的にしっとりとせつせつと歌い上げるのですが、
時には甘える用でもあるという表現幅の広さを見せてくれます。
そして、2日目のせいか、高音のところではさらにぴったりとハマりまして
ゾクゾクっとくる感じも前日以上で。
梶浦さんのピアノと息がピッタリで信頼しているからこそ。
うー、いいですね。 バンドサウンドで曲が進んでいくところは、
車が回るという歌詞にリンクするようですが、
すすめばすすむほど、ライブの終焉にむかっていくという
切ない気持ちと本当にリンクします。

あー、この曲で閉めるなんて、気持ちよすぎて、反則ですよ。

そして、最後の最後で、繰り返しお礼を言う梶浦さんとYUUKA
さらには、バンドメンバーとのカーテンコールがあって、袖へと引き上げますが、
最後で、是永さんが珍しく客席の向かって右前にピックを投げて〔いつもは左側のギター前のあたり〕
珍しいなぁ、と思っていた直後に、梶浦さんとYUUKAが堅く握手をしながら、
ステージ袖へひいていきました。

この景色。2日間、いや、2人の十年を象徴するような景色で、
FJY名義ではなくても、梶浦さんとYUUKAの音楽が続くという宣言とともに
いいものをもらったライブのシメにふさわしい景色でした。
忘れられないライブになりました。

僕自身今から4年前まで、4年間に渡って、富良野市でCFMで番組を担当していて、
その中では週一の1時間番組で、必ず5曲かけていたのですが、
一番多かったのが、FJYの曲だったのです。

だから、どのようなシチュエーションでFJYの曲を聴いて、という梶浦さんの一言には
思わずグッときたのです。
そうか、僕自身がへっぽこながらもDJをやっていた時期と、
FJYのアルバムが出た時期がほぼ重なっていたんだ。

思えば、アルバム曲も多分全部オンエアしたなぁ。

ライブで久々に聴いていて、自分自身のラジオのことを思い出したことも
ありましたから。

本当に、音楽ってスゴいですし、そんな考えを理論的に補完する
梶浦さんやYUUKAさんの考え方に触れたのも、いい体験でした。



ああ、いいライブでした。

スタッフ、関係者の皆さん
本当にありがとうございました。

参戦された方々、本当にあのお天気の中、お互いお疲れ様でした。


ということで、ライブレポートはこれで終わりです。

そして、この駄文を最後まで読んでいただいてありがとうございました。



追伸 

僕らが座っていたスタッフ席に、WakanaとKeikoを発見。
しかも最後、スタッフにいざわなれるようにして、僕らのほぼ真横を通って帰っていきました

あー、スゴイ、こちらもいいものを見せていただきました。
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