☆「KITCHEN FAB(キッチン ファブ)」(苫小牧市錦町1丁目6-22)

室蘭に続いて苫小牧に行ってまいりましたが、行く前に、
国道の近くに、新しくカレーを食べることが出来るお店が出来たらしい
という情報を得たので、早速行ってきました。

お店の場所は、国道から北洋銀行のところを曲がって苫小牧駅方面に向かう通り。
そこには、苫小牧の名店にして、今柊二さんの「定食バンザイ」にも出てきた
「第一洋食店」さんがありますがそちらのすぐお隣です。
第一洋食店さんには以前からよく行って、それぞれビーフシチューとかコロッケとか
カレーに舌鼓を打った記憶がありますが、ここって以前は何のお店だっけ。
そんな記憶はまったく消えてしまいました。
外装は白く塗られた壁に、金属のオブジェのように
銀色に鈍く光る店名が打ち込まれています。
これだけでオシャレなオーラがビンビンに伝わって来ます。
お隣の第一洋食店が古色蒼然とした感じの伝統のオーラが伝わってくるのと
また別の趣です。

扉を開けて中に入ると、店内では女性客の方が談笑されています。
厨房にむかうカウンター席は木のベンチのような二人掛けのイスで
そこがあいたので腰を下ろしてメニューを吟味します。

チキンと野菜のトマトカレー 800円
トマトをふんだんに使った野菜の甘みたっぷり
ハヤシライス 特製デミグラスソースで仕上げました 800円
ロコモコ デミグラスソース&温泉卵の柔らかハンバーグ 900円
チキンドリア 850
チキンライスとホワイトソース&チーズの優しい味わい
といったご飯系のメニュー以外にも
ハンバーグステーキ オニオンソース 950円
をはじめめとしたハンバーグメニュー
クラシックナポリタン 800円
をはじめとしたパスタメニュー
シラスと韓国ノリのピザ 850円
を初めとしたピザのメニューなど幅広く洋食全般から
選択出来ますが、
また、ケーキなどのデザート類も充実していますが、今日はカレーです。

チキンと野菜のトマトカレーとジントニックをオーダーして
出てきたジントニックでぷしゅーと咽を潤しながら、
軽くあたりを観察します。

店内は漆喰っぽい白色と黒色を基調に塗られたスタイリッシュな内装で、
カウンター部分や二階席へ行く階段の木目調とのコントラストもいい感じ。
黒い天井に這う、銀のダクトも雰囲気あります。
どこか南欧風でもあり、レトロな感じでもあります。

カウンターの上には広口瓶の中に入った様々なパスタが並んでいます。
厨房もいろいろな大きさや形の調理器具が並んでいて、
そんなのを見るのも楽しいです。

僕の座ったカウンター席は前述通り木のベンチのような二人掛けのイスですが
壁に向かうカウンター席は、ストールのようなイスで、
そして、奧には、1人がけ用ソファーも見えました。

苫小牧で店内にソファーがあるって、以前美味しいスープカレーをいただいた
恵比寿食堂さんを思い出す。また、あのカレーが食べたいなぁ、
あと、胆振管内でいうと、室蘭工大近くにあって、
こちらも惜しくも閉店してしまった「恒河沙」さんのスープカレーも食べたいなぁ。
そんなことを考えながら、BGMの女性ボーカルのおしゃれな洋楽曲に耳を傾けながら
店内に3組くらいいた、女性グループの談笑も耳に入ってきながら、
厨房内でかいがいしく働いているスタッフの方の所作を見ながら
待つことしばしで登場しました。

白く深い、非対象形の面白い形をした清潔そうな器に入っての登場です。
トマトっぽい鮮やかな赤みがかったオレンジ色が目に飛び込んできます。
さわやかな香りも楽しみなところ。
ということで、いただきます。

ん、しみじみとオイしいあじです。
食べ口は最初にたまねぎなどの野菜由来の甘みが来ます。
穏やかな食べ口はほっと出来る洋食屋さんのあじです。
さらには、トマト独特のしっかりとした味わいが来ます。
トマトと言えば、まずは旨味。
洋食好きを魅了して放さない、太陽の光をギュッと閉じ込めて
旨味の塊にしているそんな味わいが濃くていいですし、
さらにはこちらも太陽の光を思わせる酸味が爽やかな味わいでいいです。
この、酸味に旨味が濃厚で、トマトソースよりのしっかりとした味わいは
パスタ、ピザ、デミグラソース系のメニューが強い
洋食屋さんのカレーならでは。
でもトマトソースと明らかに違うのは、
あとからしっかりとしたスパイシーさが訪れることです。

このトマトや乳製品系の酸味に旨味と濃厚さ
たまねぎや香味野菜の甘さと爽やかさのハーモニーに
スパイスがキュッと味全体をしめてくれますし
この味わいにお店の方の手間の数々が感じられて、一口一口が楽しいです。

鳥肉は小ぶりな塊ではいっていますが、それぞれしっかりと煮込まれていて
軽くスプーンでつつくとほろっとなります。
当然口の中でもほどけますし、その時には、肉の繊維から
肉滴とともに、旨味がにじみ出てきて
鳥肉の淡白ながらもしっかりと滋美あふれる旨さを感じることが出来て
さらにジューシーときたものですから、これはイイですね。

大ぶりに切られたたまねぎもゴロンゴロンとはいっていて
こちらもしっかりと煮込まれているので優しい甘さ。
カレーの中に溶け込んだ甘さが、口の中に塊で入って来るので
これまたほっと癒されます。

そして、これが当たり前ですが、ほっこりと炊かれた美味しいご飯によく合います。
この味わいのカレーですから、チキンは当然美味しく頂いたのですが、
別の具材のバリエーションがあったらもっとウレしいかなぁ
などと考えながら一気呵成に完食。
ジントニックをあおって、ごちそうさまでした。

軽くじわっと汗をかくところもいいですね。
店内では女性グループのかたがたがまだ盛り上がっているようですが、
僕はここらへんでおいとましましょう。
昼のランチメニューにもそそられるなぁと思いながらお勘定をすませて
外に出るとやはり一月の風は冷たいですが、
カレーで気分はホットホット。宿までの距離をあたたかい気持ちで
歩いたのでした。

ちなみにこちら、オープンは昨年の3月中旬。
ということは来月でオープン1周年だそうで、
店内でも常連さん風の人と、お店の方が楽しそうに談笑されていました。
しっかりと根付くといいですね。


あと、「FAB」と聞くと、かわぐちかいじさんの
「僕はビートルズ」に出てきた「FAB4」を真っ先に思い出す
アイカワラズ、ヲなワタクシでアリマス。



☆「KITCHEN FAB(キッチン ファブ)」(苫小牧市錦町1丁目6-22)
◇営業時間◇11:00~15:00 18:00~22:00
◇定休日◇ 月曜日 ◇駐車場◇有り
◇電話◇  0142-66-2566






☆ニセコ カリー小屋(倶知安町山田57)

相変わらず、日々雪の降っている羊蹄山麓でありまして、
アメダスの積雪深ランキングでは、恒にトップテン入りをしています。
そうなるとスキー客で活況を呈するのが、ニセコヒラフ地区です。
スキー場の近くにあるペンションや飲食店が立ち並んでいる
ニセコヒラフ地区の中心部からは、倶知安よりの
やや静かな場所にお店はある人気店がこちらカリー小屋さんです。

お店にむかう小道の入り口が積み上げられた雪で見えにくくなっていますが、
まぁそれも気分気分。

こちらは、札幌でスープカレーがブームになる前から
スープカレーを名物にしているのに加えて、
自前のスープカレーの通販とかもやっているのでも有名です。

山小屋とかロッヂ風の外見で、少し複雑に曲がった階段を上がり、
併設されているロッジの入り口とかを見ながら探検気分で二階にある店舗に入ると
窓際のテーブル席には女性の方がお二人で、カウンター席には、男性客がお一人でカレーを食べています。
席数12席(カウンター4席 テーブル8席)ほどの
小さっぱりした感じの喫茶店のような清潔感があふれる店内へ入り
カウンター席にこしをおろします。

お店の人の温かい対応とともに、久々に来ても変わらずに迎えてくれる感じです。
ここでお店の流儀に従って、具→スープの種類→辛さの順でメニューを選択。
値段はスパイシーカリー( )内はタイ風カリー
チキン野菜(鶏レッグと野菜) 1,150円(1,250円)
ポーク野菜(スペアリブと野菜) 1,200円(1,300円)
きのこ野菜(きのこと野菜) 1,150円(1,250円)
コロッケ(ポテトコロッケ2コと野菜) 1,150円(1,250円)
カキ(カキフライ3コと野菜) 1,250円(1,350円)
エビカリー(エビフライ2本と野菜) 1,250円(1,350円)

と、日替わりメニュー

スープは
スパイシーカリー 肉、野菜、魚からとったコラーゲンたっぷりのブイヨンスープと25種類のスパイス&ハーブで作った、コクの中にもさっぱり感のあるオリジナルスープカレーです。
タイ風カリー タイ産の食材とチキンブイヨンを融合したココナッツ風味のスープカリー。ココナッツは、整腸、痩身、低血圧改善などの美容効果が高く、食後の血糖値上昇を抑える作用もあります。数量限定。ご用意のない日もあります。
辛さは 
1辛 辛みスパイスなし 
2辛 少し辛みあり(中辛程度)
3辛 程よい辛口 お勧め 
4~10辛 は辛いのがお好きな方におススメ
 (6辛以上50円のプラス) 
超辛 10辛以上の辛さをご希望の方用で、
超1~超3迄あり
〈超辛はスパイスの種類が違います。超3が一番辛い〉
料金100円プラス

トッピングは
ジャコカツ〔プレーン1枚〕 200円
ジャコカツ〔カレー味1枚〕 200円
ポテトコロッケ〔2個セット〕 300円
カキフライ〔3個セット〕 400円
エビフライ〔2本セット〕 400円
温泉たまご〔1玉〕 100円
チーズ〔カリーメニューのみ〕 150円
チクワカツ 150円
小河豚 350円
と以前来た時よりもトッピングメニューが増えています。

前回は「小河豚と野菜のカープカレー」 4辛 タイ風 温泉卵トッピング
前々回は「きのこ野菜」の5辛にじゃこかつのトッピング
その前は「ポーク野菜」の5辛を
その前は、「コロッケカリー」の5辛をいただいて、
ポークの美味いあじとか、アツアツでサクサクの衣を歯で噛みちぎる食感と、
ジャガイモのナチュラルでほっとさせてくれる甘みのコロッケと
スープカレーの組み合わせを堪能したのです。

ということで、何にしようかなぁと思っているとお店の方が、
「本日の日替わりカレーは、ギョウジャニンニクと蝦夷鹿のソーセージのカレーです」
などと言ってくれます。うむ。こっちもそそられますが、
今回は基本に戻ってレギュラーメニューから。きのこ野菜の4辛に
そして、トッピングには「温泉たまご」と「コロッケ」です。

メオーダーをして、BGMのジャズに耳を傾けながら、
テーブルに置かれたニセコの湧水を飲みながら待つことしばしで
まずは、温泉卵が小鉢に入って登場。そしてややしばらく待つと、
木のトレーに乗っかって黒い陶磁器の小鍋のような食器と、四角い皿が登場。
「熱いですから気をつけてください」の言葉と、
刺激的な香りとともにやってきたカレーは、
カレーより赤みいがかった、さらに角度によっては
緑色にも見える複雑で不思議な非透明系のスープ。
相変わらず、なべの中で、ぼこぼこと音をたててスープが沸いています。
スパイスが中で勢いよく、対流をしていて、
表面には浮いている黄色い丸い脂がそれが踊るように激しく動いています。
こんなスープはそんなにないです。
ぽこぽこと大きい泡がはじけるたびに熱に強調されて、
スープの香りもぷんぷんとたっています。
これはたまりません。

さらに、四角いお皿の上に乗っかった玄米とか穀物の入った
ターメリックライスの上には揚げたてを主張する
コロッケが堂々と2個乗っかっています。

ということで、まずはアツアツのスープから一口。
アチチ、慎重に口に運びますが、それでもアツいです。
そしてダイレクトに感じる熱さが軽くひくと、
ほのかな優しい甘さとともに、コクとうまみがじわっと出てきます。
優しい甘さはたまねぎをはじめとした野菜のもたらすシロモノ。
そして、トマト系の酸味に旨味や、肉系の濃さや旨味が伝わって来ます。

この具材にこだわってとったスープがバランスがいい感じです。
スープ自体にしっかりとしたコクがあり、
はっきりとした素材自体の旨みもあいまって
美味しいカレーを食べている感を満たしてくれます。

こう書くとこってりとしたカレーをイメージするかもしれませんが
飲み口は非常にあっさりとしています。
そんなあっさりした飲み口ながらもコクとうまみが
バランスよく味わうことができるのです。

そんなコクとうまみのバランスをぬって、
じわじわっと辛さがあがってきます。
すいすいとした飲み口や、コク、旨みなどにヤられてどんどん嚥下していくうちに
しっかりとした辛さが、しだいに蓄積される感じです。
スッキリとした飲み口を妨げない感じで、
スパイスはゴリゴリとした主張をしていません。
ですが、しっかりとスパイシーで、
このスパイシーさもオイシイスープの一要素として、
欠かせない感じに機能しています。

具材の素晴らしさに加え、このすっきりとした感じには、
さっき、カレーを待っている間にイタダいた、
アンヌプリの湧水も一役買っているのでしょう。

でもって、つづいてライスの上に鎮座ましましているコロッケをいただきます。
いただくと、さくっとした衣の軽やかな噛み心地もいいのですが、
中にはびっくりするほど穏やかに甘いジャガイモです
このサックサクとほっくほくって、揚げ立てならではの味わいに加えて
素材の良さも聞いています。
何もつけずにかぶりつくと、それはそれで美味しいですが、
スープに浸してサクッといただきますと
オイモの味わいがスパイスの刺激との、相乗効果で引き立つのです。
穏やかでほっくりとした滋味あふれる旨さと甘さに、
スパイシーで個性的なスープカレーの味わいにも負けていませんし、
お互いの長所を伸ばしあっている感じです。
カレーと揚げ物の相性の良さで幸せになります。

そのほかの具材も 食材の味を生かす方法でじっくりと調理されています。
ニンジンのとろっとした甘さにジャガイモのほっこりとした食感とやさしい味わい
かぼちゃのさりげない甘さもいいですし、 
ブロッコリーやピーマンの鮮烈で青い食感もいいです。
きのこはとぅるんとしたシメジと、鼻に抜ける香りも陶然とする舞茸です。
これも、羊蹄山麓の農作物の実力といっていいのかな。

ライスは、雑穀や押し麦の混じったターメリックライスで
ご飯自体のオイシさとともに、雑穀のくにくにした食感が良く、
刺激的なカレーにもよくあいます。

と、いうことで、最後は「寝かす!」喰いのためにとっておいて
しっかりカレーに浸って、衣をテロテロにして、
めしばな刑事タチバナの、コロッケそばの話を思い出しながら、
モロモロになっても、イモの味がしっかりと残っているコロッケが自然に崩れるのにまかせて
ライスも投入して、少しずつ混ぜながら食べすすめて、
ここで温玉を投入。とろとろの気味を最後の最後で如月食いです。

器の底に沈殿しているスパイスまでライスで絡め取って
完食をしてから、水を飲みました

ふー、オイしかった。「ご馳走様でした」

この日は雪だったので、羊蹄山は見えませんでしたが、
僕がカレーを食べている最中に入ってきたスキーウエアの
外国人3人日本人2人のグループに、
やはり、ニセコのカレーやさんなのだなぁ、ということを
再認識することが出来ました。

つぎは、以前食べたじゃこかつではなく、
新しいトッピングメニューチクワカツにチャレンジしてみます。



☆ニセコ カリー小屋(倶知安町山田74)
◇営業時間◇ 11:30~15:00頃 売り切れ次第閉店
◇定休日◇ 不定休 ◇駐車場 有り
◇電話◇ 0136-23-3688





あなたのオススメはどこのカレーですか?
あなたのカレーに対するこだわりはなんですか?
よろしければ、コメント欄などで教えてください。
かつてラジオ内にあったコーナー 「富良野印度化計画」の内容と、
かつて僕が訪れたカレー店については 左の欄のカテゴリー「印度化計画」を
クリックしてくれれば、見ることができます。

かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていたイトー×aniでした。(´・ω・)ノシ
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