☆「Curry&Cafe PENGUIN'S (カリー&カフェ・ペンギンズ)」
(札幌市中央区北4条西14-1-35 カネソビル 1F)

札幌にお仕事での用事があったのですが、
用事の前後で飲み会とかがないときは、
駅やススキノから少しだけ離れたところに泊まる機会が増えました。
繁華街からやや離れているために、比較的すいているチェーン系ビジネスホテルですが、
いつもの定宿より朝食バイキングが充実していて、
泊まる時期によってはそちらより料金も安い。
しかも、駐車場が無料なところがお気に入りです。

おかげでその近所のお店も開拓することになりましたが、
そんななかで発見した一軒がこちらです。

ペンギンの看板と、緑色の板に自然木で店名が書かれた看板が雰囲気あります。
中にはいってもウッディーでこじんまりした落ち着けそうな店内で、
ほんのりと香が焚かれているような香りがします。

お好きな席にどうぞ、と言われたので、
入り口近くの4にんがけのテーブル席に腰を下ろしてメニューを吟味します。

煮込みチキン 650円
チキンチーズ 700円
納豆&オクラ 750円
しめじ&まいたけ 780円
なすチーズ 820円
じゃがチーズ 820円
チキン野菜 850円(じゃが なす 人参 ブロッコリー かぼちゃ ピーマン)
野菜&きのこ 980円シーフード 1150円(えび いか ほたて ムール貝)

日替わりカレー
ガルバンゾー(月曜 限定5食) 750(チキンなし650)
 タンパク質、食物繊維、ビタミンB群などの栄養素が
 多く含まれているひよこ豆のカレーです。(チキン、ひよこ豆)
キーマ (火曜 限定5食) 720
 れんこんのシャキシャキした食感を加えた旨味あふれる
 豚ひき肉のカレーです。
 (豚ひき肉 れんこん グリーンピース)
サグ(木曜 限定5食) 780 (チキンなし 680)
 栄養分(鉄分)を逃がさないように蒸したほうれん草をペーストにして
 まぜた緑色のマイルドなカレーです。
 (チキン、ほうれん草、生クリーム、トマト)
ココナツポーク(金曜 限定5食) 850
 ココナッツミルクとアジアの調味料で煮込んだエスニック風味で
 マイルドな豚角煮のカレーです
 (豚角煮 揚げごぼう いんげん)

ペンギンズのカレーは
○じっくり炒めたたまねぎとホロリとほぐれるまで
煮込んだ血飢饉をペースにした欧風インドカレーです。
○ルーカレーとスープカレーの中間のとろみが特徴です
○スパイスのキレを大切にするため、粒状のスパイスを
 挽いて配合したミックススパイス(ガラムマサラ)を
 数回に分けて使用します。

辛さ
 普通 辛いのが苦手な方に
 中辛 市販のカレールーの辛口程度
 辛口1 首すじに汗をすく程度。当店おすすめの辛さ
 辛口2 辛いのが得意の方はここからどうぞ
 辛口3 辛さに自信のある方向き
 辛口31/2 ここから先は唐辛子の刺激的な辛さ
 辛口4 辛さに対してマニアな方向き
 辛口5  …辛いですっ!

現在は色々なバラエティーに富んだカレーを選択出来る店舗が多い中、
基本のカレー1本勝負というのが、イサギヨイ感じがしますし、
自信の裏づけのような感じがして期待も膨らみます。

ランチメニューにも、ガルバンゾーにキーマにサグ
と気になるメニューがたくさんありますが、
この時は夜だったのでレギュラーメニューからの選択。

チキンチーズとか、なすチーズ、じゃがチーズのように
チーズの入ったメニューにもそそられますが、
初めてのお店ですし、色々な具材が入っているということでチキン野菜。

辛さはネタ的に「辛いですっ」と書いてある辛口5にも興味がありますが、
こちらもはじめてのお店なのでソッチには行かず辛口3で、
ジントニックとともにオーダー。

注文を終えて軽く周囲を見回すと店名のとおり、
ペンギングッズがあちこちに飾られています。
ほどなくして出てきたジントニックの爽やかさに咽を潤しながら、
店内では、ウッディーで明るい喫茶店のゆような作りによく合った
穏やかなBGMが流れていますし、周囲の人もくつろいでいます。

待つことしばしで複雑なスパイスの香りとともに登場。
この段階で期待大です。
グラタン皿のような小さめの取っ手のついた丸い器に入ったルーは、
明るくややオレンジがかった黄褐色で、見るからにゆるい
インド風のサラッとしたカレー。
中の野菜も素揚げ風で色とりどりでカラフルです。

黄色と白で縁取られている丸いご飯には
パセリが散らされていていい感じです。

鼻に近づけるとより濃く漂うスパイシーな香りに誘われて一口いただきますと。

ん、

オイしいです。これ。

ベースにあるのは肉系のしっかりとしたコクに、
パンチの効いた旨味がたっぷりと溶けているところです。
このコク、旨味に加えて、ややオレンジっぽい色合いの原因であろう、
旨味の塊でたっぷりのお日様の旨味にして、さわやかな酸味をもちらしてくれるトマト、
独特の濃さと軽やかな酸味の理由であるヨーグルト的な乳製品の味わい、
さらにはたまねぎなどの野菜の甘みがしっかりと出ています。

この、たまねぎ、トマト、ヨーグルトって、
インドカレーを意識して食べ出すようになってから
気になり出したベースの具材で、
これらの味わいがしっかりと出てきているところが、
欧風インドカレーといってもいいオイシイ味わいです。

しかも、この土台にささえられてスパイスの刺激がいい感じです。
ホールで入っているのではないかと思わせるようなスパイスの量ながらも、
そっちのみに突出させていないで、
しっかりと巧さの一要素としているところは技です。
この濃さに旨さの上にのったスパイスのキレって最高です。

うむ、これならばチーズトッピングとかでさらに濃くして食べるのもいいなぁ。
メニューで見た時に直感したことは、正しかったです。
でも、こちら単品トッピングでのチーズってないんですよね、
あればいいのに(残念)

このしっかりとしたカレーだけで、もう大満足でしたが、さらには、具材がスゴい。
メインのチキンはやわらかく、しかも塊で入っているものではなく、
ホロホロになるまでしっかりと調理されています。
このホロホロのお肉の線維からいちいち旨味がにじみ出てきて、
繊維になることで肉と舌が接する面積が増えるので、旨味もひとしおですし、
当然むちゃくちゃ軟らかいのです。
カレーともいっかり絡みましてカレーの美味しさとお肉の美味しさの相乗効果で
トンデモナイ味わいになっています。
さらに、ここまでしっかり調理することにかかるテマヒマを考えることも
ウマさにつながりますし、
自分がカレーを作る時には、結果的にチキンがホロホロになるまで煮込んで
美味しくいただいているので、この調理法に弱いのです。

野菜ですが、全部がスープカレーのような素揚げして出てきています。
素揚げのブロッコリーは、もう何度もスープカレー屋さんで満足している
葉のと茎の隅々まで油が染みこんでいるタイプで
スープカレーの中でも大満足ものですが、ルー寄りのインドカレーにもあいます。
南瓜は表面がサクッとしていますし、おだやかに甘いです。
スパイシーなカレーにはいいアクセント。
大きめのナスはなす滴と揚げ油がいい感じに混ざって、
カレーを旨くして、かつ、カレーの影響で味わいが深くなるシロモノ。
1個を切身をいれてそのままでごろんと入っているジャガイモは
ナチュラルなアマさで、荒川弘さんの「銀の匙」の中に出てきた西川君の蘊蓄の
「ジャガイモはウマイ時期が3度ある」を思い出してしまいました。
細長くカットされた人参も軟らかくナチュラルな甘みがありますし、
しっかりとした緑の味わいのピーマンもいいです。

これは美味しいなぁ、とご飯もカレーもが残り1/4程度になったところで、
最後はスープカレーのように、カレーの入った器にライスを入れて、
食べながら混ざるに任せて味が変化するのを楽しみながら完食いたしました。

底のほうにいくとスパイスをライスが掬い取るような形になるので
ゴリッとしたスパイスの刺激が強くなるのでいいですね。
あー美味しかった。

ジントニックも美味しいし最高です。

やはり、絶対チーズがあうよ。チーズトッピングがあればなぁ。
あと温玉ですね。この濃さには。いいですねなどと思いながら
大満足して宿へ戻ったのでありました。

あとは平日に行って日替わりカレーを食べるしかないですかね。
ま、こちらにお世話になることも今後も増えそうなので、楽しみがふえました。

さらにはランチタイムに行くと、アイスのサービスがあるそうです。
ここらへんは「コロンボ」とか「梵」みたいです。



☆「Curry&Cafe PENGUIN'S (カリー&カフェ・ペンギンズ)」
(札幌市中央区北4条西14-1-35 カネソビル 1F)
◇営業時間◇[平日]11:30-22:00 [金・土]11:30-23:00
[日]12:00-20:00
◇定休日◇ 不定休 ◇駐車場◇有り
◇電話◇ 011-241-3747





☆「スープカレー SOUL STORE (ソウルストア)」
(札幌市中央区北1条西18丁目 市田ビル 1F)

ペンギンズの翌日向かったのが、道立近代美術館西口前、
画廊とか喫茶店などがあるエリアの一角にマッチする
瀟洒でどこかレトロな喫茶店のような店構えのスープカレー屋さん。
こちらSOULSTOREさんです。

駐車場が eco in パーキング北1西17が使えるようになったので、
駐車場の心配をすることがなくなりました。が、人気のお店ということで
開店5分前に行ったらすでに数組待っている人がいました。

待つことしばしで中へ。店内は席数 12席と、そんなに大きくはありませんが
小ぢんまりとしたところが親しみをもてます。
私はおヒトリサマということでカウンター席に腰を下ろしメニューを吟味

スープは
CLASSICS(クラッシック)
おなじみ、SOUL STORE元祖のスープです。
さっぱりあっさりの中に、鶏や魚介・野菜の旨みが凝縮されている
奥深~い味わい。
最後の一口までスイスイ飲めて後をひく美味しさです♪

BOSSA(ボッサ) +100円
CLASSICSよりも濃厚で、甘みやまろやかさが強いスープです。
しっかりとしたコクや旨みの中に、なぜか爽やかな風味が漂うのは
ヒミツの隠し味によるもの。
満足度高し!
是非お試しください!!

自家製麻辣醤(マーラージャン)+150円
痺れる辛さと独特の香りが、奧深いスープとベストマッチ!!
新たなる刺激にハマること間違いなし!!
これまでのカレーにはない、面白い&ヤミツキになる刺激で
STAFFイチオシラムのカリーとのコンビです!

Psyche(サイケ) 夜限定スープ +100円
ほのかに香るココナッツの甘みと柑橘系の爽やかな酸味。
色々なテイストが混ざり合って生まれた初めての風味と旨味が織りなす
奧深~い味わい
どこか懐かしい、それでいて新しい…
他では味わえないスープです!!

から選択

カリーはレギュラーの

チキンカリー 950円(定番野菜・チキンレッグ
定番のチキンカリーです。入っている野菜は“定番野菜”をご覧ください。
チキンと野菜のカリー 1000円(定番野菜・チキンレッグ・カボチャ・ブロッコリー)
不動の一番人気!。彩りのよい野菜がたっぷり♪
パリパリ揚げゴボウと鶏団子のカリー 1000円 (1日5食限定!!)
(定番野菜・鶏団子5ケ・パリパリゴボウチップス)
ふわふわ&コリコリの鶏団子とパリッパリのゴボウチップスの
絶妙なバランスがたまりません!
もっと粗挽きラムと自家製豆富のカリー 1000円
(定番野菜・ラム挽肉・ニラ・山くらげ・ゴマ・自家製豆富)
店主イチオシ!食感の違いをお楽しみください。
自家製豆富はノドゴシがヤミツキになります。
紅茶豚と大きいなめこのカリー1200円
(定番野菜・紅茶豚・大根・大きいなめこ)
紅茶で煮込んだトロトロ豚肉と歯ごたえ抜群!なBigなめこのコラボ!!
季節の旬菜カリー1100円(定番野菜・旬の野菜いっぱい)
野菜LOVEの店主がつくる、こだわりの野菜カリー。
日替わりで旬の野菜がたくさん入ります。見たことのない珍しい野菜に出会えるかも?!
LOVEえびカレー 1600円(土日3食限定)
(定番野菜・エビ・ホタテ・大根・チンゲン菜・きくらげ・ライスにエビせん)
SOUL STORE(初?)の海の幸カリー!!
たっぷり入った大きなエビ♪甘いホタテに旬の野菜もたっぷり!
スープもエビ風味で満足度120%

定番野菜
 揚げゴボウ(バータイプ)・ナス・ピーマン・人参・紫芋。水菜
 ※こちらはすべてのカリーに入っています。

辛さは
1 辛くない  2 普通(市販のルーカレーの中辛くらい) 3 中辛(市販のルーカレーの辛口くらい) 無 料
4 わりと辛口 +100円 5 辛口 +150円
※中間の辛さでお作りすることも出来ます。

ライスの量
1小(少量(1/3)、半分、少なめ(2/3))※いずれか選んでください
普通(茶碗一杯強)
中盛り(“普通”の1.5倍)+50円
4.大盛り(“普通”の2倍)+100円

トッピング
・温玉  トッピングの王道!まろやかさup!
・エビ香り粉 芝エビをじっくりローストして香りと香ばしさを
 充分に引き出しました。エビ100%
・ とろけるチーズ とろ~りチーズをライスonで
 表面の焼き目が香ばしくて美味!
・ コク旨チーズ イタリアンで定番の2種のチーズを削ってブレンド
 風味と香りが口いっぱいに広がります・
 こちらはスープに入ります。
・ ガツン油 ニンニクと魚介の香味油です。
 スープのコクが増し、ガツン!と来ます
 クラッシックスープにオススメです
・ゴボウバー(2本) おなじみ当店の代名詞。
 内はほっこり、外はサクサク!!
・自家製豆富 ニセコ産100%の豆スープで作った豆富です
 濃厚で甘みがあり、舌触りはデザートのよう♪

あとはレギュラーメニュー以外の
まるごとソーキとこだわり木の子のカリー 1350円
豚のアバラ肉“ソーキ”はまさにまるごとで、柔らかなプルプル
コラーゲンがたっぷり!!!
そこに合わせるのは、こだわりの極上キノコ達
愛別産の矢部まいたけは、肉厚で風味、食感ともに最高!
さらに日替わりでもう1種類のキノコが入っちゃいます!!

といったところからの選択になります。

前回は、スープはクラッシック。紅茶豚と大きいなめこのカリー、
辛さは4番、トッピングが温玉でオーダーをしましたので、
今回は具だけかえて、 粗挽きラムと自家製豆富のカリー。
スープはクラッシック、辛さは4版、トッピングは温玉でオーダー。

70年代の洋楽邦楽混じった味のあるBGMに耳を傾けつつ、
じろじろしない程度に周囲を観察。
店内は大学のそばとかにあるような時代が止まった感じで、
照明が落とし目のところも、やや雑然とした雰囲気とともに、
美術館のとなりならではというか、芸術の香りもします。

トイレに行った時に気がつきましたが、お隣も画廊ですし、いい雰囲気です。
こんなところで珈琲すすって一日すごしたいなぁ。と思わせてくれる
ほっとできるスペースです。
ま、実際は込んできたのでカレーを食べたらすくあとに出るのですが…
しかも、カウンター席ということで、人がよさそうな店主の方が
せっせとカレーを作っている様も視界に入ってきます。
こんなのも待っている時にはいい前菜です。

そんなことを考えながら待つことしばしでよい香りとともに、登場しました。

道立近代美術館前というロケーションも影響を与えているのかもしれない、
高めの茶器のような歪みがアジのある陶器の器に入ったカレーは、
彩り鮮やかで盛りつけも華やか。
こちらを代表する具材である、飛び出す巨大揚げゴボウは
迫力満点でインパクトありますし、
そのほかにも緑色のブロッコリーや水菜もキレイです。

そんな華やかな色合いの具材から垣間見えるスープは
非透明系濃オレンジ色で、上にはバジルが散らされてます

ライスもスープと同系色の陶器のお皿にもられた押し麦色のご飯です。

いいねいいね。

ということで、まずはスープからいただきます。

すごいです。まずはガツンとくるカツブシのパンチ。
ここまで序盤で鰹節が主張するカレーってのもあまりないです。
しかもそのあと香りを残しつつも、濃い色のカレーにふさわしいコクとウマ味
そして、爽やかな酸味の重厚な組み合わせががガツンガツンとくるのです。

カツブシ系の香りがガツンとくるカレーは和風よりの
あっさり系のカレーという印象がありますが、
カツブシのガツンもコクやウマ味の一環としてしっかりと機能しています。
旨味とかコクも濃厚で、図太い味わいで、
さまざまな具材から出た旨味のハーモニーが、口の中で暴れる感じですが、
それに鰹節の味わいも負けていません。

これはすごい。

これらのベースになっている魚介系と、鶏系と、野菜系の
トリプルスープならではの複雑な味わいがしっかりとしています。
こんなベースにささえられているのが、辛めに設定したスパイスの刺激です。

スパイスはやや強めに効かせましたが、これもカレーの美味さの一要素として
ハーモニーを盛り上げてくれます。
この旨味、コク、香り、スパイスなどの連続攻撃にノックアウトです。

そして具材のラムですが、ラムのクセを旨味に換えている丁寧な調理法とともに、
ラムならではの獣肉食べている感をみたしてくれる味わいと、
やや粗挽きということでしっかりと肉滴を感じることが出来ます。
しかも軟らかいので、この濃厚刺激的極ウマスープが
しっかりとしみこんでいますから、羊肉滴とスープが絶妙なマリアージュです。

豆富も淡白ながらもしっかりと豆ならではの滋味をシミジミと感じるしろもの。
舌触りもなめらかで、味わいが濃厚って、実力者の味わいです。
これがニセコの豆富ですか。すごいなぁ。

さらに、看板の目に付いたゴボウにかぶりつくと、
ゴボウ独特の土臭さがそんなに感じられず
ゴボウのウマ味だけが濃縮されているのです。
このゴボウの処理でもこちらのコダワリがよく見えます。

しかも、おいもですが、紫芋が砂糖でコーティングされているようなアマさで、
サツマイモをベースにしたお菓子もかくやという仕上がり。
これは、芋の実力なのか、こちらの方の調理の腕なのか、
両方があわさったものなのか、ともかくビックリです。

シャクシャクの水菜は清冽な味わいで、
ブロッコリーは素揚げされたものではありませんでしたが、
しっかりと軟らかく葉や茎の隅々までしっかりと美味しさが引き立てられていて、
ピーマンは肉厚で緑の味わいがしっかりとしていて濃いスープのなかでも
清涼感をもたらしてくれます。
ピーマンが肉厚でしっかりと美味しいスープカレー屋さんって、ハズれないです。
山クラゲの独特のクニクニした食感も面白かった。

押し麦の入ったご飯もこんな濃いカレーにはいい感じ、

ということで、カレーもライスも残り四分の一になったところで
ライスをスープに投下して、少しずつ混ざっていく様子を楽しみながら頂きまして、
さらにスープを吸ったライスがわずかになったところで、
とっておいた温玉をとゅるんと如月食いをして

残りのライスをかっこみます。

あー、美味しかった。

幸せな時間をすごしながら完食をいたしましたら
当たり前だの首まで汗だくでありました。
外は軽く吹雪いてましたが、こんな日のカレーもいいものです。

僕の前は数人ならんでいましたが、その後も来店者が相次ぎ、
15分後くらいに満員になりました。スゴいです。

あと、ベレー帽をかぶっている女性客もいました。
さすが美術館前ザンス。
と思いながらこちらをあとにしたのでした。



☆「スープカレー SOUL STORE (ソウルストア)」
(札幌市中央区北1条西18丁目 市田ビル 1F)
◇営業時間◇11:30~21:00(L.O.20:30)
◇定休日◇月曜日不定休 ◇駐車場◇有り
◇電話◇ 011-616-8775





☆「そば屋 いし豆」(虻田郡真狩村字社206-8)

何度も当ブログでも書いていますが、羊蹄山麓は、蕎麦の名店が多い。
倶知安の「なかやま」さんに「いちむら」さん、
ニセコの「楽一」さんに「ようてい庵」さん、
京極の「一心庵」さんをはじめとして、 綺羅星のごとくお店がありまして、
観光のシーズンになるとそんなお店には、開店前からたくさんの車が駐まっています。

そんななかで、富良野在住当時から、ニセコへの温泉遠征に行ったとき
畏友P氏や畏友GMクンとともに通っていた「楽一」「いちむら」さんと並んで
お気に入りなのが、真狩の「いし豆」さんです。
こちらは、前述したほかのお店が、ペンション街とか、集落とか、メジャー観光地とか
そんな場所にあるのに対して、こちらは、真狩の中心からニセコへ向かう
道々沿いに、野になじむ様にぽつんと建っている一軒家です。

交通量は少なくない道道沿いなので、秘境蕎麦という感じではないですが、
このロケーションと、臙脂色で木目を生かした部分と黒灰色に塗られた部分のバランスが
いい感じの、カフェにも見えるようなスタイリッシュな建物の外見だけで、すでにワクワクします。

駐車場に車を入れて店内へ向かいます。
開店直後なので、他のお客さんがいませんが、人気店のこちらでこれは珍しいです。
近づくと味わいのあるのれんとか、すだれもスタイリッシュな建物に効いています。

中に入って大きい窓に面したカウンター席に腰を下ろしてメニューを吟味。

レギュラーメニューは

冷たいそば
もりそば 七八〇円
とろろそば 九八〇円
(真狩村宮崎さん 帯広市和田さんの長いも使用)
とりごぼう 一〇五〇円
(道内産のとり肉と 帯広市和田さんのごぼう使用)
温かいそば
かけそば 七八〇円
かしわそば 九五〇苑
(道内産とり肉使用)
やまかけそば 九八〇円
(真狩村宮崎さん、帯広市和田さんの長いもを使用してます)
五目そば 九八〇円
蕎麦がき 六○○円
 そばの色 香り、味 楽しんで下さい。

ですが、冬季限定メニューとして
カレーそば 一〇五〇円 があるのです。

こちらでは、とりごぼうとかとろろそばなどの冷たいそばをいただくことが多いのですが、
冬ですから、こちらです。

オーダーを済ませてトイレへ向かうと、途中にそば打ち工房があります。
中は当然覗けないですが、厨房と別にあるのがなかなかいい感じです。

店内は、カウンター席が6に、4人がけのテーブル席が2と、こじんまりした感じ。

美味しい水を飲んだり(こちらは、羊蹄山麓の湧水ポイントの中でも、
京極の噴出し公園と並んで来る人が多い真狩の湧水ポイントからも
そう遠くないところなので、普通に美味しいお水がいただけます。
そういえば、「楽一」さんは、甘露水のすぐ近く、
「一心庵」さんは、噴出し公園のすぐ近くということで、ここのお蕎麦は
名水にもささえられているこてとを再認識できます。)
カウンターのうえのさりげない観葉植物や、置かれている蕎麦の実を見たり
メニューに達筆で書かれている

「いし豆の蕎麦
当店のそばは、黒松内
町の落合さんの生産した奈川・開田在来種と美幌町武田さんの生産したキタワセ種を中心に国内産無農薬のみを使用してます。当店では玄そばから、脱皮、石臼にて製粉し、手打ちにて、お出ししてます。 店主」
の文章を読んだり、
BGMにながれるしっとりとした女性ボーカルのバラードっぱいジャズに耳を傾けながら
待つことしばしで登場しました。

木目が生かされた四角い盆には、堂々としたどんぶりの中に入った
濃い黄褐色とかえしが混ざった感じが印象的なカレーの海に佇む
ピカピカのお蕎麦。ちらちら見れるかしわ肉におねぎ。

カレーそばというと、そばつゆの上にたっぷりとカレールーをかけたタイプの
立ち蕎麦や学食で見られるタイプと、
夕張の今はなき名店「藤の家」に代表されるような
汁とルーをミックスしてオリジナルの汁で蕎麦を包むタイプがありますが、
これは、後者です。

いいぞいいぞ。

別皿には、刻まれたねぎと、蕎麦湯が出てきました。
というか、カレーそばで蕎麦湯って珍しいです。

さて、まずは一口いただきます。

ずずずっと、注意をしながらすすると、蕎麦と汁の組み合わせがいいです。
こちらのお蕎麦は細めで、ほんのりと緑がかった白い色味の見た目とともに
繊細な感じがするので、濃いカレーとの組み合わせはどうかと思ったのですが、
しっかりと蕎麦ならではの味を出していて汁との相乗効果でおいしくなります。
鮮烈な蕎麦の香りは、スパイスの香りにも負けていませんし、
それぞれの香りが対立せずに、やさしく調和しています。

以前、こちらで、もりとか、とりごぼうとか、冷たいお蕎麦をいただいたときに
汁をつけずに蕎麦を口にしたのですが、清冽な蕎麦の香りとほのかな甘さが
すごく印象に残っていますが、そんな蕎麦の味が、暖かい汁がまざったカレーごしにも
はっきりとわかります。このさりげなく主張するお蕎麦のもっちり感じも好みですし
暖かいおそばのなかでも映えます。
無農薬の実の実力、しっかりと堪能いたしました。

しかも、ほのかな甘さを引き立たせているのが、しっかりとした汁とカレーの味です。
とろみのついたあのようなカレー汁が、お蕎麦に絡んでいまして
蕎麦をすするだけでたっぷりと味わうことができます。
カレーは、どこか家庭的な雰囲気がありながらも、
しっかりとしたうまみと、こくが、さまざまな具材から出てきて
それぞれが調和しながらルーの中に溶け込んでいる
プロの仕上がりの手間隙のかかったルーです。
この濃さがまずは、寒い季節にはいいです。

しかも、お蕎麦を食べているときから、嚥下したあと、一層強まるかつぶし香。
カレーの味にまけない、出汁のカツオとかしょうゆとかのかえしパンチが、
ガツンガツンと効いてきいて、こちらもカレーにもお蕎麦にもまけずに
いいハーモニーのベースになっています。
それこそ、以前食べたときも、かしわの脂にも、とろろの粘りも
しっかりとうけいれる、甘じょっばくも、出汁のしっかり効いた汁。

それが、カレーとあいまって、お互いのよさを引き立てているのです。
これが蕎麦屋のカレーです。

しかも、この汁は、前述したとおり、「あんかけ」的な、
トロッとしたもったりさが温かいです。
これが、麺をあげるとたっぷりとついてくる。
「めしばな刑事タチバナ」的にいうと、リフト力が強いというやつです。
本当にたっぷりとカレー汁がついてきて、麺が重いです。

醤油・カツオだし・あんといううまさの中で、
当然ですがカレーはしっかりスパイシー。
さらには、この刺激にまろやかさを加えてくれるのが、
爽やかさを残しつつトロッとしている葱のアクセントに、
かしわの脂のバランスとジューシーさ、
肉がプリプリでしっかりとした歯ごたえがありつつも、
やわらかに煮込まれていて、かむと肉滴と脂がでてくるところもたまりません。

これらの具材もカレーのなかで、しっかりとなじんで世界を作り上げています。

と、おだやかな味わいを堪能しながらもスパイスマジックで
しだいに汗もかいてきましたが、さならる刺激をもとめて
七味〔ひちみ GAのあーさんがしちみやない、ひちみやー! と主張していらい、
僕も中部弁発音である。ひちみ派です〕をいれて、
よりスパイシーにしたり、添えられた刻みねぎを入れて、
さらなる清涼感を味わったりしながら食べ進んでいくと、
しだいに汁がさらっとしてくるのもなん不思議だなぁ、と思いながら
完食いたしました。

が、まだ、楽しみがあります。

このときに添えられた蕎麦湯で、カレーベースの汁をのばしていただきます。

こちらの蕎麦湯は濃くてとろっとしているもので、蕎麦ならではの味を
思い出させてくれるものです。この日は、最初の客ということで、そこまで
濃くはありませんでしたが、蕎麦湯で汁を伸ばしていただくと

さきほどとはまたことなる味わいの趣ではありますが、
カレーそばを食べていた幸せな気分を反芻することができます。

ということで、身も心まで温かくなるタイプのカレーそば。
この冬の時期にはありがたいです。
うー、うまかったぁ。

外は氷点下5度を下回っていましたが、汗だくでしたし、
心もホットでした。




☆「そば屋 いし豆」(虻田郡真狩村字社206-8)
◇営業時間◇ 11:30~15:00
◇定休日◇4月~11月 第1水曜・木曜 12月~3月 水・木曜日
◇駐車場◇有り  ◇電話◇ 0136-45-3691






あなたのオススメはどこのカレーですか?
あなたのカレーに対するこだわりはなんですか?
よろしければ、コメント欄などで教えてください。


かつてラジオ内にあったコーナー「富良野印度化計画」の内容と、
かつて僕が訪れたカレー店については左の欄のカテゴリー
「印度化計画」をクリックしてくれれば、見ることができます。


かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていたイトー×aniでした。(´・ω・)ノシ
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