明けましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。

今年もよろしくお願いします。

冬の大お祭りも、すべて終了して、北海道に無事戻りました。
参加者は、初日 17万人 前回比+1万 二日目 16万人 前回比-1万
三日目 19万人 -3万人 でトータル52万人だそうです。

帰りの飛行機も無事定時に飛び、奈々様と西川君の歌声を
カーラジオで聞きながら、午後9時過ぎに到着。

前年が車の中で年またぎをして、しかも地吹雪に巻き込まれて
視界が1メートルも利かなくなったり
吹き溜まりに足まわりをすくわれそうになったりしたのに比べれば、
よかったよかった。その後は、空港でかったヨネスケの天むすと
万世のヒレカツサンドをビールで流し込んで全日程終了しました。

その後三が日は、ずっと酒飲みながらスポーツ観戦をしてました
大変充実してましたよ。
が、そんな感想はまた後日。

まだ消化していないネタがあるので、そちらの方のお話から。






「Christmas Premium LIVE 2013 “Kalafina with Strings” at サンケイホールブリーゼ」
を大興奮のうちに終わって、そのままこの日の宿である新大阪へ帰るべく、
JR大阪駅に向かう途中に、カープのCSで訪れたときにふられた
串揚げやさんにリベンジを果たしました。

ただでさえ、ダンジョンめいていて、「梅田地下オデッセイ」なんて
ハードSFが書かれるほど〔堀晃さん著〕複雑怪奇な梅田地下街のなかでも
特に大阪を濃縮したような場所が、ぶらり小路。
この昭和を煮しめたような空気感。どうみてもサラリーマンのオアシスです。

ここに入っていくとあるのが、「串かつ 七福神」さんです。
分厚い透明なビニールで区切られている中には
お客さんでいっぱいですが、待ってる人はいませんでしたので、
待つことにしましょう。

前回、畏友GMクンと、真っ赤に染まる三塁側内野席という
かなり異様な甲子園に乗り込んで、CSのタイガース戦を応援。
カープは無事勝利をしたので、そのまま梅田で祝杯をあげよう
と乗り込んだりですが、前に5~6人くらいいて、僕らの2人連れだったので、
断念したいきさつがあります。

このビニール越しに、HIYAMA 24と書かれたタテジマのユニを来た
女性のかたがドッシリと座っていて、動く気配は微塵もありませんでした。
ゲームに勝って、桧山に負けたといったところでしょうか。
そんな敗北感から3ヶ月。お店こそ満員ですが、待ってる人はいませんし、

おや、一人出て行きます。これはラッキー。

ということで、中へ入って、高めの椅子に腰を下ろします。
カウンターに10席のみで、僕以外は3人組みが1組と、2人組みが3組
作業服の方から、妙齢のご婦人や、若いカップルなど客層が広いです。
まずはアゥエイなので、外の張り紙にもあった「6本盛り合わせ」と
生中をオーダーします。

まずはすぐ出てくるのが、ソースの入った銀の入れ物と
ザク切りのキャベツです。

これこれ、これですよ。
軽くすくうような感じでキャベツにつけてポリッといくと
甘くていいですね。これに出てきたビールをいただきますと。
あー、ビールがしみます。
ソースをつけただけの生のキャベツにもよくあいます。
これだけで、もういい大阪の夜です。ぷしゅー。

と、中ではお店の方が職人芸で山芋をねっています。
当たり前ですが、手際いいですね。
カウンター越しにみるこんな光景もいいつまみです。

と、僕の串が揚がってきました。牛かつと、玉ねぎと、エビです。

それぞれ、淡いきつね色にあげられていて、細かい衣も
それぞれ立っている感じで、見るからにさくさくです。
まずは、玉ねぎから半分ソースにつけてからいただきますと、
美味しいです。すごく。
このサックリ具合、気持ちいいですし、まずは温かい玉ねぎが甘い。
玉ねぎ自体もシャクっとした味わいですし、
この歯ざわりと、衣のさっくりとした歯ざわりのハーモニーが
いいですね。衣が軽いのは、山芋の効果にくわえて、
油の按配もいいのでしょう。

牛かつも、お肉じたいの味わいに加えて、脂のあじも
いいです。きっとそのまま食べても美味しそうな肉ですから、
これにサックリの衣が着いたカツにして美味しくないはずがない。

サラッとした二度付け禁止のソースもいいです。

エビも濃い海の幸の味わいで、ぷりぷりな歯ごたえ。
このぷりぷりとさくさくのハーモニーが、エビの揚げ物の最大の魅力
B級然としてますが、ぜんぜん極上のあじわいです。
これがまたソースとよくあう。人によってはタルタルとか言い出す人もいるでしょうが、
ソースの味に癒されます。
いいだすねー、和みますし、ビールも進みます。

続いて登場したのが、キスと、シシトウと、ウズラの卵です。

キスも淡白ながらしっかりとした味わいがいいですよ。
白身魚のフライというと、味わいは大振りな印象ですが、
フライにしてもしっかりと身のうまみのわかるフライです。

シシトウも、玉ねぎ以来の野菜ですし、このホロニガは
健康になる味です。
ウズラ卵も、衣がついて、ソース味で食べると、
ノスタルジックがとまらない味わいです。

と、手元がさびしくなってきたところで追加注文。
壁のメニューには、黄色い短冊に40種類くらい書かれていますので、
迷いますが、目に付いたのが、まいたけと若鶏をいただきます。

まいたけは、油で調理されたことで、香りや歯ごたえがましていますし
衣やソースにも負けない香りがいいです。
若鶏はチューリップの形のまま上げられています。
前回、畏友GMクンとここを断念したのちに向かった「鳥の巣」さんで
串カツを食べたときも、若鶏を注文したチューリップ状でした。
大阪では、この形がディフォルトなのでしょうか。
いいね。このプードルの足みたいな形は昭和のご馳走感があります。
しかも、衣がやや薄めなところも鶏とよく合っています。
揚げたての衣と具材の中から滴る熱い汁のお陰で口の中が
アツアツになっているところをビールで冷却。
これは、ビールも進みます。

とビールがなくなったところで、二杯目はハイボール。
でもってさらに追加でお願いしたのが、
へれとんかつと、レンコンと、ブロッコリーです。

へれとんかつは、いわゆるヒレ肉ですが、へれという名前が
大阪テイストで、うん、牛もいいけど、豚もいいですね。
豚の味わいが、牛とは違う滋味あふけるやさしい味です。
うん関西は牛カツも美味しいけど、とんかつもいけます。

レンコンのしゃっくりとした感触も、フライの衣の歯ざわりとともに
アンサンブルを楽しめますし、
ブロッコリーは素揚げの美味しさはスープカレーで確認済み、
この食べ方も当然美味しいです。
あと、トマトとか、チーズとか、アスパラとか、生姜とか、林檎とか、
気になるメニューもまだまだありますが、おなかもくちくなってきましたし、
後ろにもちらほらと人が並んでいるので、
ここらへんでおいと増しましょう。

ご馳走様でした。あー、美味しかった。

ちなみに店内には、店内滞在は、2時間まで、混雑時は1時間まで
などと張り紙がされています。
なら、次回は我慢すれば食べられるかな。

とはいえ、こちらのぶらり横丁じたいが、立ち退き問題があって、
いつまでこの形態で営業できるかわからない状態だそうなのですが…

なら、今回訪問できてよかったのかな。

と思いながらホテルへ戻り、ブログの更新をしたりしながら夜をすごしたのでした。





翌日は新大阪10時10分の新幹線に乗ります。

車内では静岡の戸田書店で買った
「東京より憎しみをこめて2」至道流星さん著(星海社FICTIONS)を一気読みして
東京に到着。昼食と巡礼をかねて最初は西荻窪にむかったのですが、
そのお店がお休みでした。

そちらは月曜定休日ながら祝日の場合は営業をするむね書いてありましたが、
年末の27日から年末の休みになる関係で今日が休みになった模様。

がーんだな。出鼻をくじかれた。

渋谷に早く行きたいので、ここらへんで巡礼をすませたいし、
なら西荻のマツタケの店に行くか、いや、あそこは17時開店だ。
しかも、いくなら秋刀魚と松茸の時期に行きたいし、
それともどうせ、井の頭線に乗るんだから、西永福に行くか。

などと、いろいろ考えた末に、近場で駅近の場所があるじゃないか。

と、思って三鷹に転戦。むかったのは、
孤独のグルメSeason2の第12話「東京都三鷹市のお母さんコロッケとぶり大根」の
最後に出てきた立ち食い蕎麦屋さんです。

三鷹の駅に降り立つと、大学時代、友人の家に泊まりに行って以来なので
25年以上ぶり。かわっていますね、ここらへんも。
ぜんぜんいった当時の面影がありません。

と、この時勘違いをして南口に下りてしまいます。
そのときの友人宅が南口だったので、なんとなくそちらへ降りてしまいました。

が、お蕎麦屋さんがない。

それっぽい店はあるのですが、全部こぎれいな感じの
再開発された風のお店ですし、名前も違います。
あれー、おかしいなぁ、改装されたか…などと思いましたが、
よく考えたら、北口もありますよ、こちら。
と思い直して北口へいくと、南口のこぎれいな感じからやや
昭和が残っているいわゆる中央線の駅前でほっとしますし、

北口の階段を降りて左側に曲がると、すぐに左側にあります。
「立ち喰いそば さとう」とかかれてないのですが、
店のたたずまいで一撃です。

ゴローちゃんは食券買っていたなぁ、などと思いながら
右側のサッシのドアをあけると、ちょうどゴローちゃんが立ち食った場所です。
中に入ると、券売機は故障している様子。ということで、注文をします。
ゴローちゃんはかけそばでしたが、僕は朝7時に朝食を食べて以来の食事なので、
少しだけしっかりと天ぷら玉子そばをオーダー。
かけそば 240 円、天ぷらそばでも 340 円で、天ぷら玉子そばで400円です。これは安い。
何年前からこの値段なんでしょうか。この良心的な価格帯でまずはジャブです。

待つ間に店内を観察。カウンターだけしかない長い店内は、
中央で区切られている不思議なつくりで、
左側のサッシから入ると、ゴローちゃんや久住さんがいた場所には
これないのです。同じ店なのに…。不思議なつくりです。
しかも、この昭和、しかも30年代くらいの濃い香りが残るお店
いつからここにあるのかはわかりませんが、この時間を閉じ込めた空間に
身をおくのは大好きです。
などと感慨にふける間もなく、すぐに登場。
いいね、この速さ。立ち食いそばならではです。

食べたっていうのに、
なんだか通り過ぎることができなかった。〆そばだ。

いや、通り過ぎるではなく、ここが目的で行ったのですけども。

出てきたのは、見るからに濃い焦茶色の汁と、
その中に見え隠れする濃い蕎麦色の麺。
上に載るのはかき揚げと、その上に載った生玉子は、へりのところが熱されて
白く変わりつつあります。その上に白と緑が混ざった無造作に散らされた葱。

この無造作加減が立ち蕎麦ですよ。

これこれ。
こういうコジャレてない立ち喰いそば、大好き。
俺にはこういう立ち喰いそば屋がお似合いなんですよ。

と三鷹で言った、
原作の高崎の台詞をリスペクトしたようなゴローちゃん台詞を口ずさむと、
パキっと勢いよく割り箸を準備して、いただきます。

ずずず

ん、これは普通においしい。

麺は濃い蕎麦色のとおり、田舎蕎麦系の味がします。
小麦が幅を利かせる立ち食い蕎麦界の中で〔それはそれで味わいがあって好きですが〕
しっかりと蕎麦の味がするのが、いいですね。
このしっかりとした味に、濃いいろした汁とよくあいます。

関西の人が東京のそばやうどんを揶揄するとき、
「汁が真っ黒」とよく言いますが、そんな色ならではの
しっかりとした味わいです。立ち食い蕎麦屋さんって感じがしながらも
丁寧に作られている感じが好感持てます。

これは悪くないです。ほっとできる味です。

しかも、上に載っているかき揚げもつくりおきのものですが、
大きめに着られた玉ねぎがしっとりとした衣の中で、
やさしい甘さです。
さくっとした食感はわずかですが、すぐ汁をすって
やさしくとろけかけます。ここもいいです。
しかも、玉ねぎ以外にもにんじんなどの野菜に
小エビ、のりなどが入っているタイプで、
軽やかなサックリから、汁に溶けかけるとろっとした味わいと
この時々刻々変化するのが、かき揚げ蕎麦の楽しみです。

そして、麺もとろとろのかき揚げもなくなったところで
最後には、お楽しみ。生卵をてゅるんと、如月食いです。
「GA 芸術科アートデザインクラス」〔きゆづきさとこさん 作  芳文社 刊〕の、
癒し径ほのぼの眼鏡っこ山口如月ちゃんが月見うどんを食べるときに
「おつゆと卵がまざるのがダメなのです」っていう台詞とともに
最後までとっておいた卵を 「てゅるん!」といただくかのごとく
最後の最後になったところで、卵をてゅるんするのを如月食いと言ってますが、

てゅるん

あー、美味しかった。ごちそうさまでした。

蕎麦で如月食いをするのも久々です。
そもそも立ち食い蕎麦自体も久々ですし、懐かしく美味しかったです。

なんだか今柊二さんの「立ち食い蕎麦」の本を読み返したくなりました。

一足早い年越しそば。
来年も、よい年でありますように。

などといいながら、真の年越し蕎麦は、31日に
銀座のよし田さんでいただいたのですが。

食べている間、ずっと流れているNHKラジオからは、
山田まりあさんとなぎら健壱さんのトークが流れてきました。

そういえば、なぎらさんも中央線がよく似合う人です。


次に行ったときは、ミニカレーも妙にそそられるので、
再訪してもいいかもなどと思いながら、吉祥寺に戻って、この遠征で二度目の井の頭線。

井の頭線の渋谷駅から直接道玄坂に出てから会場へむかったのでした。




かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)
のパーソナリティーをつとめていた
イトー×aniでした。(´・ω・)ノシ
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