現在も引き続き東京某所で潜伏中の、イトー×aniでございます。

本日は、冬の大お祭りの準備と巡礼に一日当てました。
午前中にコピーを終わらせて、巡礼もふたつカマすことができたので
上々ですが、まだお祭りの準備の作業は残っていますが、ひとやすみです。

今日のことについては、また明日、当ブログで報告するとして、
ここからは、先週末、kalafinaのライブと並行して行った巡礼のお話です。




Kalafinaのクリスマスライブが平日の金曜日からはじまるので、
有給をとり、午後すぐに東京入りしました。
ちなみに、この時の機内で
「お客様の中で、医師免許を持っているお医者さんはいらっしゃいませんか」
というのをはじめて経験しました。
「医師免許を持っているお医者さん」ってBJセンセイはダメってことですか。
というか、他にそんな人いるのか。

話を戻して、昼食は平日しか行けない店。と向かった先が吉祥寺です。

前回もkalafinaライブの時に巡礼した
「生郎」さんに行って以来ですから四ヶ月ぶり。

渋谷から井の頭線に乗ると、いつでも予備校時代の思い出がわき上がります。
二時前に吉祥寺駅についたので、まぬけすぎる牛丼屋や、
ガキくさいハンバーガーショップなどを見ながら、
駅前の書店で時間をつぶしがてら、この日発売の
「ワカコ酒2」(新久千映さん 著)と、
買いそびれてた「アオイホノオ 11」(島本和彦さん 著)を購入。

それにしても、孤独のグルメ店から一番近い本屋さんなのに、
「孤独のグルメ」の単行本がないだなんて…などと思いつつ、
ぺらぺら読みながら時間を待ちます。

二時を回ったので、この日の巡礼先のお店「廻る天下寿司」さんへ向かいます。
なぜ廻転寿司やさんで、平日の二時なのか。
それは「孤独のグルメ」で、ゴローちゃんが恥ずかしい思いをしながら食べる
「大トロ」のタイムサービスが、平日の二時から限定なのです。
そういえぱ吉祥寺駅も改装中なので、
マンガの中でゴローちゃんが佇んでいたあの光景はもうないです。

マンガで見慣れた入口からお店に入ると。お店の方が「しぇーい」とお出迎え。
案内されたのは角の席。ここはゴローちゃんの声が通りにくい席か、
と思ったのですが、目の前に職人さんがいらっしゃいましたので、
その心配はなさそうです。

おすしのレーンにはそんなにお寿司は回ってなくて、
他のお客さんもめいめい注文されていますので、
僕も、まずは、味の淡い「たこ」と「エンガワ」からオーダーします。

「エンガワ」はゴローちゃんと同席したオバチャン軍団が
しきりに注文していたものですし、
タコは最後のページに出てきた
「生の魚大丈夫」「ハイ、トキドキOKです」
「タコは?」「タコ ノータコ タコハダメデス」でおなじみで、
気になっていたメニューです。まゴローちゃんがオーダーしたイカの代わりです。
お茶をギュッと入れながら、箸をバキッと折ってスタンバイ。
周囲を見回すと、いかにもな廻転寿司の風情にホットします。
そういえば店内にはオバチャンはいないないなぁ。
タイムサービスの大トロが一皿限定になったからかな。
と思ったとたん、オバチャンの二人連れが登場しました。
やはり来ました。

と、注文した二品が登場。
エンガワはアサツキが、タコにはポン酢おろしとその上にアサツキか乗ってます。
では頂きます。

直前に読んだアオイホノオのせいで
「廻転寿司激戦区から来たオレだから東京の廻転寿司なんて
超上から目線で味わってやる」と勝手に勝負モードでしたが
「参りました」
フツーにウマいです
「うむ うまい うまい」。
タコはプリプリした歯ごたえと淡白ながらしっかりとした味わいに
ポン酢おろしが効いていますし、
エンガワも淡白ながら鼻に抜ける香りがいいです。

しかもシャリが人肌でアタタカイのが、こちらの店の売り。
店内にも、なぜ人肌のシャリなのかというコダワリの説明書きがありました。

続いてはゴロー氏が大トロとともに注文したアワビ。
こちらもコリコリっといた歯ごたえと
淡白ながら濃い貝の味わいのバランスがいいです。
これが百二十円とは安いです。

などとアワビの一貫目を味わっていると
目の前のレーンに「なめろう」が流れます。
なめろうは、ドラマ版のゴロー氏が千葉で食べたものですし、
マンガのゴローちゃんもネギトロを頼んでますから、
代用としても申し分なし。
これは、マンガゴローと、ドラマゴローの対決だ。
「テンタイ→カンソク」さんの同人誌の如くだ。
と妄想しながらいただきますと、鰯の味わいがたたかれることで
ネットリとして、更に味噌とか葱とか生姜とかの味わいも楽しめる。
これはいいです。
「なめろうか、九十九里浜を思い出すな」などと
ゴローちゃんめいたセリフを口ずさむのと同時に、
直前に読んだばかりの「ワカコ酒2」にも出てきたなめろうの
「いろんな香り これだけ香りの強いものが一緒くたになってても
ひとつひとつの味がちゃんとわかる なおかつそれが魚をひきたてる
酒のつまみでなくしてなんであろう」と、そのままの感想がでますが、
それほどのウマさです。あービール行けばよかった。ぷしゅう。

続いてのオーダーは、赤身と中トロの、満を持してマグロの部です。
他のメニューより少し高い中トロを頼むとお店の方が
「現在タイムサービス中で大トロが安いですが」などと教えてくれます。
知ってます。ありがとうございます。この対応が有難いです。

「次にいただきます。ありがとうございます」と言ってから中トロと、
赤身を待ちます。

まず出てきた赤身は、マンガと違って三貫乗っています。
イイ色してます。ゴローちゃんのごとく
「こりゃあいかにもって色しているな」とつぶやきながらいただきます。

お、この血っぽい味わい。生魚の赤身を食べている感がたまらない。
続いてでてきた中トロも、脂がのってオイしいです。

 そして満を持して、本日のメインエベントの大トロをオーダーします。
そして、大トロに負けない濃い味わいの一品ということで、
これまたゴロー氏も注文した穴子を注文。

待つことしばしで登場した大トロは、
見るからにしっかりとした味わいがうかがえます。
「お、きたきた やっと大トロのありつける」と独りごちますが、
このセリフを言いたいがために、後半に大トロを持ってきたみたいなもの。
おおお、光輝いています。これはウマそうだ。
「ほほぅ これが大トロ1枚ってやつか」。
まずはイタダキますと、見た目通りに脂がのっていますし、
マグロそのものの味わいに脂の味わいのミクスチャーが
大トロの最大の魅力。これはウマいです。

が、感想としては、あくまでもクールに
「もぐ うむ うまいうまい」と宣いながら、大満足です。
ただ現在は前述通り、タイムサービスの大トロは一人1枚限りになってしまったので、
「大トロ2枚」と言えなかったのが、残念といえば残念ですが。 

つづいて登場したのは、身のほこほこした食感と味わいが、
たっぷりの濃いたれの味で引き立てられている穴子です。
こちらの味わいの組み合わせも、うむ うまいうまい。

と、ここで締めようと思ったのですが、
目に付いた「炙りエンガワ」をオーダー。
ま、追加注文もゴロー流、と勝手に解釈をしまして、
ちょっと気になるメニューをシメの一品とするのはいいです。

出てきた炙りエンガワは、上におろしポン酢とアサツキがちらされていて、
焦げ目がチリチリと音をたてています
「お早めに召し上がり下さい」とお店の方。はい、わかっています。
いただきますと、エンガワならではの淡白ながらも滋養あふれている味わいが
熱されることで強調されていて、脂が強くなっています。
この味はいいですし、鼻に抜ける匂いが香ばしくなっています。
この少し濃いあじわいには、おろしとポン酢も利いていますし、
アサツキもいいです。

 ということで、9皿をいただき、
ガリを「シャリ シャリ」、アガリを「ズズ」っと、
自然と出てくるあの時のゴローちゃんのようないい顔でいただきまして、
「ふう」ごちそさまでした。お勘定をお願いしてこちらをあとにします。
大満足です。東京の廻転寿司アナドリがたし。

といっても僕が都内で廻転寿司にいったのも、20年ぶりぐらいなのですが。
大満足で、中央線に乗り込み、この日の宿である大井町に行って、
ライブにそなえたのでした

kalafinaのクリスマスライブの初日を無事に気持ちいいまま終了。
この日の一人打ち上げで向かったのは中目黒。

ライブ会場と大井町の宿の途中と言えば途中なので?、こちらを選択しました。

向かうはドラマ「孤独のグルメseason1」の最終回で登場した
沖縄料理のお店「草花木果」さんです。

時間は10時前。この前に食べたのは2時台に食べた天下寿司ですから、
お腹もいい具合に減ってます。
「…ライブもいいが…腹が…腹がペコちゃんだ」と、
ゴローちゃんが、原作のコンビニグルメ回で言った台詞の
オマージュのように中目黒で言った風のセリフをつぶやきながら、裏通りへ。

すると展開する様々な飲食店。確かにここはバイキング状態です。
ですが、今日のオレはゴローちゃん同様「沖縄腹」です。
ということで辿り着いた「草花木果」さん。
外装からして、見るからに沖縄なのがいい雰囲気の予感です。

中へ入ると、外以上に沖縄沖縄したいいお店であることが確信できます。
カップルや仕事アガリ風の背広の人で店内は賑わっていましたが、
カウンター席が空いていましたので、私はそちらへ腰を下ろします。

メニューを見ると、アグー豚に対する諸々のコダワリが
しっかりと書かれています。これは、楽しみです。

まずは「パイナップルジュース」ではなく「オリオンビール」を。
これは直前に読んだ「ワカコ酒2」(新久千映さん著)の中でワカコさんも
「沖縄料理には沖縄ビール」と言っています。
さらに、まずは流れに乗り
「この、黒豚アグーの沖縄天然塩焼きと ニンジンしりしりちょうだい」
とゴローちゃんっぽくオーダー。

BGMで流れている、BIGINなど、
沖縄のアーティストの曲に耳を傾けながらすぐに出てきたオリオンビールで
咽を潤します。この日のライブはアコースティックライブなので
そんなに汗はかきませんでしたが、でも染みます
「ぷっしゅー」。
オリオンビールも、パイナップルジュース同様、
も一口飲めばパラダイス。咽から南国が入ってきます。
「♪ちゃらりー、咽からなんご~く♪」です

続いてにんじんシリシリーが登場。

【にんじんシリシリー】
 沖縄県民のソウルフード
 ニンジンの美味しさ再認識! 

と番組内で紹介されたものです。
ただ僕が知っているにんじんシリシリは、
にんじんがシリシリされたスライスがさっと炒められたものですが、
こちらはスパムとか卵とか色々入っていて、チャンプルーのようです。

加熱されたニンジンの優しい甘さとか、卵の穏やかさもいいですが、
そこに、クセのあるスパムが効いていて、
沖縄的な味わいをもりたてます。

このちょいとジャンクなスパムの味は、単品でもクセになりますし、
チャンプルーの中に入ってないと、ガッカリするレベルです。
普段はそんなに食べたいと思わないのに、
火を通したヤツはビールとかにも妙にあいます。
前述のワカコさんも
「スパムの怪しげな風味 過剰なくらいな塩気 ゴーヤー 卵 豆腐ときたら
肉っ気はこれに限る」と言ってます。わかるわかる。

苦み走った、食べるからにクセモノのゴーヤーにあうのは納得ですが、
ほんのり甘く優しげで穏やかなニンジンにもしっかりとあうのが、
沖縄料理になくてはならない、名バイプレイヤーです。

 一人分としては量が多いなと思いながら、ニンジンとスパムと卵の味わいで
ビールをいただいていると、続いてアグーが登場しました。

【黒豚アグーの沖縄天然塩焼き】
 沖縄ブランドの美味しい豚肉
 島の塩との相性もバッチリ! 

 と紹介された逸品です。番組で見た以上に、スゴくウマそうです。
色合いも美しく、表面でテラテラと光っている脂もいい感じです。

まずは何もつけずに一口。このしっかりとした歯ごたえがたまりません。
「ん!すごいぞこの弾力!しっかり噛まないと跳ね返されそうだ」
というゴローちゃんの感想を追体験しますし、
さらには、肉の赤身の味わいもしっかりしていれば、
跳ね返されそうなので、しっかりと噛む毎ににじみ出てくる、
ほんのりあまい脂までオイシイいいお肉。

もう、これだけで大満足ですが、折角なのでこの美味しいお肉に、
ミネラルがたっぷりで、しょっぱいだけではない
沖縄のお塩をちょいとつけると、これまたウマいです。

肉の味と脂の味が、美味しく複雑な味わいが、
嬉しい味のお塩で引き立てられます。こ
れは、ウマい。ビールにもよくあいますし、本当に幸せです。
思わず「ぁぐぅ」と声もでます。

ただ、幸せはイイですが、両方とも結構な量がありました。
もう、主食級は一品しか入らなさそうで、
この後タコライスとソーキそばの両方は無理です。

ならここは、番組のサブタイトルに敬意を表して
ソーキそばをオリオンのおかわりとともにオーダーします。
残ったにんじんシリシリとアグーを食べながら、
オリオンでぷっしゅーをしていると登場しました。

【ソーキ(豚の骨付き肉)そば】
 太めの麺が嬉しい沖縄そば
 トッピングのソーキは骨まで旨い

と紹介されたソーキそば。淡白な澄んだ汁に太めな麺。
上に乗る存在感のあるソーキとかまぼこ。
彩りとしても美しい小口ネギに紅ショウガというフォルム。
あー、久々のソーキそばです。たまらん。

でも、コーレーグースがない…、と思ったら、お店の人がすぐに、
「こちらコーレーグースとフィファーチです。」と言って持ってきてくれました。
コレコレ、これがないと「沖縄すば」じゃないです。

 まずはそのまま頂きます。ん。うまい。五臓六腑にしみわたります。
飲み口は優しいながらも、しっかりとカツオや昆布の出汁が利いたつゆに、
太めで無骨な感じの麺の腰がある味わいの組み合わせは、
まさにこれが「沖縄そば」よりも地元色が強い「沖縄すば」の味です。
素朴でしっかりとした麺の歯ごたえと、カツオの味わいのだし汁の組み合わせが、
沖縄の現地でいただいたすばを思い出させてくれます。

 しかも、上に乗っかっているのは、威風堂々のソーキです。
ソーキは見た目通りの骨太な味わい。そして肉も骨も柔らかです。
これがしっかり漬け込まれた上に煮込まれた凝った調理方法ならではの味わいです。
軟らかいだけでなく、しっかりと肉の味が楽しめるのです。

うん。ウマい。しかも、これを食べたあとのオリオンビールが染みます。
と、一通り味わった後に、コーレーグースとフィファーチを時間差でふります。
コーレーグースは、唐辛子の泡盛漬けで、
これにより更にすばと汁の味が締まるのです。
ピリッとした香りに味わいのフィーファーチーとともに、
いいアクセントですし、味かえとしても文句なしです。
紅ショウガのアクセントもありますし、
すべてが、数年前に行った沖縄旅行の思い出が甦ってくる味わいです。

ゴローちゃんが言った「頭が沖縄になるなぁ」というのは、こういうことでしたか。

そして、全てのメニューをビールで流し込み満腹で大満足です。
ふと臨席のカップルを見ると、ブルーシールアイスクリームを注文して、
おお、本当にちんすこう付きです。
ブルーシールもちんすこうもしばらく食べていないのでそそられます。
が、今日はここまで入らないので、次回の楽しみにしましょう。
 というか、タコライスも、島らっきょうも、ラフテー丼も、
パイナップルジュースも、泡盛も、全部気になるメニューだらけなので、
再訪を強く誓って、「美味しいさー、また来るさー」と独りごちながら、
一人沖縄祭りを締めくくって、再び東急線の客となり大井町へ向かったのでした。

いい感じで盛り上がったので、
大井町の宿についたら十一時をまわっていました。


さて翌日。
連チャンで参戦したKalafinaのクリスマスライブは、
20日が東京、22日が大阪と、中1日のインターバルがあります。
これは、東京と大阪の間にある場所に巡礼をしろという
梶浦さんからのメッセージかな、と勝手に解釈をして(勘違いですが)
向かったのが間にある静岡です。

静岡と言えば、ドラマ「孤独のグルメseason3」に出たワサビ丼です。

 こちらのお店は、2Chのまとめサイトで2時間待ちなどと書かれたので
警戒しまして、大井町の宿を朝七時十分に出発。
その後東海道線、伊東線、伊豆急を乗り継ぎ、
伊豆半島では、窓辺から海岸線を見ては
「ぴかり」と「てこ」はどこかいな、と「あまんちゅ」(天野こずえさん 著)の
巡礼でもあるな、などと思いながら3時間余りで河津駅に到着しました。うびょ。

 河津駅のホームに降り立つと、「ワサビ丼」ののぼりがためいていますし
駅には「孤独のグルメ」のポスターとともに、
わさび丼のパンフレットがあります。
「つ~ん ばかうま わさび丼の聖地 河津七滝の地元めし」
と書かれているのを見ると、テンションがあがります。

駅でしばし待つと、修善寺行きのバスがやってきましたので乗りこみ河津七滝へ。
この道は大学時代にループ橋を見たくて、
千葉君の車でドライブして以来です。

ループ橋の威容を見ながら七滝方面へ向かい、
到着したのが十一時を少し廻ったところ。
バスの車窓からお店が見えて、テレビで見たのと同じだと興奮しながら、
駐車場には車が一台しかとまってない。
これなら2時間待ちはなさそうだなと思いつつ、
せっかくなので七滝のなかで一番近い出合滝を観光します。

「伊豆んしらーぶり」とゴローちゃんの如く
スティービーワンダーの曲を口ずさみながら滝へ。
渓谷に流れる水は美瑛の白金温泉から見る美瑛川の渓谷のような
綺麗な青色ですし、せせらぎが気持ちいいです
「せせらぐなぁ」って感じです。

ここで時間が十一時二十分をまわり、
次のバスの時間もあるので観光はこれくらいにして、
いよいよお店に行きましょう。
軽く小腹も空いたし、「腹が減った」のセリフも忘れません。
と、いうことでコブラも木刀も伊豆の踊子の銅像も石投げもなしで
「かどや」さんへ向かいます。

 お店につくと、駐車場に駐まっている車はまだ一台のまま、
これならすぐご飯は食べられそうだと思いつつ、
入り口で売られているわさびを横目に中へ。
流水にさらされているわさびが見た目にも涼やかです。
お店の中でもわさびが売られていて、
現地ならではのやや安めの価格設定ということで、こちらもいい感じです。

奥へ進むと、食堂になります。この素朴な雰囲気はくつろげますし和みます。
中には観光客風の家族連れにカップルと、地元風の人がくつろいでいます。
僕は星座占いのくじ引きがあるテーブル席に腰を下ろして、
まずはビールを頼みます。
一部では、「孤独のグルメ」の本編とも呼ばれている「ぶらっとQusumi」でも、
久住さんがオイシそうにいただいてましたね。
ということで程なくしてビールが登場。
ここで、何わさびでいくか、とゴローちゃんのごとく迷うふりをしながら、
ここは一択「生ワサビつきわさび丼」で、自らわさびをダブらせるの陣です。

オーダーをすませてビールを一口。ぷっしゅー。ききますよ昼ビールは。
この日はこの後もずっとバスと鉄道で移動なので
昼ビールでも問題なし。
静岡ローカルのテレビCMがユルい空間をさらにもりあげてくれます。
店内にも「孤独のグルメ」のドラマ版のポスターが貼られていますし、
壁の一番目立つ場所に、松重さんと、久住さんのサイン色紙が貼られています。
うん。愛されていますね。

とお店の人が生ワサビと鮫皮おろしをもってやってきます。
キタキタキタ
「茎を折って、茎の方から、まるを描くようにすって下さい」
だそうです。
ああ、番組と同じです。

というわけで、まぁるくまぁるく、こすこすとわさびをおろしていると、
この綺麗な緑色と、鮮烈な香り。もうこれを見て香っただけで、
本当に美味しそうです。

 と、生ワサビを一本すりおろし終わったタイミングで、
生わさび丼、というかこの時点ではおかかご飯が登場。

【生ワサビ付 わさび丼】
いたってシンプル いたって美味い
これでいい! いや これがいい!

 と番組の中で紹介されていたものが目の前にあります。
丼のなかでは鰹節がゆらゆらと踊っています。
まさに伊豆の踊子です。
さらに鰹節の香りも素朴ながら鮮烈でいいです。
「わさびを丼のまんなかに置いて、醤油をまわりにかけて、混ぜて食べて下さい」
とお店の方に言われてその通りにいただきますと、
ウマイ。素朴でシンプルなのにスゴい美味しい。
醤油の味がする鰹節とごはんの穏やかな組み合わせは
日本人のDNAに刻み込まれているレベルの味わいなので、
無条件に受け入れますが、
ここにわさびの、刺激的ながらもどこか包み込むような
味わいがあるのですから最高です。
これは、鰹節の良さや、醤油の味わいもありますが、
やはり鮮烈なわさびの味わいがあってこそ。いいですよ、イイ!!。

さらには、これに加えて盛り上げ要員の皆さんです。

【わさび丼 盛り上げ要員】
わさびのり わさび味噌 わさび漬け わさびのくき三杯酢漬

こちらも、一口入れると鮮烈な味わいのわさびです。
でも、それぞれが盛り上げ要員以上の役割をしています。

わさび海苔やわさび味噌は、メインの海苔や味噌の味を
さりげなく引き立てる感じでアクセントを効かせていますし、
わさび漬けはイメージするわさび漬けどおりの、
単品でもピリっとするわさびそのもののトンガッた刺激を味合わせてくれまして、
おかかごはんともあいます。
わさびの茎三杯酢漬けは、シャクシャクシャクシャクした歯ごたえが快感ですし、
そこまでわさびわさびしていないところで、
箸休めを超えた箸休めなのに加えて、ビールにも良く合います。
あー、うまいうまい。
これらの盛り上げ要員をハサミながら、
再びわさび丼に戻る過程がまたいいです。
うん、わさび効いている。この効き方がウレしいです。

食べ進めていて気がついたのですが、
これってご飯とか鰹節がふんわりと盛られているところも、美味しさの秘訣ですし、
中央付近の下には細かく削った鰹節が下に置かれているのに気がつきました。
この細かい鰹節がご飯にかけられているのもウレしいですし、
久住さんつながりで言うと「食の軍師」に出てきたそばよしさんの
セルフねこまんまにつながります。

 そんな味わいを楽しんでいると次第にワサビも鰹節も
ご飯も丼の中で混沌としてきて、
もう三位一体攻撃でまとめてビールのつまみです。

あー、もう最高です。ここで昇天したい。

 とはいうものの、この日は修善寺行きのバスに乗って
静岡おでんリベンジを果たさなければならない
(北海道民の本州の一食は血の一滴ばりに超貴重なのです)ということで、
おかわりをすることもなく、お勘定をしていただいて、
ワサビ焼酎をいただくもともなく、こちらを後にしました。

さらに、お店に男の店員さんはこの日はいなかったので、
色々な話は必要な事のみでしたね。
でも、この後に入ってきたカップルのかたにワサビのすり下ろし方を
レクチャーするところは見ること出来ました。

ということで、バス停から修善寺行きのバスに乗り込んで
裏切りの静岡おでんを目指しました。

そうそうバスの車窓から見たかどやさんの駐車場には
「多摩ナンバー」の車が新規でとまっていました。

やはりそんなお客さんもいるんですね。ならこのあと込むのかなぁ。
と思いながら、修善寺行きのバスにのって、河津ループ橋を通過。
ここからの絶景も気持ちを大学生のときに戻してくれます。

が、前日の睡眠不足のせいもあって、気がついたら落ちてました。

伊豆の初冬の風情はよかったです。みかんとか、柿とか、キンカンとか
いろいろな実がなっている里山の風情は、日本のふるさと的です。
そんな景色が続くと次第に睡魔にも侵食されます。

で気がついたら修善寺市街。西武カラーのバスにタクシーが目に入ります。
そうか伊豆箱根鉄道は西武グループです。
その後、伊豆箱根鉄道で三島駅に出て、新幹線で静岡へ。
この日の宿にチェックしたのちにしばしまったりとしてからむかったのが
「一心」さんです。
こちらは今年の九月に、人生初のマツダスタジアム遠征の帰りに寄った
お店です。この日は台風前日で難儀をしましたが、それ以上にショックだったのが、
九月いっぱいはおでんがやすみだったことです。
これは裏切りを超える裏切りです。がーんだな、の言葉では片付けられません。

と、いうことで青葉緑地に行ってさらにこちらをしばらく歩いて、
おでん屋ばかり書かれている青葉横丁の看板と、「一心」と書かれた赤のれんに再開。

暖簾をくぐり、ガラガラと中へ入ると先客は二人連れ一組が
チビチビとお酒をやってます。

「いらっしゃーい」と言われたところで、カウンター席に腰を下ろし、
店内をぐるっと見ます。あの谷口ジロー先生の緻密な絵で再現されているとおり、
カウンターの上、所狭しと置かれているおつまみの数々に、
謎の果実酒や、太い朝鮮人参が漬け込んだ酒に、
ハブ酒などが入った一升瓶。
コダワリ系書店のポップのようなおすすめメニューが書かれた紙が、
ひもにぶら下がって木のようになっていますし、
背後には、びっしりと貼られたメニュー。
さらには小さい字の黒板メニューです。 これは情報量が多いです。

そして、お目当てを発見する前にお隣のお客さんが、
「おでんひとつ」と注文します。
すると、お店の方が、「うちのは汁おでんで、汁がぴりっと辛いんです」と
マンガの中でのような解説です。おお、これだこれだ。

そして、僕も流れに乗っかって「すいません、生ビールとおでん」。
今回はオーダーが通りました。あ、小さいメニューにむかごもありました。
きぬかつぎこそは見つけることができませんでしたが、
ここも注文しましょう。
「あ、むかごもください」
 まずは出てきたビールで、咽をうるおして、ぷっしゅー。あー、ビールが染みます。

そして登場した静岡おでん。
ぼくのオーダーしたのの中に入っているのは
こんにゃく、大根、さつま揚げ、揚げちくわ、ウインナー の五品
これはうまそうです。まずはいただきますと、
ん、本当に知るがピリッと辛い。これは酒が進む味です。
なかの具もそれぞれが淡白ながらも濃い味わいで、
この刺激的な味わいの汁にもよくあいます。

むかごもほこほこに炊かれていて、塩がふられているところが
穏やかながら、お酒のすすむメニューです。

と、まだ生ビールは残っていますので、ゴローちゃんが
「俺は普通の静岡おでん、普通の黒はんぺんが食べたかったのに」
「あるんだよな、こういう余計なことする店」とまで言い切ってしまった、
焼き海苔黒はんぺんを追加でオーダー。

ぱちぱちと炙られる音が次第に大きくなってきて、
焼き海苔黒はんぺんから登場します。長四角の皿に乗った、
軽く衣がついている焼き海苔黒はんぺん4片と、
レタスとオニオンスライスです。

前回同様、醤油をかけて食べることょお奨めされましたが、
今回も、そのままいただきまして、サクッという軽やかな衣の歯触りが、
すぐに練り物のむにゅっという歯ごたえに変わります。
そして、一噛みするだけで伝わる磯の味、はんぺんの味わいに海苔が効いています。

 今まで食べた黒はんぺんは、ふつうのはんぺんよりつみれ寄りの、
青魚の味が濃いものでしたが、海苔とともに食べると青魚の味わいが
少し和らげられます。
ちくわの磯辺揚げが、淡白な竹輪の味と海苔の磯の香りがマッチして
引き立て合うがごとしです。

 魚と海苔の磯の味わいが口に広がるところで、
レタスとオニオンスライスのサッパリとしたのがウレしいです。

というあたりをいただいたところで、
お客さんが入ってきますし、外にもお客さんがいる模様。
ならば、ここでおいとましましょう。

と、無事にリベンジを果たしたということで、
今回は徒歩で宿に戻りまして、シャワーを浴びたり、
ブログの更新をしたりして、夜を過ごしたのでした。

ということで、まだ巡礼と食べ物の感想は少し残りますが、
次回に書きたいと思います。




かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていたイトー×aniでした。(´・ω・)ノシ
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