☆「そば処 名人傍」(旭川市一条通8)

最近は、どこの街でも、郊外とか、住宅街の中とかに
こ洒落たお蕎麦屋さんが出来て、そんな新店を食べ歩くのも楽しいものです。
ここ、道内で蕎麦の収穫量が幌加内、深川に続いて第3位の旭川も例外ではなく、
東神楽の蓬さんとか、忠和の正月庵さんとか、北門の一作さんとか、
上川の英さんとか、いろいろあります。

そんななかどっこい街中に腰をおろして頑張るお店もありますが、
旭川駅前で頑張る老舗といえば、こちら名人傍さんです。

富良野の前に住んでいた町へ行くバスのバス停が
近くにあったことで寄ったのがきっかけですが、
その後、富良野時代も何度か行ったり、
最近ではお世話になるビジネスホテルからもほど近いので行くのです。

この日は久々の訪問です。

暖簾をくぐって、味わい深い引き戸を開けると、
昭和のおそば屋さんで、油で黒ずんでいるような雰囲気がたまりません。
訪れたのは午後2時近く。中ではお年寄りのご夫妻に、
お年寄りお一人さまが、おそばをたぐっています。

さて、僕も何をたべましょう。と思ってテーブル席に腰を下ろして、
メニューを見ます。

とりもつそば うどん 550円 
かしわそば うどん 550円
親子そば うどん 600円 
カレー南そば うどん 600円
山かけそば うどん 600円 
五目そば うどん 700円
力そば うどん 700円 
天ぷらそば うどん 700円
天とじそば うどん 750円 
とじそば うどん 500円
月見そば うどん 500円 
花巻そば うどん 500円
かけそば うどん 450円 
鍋焼うどん700円
ざるとろろそば600円 
もりとろろそば550円
天ざるそば 750円 
天もりそば 700円
ざるおろしそば 550円 
もりおろしそば 500円
冷やしたぬきそば 500円 
ざるそば 500円 
もりそば 450円
お土産そば(もり) 500円  
カレーせいろ 600円 
もつせいろ 550円
かしわせいろ 550円
玉子40円ライス120円 
おにぎり(梅・カツオ)120円
といったラインアップです。

せいろにも、ふつうのそばにも、モツのメニューがあるのが、
旭川らしいです。
まぁ、ここに書くくらいですから、注文したのはカレー南そばです。

広めの厨房には何人もの職人さんがいそがしそうに働いていますし、
使い込まれて、周囲がややはげかけたせいろもいい味を出しています。
後から来たお客さんは2階席に行ったのを見て、2階席は、行ったことがないなぁ、
ある小さいエレベータみたいなので料理を運ぶのが、これまたいいアジだなぁ、
などと観察をしているうちにカレーが登場いたしました。

カレーそばとかうどんには、学食とか立ち蕎麦でみられるように、
かけうどんやそばにたっぷりとカレーをかけるタイプと、
「藤乃屋」さんに代表される、かえしとカレーが
完全に混ざっているタイプがありますが、こちらは、後者です。

濃い色のカレーにかえしがミックスされた感じの見た目と、
ぷんっと漂ってくるかえしとスパイスの混ざった感じの香りが食欲をそそります。
しかも、そんな美味そうものが、丼フチ近くまでの入っていて、
これまた量的にもたのもしいですし、まずはたまりません。

と、いうことで汁がとばないように、かつ、アヂアヂなつゆで
口の中をやけどしないように慎重にずずずっとすすります。

まずは、たっぷりととろみがついたカレーのアジがくるのですが、
そのカレーを支えているのが、ほんのりとした野菜由来の甘みと、
スパイシーな味わいのいいバランスです。
更に、鼻先でガツンときて、口の中ではさらに暴れる感じできいている鰹節や
パンチのある濃いかえしのアジもいい感じ。

こちらは冷たい蕎麦を食べてもかえしが利いたやや辛口の汁が繊細なお蕎麦とよくマッチして、
個人的には好みであるのですが
濃くもインパクトのある汁が、そのままカレーの汁でも存在感を発揮しています。
カレー自体はこちらのお店と同じく素朴で飾り気の無い感じですが、
しっかりとスパイシーさをこくとか旨味が補っていて、
それだけでなくオイシイと思わせるような感じであるのに加えて、
それがこちらの汁と幸せな出合をしたという感じで、
カレーの濃さと汁の濃さがお互いの良さを引き立てています。

あー、蕎麦屋のカレーは最高です。

中には、カレーの甘みの原因となっているテロテロに煮込まれているタマネギと、
几帳面に着られた豚肉。この組み合わせがまずは幸せです。
さらには、玉ねぎが入っているのにこちらもウレしい長ネギです。
豚肉はしっかりとした噛みごたえがあって、かつ、豚のウマ味がじわっと出てくる味で、
こちらもカレーに負けていませんし、
スパイシーでアツいカレーにはアマい玉ねぎもウレしいですし。
本来「南蛮そば」の南蛮とは、「なんばねぎ」のなんばが転訛したものなので入るのは長ネギ。
ということでの長ねぎなのか、いい取り合わせです。

玉ねぎの優しげな歯ごたえと長ネギのシャッキリとした歯ごたえの組み合わせもまたよしです。
しかも、こちらに使われている蕎麦は二八そば、ということで、
繊細な歯ごたえの生粉うちより腰があるタイプで個性的でインパクトある汁にも負けていません。

しかも、このとろみがアツさにもつながっていて、
いつまでもアヂアヂなのです。食べ進んでいくうちに汗も出てきます。

辛い時には辛いものだべ、ということで、さらに唐辛子を振ったりとしながら、
一気に完食をいたしましたが食べ終わったら汗ダクになっていまして、
おカネを払って外へ出ると秋の冷たい風がぴゅーっと吹いていましたが、
そんな風が汗ダクな身には心地よくて、そんなことまで含めての
秋の蕎麦だなーと思ったのでアリました。

おいしい日本酒もそろっていますし、冷酒かビールで蕎麦屋酒をしてみたいなぁ。

ちなみに、こちらは、明治43年(1910年)開店ということで、
今年で103年!老舗なのにそれを感じさせない雰囲気です。

あと、三浦綾子さんご夫妻も通っていたというエピソードを聞くと
襟を正す感じですが、実際は本当に庶民的なそば屋なのです。




☆「そば処 名人傍」(旭川市一条通8 )
◇営業時間◇ 11:00~20:00
◇定休日◇ 日曜日 ◇駐車場◇ ?
◇電話◇ 0166-23-1929






☆「アジア金星堂」(旭川市東5条11丁目2-1)

さて、前日は名人傍さんでカレー南そばをいただいた私ですが、
旭川に行ったからには、こちらにも寄らなければならないと向かったのが、
今年の七月以来のアジア金星堂さんです。
今回は、宿をチェックアウトした後に、本屋をシバイタりして
11時やや過ぎてお店に到着。

席は、いつもの「キュウキュウニョリツリョウの席」こと
窓際の2人がけの正方形のテーブルが二つ並んでいて、
90度にいすが並んでいる席がすでにうまっていたので、
中央近くの席に腰をおろしてメニューを吟味。

と、軽くメニューがリニューアルされている様子です。
メモするものを持っていかなかったので、次回、キチンとメモをとろう。
ということで、これは、以前のメニューです。

レギュラーメニューです
NIPPON STYLE
西洋料理としてとり入れられ、140年以上の歴史を持つ日本の「カレー」文化
当店ではその中でも1980年代半ばよりルゥカレーとして登場してきた
「黒カレー」タイプと、札幌圏で1990年代後半に誕生して爆発的に
流行した「スープカレー」タイプをそろえました。
Z Zipang type ジパングカレエ
~日本風のコクとうまみのルゥカレー~
 辛さレベル0~×(最辛)のあいだで調整できます/レベル2~3がおいしい
1 チキン ¥700
2 ハロハロ  チキン&ポークミックス  ¥750
3 GESO100  イカげそから揚げのせカレエ  ¥750
4 ポーク ¥750

S Sapporo type サッポロカレエ
~札幌発のスープスタイルのカレー~
 辛さレベル3~×(最辛)のあいだで調整できます
5 サッポロスウプカレエ オコイ ③ ¥1000
 札幌圏でポピュラーなバジル風味
6 サッポロGT ③ ¥1100
 上記オコイのトッピングが一部イカげそから揚げになります 
7 サッポロビーグル ③ ¥1100
 上記オコイをベースに揚げギョーザ または
 その日のスペシャルメニュー(不定期です。テーブルに告知します)
 がプラスされます

THAI STYLE
T タイのカレー
ココナッツミルクの甘い風味と、柑橘系のハーブの香り、そして刺激的スープ状り
カレー…「甘くて辛い」独特のテイストはカレーのイメージを大きく広げます。
 辛さ調節はできません。レベル③で固定
8 イエローカレエ ③ ¥1050
 金星堂オリジナルスタイルのタイ風スープカレー ホタテ入り
9 イエローGT ③ ¥1150
 上記イエローカレエのトッピングが一部イカげそから揚げになります
10 グリーンカレエ ③ ¥1150
 牛角煮肉入りタイ風スープカレー 半熟卵つき
11 グリーンGT ③ ¥1200
 上記グリーンカレエのトッピングが一部イカげそから揚げになります

INDONESIAN STYLE
I インドネシアのカレー
「甘辛」テイストという点ではタイカレーに似ています 当店では「エビみそ」の濃
厚なうまみと「サンバル」のホットな辛さのきいカレーに仕上げています
 辛さレベル3,4~×(最辛)のあいだで調整できます
12 スラバヤチキン ③ ¥1100
 海老入り辛味ココナッツスープカレー 揚げたまごつき 
13 スラバヤGT  ③ ¥1150
 上記スラバヤチキンの具材が一部イカげそから揚げになります
14 スラバヤキーマ ④ ¥1000
 とりひき肉を使った激辛キーマカレー とろみのあるカレーです。目玉焼きつき

INDIAN STYLE
I インド・パキスタンのカレ
カレーの母なる故郷、インド亜大陸。
ニッポンの豊かな「カレー文化」の源流となっているインド料理を独自にアレンジし
北インド・南インド・パキスタン風の構成的なカレーを提供します
とりわけ、ムルギー、キーマオリジナル、チキンビンダルーは
金星堂カレー群の中でもハイライトともいうべきメニューです。
~北インド風 とろみのあるカレー ~ 辛さレベル③~X〔最辛〕までの調整できます。
15 ムルギー ③ ¥1000
 炒め玉ねぎをふんだんに使ったチキンとジャガイモのスパイシーカレー
16 キーマオリジナル ③ ¥950
 とりひき肉と豆のカレー ヨーグルトトマトベースです。
~南インド風のスープカレー ~ 辛さレベル④~X〔最辛〕まで調整できます。
17 チキンビンダルー ④ ¥1000
 トマトスープの酸味系 劇旨スープカレー
18 ビンダルーGT ④ ¥1100
 上記チキンビンダルーにイカげそから揚げがトッピングされます
パキスタン風のとろみのあるカレー ~ 不定期メニューです。
19 ジャンムカラヒ ④ ¥1000
 荒挽きスパイスが決めての劇辛ワイルドなチキンカレー
20 黒キーマ  ③ ¥950
 とりひき肉のカレーです。汁気が少ないドライタイプ 半熟卵つき

CURRY HOUR
 テーブルにはその週の企画カレーが告知されることがあります。

TOPPING トッピング
半熟卵〔温玉スタイル〕¥50  目玉焼き ¥50   
チェダーチーズイン ¥50  ミートボール〔3ケ〕 ¥100
コロッケ 〔2ケ〕 ¥150〔1ケの場合は 100円〕
イカげそから揚げ ¥250  揚げギョーザ〔3ケ〕 ¥250

RICE ROTTI
☆すべてのカレー、スープカレーはライスつきです
・ライス大盛り ¥100  ・おかわりライス ¥200
・ルゥ・スゥプ大盛り ¥150 プラス
・ロティ〔東南アジア系うすやきパン〕 1枚¥150〔終売〕
ライスの代わりにもできますが、ジパングタイプのみ¥100プラスになります

HOT LEVEL
カレーの辛さについて
メニュー名のあとについている①や③は、そのカレーやスープカレーの
もともとの辛さです。基本的にこの辛さより辛くないレベルは
できません
0 家庭用カレーの「中辛」程
 コンデンスミルクをトッピングして食べやすくします。
 〔もともとの辛さが消えるわけではありません〕ジパングカレーのみできます。
1  家庭用カレーの「中辛」程度
2  家庭用カレーの「辛口」程度
3  家庭用カレーの「辛口」以上
4  劇的に辛くなる 調節する場合は¥100アップ
5  ④の二倍のスパイス 調節する場合は¥150アップ
X 当店で一番辛いレベル 調節する場合は¥250アップ


といった感じです。

一見さんにもやさしい感じにカテゴライズされていたメニューとかアイコンの工夫がされた、
「はじめてご来店の方用 ザ・ベスト」はこちら
はじめてご来店の方用 ザ・ベスト
BEST SELECTION FOR VISITORS
比較的人気の高いメニュー、辛さを厳選しました
なお、⑤~⑦はやや時間のかかるメニューです。
とろみのある日本型ルゥカレー
 ① ハロハロ チキン&ポーク レベル② 750円
 ② GESO100 イカげそから揚げのせ レベル② 750円
とろみのあるインド型カレー
 ③ ムルギー チキンのスパイシーカレ- レベル② 1000円
 ④ キーマオリジナル チキンひき肉と豆のカレー レベル③ 950円
とろみのないスープ状のカレー
 ⑤ サッポロスウプカレエ
  バジル風味の一般的な札幌風「スープカレー」 レベル③ 1000円
 ⑥ イエローカレー
 ココナツミルク風味の「甘辛」タイ風カレエ レベル③ 1000円
 ⑦ チキンビンダルー
 ゲキカラスパイシーのインド風カレエ レベル④ 1000円
 ご注意
  辛さレベル②は家庭用カレーの「辛口」程度、
  レベル③、④はそれ以上の辛さになります。
さらに、テーブルにしかれたビニールシートの下には、特にメニューがありませんでした。
これまで私がこちらで食べたローテーションは

「キーマオリジナル」←「グリーンGT」←「キーマオリジナル」←「サッポロスウプ」←「エビポー」
←「キーマオリジナル」 ←「ビンダルーGT」←「ハロハロ」←「サッポロGT」←「ポークビンダルゥ」
←「ムルギー」 ←「トムヤムSR」←「ビンダルーGT」←「ムルギ-」
←「キーマ・オリジナル」 ←「コロンボフィッシュカレー」←「インド2カレエ」
←「ムルギーナワンバルー」 ←「ハラペーニョSK!」←「キーマオリジナル」
←「ビンダルウベーコン」 ←「サッポスウプ」←「ムルギー」
←「揚げギョーザカレエV50」 ←「タンドリィレッドスゥプ」←「サッポロベーコン」
←「黒キーマ」 ←「揚げギョーザカレエV50」←「ビンダルーベーコン」
←「キーマ・オリジナル」 ←「ビンダルウカタナ」←「サッポロスウプ」
←「グリーンカレエグライダー」 ←「ぎゅうスジイエロー」←「サッポロスウプ」
←「ヤキブタイエロー」 ←「チキンサブジ」←「ローツェ・チキン」
←「キーマオリジナル」←「ムルギー」 ←「サッポロスウプ」
←「給食のカレー&タコライス」←「サッポロスウプ」 ←「ジパングカレーのハロハロ」

といったところ。

そこで、今回はビンダルゥをオーダーしました。

僕の家にもありそうな親和性のある棚の中から、今回も、
「芸能グルメストーカー」を読みながらカレーを待ちます。
これは、弟子屈の辻谷商店で、「孤独のグルメ」を読みながら、待つのと同じ。
出先だと、より面白く感じられるのです。
これは、スゴい。凝ったカレーを食べさせてくれるお店で読む
久住作品は最高です。


毎回毎回このブログで書いていますが、
いつもどおりの、アジア金星堂でしか嗅ぐことが出来ない
蠱惑的な僕を魅了してやまない香りが流れて登場しました。

まずは、この香りが最高の準備段階というか、自分の気持ちを
盛り上げてくれる装置になります。

登場したカレーは、アジア金星堂で僕がオーダーするカレーとしては
オーソドックスな、お皿に円錐台形に盛られたライスと
ボウル状の器に入った、鮮やかな褐色のルーっぽいカレーです。

料理に手をかざして仰いでにおいをかいだり、皿を鼻のそばに持ってきて
香りを確認しなくても、存分にただよう良い香りです。
ってことで、まずはルーを一口

スプーンをいれるとサッポロスウプなどよりトロミが強い感じです。

サッポロスウプも、表面が赤味がかったオレンジ色半透明の
層が浮き上がってきて、なおかつとろとろなので
軽く和風の「あん」のような趣ですが、
こちらは、それに比べたらルーカレーよりです。

スープにスプーンを入れると、中から中から、赤味がかった
半透明のオレンジ色した油やうまみの塊のようなつゆが、
上澄みみたいににじみ出てきますが、こちらも少々控えめな印象。

ということで、まずは一口。

「いたーだきーます」

スプーンを持ち上げるだけでさらにただようスパイスの香りに
口に運ぶ時、同時に鼻にもだんだん近くなっていって漂う至福。

そして、口に入れますが、

まずは、

「うん、うまい。
これがアジア金星堂のカレーだ。」

ということを感じます。

しっかりとした野菜や肉から出たコクにうま味、
ガーリックなどのパンチ、そして、トマトやヨーグルト由来の
自然でさりげなくさわやかな酸味です。

最初からウマ味とコクがガツンとパンチをきかせ、
口の中に広がってくるのですが、わずかな時間差で
スパイスの刺激が、これまたガツンとしたパンチで
訪れるこの味の変化と、旨みや刺激の重層構造

複雑なスパイス遣いのカレーが幾重にもハーモニーを奏でます。

うまみとコクが、複雑で独特なスパイス遣いを支えているのです。

あいかわらず僕のツボです、アジア金星堂

また、トロトロな感じは一瞬優しく感じますが、

後から、当然スパイスがしっかり攻撃的に強烈に主張をしてきます。

でも、そんな蟲惑的な香りから、スパイスの刺激から
じわじわっと上がってくる辛さから
それらがトンガっていながらも
どこかホッと出来るところに収斂をしているという。

トータルすると、アジア金星堂のカレーだなあ

こんなバリエーションがありながらも
結局全部がオンリーワンなカレーはやはりこちらならでは。
唯一無比のカレーなのです。

スパイスを決して突出させないのが深いコクと旨みですし
トマト由来でしょうか、カレーをピリッとしまったものにする、
酸味も見逃せない要素です。

そもそもビンダルーって、かつてポルトガルの植民地であり
黄金のゴアとの異名をとる南インドのゴアなどで食べられたカレー(風煮込みも含む)で、
生姜・酢など由来の酸味が特徴ですからね。

でも、あんまり酢の感じはしないんですよね、
やはり、トマトか生姜かの酢よりもサワヤカなな酸味です。

そんな感じでウマイウマイ言って食べ進めていくと、
最初はじわっと汗がにじんできて、しだいに首の後ろまで大汗をかきます。

さすがの辛さ4番です。

鶏肉は、口の中でホロホロとなるやわらかさとともに
肉の中から自然にあふれてくる肉滴の旨みが
特濃のカレーをさらにオイしくしてくれます。
しかも、骨の周りの肉までうまいので、しゃぶってしまいます。

その他のレギュラー人も手堅いです。水菜のシャキシャキなところとか、
コーンのぷつぷつを食べると
アマい汁がジュンと出てくるところとか、
もやしのシャリショリした食感とか、
アマヤワラカイニンジンのお味であるとか、
他店などで普段は、色合いか添え物程度にしか使われていない
ピーマンやパプリカまでもアオい食感ながらオイしくいただけますし、
ナスの中から染み出てくるナス汁のウマさに加え、
軽く油通しされた皮のクリスピー感の食感と
中のほにょっとした食感のハーモニーが、
それがグンバツスープとからむことで、ビックリすることになります。

夢中になってカッくらっていくうちに
アジア金星堂ならではの円錐台形に盛られていたライスと
そこにのっかっているアチャールもどんどん減っていきます。

ってことで、ライスとスープそれぞれ残り1/4のところになって、
ライスをカレーに投入します。

いつものように、残ったスープにライスを投入し、
半熟の卵の黄身をといて、カレーの器にこびりついている
カレーや沈殿したスパイスを最後の最後まで味わいつくします。

で、水をくいっと飲んでごちそうさまでした。

「あー、うまかった。」
「ごちーそーさまでした」


大マンゾクっス。

前回ビンダルーを食べた時は、イカゲソ入りの「ビンダルーGT」で、
「金星堂を侵略するでゲソ」とか心で言いながら食べまして、
それにしてもGTメニューが多いなぁ、などと考えていましたが、
よく考えると、旭川は「ゲソ丼」の街でもありますから、
よく考えると納得です。

そんな楽しい旭川。
次に旭川に行くのはいつかなぁ。




☆「アジア金星堂」 (北海道旭川市東5条11丁目2-1)
◇営業時間◇11:00~14:00、17:00~21:00(売り切れ次第閉店)
◇定休日◇火曜日、第1第3水曜日 
◇駐車場◇有り ◇電話◇ 0166-25-1503






☆ダイマル大谷会館 (寿都郡寿都町大磯町12)

先日出張で寿都に行ったのですが、その時同行した同僚と昼食に入ったのが、こちらでした。
その時は、同僚と一緒ということで、カレーを注文せずに、定食を頼んだのでしたが、この定食が大当たり。

頼んだのはさけ焼、イカ刺定食でしたが、いか刺は、わざわざ前日にとれたもの。
などと注意書きがされていましたが、しっかりと、イカ独特の軽くネットリとした感じで
歯ごたえがぷりぷりといい感じのイカ刺に、
肉厚で、油がしっかりのっている鮭がそれぞれたっぷりと乗っているのです。
身もたっぷりとホコホコな感じで美味しければ、皮までしっかりと食べ応えがあって、
昼だし定食なので御飯で食べましたけど、
ワカコ酒〔新久千映 さん著 徳間書店 ゼノンコミックス〕のワカコさんだったら、
これで酒を飲むのだろう、というか、鮭の皮で日本酒を飲みたい。

などとコノ後も仕事をひかえているにも関わらず妄想しながら、
大変楽しい時間を過ごさせて頂きましたぷしゅー。ふーうまかった。

とはいえ、作業服を着たオジサンのグループとか、スーツ姿の一行などは、
なんか、ラーメンとか洋食を食べている率が高いような気が。
お刺身やお魚も、とてもウマかったのですが、
どうやら海鮮に舌鼓を打っているのは、観光客風の人が中心みたいです。

ということで、この日は大満足でしたが、やはりカレーでリベンジです。
ということで、行って参りました。

素敵な建て構えで、和のしつらえの趣のある外見の建物に、
堂々とした字で大谷会館と書かれている紺の暖簾がまずはいいではありませんか。

中に入ると、広々としたスペースで天井も高くゆったりと時間をすごすことが出来ますし、
窓の外からは港が見えます。これはいいロケーションです。

遅いお昼の時間に訪れたということで、やや店内はすいていましたので、
4人がけの席に腰を下ろしメニューを吟味します。

おすすめセットメニュー
ほっか半身焼・いか刺セット(御飯・汁・お新香付) 1000円
さば半身焼・イカ刺セット(御飯・汁・お新香付) 1000円
身欠きにしん焼・いか刺セット(御飯・汁・お新香付) 1000円
さけ焼・いか刺セット(御飯・汁・お新香付) 1000円

定食の部(お刺身)
いか刺し定食 850円~1200円(いかの種類によって値段が変動します。詳しくはスタッフらおたずね下さい) 
刺身定食 1300円 
上刺身定食 2000円 
特上刺身定食 2500円
定食の部(焼魚)
ます焼定食(季節限定)春限定…800円 
さけ焼定食(季節限定) 800円

定食の部(揚物他)
いかフライ定食 750円 
ひれかつ定食1000円 
フライ定食1100円 
えびフライ定食1300円 
とんかつ定食950円 
天ぷら定食1200円 
しょうが焼定食 950円

麺類・丼物
磯ラーメン 750円 
ラーメン600円(スープの味は塩と醤油の中間ぐらいでやや塩に使い味です。) 
ざるそば 500円 
天ざる 1100円 
鍋焼きうどん(季節限定)750円
かしわそば(季節限定)750円 
カツ丼 800円 
天丼900円 
えび天丼1200円

洋食他
ポークソテーセット(御飯・汁付)950円 
オムライス(サラダ・汁付)600円
チャーハン(サラダ・汁付)600円
カツカレー(サラダ付)850円
エビフライカレー(サラダ付)900円
ビーフカレー(サラダ付)750円
シーフードピラフ(サラダ付)小皿750円大皿900円

さらにはJ誌プロデュースメニューの寿都ホッケめしにその他、単品や飲み物など

という感じで、蕎麦からラーメン 旬の水揚げしたての絶品海鮮に、
洋食まで幅広く頼むことが出来ます。が、この日はカレーです。

さらには空腹だったのと、はじめてカレーを食べるお店というこに敬意を表して
カレーとカツのアジを楽しむことができるカツカレーをいただきましょう。

オーダーしてトイレに行くと、こちらの奧が座敷席になっていて、
宴会にも対応出来る様子。あと、二階にも座敷があるそうで、
寿都で大きい宴会と言えばこちらなのでしょうか。

そんなことを観察していると厨房の方からジュワー、
とカツを揚げる音がします。
オレのとんかつが歌い出した。ってヤツですか。

BGMが落としめなので、厨房の様子がよく伝わってきますし、
しかも、しばらくすると、サクッサクッと小気味よいカツを包丁で切る音がします。
この音からしても、すごく期待できます。
という感じでまつことしばしで、登場しました。

塗のような色をした四角いお盆に乗った、清潔そうな白く丸いお皿に乗ったライスと、
淡いきつね色のカツとアクセントの福神漬け。
さらに銀色のグレービーボートに入った濃い茶色のカレーと、
白い小皿に入ったサラダです。

グレービーボートで提供されるところがオシャレです。
純和風の店内にはアンバランスにも感じますが、
上品な店内にはあっているような。

グレービーボートから、丸っこい銀のスプーンでカレーをかけます。
ここは一気にカツにも半分ほど、たっぷりかかるような感じでいきましょう。

札幌の銀星食堂や、倶知安の起龍のようにご飯の上にどかんと乗っかっているカツごと
ライスやカツがまったく見えないぐらいにカレールーがかかる、
大艦巨砲主義的にはかけられませんが、
それでも、堂々とたっぷりかけます。

では「いただきます」

ルーの素朴ながら深い味わいは、ドミグラスソースにも通じる、
洋食屋のカレーのイメージを見事になぞってます。
少々甘めのルーには、溶け込んださまざまな具材のエキスが
しっかりとしたコクとウマ味になっていますし。
じんわりとおだやかで優しい味がいいです。

しっかりと煮込まれて野菜などのウマ味に、肉のエキスがしっかりと
ミクスチャーされている味が濃くていいです。

しかも、入っているたまねぎば伊達ではありません。
カレールー自体にもたっぷりと溶け込んでいるのでしょう
甘い食べ口になっています。
この甘みと、肉系の濃い目のしっかりとした味わいと、さまざまな野菜などのルーのうまみを
スパイスが全部いい感じにチームワークよくまとめています。

しかも、上品な味わいながら、家庭的な感じがします
さらには、ごろごろとしたジャガイモに、にんじんもルーの中でこんにちわです。

これは王道の良いカレーです。
しかも幾晩も寝かせたカレーのようななじみ方をしいます。
たまりません。

そして、このとろとろのルーの中で
やさしいながらもしっかりと主張をするスパイスの刺激。
これぞ、ニッポンのカレーです。

しかも、今回オーダーしたのはカツカレーですからね。
半面にたっぷりとカレールーをまとった
淡いきつねいろの衣のカツをサクッといきます。
衣は、パン粉が主張する、エッジがたっている
見るからにさっくりとした感じではないですが、
しっとりとしたカツもこれはこれでです。

お肉もやわらかくて、中からじわっと染み出てくる、肉滴もいい感じ。
この肉滴がカレーにさらに深みと味わいを与えてくれて、
カツカレーの味わいのすべてを食べることができる感じです。

このサクッという噛み心地は、厨房でサクッサクッと
小気味よい音をたてていたのを思い出させてくれますし、
揚げられ方の丁寧さを物語っています。

当然ライスとの組み合わせも言うことなし。

併せて食べると、カレーを作るときのさまざまな手間に
カツを揚げるときとかのさまざまな手間が
一気に口の中で広がるという贅沢な気分を味わえます。

何度も主張していますが、カツカレーとなると、
カツの部分に肉の責任を全部負わせてしまって
ルーには一切肉が入っていないタイプのカレーも
スタンド系のカレー屋さんや、学食のカレーなどに多く見られます
というか、いっぱい見てきました。

が、こちらのは牛肉が入っています。こうやって、ルーにもお肉が入っていると
それだけでウレしくなってしまいますし、豚と牛の競演です。
口の中でくんずほぐれつしているというヤツです。

そして、このテのカツカレーは
「食の軍師」(泉昌之 著 日本文芸社 ニチブンコミックス)の
本郷考案の「寝かす!!」食をして閉めるのがまた楽しいところ。

ということで、最後までカレーを楽しんでから、
こちらのお店をあとにしました。

いつまでも、この味でいてほしいお店です



☆ダイマル大谷会館 (寿都郡寿都町大磯町12)
◇営業時間◇ 11:00~20:00 ◇定休日◇ 不定休   
◇駐車場◇ あり◇電話◇0136-62-2034


あなたのオススメはどこのカレーですか?

あなたのカレーに対するこだわりはなんですか?

よろしければ、コメント欄などで教えてください。


かつて僕が訪れたカレー店については 左の欄のカテゴリー「印度化計画」を
クリックしてくれれば、見ることができます。


かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の 
月曜午後五時からオンエアーしていた 
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていた、イトー×aniでした。(´・ω・)ノシ

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