今年の2月に大腸内視鏡手術をして、複数のポリープをとってもらいましたが、
その時から、半年後に再検査をすると決まっていたので、
お世話になった病院に行ってきました。

この日は、人生において、4度目の大腸内視鏡を入れますし、
こちらの病院でも2回目ということで、3日前の食事から、
B4サイズの紙一枚にびっちりと細かく書かれている指示に
従うのも慣れたもの。

3日前は、朝食がなか卯のはいからこうどん(ねぎ抜き)に生卵とご飯。
昼食は、かけそば(ねぎ抜き)、
夕食は回転寿司で、ヒラメ、鯛、まつかわ、エンガワなど白身魚を選択(サビ抜き)。

2日前は、朝は朝粥に味噌汁(具なし) 
昼は寶月さんのかま玉うどん(葱抜き)。
夜は、パックのおかゆに冷や奴(醤油のみ)。

そして、前日、一週間前に診察をしてもらったときに渡された
グリコの「エニマクリン食」です。

朝食は、白がゆ、卵あん、みそ汁。それぞれ暖めてからいただきます。
昼食は、職場で、白がゆを暖め、梅鰹ふりかけをかけて、
すまし汁とともにいただいたのちにそれぞれ下剤を飲みます。

強めの下剤を飲んだ状態にJRに揺られて移動するのは、
二度目ですが不安です。ただ、仕事も切羽詰まっていたこともあって、
定時までは働いてからJRで移動して、前日に小樽(のホテル)に入ります。

二食連続でおかゆというのは、前回の検査→手術以来で久々ですが、
それぞれ味のバリエーションはつけられていて
思ったよりも味気なくないというのが、素直な感想。

「うん、うまい」といいながら、ずずっ、とすすりながらいただきました。

その後、2粒目の下剤を飲んだものの、まだおなかがゴロゴロしないので、
JRに乗って小樽へむかいます。
前回は、家から持って行った本はJRの車内で読み切ってしまったので、
少し長持ちしそうな本を三冊選択。
病院から徒歩10分以内という近くのホテルに入ります。

その後、テレビを見たり、ネットをしたりしながら、
小腹が空いては、間食用のエネルギー補給飲料、ビスコ、ソフトビスケット、
グレープゼリーなどを、ゆっくりと時間をかけて味わうようにいただくのは前回同様。
もう、ここで固形を食べたら、あとは手術終了まで、固形は食べられませんから。
ゆっくりといただいたのです。

ビスコを食べるのも前回以来で、
気分は二級者集会のご褒美で出てくる「ブルボンアルフォート」を味わうように
丁寧にいただく「刑務所の中」に出てくる模範囚です。

そして、午後7時に夕食用の ポテトスープをお湯に溶いて、
ゆっくりと味わうように時間をかけて飲み。
8時に下剤をコップ一杯の水に溶かして飲みます。

その後、就寝前までは暇つぶしでテレビを見たりネットをしていたのですが、
前回は木曜に訪れたので、「いきなり黄金伝説」とか、
「ぐるナイ」とか、「孤独のグルメ」のBSでの再放送とか空腹にキク番組ばかりでしたが、
今回はそんなこともなくつつがなく夜は過ぎます。

空腹のせいというわではないですが、朝4時30分に目が覚めたので、
渡辺蘭さん目当てにNHKの「おはよう日本」を見ながらネットをして、
結局そのまま、おはよう日本を7時45分まで視聴。
その後Eテレにチャンネルを合わせて「おかいつ」を見て、
たくみんのかあいらしさとか、りさおやよしおの小芝居にほっこりとしながら、

さらに「アサイチ」を見終わった後にホテルをチェックアウト。

そして、指定された朝11時過ぎに病院に到着。

受付に行って検査の手続きをしたのちに、前回は2人部屋の病室で待機でしたが、
今回は検査室の近くの待合室で待機。
ここで、看護師さんが持ってきてくれた、
大腸を空にするための1.8リットルの経口腸内洗浄液を看護師さんの指示通り、
ちびちびと2時間かけて飲みます。

こちらは、スポーツ飲料的な味わいで飲みやすのは、前回同様です。
その後は本を読んだり、「軽くあちこち歩きまわって下さい」などといわれたので、
病棟内をいろいろな人りジャマにならないように散策したりしましたが、
前日から当日朝の下剤効果か、1時間後くらいに第一波が到来。

その後も何度もトイレに行って、腸内をからにしたのです。
今回も今までの反省もあったので、普段ウォッシュレットを使わない自分ですが、
出口の痛痒感を抑えるべく使用し、
こちらも完全に肛門の痛痒感は克服しました。

その間も血圧測定などもあり、15時30分前に呼ばれて病室へ。

その直前に、旅館の浴衣タイプの病衣と、紙の検査用パンツ
(おしり部分に穴が開いているもの)に履き替えて移動。
担当の先生も、前回診療してもらった時と同様、
穏やかな感じで「なるべく楽にできるようにしますのでよろしく」というあいさつのもとに、
内視鏡が入ります。

前後して、尻に注射(痛み止め?)をうったり、ゼリーを塗ってから、いよいよ検査。

相変わらず入り口で軽くアッー!な感じになったり、
腸内に空気を入れた時の、腸がぱんぱんになる感覚が何度か苦しくも、
時に痛く感じたのでした。
カエルに空気を入れて遊んだことのないワタクシではありますが、
頻繁にやった幼少期を過ごした人なら、カエルの呪いと思うのではw
ただし、中でごそごそと動くような感じは、前回よりもはるかに少ないので、
それだけ慣れてきたのかな、などと思ったり。

その後、小さなポリープが出来ているというのでそれを処置した後に。
「今日も様子を見ましょうか」とのこと。

そうですか。今日も一泊ですか。

看護師さんの指示で病室へ行って、入院手続きやオリエンテーションを簡単にして、
2人部屋の病室に通されたのちに、持ってきてもらった病衣に着替えます。

とりあえずこの時点で4時過ぎ。体温や血圧などを測ったりしたあと、
止血のための点滴の前にトイレに行きますが、
トイレに行く途中に、まず見てしまうものがありました。

「献立表」です。

入院するとなったら、楽しみは食事しかないです。
前回のメニューを上回るものがてぎるのか。
もう、この一点が楽しみです。

ちなみに点滴は、前回と同じように、点滴の針を打つ場所がなかなか見つからなくて
3カ所ぐらい針のあとが残りました。
そんなに血管が細く浮き出ない人ではないのですが、
結局腕にはさせずに、左手の甲の血管に刺して、事なきを得ます。

その後もNHK Eテレを見ていたら「おかいつ」がやっていたので、
2度目のたくみんやりさおのかわいさにほっこりとしながら、
時間は午後6時に近づいています。

ここで、本日最大、というか、ここ数日で最大のお楽しみといっても過言ではない、
食事の時間であります。

オリエンテーションの時にもらった、入院時の過ごし方が書かれた紙の、
夕食の欄には「全粥」と書いてあったとしても、
オカズがついてくるのも、既に学習済みです。

「夕食で~す」の声とともに、じゅるじゅると唾液が出てきます。
この条件反射。これまた「刑務所の中」です。

点滴をころがしながら取りに行こうと思ったら、
看護師さんがトレーを持ってきてくれました。
半年ぶりのご対面です。

プラスチックのトレーに載せられた、フタのついているプラスチックの椀と、
フタのついている、長方形っぽいプラスチックのお皿。
さらに、皮のない茄子の煮びたしと、エリーと、鯛みそ、

そして、毬のような麩の入ったすまし汁です。

これが、病院食です。

というか、ほんのわずかな期間の入院ですが、食事だけが楽しみになるのもわかるわかる。
1泊2日なのにこれですから、長期になったらなおさらでしょう。

これなら。椀のフタをあけると、重たそうなおかゆが小ぶりの丼大の椀一杯にはいっています。
レトルトじゃないお粥というじてんでウレしいです。

そして、もう一方のフタ付きのお皿のふたを開けると、
こちらには、ケチャップがのっかった黄色いオムレツが入っています。
24時間ぶりの固形の食べ物。あ-どれもこれもウマソウです。

とにかく腹が減った。
では、「いただきます」

まずは、お粥を一口。ずずっ。
うん。お米のお米って味がうまいですね。

あーっ、たまらない。
五臓六腑までしみわたります。
これこれ、この味。

もう一口しか食べていないこの段階で
お粥を掻っこみたくなる衝動を抑えて
ゆっくりともぐもぐいただきます。

ほふ ほふ
うん、うまい。
しみじみと、うまい。

鯛みそをちょっと添えると、鯛味噌の甘いあじわい。
ほのかなお魚の香りと味でさらにバリエーションがついてたまりません。

続いて、つづいて、ナスをたべます。

こういうのが嬉しいじゃないか。
ほふほふ。
くしゃ くしゅ。

柔らかく調理されてながら、茄子汁も出てきますし、
味付けの出しと茄子の素材の味わいがいい感じになっている
やさしげな味付けです。
上にのっている鰹節も利いています。

「この茄子 マジメな味」という感じで、
茄子汁と、出汁をきかした味付けの汁のコラボレーションに酔いしれます。

つづいて、オムレツにかぶりつくと、
プレーンオムレツの卵の濃い味わいと、
ケチャップの刺激的な味わいが素朴ながらも嬉しいです。

ほふほふ。
うん、うん、
うまい うまい。

普通のケチャップの味わいごときで刺激的に感じるというところが、
淡白な食事でスゴした三日間+α恐るべし。
といったところでしょうか。

さらにはすまし汁の浮き実である麩にもイヤされます。

うん、うん、
うまい うまい 
いいぞ、病院食、いいぞ。

ベッドの上で食事を食べるという非日常的なシチュエーションが
また、病院食の醍醐味。

こういう場所で食べると 
全然別物に感じる 
くしゃ くしゅ

という気分を味わうことが出来ます。

が、これを食べ終わったら、次の食事まで13時間以上あいてしまいます。
だから、ていねいに、ゆっくりと味わって食べようとはするのですが、
本能が早く食べたい、もっと食べたいと、箸をすすめようとする。

そんなせめぎあいが食事の間中、脳内に去来しますし、
だんだんと皿の上のものがなくなるたびに、
そんな13時間何も食べられないということを想起してしまうのか、
食べているのにお腹が減る状態。

これが、「食べ始めているのにさらに腹がへっていくようだ」と
ゴローちゃんが呟いたあれです。

という感じで、最後にエリーを飲み干して
ヤクルトでも、マミーでもなく、よつ葉乳業の「エリー」というのが、北海道の病院です。
これで、夕食終了です。

その後は、前日少々眠りが浅かったせいで、一旦早めにオチたので、
夜中に目覚めてしまい、
おにぎりあたためますか~タモリ倶楽部~内村さまーず~きんいろモザイク~なかのひと、
と、お隣さんに遠慮をしながら視聴します。
ま、お隣さんは高らかにイビキをかいて寝ているので、
明るくてチラチラしていても大丈夫かな。といった感じです。

そうそう、前回はこのベッドの上で、
夏の大お祭りの申込書を書いたのです。
半年って、早いです。

翌日は、朝起きて、雑誌と新聞を見ながら、2日連続で、
4時30分からNHKの「おはよう日本」とかを見ていると
検温と血圧と血液検査をしに看護師さんが登場。

その後7時45分頃に廊下から「朝食で~す」の声がしたので、
朝食のトレーをとりにいきます。
メニューは前日献立表で確認済み

献立には味噌汁、全粥、牛乳とともに、
「いり豆腐」と「いんげんの黒ごまあえ」であることを確認済み。
小鉢に「いんげん」が入っているので、
この蓋付きの容器に炒り豆腐が入っているのでしょう。

うん。今日もウマそうです。
「いただきます」と、味噌汁を軽く啜ったのちに、
まずは、丼の蓋を開けて、お粥から。

ずずっ。
ほふほふ 

うーん。しみます。

13時間以上ぶりのお粥は朝からしみじみとしみますね。
そして、あと1つの蓋付き容器を開くと、
おおお、豆腐にわずかな野菜程度と思っていたら、
色鮮やか。しっかに煮込まれた玉ねぎに、人参や
グリンピースなども入っています。

病院食なので、しっかり煮込まれているということもあるので、
そこまで色鮮やかではないですが、優しい色合いです。

そして、一口いただきますと、これは、ウマい。
すき焼き風の味わいにいやされるのと同時に
この味付けがしっかりとしみこんだ、
豆腐の淡白ながらもしっかりとした味とか、野菜の味わい、
人参や玉ねぎの甘みとか、グリンピースのアクセントが効きます。

うん しみてる しみてる。

しかも、嬉しいサプライズが、鶏のひき肉が入っていたことです。

メニュー名が「いり豆腐」なので、肉類は期待してなかったので、
うれしさも一入です。

この淡白ながらもしっかりと肉、という味わいも嬉しければ、
すき焼き風の味付けにもよくあいます。
これはウマいです。

さらに、いんげんの黒胡麻和えも、
ゴマの風味がうれしいです。
以前お世話になった地元の病院での内視鏡検査の時、
比較的ユルい食事制限であったものの、
しっかりとゴマは禁止だったので、
当然今回もキッチリと守っていますが、
そんなゴマとの4日ぶりの邂逅です。

いんげんのアオい味わいもこのゴマの香ばしさにもあいますし、
こちらにも人参が彩りと味わいにアクセントをつけています。

うむ うまい。

味噌汁も、そんなに濃い味付けではないですが、
塩と出汁以外の味わいがウレしいです。
この豆が発酵した味が日本人のDNAに訴えかけてきます。

具はしっかにと煮られキャベツと人参で、こちらも素朴な味わいです。

お粥、味噌汁、鰹節と薄味の野菜の煮物の組み合わせが来ると
「なんだかんだ食っても しょせん俺たちゃ島国の農耕民族ということか」
というせりふも自然に出てきます。

前回も書きましたが、やはり孤独のグルメの病院回はスゴいな
ということを再認識できます。
あと、「刑務所の中」の食事の話もそうですが。
そういえば、前回僕が数日入院した昭和の時代には、
当然「孤独のグルメ」も「刑務所の中」もありませんでしたが、
やることなくって、真っ先にやったのが、病院食のメニューをメモすることでした。

だから、「刑務所の中」の巻末に載っている、
花輪和一さんがとった食事メモを見て、親近感を覚えたものです。

そして牛乳を飲み終えて、朝食は終了。
牛乳は保証牛乳でした。さすが、小樽の病院。
そういえば、朝食前に「ほ~しょう~ ぎゅ~にゅ~」
と保証牛乳を売りに来ていました。

その後、X線をとったり、前日の治療から午前の血液検査などの検査を
総合した結果を持ってお医者さんが回診に来て、
このときに退院許可がおります。

ひとまずよかったよかった。
だから今回も、「こんな朝ご飯、シャバじゃお目にかかれんぞ」の
パン食にはありつけることはなかったのです。




と、いうことで簡単に身辺整理をして、自分の服に着替えて、
ナースステーションに挨拶をして、病院をあとにします。

小樽駅につくと、時間は11時00分ほど。
お腹もいい感じですいていますが、アルコールや刺激物、
消化に悪いものはなるべく食べないようにという指示が出ていますので、

この日はそのままJRに乗り込んで倶知安からマイカーで、
京極の野々傘に出かけて、卵とじうどんをいただいたのでした。


鰹節、煮干し、鯵節、羅臼昆布などの魚介系の出汁が美味しい
きれいに澄んだスープの複雑な味わいに酔いしれます。
が、消化器に負担をかけないということで、麺とかをも
しっかりゆっくり噛んでいただきます。

こうすると麦って味がして、これはこれでです。
と、いうことで、濃厚メニューが食べられるのはいつかなぁ
などと思いながらも、美味しいうどんに大満足して
温泉でまったりとしたのでした。


このあとも、組織を分析した結果が出るために、また、病院に行くことになりますが、
そのときも何もなければいいなと思っています。


だからというわけではないですが、検査の前々日から今にいたるまで、
再びアルコールは体の中ら一滴も入れていないのです。

ま、月末に職場の健康診断もあるので、その対策でもあるのですが。


ということで、入院したときのメニューは
前回は、夜は、おかゆ。皮のない焼き茄子と、ビーフンのやわらか煮、野菜と鶏の塩炒め、牛乳。
朝は、おかゆ、味噌汁。温泉卵と、カリフラワーのおかか和えと、鯛みそに、パック牛乳。
というメニューだったのに対して、
今回は、上記のメニューということで、
夕食は前回、朝食は今回のが好みでした。

ま、次こそは縁がなくなるように節制をします。






かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていたイトー×aniでした。(´・ω・)ノシ
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