先週のカレー かもめ食堂と手風琴

現在札幌某所に滞在中のイトー×aniです。
この札幌の空の下のどこかに、カープのみなさんもいるのです。

そう、今日、明日と、年に一度の札幌でのカープvsファイターズ交流戦です。
私は、偶然先日小樽に仕事があって出張をしてまして
その仕事が終わったのが午後4時頃、ここから一度地元に戻って
また札幌に出直すのが面倒なので、仕事が終わってそのまま札幌に出てきて
某所で過ごしているということです。

さて、本日のゲームは18時プレイボール、
畏友p氏、畏友GMクンとともにサツドでカープの応援をします。

統一球に対するNPBの不誠実な対応などモヤモヤするものはありますが、
選手に罪はありません。(むしろ被害者です)
いいゲームになってくれることを楽しみにドームに向かいます。



ここからが、先週のカレーです。


☆「かもめ食堂」(室蘭市日の出町2丁目32-7)

ある日地元のお店で昼飯を食べようと中に入って、注文をしたのちに、
そのお店にあった本をパラパラとめくっていました。
その本が、北海道Walker特別編集の「新・道央 安うまご飯」です。

もう、デカ盛りとか食べる年でもないのですが、
(とはいえ、先日初めて札幌で「二郎」に初挑戦をしました。
17時35分に行ったのですが、なんとか奧の2席が空いていたので、
そこに座り「小豚カラメ」を注文。存在感がある麦のあじがゴキゴキくる麺と、
濃厚で特ウマなスープにたっぷりの野菜に隠れているたっぷりのお肉たちという、
なんとも攻略し甲斐のあるメニューでしたが、
同じタイミングで出てきた人よりも早めに完食。
これで、吉祥寺の「生郎」に行っても戦えそうな目処が立ちました。
あと、僕がお店に入ってから、お格さんがぞろぞろと入り出して、
食べ終わる頃には外に待つ人がでてました。いいタイミングでした)
なんか目新しいお店はないものかと思ってめくっていると、
目に入ってきたのが、こちら、「かもめ食堂」さんの「カツファイティングライス」です。

「カツファイティングライス」。どこにもカレーと書いてませんが
黄色いご飯の上に、カレーがたっぷりとかかっていまして
その上にカツがどどんと鎮座をしています。
このビジュアルは素敵ですし、ネーミングがいいです。

この謎っぽさは、根室のオリエンタルライスとか、パンチライス、
ピドックライス、スタミナライスといった、謎洋食のネーミングにも通じるような。

ということで、百聞は一食にしかず。室蘭に用があった時に食べに行きました。

国道36号線を室蘭に向かって走り室蘭環状線に入ります。
左斜め前に、僕的No.1お気に入りよもぎまんじゅうの
「草太郎」さんの看板が見えるところで、道路を右折。

室蘭の町は大きい道から一本中に入ると、とたん魅力敵な佇まいになりますが、
そんな住宅街の中に潜むような感じで白い地に赤い字で
「かもめ食堂」と大書されたお店の看板がありました。

路地裏のような通りになじむ外観は、見るからに地元の大衆食堂然として古い作りですが、
こういうのが、いいんですよね。「いいぞ、雰囲気出てるじゃないか」という感じで。

「食堂」と書かれた紺地ののれんをくぐって扉を横開き。
ファイティングに備えて中へ入ると、静かな空間にテレビの音と調理の音が流れています。
4人がけのテーブルが3つに、カウンターが8席で、
テーブル席に常連さん風の人が数名腰を下ろしています。

カウンター席に腰を下ろして、メニューを吟味です。

カウンター上部にくくりつけられた
味わいのある木のメニュー表にはいかのようにかかれています。

ラーメン
 正油・塩・各450
 チャーシューメン550
 野菜ラーメン500
 やきそば500
 ざるラーメン450
 もりラーメン400
 サンマーメン550
そば・うどん
 かしわ450
 肉450
 天ぷら450
 なべやき500
 あんかけやきそば600
 もりそば400
 ざるそば450
カレーライス500 
カツカレー600 
チャーハン500 
オムライス550 
とんかつライス700
焼肉ライス700 
肉ミックスライス750 

やわらかオムレツハヤシかけ600 
ハヤシライス600 
スペシャルハヤシライス650 
カツハヤシライス750 
オムカツハヤシライス800 
カツファイティングライス650 
海老フライライス600 
オムレツライス550

日替わり弁当550 
カツ丼550 
肉玉丼550 
焼肉丼550 
中華丼550 
海老玉丼550
野菜いためライス550 
親子丼550

とまず、メニューの豊富さと安さに目が止まりますし、
よく見ると、カツファイティングほどではないですが、
地味にB級テイスト溢れる謎メニューも散見できます。
さらに、サンマーメンなんて神奈川限定だと思ったのですが、
北海道で食べられるお店って初めて見たかもです。

とはいえ、今日はカツファイティングです。
入店時からファイティングモードです。

ただ入場テーマはそれぞれの音楽ではなく、STVテレビの音声でしたが…、
ということで、カツファイティングをオーダー。

おいてあった「室蘭民報」に目を通しながら、流れているSTVテレビの音に癒されつつ、
常連さんの会話を聞きながら、カウンターの中を見ますと、
客席のあるスペースよりも広めの厨房ではご主人とおくさんでしょうか、
かいがいしく働いております。
そして、次第に大きくなる調理音と濃くなってくる油や香辛料の香り。
俺のファイティングが香りだしたぜ。という感じでワクワクしながらまっていると登場しました。

丸いお皿のほとんどをしめる、濃い茶色のルー、
その上にきつね色の揚げ色を全部さらしている威風堂々としたカツ、
そして、ルーの切れ間から控えめに見える、
黄色く着色されたご飯。業務用っぽい赤い福神漬け。
もうこれだけで、ワクワクもんです。

ということで、頭の中でゴングが鳴ります。カーン。
そして、脳内レフェリーの「ファイト!」合図で、
まずはルーから一口「いただきます」。

ん。このトロッとした食感。いいですね。
口に入れると玉ねぎなど由来の優しい甘みがでてきますが、
すぐに肉など由来のコクのある濃い味と、旨みが来るのです。
濃厚かつ旨い味わいですし、さらにピリっとスパイシーなのもいいですが、
全体的に見ると、ほっと出来るオフクロ系のカレーです。

これが食べたかったのですよ。
うむ。普通にウマい。この普通さが、味なのです。
この普通さを求めていたのです。

しかも夜にカレー食べた日の翌朝とか、翌晩とか、翌翌朝とかのカレーのような
なじみ方をしているのもいいですね。
軽くコゲっぽい香りがするのもそんな雰囲気を盛り上げます。

しかも、具もテロテロに煮込まれている玉ねぎとか人参とか、
豚こま肉とかが結構たっぷりと入っていて、そんな点でも満足できます。

しかも、今回オーダーしたのはカツファイティング。
カツも頂かなくては。カツ自体はオレンジがかったきつね色が目に鮮やかで、
粗挽きのパン粉の衣が主張をするような、エッジたっている系ではなく、
しっとりとお肉になじむ感じの控えめな衣のカツをサクッといただきますと、

サクッという噛み心地こそ揚げられ方の丁寧さを物語っていますし、
歯も口も心地よければ、お肉じたいはそんなに分厚くないものの、
しっかりとやわらかい食感とともに、口の中にあふれる肉滴もいい感じです。

肉にあわせて、衣も薄めで、サックリ軽やかです。
そんなカツがルーのうえに、ビッチリとしきつめられているのです。
しかも、大盛りだったらカツがダブルになるそうで、
どんだけサービスがいいのだろうと思いながら、
終盤の「寝かす!」食いに備えるべく、端のカツをルーの海に
「寝かす!」と独りごちて沈めると、カレーも堪能した、カツを堪能した、
ということで、ようやくライスにたどり着くというガードの固さがウレしいです。
こういうのは大好きです。

そんなようやくご対面したご飯はカレー炒飯です。
小さく刻まれたかまぼことか、野菜とか、チャーシューなどが入っています。
ご飯はやや水分多めで、中華料理屋さんとかの火の主人になって
パラッと仕上げたタイプではないですが、大衆食堂の味わいある炒飯です。
そんなカレー味のチャーハンに濃厚な甘さのルーがかかって、
サクサクのカツと一緒に食べたらもう・・・タマリマセン!!。
併せて食べるとカレーを作るときのさまざまな手間に、
カツを揚げるときとか炒飯を作る時のさまざまな手間が、
一気に口の中で広がる贅沢な気分を味わえます。
このB級テイスト溢れる組み合わせは初体験ですし、
この独特の味わい。あ-、ビールを飲めたら、飲んでた味わいだなぁ。

しかも、気がついたらカウンターの上に、味噌汁が置かれています。
私の実家では、前日のカレーを朝食べる時には、必ず味噌汁が付いてきて、
カレーのスパイスとカレーを煮込んで味が濃くなっている影響か、
しょっぱく感じるのが味のうちでしたが、
こちらの味噌汁はやや薄味だったので、そこまでしょっぱさを感じませんでしたが、
これも翌朝のカレー的です。

という感じで、最後に「寝かす」食い用のカツを味わった後に、
無事完食をいたしまして、ごちそーさまでした。

ファイティング完了であります。
脳内レフェリーが「You WIN!」と告げてくれます。

満腹を抱えて、こちらを後にしました。付近の高圧鉄塔も味わいがありますし、
近くには工場だの修理工場だのがいっぱいあります。
そんな出前に応えるために、厨房が広いのですかね。

サンマーメンの他にもオムカツハヤシライスとか、ぐっっとくるメニューもありますので
機会があれば再訪問したいです。

そういえば、先週の福島町のささ井さんでカレーを食べたときも
BGMはSTVテレビのニュースですが、二週連続で土曜のSTVテレビをBGMに
カレーを食べたことになりますか。

あと、待っている間読んでいた「室蘭民報」は「むろみん」の愛称で知られていますが
「むろみん」と聞くと「むろみ??(難聴)」と聞こえてしまう
相変わらずのダメ人間であります。

だから、カツファイティングしながら、「波打ち際のむろみんさん」は
室蘭のマスコット「くじらん」をフィーチャーさせながらなんとかネタにならないかなぁ
とか考えているうちに、脳内に上坂すみれネキの歌声で
「むろみ~ん ここだ~ むろみ~ん やめて~♪」という空耳が
ぐるぐるするようになってしまいました。テヘ。




☆「かもめ食堂」(室蘭市日の出町2丁目32-7)
◇営業時間◇11:00~18:00 ◇定休日◇日曜日・祝日 ◇駐車場◇?
◇電話◇0143-44-3069






☆「ANTIQUE RESTAURANT 手風琴」
(虻田郡倶知安町字比羅夫32)

羊蹄山麓はお蕎麦屋さんが多くて、
田園地帯という場所柄もあり合点がいくのですが、
この界隈は、中華料理屋さんも多いです。

ラーメン屋さんや、昔ながらの町の中華もありますが、
本格的な中華料理屋さんとめいうっているお店が人口比で多いです。

近隣の某巨大大手ホテルが別の資本にうつった時に
そこで働いていた中華のシェフが独立したお店が多いとのこと。納得です。

そんななかで、その瀟洒な洋館風の外見とお手入れの行き届いているガーデニングから
一見、中華には見えないのですが、実は中華がメインのレストランが
こちら、「手風琴」さんです。

倶知安の町中から国道5号線をニセコへ向かって走っていると
坂をのぼって、自衛隊とか、倶知安自動車学校がありますが
自動車学校の向かいにお店はあります。

と、いうことで、駐車場に車を駐めてシャレた感じのドアをあけて
中へと入ります。

オヒトリさまということで、窓際のカウンター席に腰をおろして
メニューを拝見。

飯類・麺類
五目チャーハン \700
中華丼 \800
かにたま丼 \800
昔風ラーメン(しょうゆ、塩) \700
みそラーメン \700
チャーシューメン \800(みそは50\増し)
五目メン \800
あんかけヤキソバ \800
冷やし中華(6月~8月) ¥850
手作りギョーザ ¥500
シューマイ ¥380
春巻き ¥350
ライス ¥200
小ライス ¥100
ミニラーメン ¥450
セットメニュー
お子さまセット(オレンジジュース付き) ¥580
半チャーハンセット ¥980
麻婆豆腐セット ¥980
回鍋肉セット ¥980
八宝菜セット ¥980
かに卵セット ¥980
青淑牛肉糸セット ¥980
酢豚セット ¥1200
エビチリセット ¥1200
手風琴セット ¥1500
カレーライス ¥750
カツカレー ¥900
えびカレー ¥900
一品料理 
麻婆豆腐 ¥700
芙蓉蟹蚤 ¥700
回鍋肉 ¥700
酢豚 ¥900
青淑牛肉糸 ¥900
エビチリソース煮 ¥900
若鶏のから揚げ ¥800
八宝菜 ¥900
鶏肉のナッツ炒め ¥900

今まで訪れた時は昔風ラーメンの素朴な味わいに
舌鼓を打ったり、麻婆豆腐やチャーハン、から揚げなども
堪能させていただきましたので、今回はカレーです。

因みにその時は、奥からは会合のようなにぎやかな声が
してきていまして、地域の人に愛されている感のあるお店であることを
確認して、再訪を誓ったのでした。

で、カレーはカレーでも、以前カツカレーをいただいたので、
今回はえびカレー選択。

注文を終えた後 店内を見渡すと、さすがのアンティークレストラン
しゃれた感じのインテリアが懐かしさを演出していますし、
中でも威風堂々と主張をしているのがミシンとストーブと蓄音機です。
インテリアに使われている草花もいい感じで、
広い窓から差し込む陽光といい、落ち着ける喫茶店のような趣でもあります。

ちなみに、この店にはカウンター席のとなりに
マンガ本が置いてあるのですが、
“柴田亜美”率が極めてタカいのです。

パプワくんや、自由人HERO、変身王子ケエル、緊急出動すずめちゃん!
ドリームネットPAPA、ジャングル少年ジャン、ジバクくんといったあたりから、
Gセン場のアーミン、勇者への道、TKman、ドキばぐまでが揃っているという
恐るべし倶知安町のお店
さすが、ゆうきまさみを輩出した高校のある町ですな。

なんて感じで、いまだに開封していないお引っ越し荷物の奥に眠るため
スゴくナツカシイ思いで、「勇者への道」を読みながら
BGMの栄が音楽風イージーリスニングに重なるように
奥のほうから揚げ物をする音がしてきたりして
そんなのにワクワクしながらまつことしばしでよい香りとともにきました。

漆黒の盆に乗せられた楕円形の真っ白いお皿の上に
コゲ茶色の実直そうなルーがふんだんにかかっているカレーに
淡いキツネ色のエビフライがライスに乗っかっています。

たっぷりと添えられた野菜もいい色しています。

と、いうことでまずは一口

濃い色合いのルーは、じっくりと調理されたなかに愛情と穏やかさを感じる
野菜とか肉のエキスなどのコク、旨みがしっかりでてして
カレーに深みをあたえています。
色合いどおりの濃い味わいが、いい感じです。
そして、食べている最中に次第にキいてくるスパイスの刺激という
おいしいスタンダードな洋風カレーのようでもあり
正統派喫茶店のカレーの趣でもあります。いいですね。

ついでエビをサクッと。
衣は、粗く挽かれたパン粉が主張するようなエッジがきいて
衣がピンピンにたっているタイプではないですが、
しっとりとした衣が控え目ながらエビを覆っているところが
中のエビのウマさを引き立てながら調和しています。
穏やかなカレーによくあっているヤサしいエビフライです。

中からはぷしぃと、エビ滴が出てくるのです。
そして、このエビがアツアツです。
というか、エビだけでなく、ルーもアツアツなのです。
エビフライはやはりかぶりつくのが楽しいので
結構大きめにかぶりついたら、
口の中をやけどしてしまいました。
それで、アツアツと思ってカレーを食べたら
やけどの範囲がさらに拡大してしまいました。

そして、カツカレーなどのフライが入っているカレーは
上に乗っているフライに具の部分を負わせてしまい、
ルーには溶け込んでいる野菜や肉以外には具がない
目立った具が見えないタイプが多いです。
特にエビフライのカレーといったら、そんなのが多いイメージです。
が、こちらのえびカレーは、しっかりとぶっといエビが二本乗っているほかにも
ルーの中にはたまねぎやニンジンや牛肉がしっかりとはいっている
ルーとの組み合わせもオッケーならば、

ライスと一緒に食べてもとうぜんしみじみとウマい。

そんなホッと出来るえびカレーで
つけあわせのたっぷりの野菜とともに一気に完食しまして、

やけどができるほど、ガッついてしまうカレーを
食べつくしたというわけでした。

ちなみにやけどが完治したのは、2日後でいたw



☆「ANTIQUE RESTAURANT 手風琴」
(虻田郡倶知安町字比羅夫32)
◇営業時間◇10:30~20:00
◇定休日◇水曜日 ◇駐車場◇ あり
◇電話◇0136-22-2181







あなたのオススメはどこのカレーですか?

あなたのカレーに対するこだわりはなんですか?

よろしければ、コメント欄などで教えてください。


かつてラジオ内にあったコーナー「富良野印度化計画」の内容と、
かつて僕が訪れたカレー店については
左の欄のカテゴリー「印度化計画」をクリックしてくれれば、見ることができます。


かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていたイトー×aniでした。
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